Menu
 > レビュワー
 > プライベートTT さんの口コミ一覧
プライベートTTさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 58
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  歩いても 歩いても 《ネタバレ》 
いつも母の料理を作る所作には無駄が無く美しい。また、その言葉は例え周囲が眉を顰めようとも悔いはなく、その存在は力強い。父は若き頃は妻、子供、家庭の柱であったろう。今は老いて頑固で、溶け込まない。決して楽しい映画ではないが、温かい底には冷たい物が、冷たい時間も流れるとまた温かくなる。その繰り返しで和んでしまった。音楽もよかった。
[映画館(邦画)] 10点(2008-11-02 22:45:57)
2.  赤ひげ 《ネタバレ》 
二木てるみさんが一番印象的。傷ついた心のとき目と癒された後の目の違いがなんともいえない。赤ひげが「名医」であることを主張するより、病む人間の心をどう捉え、癒していく必要性を訴えている。減点対象はありません。
[DVD(邦画)] 10点(2007-08-23 17:17:33)
3.  踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 《ネタバレ》 
正直、前作のことがあったので心配でしたが、これは4本ある映画作品でベストです。少し失われ欠けていたテレビ時代の軽妙さと間、盛り込みすぎていた事件、そしてなにより警察組織、青島と室井の課題に決着を付けてくれています。最後の犯人のひとりとの結着部分は強引でしたが。前作でのわだかまりが、スカッと解消しました。おもしろかった。 
[映画館(邦画)] 9点(2012-09-09 19:26:43)
4.  八日目の蝉 《ネタバレ》 
冒頭の裁判時の証言から、物語の中へ自然と引き込まれていく。永作博美さん演ずる希和子が素晴らしく、逃亡誘拐犯の「母親」を演じきっている。一方の井上真央さんは、非常に難しいプロットであろうが、その揺れ動く、定まらない心情を淡々と顕している。見る方も2時間半近くの長尺であるが、全くそれを感じなかった。「どうなるの、どうなるの」と心地よく急かされる。希和子の逃亡跡を辿る恵理菜は、遠い記憶の中で焦燥、あるいは認めたくない当時の幸福感を、最後の小豆島の港で許せたのであろう。逃亡中の小豆島の光景はやや冗長なのではと感じていたが、最後に恵理菜(薫)に納得させるには、必要でありまた、素晴らしい光景、風景、人々で溢れていた。一方で(原作未読だが)原作から切り取った脚本は、映像にする上で過不足無い表現だと言える。出演の長短の関わらず、脇の女性俳優の方々の演技、存在も素晴らしく光っており、この作品を支えている。
[映画館(邦画)] 9点(2011-05-15 18:12:32)(良:1票)
5.  アマデウス ディレクターズカット
天才は一握りもいない。それを十分に理解する人もそうはいない。後者(理解有る凡人)が前者(天才)と一般大衆との溝、距離を埋めると、世の中は良くなるのではないか、と感じる。凡人が妬み、嫉みを顕わにし、分不相応な欲望に渇したとき、悲劇となる。
[DVD(字幕)] 9点(2011-04-03 21:54:57)
6.  もののけ姫 《ネタバレ》 
ジブリ作品の中では、最高傑作だと思います。もののけたちと人間たち、その狭間で悩むアシタカ。自己の正当性を主張するモロ、エボシ御前、ジコ坊、それぞれの言い分を理解しつつ、サンを徹頭徹尾護る姿勢は感動もの。評価が低いのはエンディングが急に訪れて、ものごとが解決したのかしなかったのかが明瞭でないためか。そこが狙いのようにも思えます。先日のTVで声優さんを使わない理由を鈴木敏夫氏が言っていましたが、何となく判ったような気がしました。
[DVD(邦画)] 9点(2007-08-30 22:32:47)
7.  パットン大戦車軍団 《ネタバレ》 
パットンという「頑固一徹の一軍人」の栄光と挫折の物語をベストのキャスティング、脚本で素晴らしい作品に仕上がっている。ただ、昨今の戦争映画のスタンダード、たとえば「プライベートライアン」なんかに比べると時代を感じる。戦闘シーンが見所ではない作品と割り切ることが大事か。(あまりにも戦闘車両の選択が酷すぎる。なんとかならなかったか。M4ぐらいは。)その分が「-1点」。邦題も物申したいが、当時の風潮とパットンの存在やその偉大さを知らない日本人にとっては「戦車軍団」の付け足しをする必要性を感じたのか。DVDにあるパットン将軍の実像を語るおまけは、ミリタリーファンにとってはうれしいかも。
[DVD(字幕)] 9点(2007-08-14 20:59:05)
8.  聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実― 《ネタバレ》 
正直に良作だと感じました。五十六の人物像、対米戦への思い、そして辛苦と覚悟。文章で五十六に関する資料、小説などは読んでいましたが、上手く映像で肉付けされています。CGは生々しさを敢えて出さず、お涙頂戴に偏らず淡々とした表現に納めていたのが好印象です。連合艦隊司令長官の背負っていた大きなものが初めて分かりました。日本では軍人を肯定する映画はタブーになりがちかと思いますが、やっと納得できる作品に出会えました。減点要因。存在しない将官を登場させています。
[映画館(邦画)] 8点(2012-01-06 22:17:28)
9.  ゴールデンスランバー(2009) 《ネタバレ》 
原作未読。他者の感想情報あり。「信頼」が主題とのこと。そういう意味では主人公が旧友、または通りすがりとは言え共感を覚えた人々の助けを借りて窮地から逃げ切ったという話。「謎解き」を求めていては満足感は得られないと言う微妙な作品だと思います。また、「別人となって生き抜く」ことを選び、「無実を晴らす」ことを選ばないという結末に関して微妙。しかし、俳優さん達が存在感を十分発揮しているので見ていて飽きませんでした。キルオが死んでいくことに関しては切なかった。真実に関してはケネディ-暗殺事件のある噂と同じだよ、と最後の方のシーンに盛り込まれているのでしょうか。
[地上波(邦画)] 8点(2011-10-03 18:16:02)(良:1票)
10.  探偵はBARにいる 《ネタバレ》 
サスペンス、コミカル、バイオレンスと個々のキャラ立ちが明確であり、バランスの良い映画です。喜怒哀楽の表現豊かな大泉洋さんとクールで黙々とした松田龍平さんのコンビネーション、掛け合いが面白く、かといって不自然ではない。他の皆さんが指摘しているように「探偵物語」「あぶない刑事」に通じます。個人的にはバイオレンスシーンは少々痛かった。酷く残酷なシーンもあるのですが、それも有ってのストーリーなのかもしれません。個人的には辛かった。次回作も、想定されていたのでしょうが、決まったそうで。予算が確保されたからと言って、けばけばしく壮大にしないで欲しいかな。青函トンネルを封鎖するとか、雪祭り会場が人質にされるとか。初期プロットの良さが成功に繋がっていると思うので、無くさないことを祈ります。
[映画館(邦画)] 8点(2011-09-25 10:08:34)(良:1票)
11.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 
田舎の旧家を舞台としたネットのバーチャル世界トラブルを、老婆を中心とした一族と少年が救ってしまう。人の描き方が乱暴、つっこみ処はありありという見方はあるけど、それはそれで『余分』という見方も出来る。正直、楽しめました。
[地上波(邦画)] 8点(2010-08-08 13:53:45)
12.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 
随分前、吹き替えで見たんですが、その時は内容把握がイマイチだったのでしょうか。今回は吹き替えて見ました。単純に面白かった。B52の機内緊迫感とペンタゴン(?)でのまじめで間抜けな政治家と軍人の遣り取り。子供の頃、まだソ連の活きが良かったとき、友達と「馬鹿な奴が、核ミサイルのボタンを押して第三次世界大戦が起きる」なーんてことをまじめに話していました。この映画が元だったのでしょうか。非常にブラックなのですが、最近のCGだらけのパニック映画や下品なホラー映画に比べるとなんと品の良い、そしてコメディなのでしょう。
[ビデオ(吹替)] 8点(2009-11-18 21:37:19)
13.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
ミステリーのような余分な「タメ」は無く、時を追って坦々と物語は展開していきます。突然として息子がいなくなった母親をアンジェリーナ・ジョリーが熱演し、「この人はアクションだけではないんだな」と感じさせてくれました。「My Son!」と叫び訴え続ける姿は素晴らしい。物語は実話であり(ということ)、変に盛り上げることもなく、そこが良かったのかもしれません。(クリントイーストウッドの映画はそうなのかも。硫黄島2部作もそう感じました。)犯人の絞首刑シーン、有無の是非がありますが・・・。正直、無くても良かった気がしないではありません。
[映画館(字幕)] 8点(2009-02-27 20:22:11)
14.  純喫茶磯辺 《ネタバレ》 
ドタバタコメディを予想していたが、予想外の佳作だと感じた。子供っぽい父親に、大人手前の娘が開店するとうてい純喫茶にはほど遠い喫茶店。小さなエピソードの連続も予想の範囲だが、仲里依紗さんの演じる咲子がそれほど親不孝でもなく、しょうがなく親父の言うことを我慢して従う。妙なアルバイトの麻生さん演ずるモッコさんが、人つき合いには難点があるが、結局は一番大人だったのかもしれない。モッコさんが居ての純喫茶磯部の経営だった。それに感づいた咲子は一つ大人になったのかもしれないし、1年経ってつぶれたお店を見て泣くシーンは、佳作の感動。(宮迫さんと仲さんの演技に+1)。
[映画館(邦画)] 8点(2008-08-13 18:50:36)
15.  ヒトラーの贋札 《ネタバレ》 
戦時収容所ものは残酷すぎて避けて通っていましたが、この物語は残酷性を描くことが主旨ではないと感じたので観ました。(とは言いつつ、そのシーンは随所にありましたが)贋札犯の”サリー”はユダヤのプライドを捨て同胞たちの延命のため、ベルンハルト作戦にトコトンつき合う。一方で正義を貫きたい印刷技師”ブルガー”は反乱をも辞さない姿勢。拉致から収容、作戦従事、そして終戦、開放までを辛抱、葛藤の挿話で構成される。どうしてもサリーの方に感情移入してしまう。収容所の副所長に辱められてしまったところで、「ラストには仕返しか・・・」と思っていたら所長だけで肩透かし。でもそれを描くと日本映画なんでしょうね。100分に満たない作品ですが、ストーリーの構成は素晴らしかったです。
[映画館(字幕)] 8点(2008-06-14 23:15:40)(良:1票)
16.  迷子の警察音楽隊 《ネタバレ》 
のちのち”将軍”とあだ名される老指揮者率いるエジプト警察の音楽隊が、歓迎されるでもないイスラエルへ演奏旅行に。迎えもなく、目的地とは違う僻地に辿り着く。”将軍”は昔気質。(アラブの象徴か。)気の弱い”サブリーダー”や若手の部下に苦言を言う。やむなくそこの女主人ら、イスラエルの人々に世話になる。女主人は”将軍”に街を案内し、身の上を話し、”将軍”も次第に好意のそぶり。しかし”将軍”は最後まで一線は越えられない。エジプトの若者はイスラエルの若者と交流し、またワインと語らうことで女主人と時を分かち合う。サブリーダーも、ぎこちないがイスラエル人家族の家で笑顔を見せる。結局、頑なな”将軍”は心を開くことはなかった。イスラエルとアラブの関係を投射しているのか、深読みか。コメディ性を大いに期待してみたが、大きく裏切られた。が、全体的に悪くなく、もの悲しいお話し。女主人のひとはすごく印象的でした。
[映画館(字幕)] 8点(2008-02-11 22:34:05)
17.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
「スプレマシー」よりはストーリーが洗練、というか分かり易く、短いコマ割もさほど気にならず、楽しめました。その場その場で判断し、危機を掻い潜りその上裏を描く。小気味良かった。少し恰幅が良くなったジェイソン・ボーンでしたが、スピード感いっぱいでシリーズ最高間違いなしです。エンドロールの歌詞がそのまんまなので、すこし失笑気味でしたが。
[映画館(字幕)] 8点(2007-12-07 22:31:15)
18.  ガメラ2  レギオン襲来 《ネタバレ》 
間違いなく「怪獣もの」の映画としては集大成となる作品。ややガメラの動作が人間っぽかったり、オーバー気味だったりと気になる点はあるが、怪獣ファンが待ち望んでいたレベルの作品になっている。前作のギャオス編はこの作品のテストショットとも言える作品であり、逆にイリス編は懲りすぎ、人間ドラマを作り込みすぎに思えます。本作を頂点として、怪獣映画は下降気味か・・・。
[地上波(邦画)] 8点(2007-10-21 22:25:38)
19.  火垂るの墓(1988) 《ネタバレ》 
ストーリー、展開のディーテールの感想が語れない、二度目は観ることができない作品です。節子の一言ひとこと、所作が心につきささる。
[地上波(邦画)] 8点(2007-09-24 20:29:45)(良:1票)
20.  空軍大戦略 《ネタバレ》 
史実戦争映画(パットン大戦車軍団、遠すぎた橋など)は戦争好き者でないと、てんで分けが判らないないのだろうか。特にこの映画は実機を出来るだけ使用し、レシプロ戦闘機のドッグファイトや迎撃戦を映像化していることが魅力的なんだろうが、戦争映画にメンタル的な映像化を期待しているとそれは全くない。却って気持ちよい。最後にドイツ空軍が消耗戦に嫌気がさし、攻撃を止めてしまったことを、英側の迎撃隊が呆然としていることで表現している。本当にそんな感じだったんだろうな。CGなしで空戦、撃墜シーンを高水準で仕上げていることはファンには垂涎。
[DVD(字幕)] 8点(2007-08-23 17:30:11)
000.00%
100.00%
200.00%
323.45%
446.90%
51017.24%
6813.79%
71424.14%
81322.41%
958.62%
1023.45%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS