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1.  ブラック・サンデー
腹に重い拳を喰らってしまい足が止まってダウン寸前の憂き目にあわされた見ごたえの塊のごときシリアス・アクション。動揺したマルト・ケラーがダーンをなじるシーンが異常にリアルで印象的でありました。それにしても復員病院でぞんざいな扱いを受けるダーンが忍びないのぉ。まったくあの受付はなんじゃあ!?あれはいけんのぉ、だめじゃのぉ、ネバーハプンじゃっ!!byナンバーワン・バンド。
8点(2003-12-06 01:07:14)(笑:1票)
2.  ハッスル(1975)
ベン・ジョンソンとアイリーン・ブレナンっつう気を失いそうになる強烈夫婦にほだされて映画の本筋は二の次でハイスコアいっとこか?と恐るべき行為に及びそうになった私でありましたが、そうですな、よく考えりゃ、個人的にはこの二人以外に印象に残るもんがないっちゅう絶望的に致命的な欠点に今更ながらに気がついた素敵な私。 
4点(2003-12-05 00:34:32)(笑:1票)
3.  ペティコート作戦
おお!素晴らしい!素ん晴らしいじゃああ~りませんか!↓お二方のグレイトでガッツ溢るる熱きペティコート魂にモニターの前で茫然自失、大ちゃん涙で感涙に咽ぶ、ちょいとキュートなあたくしでありますが、正直、これほど愛情のこもったソウルフルなコメントが本作に寄せられようとはちぃーとも思わなんだ。うーむ、うっかりしておりましたぞなもしかして。言いたい事はお二方がおっしゃっておられますんでもう書きようがござんせん。呑気大好き!おとぼけ大好き!・・・ふむ、ちぃーともレヴューになっとらん。
7点(2003-12-05 00:28:34)(笑:2票)
4.  ブラック・ハンター
セクシー蛸坊主アイザック・ヘイズが主演・音楽というだけで、そりゃあもぉ鼻血ブーです。ストーリー?んなもん期待しては罰が当たります。黒光りの魔力に魅せられ、自らの経歴に汚点を残したヤフェット・コットーの不憫な姿を見よ!・・・あ、いやいや、ダメダメ、見ちゃだめよ。くれぐれも好き者の方以外は見ないように。怒っちゃやーよ。
4点(2003-11-05 01:05:55)
5.  黒いジャガー
心意気とかハッタリ一発って個人的にはとても愛しい部類なんだけれども、オープニングに魅かれてラストまで見届けようとしてもか~なり無理があったのは正直なところ。ほぉれ、どうじゃ、どうなんじゃあ~!とばかりに言い寄ってくるたくましい邦題の抗い難い魅力に、ともすれば、ああ~、だめよ、だめよぉ、だめなのよぉ!と心が揺らぐか弱い私もさすがに最後の一線は守ったの。ハーハッハッハッハッハッハァ!って高笑いに苦笑を禁じえない複雑な乙女心に目覚めたものでござる。 
5点(2003-11-05 01:03:39)
6.  地平線から来た男
「夕陽に立つ保安官」の続編。つっても話は全然違うんですが。ガーナー、イーラムのコンビでお送りする、バート・ケネディプレゼンツすちゃらかウエスタン第二弾。あいもかわらず、心憎いばかりのすっとぼけぶりに映画人たちの良心を見る思いでございます。心が癒されるのよぉ~。まぁ、ゆったりちゃっかり、素っ頓狂に行きやしょうぜ!
7点(2003-11-05 01:02:31)
7.  夕陽に立つ保安官
おおらか~。どいつもこいつもとぼけっ放しで困ったもんでやんす。ブルース・ダーンが、ジャック・イーラムが、こんなごきげんな間抜け役をやってるんだから感激至極でございます。悪役俳優がこういうのをやるから、余計いとおしいっすね。嬉しくって嬉しくってたまりませんわん。それにこのガーナー、キノスケさんの仰るとおり、ホ~ントはまり役ですなぁ。にくい、にくいよ、このぉ~!
7点(2003-11-05 01:01:14)
8.  キラー・エリート(1975)
タイトルのグレイトな響きが、一撃必殺であります。んもぉ~びんびん来ちゃうぜ!やっぱ何はさておき映画はタイトルだよなぁ~。さすが、ペキンパー、いいタイトル選ぶぜ!切れ味鋭いタイトルは英語で書いてもカタカナで書いても、もおーサイコー!!惚れ惚れするしかないぜ、このタイトル!!・・・そんなわけでタイトルが好きです。
3点(2003-11-01 01:28:21)(笑:1票)
9.  夕陽のガンマン
イタリアに呼ばれて花が咲いた遅咲きのハゲタカ。残念ながら本国では満足に成功を手に出来なかったようでございますが、とても人間とは思えぬその猛禽類のような面相は、この一本でぬぐってもぬぐってもぬぐい切れぬイメージを我々の脳味噌にしっかと刻み込んだのでありまする。イーストウッドも、もちのろん、イカスんでございますが、これはクリーフの映画ですわね。できりゃあクリーフには悪玉よりも善玉を演じてもらったほうが個人的には見ててしっくりするんで、「続~」と比べるとこっちのほうが好きかなぁ。
8点(2003-10-29 23:41:08)(良:1票)
10.  ダンディー少佐
ほ~んと、ものすごいキャストなんすよね、これって。あっしとしてもうれし鼻血が出そうッス。悲しいかな、製作サイドにズタボロにされちゃったらしいんで、内容はしっちゃかめっちゃかでござんすが・・・。気がついたら、いつの間にやらヘストンさん、とんでもなく落ちぶれちゃってんだもの。嗚呼、完全版が見られるのはいつのことやら・・・。ただしここでも、キング・オブ・くせもの2番手コバーンがいぶし銀の光を放っちゃってたりなんかしちゃったりしてぇチョンチョン!そのイカシっぷりに随喜の涙を流していいですか?そりゃあ、やり過ぎっすか?
5点(2003-10-29 21:38:08)
11.  バス停留所
なぁ~るほど、↓そげなシチュエーションの原作だったんすか?。ありゃま、そっちの方が見てみたくなっちゃいましたよん・・・。映画としちゃあキュートなマリリンちゃんはいいとして、単純明快直情径行のいもくさマレイがうっとーしいと言えばうっとーしいんですが、すちゃらかで呑気な当時の作風にゆ~ったりと首までつかって、はぁ~のんびりするわぁ、やれひと休み、ひと休み・・・しばし、浮世の疲れを癒してたもれっつうところで、ながらビデオでいつの間にやら幸せなうたた寝を楽しむ私でありました。 
7点(2003-10-29 21:13:07)(笑:1票)
12.  ロイ・ビーン
終わり行く時代に生きた独善的でかわいげのある人間の魅力と純心をニューマンが好演。冒頭の瀕死状態やアンソニー・パーキンスの牧師がデビッド・ワーナーもどきに見えたりして「砂漠の流れ者」を意識したような雰囲気が垣間見えるのは脚本がジョン・ミリアスだからかしらん?いじらしい演技を見せてくれる立派な熊もそりゃあそりゃあ素晴らしいんですが、なんつっても鳥肌がたつほどゴキゲンなステイシー・キーチの強烈な存在感は爆笑もの!何なんだコイツは!?面白すぎるぜ!わずか5分で見事に燃え尽きた男キーチの役者魂に乾杯! 
7点(2003-10-28 20:25:01)(良:1票)
13.  ファイナル・オプション
米にブラック・サンデーあれば、英にファイナル・オプションあり。過激派の大使館占拠って内容が内容だけに、当時の情勢から公開中止の憂き目に遭った英国産のシリアス・アクション。 ゲリラ内部潜入の特命をおびた主人公ルイス・コリンズ、監督イアン・シャープは、知る人ぞ知る刑事ドラマ「特捜班CI-5」のゴールデン・コンビよ!覚えてる人は手を上げなさいっ!イエエエエ!!・・・・・・覚えてるでしょ?誰か~。そこのあなた、覚えてるって言いなさい!忘れちゃいやよ!イヤ!イヤ!・・・まぁ、描き方が一方的っつうご意見もございましょうが、クライマックスの突入シーンはこれぞ特殊部隊と、ふるいつきたくなるよなカッコよさ!リチャード・ウィドマーク、ロバート・ウェバーも出てマッスル。
7点(2003-10-28 20:06:22)(笑:1票) (良:1票)
14.  動く標的
この映画を見るとつくづく感じる。自分はこの手の探偵モノって仕草、映像、雰囲気には惹かれるんだけど、ストーリーや謎解きとなると二の次、三の次でど~でもよろしくなってしまうっちゅうことを。くたびれた探偵の生態を観察し、枝葉末節に目を奪われちゃうんですなぁ。犯人が果たして誰かなんてぇことは、無限の彼方に消え去って果てしなくどうでもよろしくなってしまうのであーります。
6点(2003-10-28 20:04:35)
15.  ミスター・ノーボディ
一つの時代が終わり、新しい時代が始まる。そんな思いの詰まった、コミカルでユーモラスなレオーネ・マナーの御伽噺。原案がレオーネだし演出にも携わってるらしいんで、彼の最後の西部劇っつうところ。引退を考える憧れのフォンダ様の引き際を、伝説に祭り上げようとあの手この手でプロデュースする、ちゃっかり者の凄腕ガンマン、テレンス・ヒルが素敵だわよ。数百人のワイルドバンチを迎え撃つシーンのスローモーションや墓碑銘、すっとこどっこいのR・G・アームストロング等、ペキンパーへの敬愛の念もちりばめながら粋なラストへまっしぐら。当然、音楽はモリコーネ様。サントラなんて手に入んないんで知るよしもござんせんが、「ウエスタン」等これまでの曲をアレンジして使ってるようなご様子。最後っつう意味でそういう使い方したのかしらん?しかし、レオーネってつくづく帽子を使った演出が好きなのねん。
7点(2003-10-28 19:59:23)
16.  マジェスティック(1974)
気絶するほど凄まじい造作の持ち主レッティエリの凶暴さはここでも健在よ。このオッサン、こんな役ばっかりだわよ。めずらしく善玉らしき役っつったら「ザ・ファミリー」ってマフィアもの(やっぱり!)があったぐらいだわよ。ポール・コスロもほんとにいつもチンピラ役ばっかしだわよ。そうは言ってもなんだかんだで適材適所だわよ。嗚呼それにしてもLeeを纏ったブロンソンの佇まいってば、マックイーンに負けず劣らず、我が脳味噌をクラクラとさせる憧れの原風景なのでありました。
6点(2003-10-28 19:57:58)
17.  ユリシーズの瞳
これねぇ、観にいきましたよ、カイテル目当てで田舎町の教育会館へ・・・。アンゲロプロスっつうお人がどんな監督なのかも知らずに・・・。いやー、長かった、永かったぁあ。起伏もあるようでないようで、カイテルの見事な脱ぎっぷり(これ勘弁して欲しいんすけど)や女優さんとの絡みもなんやわけ分からんかったなぁ。・・・とは言うものの、ゆったりした長回しの、きれいで寂莫とした映像は見ていて飽きないし、印象的なシーンも多々あって、ストーリーの細かい点なんてどうでもよろしくなってしまった私は以後、頻繁に再見を繰り返すのでありました。 イメージビデオとして。
6点(2003-10-16 03:51:42)
18.  スティーブ・マーティンのロンリー・ガイ
悲しすぎるほどまぬけで、全編吹き出しまくりの愛すべき作品。主演のふたりが、もータマラン!特にグローディンの非の打ちどころのないロンリー・ガイっぷりにゃ腹を抱えて悶死寸前!この世にロンリー・ガイという種族が存在することを教えてくれたグレイトなコンビに幸あれ!さあみんな、81丁目のロンリーガイ店でジーン・ハックマンを予約しよう!
9点(2003-10-16 00:10:32)
19.  モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル
アーサー王と円卓の騎士を彼ら独特のセンスで茶化しまくった馬鹿炸裂でゴキゲンな一品。でもアクが強いのでやっぱり、万人向きではないかなぁ。ジョン<FONT COLOR=#AA0000>(文字化け)</FONT> ・・・って随分前のコメントなんでなんて書いたか忘れちまいやしたが、↑朝吉親分のお察しの通り、ジョン・クリースの馬鹿さ加減に胸がキュンキュンした粗忽者のわてだす。
9点(2003-10-15 22:09:30)
20.  重犯罪特捜班/ザ・セブン・アップス
ブリット、フレンチ・コネクションに続くフィリップ・ダントーニ、渾身のカー・アクション! 特捜班に転属?したシャイダーがハックマンに負けじと、猛烈なカーチェイスを展開~!辺りを蔽い尽くすニューヨークの寒々しさにも相変わらず魅了されてしまうのでありましたが、いかんせんフレンチと比べると監督としての力量の差が出てしまいますわな、そりゃ。ダントーニはやはり製作に収まっておったほうが良かったご様子。・・・でも好き。
7点(2003-10-15 16:59:47)
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