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1.  バベル
「バベル」というタイトルの意味を、知って観るのと知らずに観るのでは、読み取れる内容が変わってしまうかもしれない。イニャリトゥ監督は、この悪意なき悲劇の連鎖の中で、あらゆる問題を、まるで針で布を縫い取るが如くすくいあげ提示する。我々が見過ごしていることの、なんと多いことか。言語が異なるがゆえのもどかしさと、言葉によらない心の交流。我々はそろそろ、この世界の格差や悲劇が、人為的なものである事を知らねばならない。
[映画館(字幕)] 9点(2007-05-13 00:53:09)(良:1票)
2.  ブラッド・ダイヤモンド 《ネタバレ》 
ユ●クロファッションに身を包むレオ様、彼もいい感じにタルんできたなぁ・・と思っていたら、なんだか変な英語をしゃべっている。あれ??と観ていると、ローデシア(現ジンバブエ)出身と分かる。つまり、白人移民の子孫、イギリス帝国主義の置き土産というわけだ。 少年兵に仕立てられ壊れてしまった息子の心が、父親の力強い愛情で癒されていくとき、ディカプリオ演じる元傭兵の心の奥底のわだかまりも一緒に氷解していくのだが、その時に見せる彼の表情がたまらない。 もちろん彼だけでなくほかの役者の演技もすばらしいし、雄大なアフリカの映像もとても美しい。しかし何より、観終わった後はもう紛争ダイアの問題とは無関係でいられない、そんな脚本に脱帽。四月現在、今年一番の映画。 
[映画館(字幕)] 9点(2007-04-09 05:39:22)
3.  第9地区 《ネタバレ》 
グロい、というよりキチャナイあるいはキショクワルイという感じ。食後の鑑賞はお勧めできないが、食前の鑑賞ならダイエット効果があるかもしれない。とにかくエイリアンたちの不衛生ぶりがすさまじい。しかし、この映画を観て私が持った嫌悪感はおそらく、悪名高き人種隔離政策「アパルトヘイト」の原動力になったものと同質なのだろう。それを映画を見る人々に疑似体験させ、さらに主人公の行動によって「我々のとるべき方向」を示したあまりによく出来たB級大作なのである。
[映画館(字幕)] 8点(2010-04-25 22:09:01)
4.  おくりびと
デイブさんがアカデミー賞を穫ることができた理由を「アカデミーの審査員は年寄りが多いから、納棺の儀に興味を持ったのではないか」とコメントしていたが、年寄りに限らず、死と無縁の人間はいないわけで、映画を観ている我々もいつかあんな風に送られる人になるのだ、と思うと、スクリーンを見つめている劇場の人々みんなに奇妙な連帯感を一方的に感じたりして、分かりやすいストーリーが静かに進む中、実にさまざまなことに想いを巡らせてしまった。もっくんの所作の美しさんに感嘆し、ヒロスエのいまだ衰えぬみずみずしさも好感が持ち(たしかに年齢差はあれど、納棺師の妻という役柄からある程度の生命力の感じられる若さが必要だったのだろうと想像する)、余さんに関しては思わず次の日にテレビでやっていた「女タクシードライバーの事件簿」をつい見てしまったぐらい、素敵な女性だと再認識。「死」という普遍的なテーマに、美しい北国の風景とさりげないユーモアを添えて描いた良い映画であると思う。 
[映画館(邦画)] 8点(2009-03-11 01:07:44)
5.  ボーン・アルティメイタム
封切り初日に鑑賞。映画館はひさしぶりの満席、しかも落ち着いた感じのオトナばかり。そして映画は満足の仕上がり。三部作でありながら、これほど失速しない映画もめずらしい。登場人物たちの事務処理能力と動体視力がハンパない。脳みそと視力の劣化が感じられるオトナとしては、111分、一瞬として気が抜けない。というか気を抜いてはいけませんぞ。
[映画館(字幕)] 8点(2007-11-13 08:24:53)
6.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
始めは泣いてばかりいた、そして公権力である警察に「息子さんですよ」と言われて否定できずに写真に写ってしまったシングルマザーが、真実が明らかになるにつれ、戦う相手が明らかになるに従って、芯の強い女性へと成長して行く。その困難さに時に息が詰まりそうになるが、最後の彼女の笑顔には本当に勇気づけられる。良い映画であった。
[映画館(字幕)] 7点(2009-03-11 01:31:44)(良:1票)
7.  レッドクリフ Part I
ひるがえる武将の衣、宙を飛び散る血しぶき。勇壮な映像は実に満足。五カ国もの国が制作に名を連ねた本作。三国志が国境を越え人々の心をつなぐ雄大な作品であることをよく物語っている。金城武演じる諸葛孔明の人をたらしこむ様は、まさにイメージ通り。次回の赤壁の戦いに期待したい。
[映画館(字幕)] 7点(2008-11-07 18:28:55)
8.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》 
ティムール・ベクマンベトフ監督の作品は前から観たいなあと思っていながら、この作品が初見。ストーリーはありがち。ヘタレ会社員の主人公が実は暗殺者の息子。暗殺者組織に入りイケメンに生まれ変わり、でもなんだかうまく行き過ぎだよねーと思ったら、やっぱりその組織もまがい物。で、どうする?主人公?という感じ。だけど映像と音楽がかっこいいし、アンジー姐さんが素敵。それに確かに、ルーティンワークに追いかけられる日々の中で、自分のアイデンティティへの問いかけは、時に必要だ。物語の初めと終わりのシンクロぶりも、腑に落ちる感じで結構好き。エンターテイメントとしては十分満足。
[映画館(字幕)] 7点(2008-09-16 02:10:52)(良:1票)
9.  クライマーズ・ハイ(2008)
机の上にパソコンはなく、あるのは黒電話。男たちの口から思い思いに吐き出されるタバコの煙でかすむ職場の空気。ああ、昭和の現場だ、と思う。以前、年配の新聞記者から、聞いたことがある。1985年の夏はことに暑かった、と。どの新聞社もまだ江崎グリコの事件を追いかけていて、そこに日航機墜落の一報が入り、そこから一ヶ月近く家に帰れなかったのだ、と。そういうことが、良くも悪くも当たり前だった熱い時代の空気が、よく描かれている映画だったと思う。堺雅人のメリハリある演技が光った。
[映画館(邦画)] 7点(2008-08-15 01:30:17)
10.  告発のとき
淡々と良い映画だった。いろいろな人々が少しずつ謎を解き明かす欠片をもっていて、そのピースから明らかになる真実は、あまりにありきたりで、そしてやるせない。「タクシードライバー」の頃から変わっていないアメリカの現実は、私たちには遠く思えるが、決して無関係ではないことを自覚したい。
[映画館(字幕)] 7点(2008-07-13 00:12:25)(良:1票)
11.  ゆれる
兄弟という、一番近い他人の関係を、うまく描いてあったと思う。面会室で向き合う二人の画像が、ひどくゆれていたのが印象的だった。DVD鑑賞の作品は、本来レビューしないのだが、今回はつい投稿。そんな作品。
[DVD(邦画)] 7点(2008-05-14 01:58:49)
12.  クローバーフィールド/HAKAISHA
「宇宙戦争」とか「インディペンデンスデイ」とか観た時「俺ならこうするのになあ」「私ならあっちに逃げるのに」とか、そういう脳内妄想が映像化された感じです。しかしながらこの邦題のサブタイトルはちょっとナイよなあ・・・。ちなみに私は、映像に酔うことはありませんでしたが、真ん中より後ろの席をとったほうがいいかもしれません。追記:手ぶれ効果の臨場感はやはりハンパなかったみたいで、後日、私はクローバーフィールドな悪夢にうなされることになるのでした。ある意味、二度美味しいかったです。で、+1点。
[映画館(字幕)] 7点(2008-04-05 23:54:47)
13.  魔法にかけられて 《ネタバレ》 
きっとおもしろいのは、予告のところ(王子様が歌おうとしたら、後ろから自転車が激突するところ)だけかと思っていたけど、意外にも爆笑ポイント満載ないい映画だった。お姫様とリスが超カワイイ!現実を生きる私たちだって、ほんとは魔法をかけられたいと思ってるのよね。特に「アアアアア~♪」と歌うと、動物たちがやって来てお部屋を片付けてくれる魔法は、まだ衣替えもままならない私としては、今すぐにでもモノにしたいと思いました。。。 
[映画館(字幕)] 7点(2008-03-22 23:36:15)(笑:1票)
14.  墨攻
『酒見賢一氏の小説 → 森秀樹氏の漫画 → ジェイコブ・チャン監督による映画化』という経過を辿った本作、きっかけはコミックの海外出版にあったらしい。日本のマンガパワーおそるべし。名作の感動は国境を越えると言うべきか。なんにせよ「蒼き狼」みたく日本人キャストによる再現という愚行に至らなくて、ほんとうに良かった。映画としても見応えある面白い作品になっていると思う。
[映画館(字幕)] 7点(2007-02-05 09:20:00)
15.  ナイロビの蜂 《ネタバレ》 
二人の愛がなければ、本当に救いようのない話です。すでに死んでしまっている彼女が、回想の中で生命力に溢れているのが悲しい。生きている間、愛し合っていながらも大切なことを分かち合えなかった二人が悲しい。何重にも現実に打ちのめされた彼が、悄然として来るべき死を待つのが悲しい。だけど人生って、こんなものなのかもしれません。
[映画館(字幕)] 7点(2007-01-04 15:31:32)
16.  硫黄島からの手紙 《ネタバレ》 
手榴弾での集団自決のシーン。もし私がそこにいたならば、かちんと安全装置をはずし、ヘルメットにごちんとぶつけた後、その手榴弾を上官に向かって「とりゃあああー」投げつけます。だって死にたくないもん。 「生きたい」という人間として至極もっともな気持ちが、通用しない戦争って本当に恐ろしい。 セピア色に抑えた色調の中、「天皇ばんざーい」とか「靖国で会おうっ」とか言う度に、ギラリと光る役者の狂気じみた瞳が印象的でした。   
[映画館(字幕)] 7点(2007-01-02 15:35:31)
17.  ベンジャミン・バトン/数奇な人生
若返って行く人生ってどんなのか、ていねいに確認することができたような気がします。やっぱり普通の人生がいいや。人間って前髪があると若く見えるということを再認識しました。  
[映画館(字幕)] 6点(2009-03-11 01:12:02)
18.  僕の彼女はサイボーグ 《ネタバレ》 
始めと終わりで同じシーンが繰り返されるんだけど、始めのシーンであった不自然さ、違和感、映画への入り込めない感が、終わりのシーンでは全然感じられなかったので、それはこの作品の成功を意味しているんじゃないかなと、思う次第。 ただ、ケーキのシーン。とってもおもしろかったんだけれど、一度目は未来の女の子、二度目と三度目はサイボーグな彼女なのに、どうして、一度目を目撃していない二度目のサイボーグがケーキの顛末を再現できるのか。謎は残る。 東京が舞台ってことになっているから、中華街は勝手に横浜だと思い込んでたけど、実は神戸。そのせいなのか、制作スタッフに関西出身が多かったのか、地震のシーンはリアルだった。 部屋で靴を履いていたり、朝から鍋を食べたり、ちょいちょい異国の感じはするものの、東京という設定の不思議な街という感じは悪くない。 そして何より、綾瀬はるかが可愛かった! 
[映画館(邦画)] 6点(2008-06-03 00:24:50)
19.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
今までに見たことも無い光景を、目の前に出現させてくれることも、映画の大きな魅力のひとつ。無人のNY、草原と化したタイムズスクエア、廃墟の摩天楼。見応えのある映像が続く。また「最後の一人」になってしまった理由を、徐々に明らかにしていくところも、緊張感があっておもしろい。ただ、やっぱり「最後の一人」ではなかったのよねえ。そして科学者である彼に「神の啓示」を認めさせる展開もやや強引。そもそも「バイオハザード」と同じオチなわけで。前半で積み上げたものが、後半で崩れて行く悲しさ。ワンコのかわいさで、かろうじてこの点数。
[映画館(字幕)] 6点(2008-01-02 22:39:54)(良:1票)
20.  キングダム/見えざる敵
「テロの世界」ツアーを大画面で体験、といった感じの映画。と言っても、悪い意味ではない。ここ10数年で、すっかり遠い国になってしまったイスラム諸国。危険でない国もあると分かっていても、余暇に出かける旅先としては敬遠する人が多いと思うし、私も近い将来に行く予定はない。つくづく戦争というのは、旅行の自由を奪うものだと思う。映画で垣間見えるイスラムの人々の生活が、私には興味深かった。銃撃シーンは文句なしの迫力。
[映画館(字幕)] 6点(2007-10-27 23:16:50)(良:1票)
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