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ひのとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 814
性別 女性

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181.  テルミン
テルミンという楽器もしくはテルミン博士に関して勉強をする、という上ではとても参考になる。でもやっぱりこういう娯楽性を追求しないドキュメンタリーというのは、観るのにちょっと努力と集中力を要求される。テルミンにとても興味がある、というような方にはいいのかも知れないけれど、これから観る方は、他の方も書かれてたように、眠い時や疲れた時などは避けてご覧になる方がよろしいかと。
5点(2004-07-13 14:08:30)
182.  スネーク・アイズ(1998) 《ネタバレ》 
オープニングのワンカットは、事前に言われなければ分からない(笑)。それでもあの流れるようなカメラワークや、1万を超えるエキストラをさばくその映像手腕は凄い。そこかしこに映像的なこだわりを感じた。もうずっとあのラストミステリー的な赤い宝石の意味が分からなかったんだけれど、やっと解せた。全ては闇に葬られた、と。“親の1人勝ち”という意味のこのタイトルを活かすとなると、やっぱり全てを巧みに転がした黒幕がいるということになる。つまりはたった1人逃げ切ったあの人が親だった、ってことなのかな。
6点(2004-07-11 12:50:59)
183.  マウス・ハント 《ネタバレ》 
中盤に出て来たクリストファー・ウォーケンの相変わらずの怪演ぶりが楽しかった。全編を包むお馬鹿なドタバタコント感が可愛い。でも終盤のオークションの場面などは、ちょっとイライラしながら観ていたのも確か。無理矢理アクシデントを起こしているような感じがして、いくら何でも無理矢理だろ~、なんて思ったり。ラストの収集の付け方は良かった。製糸工場+料理人+ネズミ÷3の発想。なるほどね。めでたし、めでたし。
6点(2004-07-10 20:44:44)
184.  グレムリン2/新・種・誕・生 《ネタバレ》 
何だかんだ言っても2まで観ている。…ほんと、何で新種が誕生してしまったんだろう。ギズモ、あの研究所で特に何もされないまま逃げたはずなのに…。飼い主が病死した精神的ショックのせい?都会の水が汚いせい?何か、適当だなあ。前作に引き続き、ハリウッドお得意の“怪しいものはチャイナタウン(東洋)から来る”的な導入は、もう食傷気味。
3点(2004-07-10 20:43:01)
185.  アイス・ストーム 《ネタバレ》 
家族崩壊ものの中でもかなり印象的な作品。「家族」の意義とはなんぞや、ということを極めてネガティブで内省的な描写を以って静かに静かに問題提起する。そこに在るのは、個人と個人と個人と個人と…をただ1つの枠内に形式的に収めるだけの、便宜としての「家族」の姿。すでに形骸と化した、型だけ残した「家族」の姿。1つ、また1つ…と訪れる嵐の兆候、そして最後に訪れる容赦のない「アイス・ストーム」が、決定的な破綻を否応なく白日の下に晒し、それはもう誰もが目を逸らせないレベルにまで達してしまう。99%の崩壊、1%の希望。そんな絶望と言い切ってしまうには惜しい、あまりにも微妙な状態に物語は帰結する。決して万人受けはせず、多くの部分を観る者の思考に委ねる作品だけれど、それ故に観る価値はあると思う。独特の寂寥感が全編に漂い、寒々しい景色はどこか心象風景的。そういう作品が好きな方にお勧めしたい。10代のクリスティーナ・リッチ、イライジャ・ウッドも印象的。
8点(2004-07-09 20:05:58)(良:1票)
186.  河童(1994)
石井竜也が自分の才能を過信して調子に乗っちゃった、という感じがして私は駄目だった。評価が意外と高いのにびっくりした。個人的に、至る所の台詞が、いかにも脚本に書かれてました、という感じに思えた。どうも全編を通して、「作られた映画」という感じがした。
2点(2004-07-09 20:03:10)
187.  カーラの結婚宣言
「八日目」と同じですね。自立の難しい障害者が性に興味を持つ、恋をする…とても微妙でデリケートな問題だと思う。微笑ましい物語ながら、根っこの部分は深く複雑だったりする。色々と考えることがあります。
6点(2004-07-09 19:57:46)
188.  心の旅
それまでの地位や名誉を失った時、どれだけの人間が自分の側にいてくれるか?利害抜きで付き合ってくれる人がどれだけいるか?この映画だけの問題ではないと思う。例えばの話、定年退職後、会社から離れた自分をそれでも慕って家に来てくれる部下はいるか?腹を割って付き合っていける同僚はいるか?そして仕事人間だった自分がいざ家に戻った時、それまで無下にしていた家族は暖かく迎えてくれるか?砂上の楼閣に奢る者の末路は切ないもんです。やっぱマイホームパパが最高ですよ。ちなみにこの作品の脚本家、若かったです。執筆当時は大学生だったとか。
5点(2004-07-08 12:10:09)
189.  デモリションマン
ヴァーチャル・セックスをするシーンで、「昔の方法でやろうぜ!」みたいにスタローンが迫って、サンドラ・ブロックに激しく拒否されるのを見て、ひどく気の毒な人に見えた。何だか人間として気の毒な人に見えた。てゆうか、全編通して気の毒な人に見えた。
5点(2004-07-07 23:17:54)(笑:3票)
190.  ネクロマンティック【特別版】
けなされっぷりが見事であまりにも可哀想なので、私はこの作品とユルグ君の弁護をしたいと思います(笑)。彼は変態ガイキチ野郎と揶揄されますが、実は神経性の胃炎で薬が手放せないという位繊細な人です(本人が多分出てましたね。男の同僚役のブロンドののっぽは彼じゃないかな)。私は死の三部作は全部観たけれど、結果として彼の作品は全部好きです。先に「死の王」と「シュラム」を観たからこその考えかも知れないのですが、こいつは映像作家ですよ。この作品も前衛作品なんです。そういうと非難轟々だろうけれど。彼の作品には凄いこだわりを感じます。映像、演出、編集、音楽。私はみなさんのように「キモい汚いグロい気色悪い大嫌いだ最悪だモラルがない…」という風に激しい感情は全く湧かなかった。むしろひどく醒めた穏やかな気持ちでぼんやり観てました。そうして観ていて思ったのは、この監督は明確に撮りたいもの、やりたいものがあって、そのヴィジョンにのっとって行動し、全く妥協が出来ない職人気質の不器用な人なのだろうな…ということ。そしてそれが認められないという彼の悲哀を画面から感じるんです。ストーリーや屍姦の話なんて私にはどうでもいいんです(笑)。興味も湧かない。でもこの作品に関しては内容云々よりも、その姿勢に惹かれた。「少数派の決然とした主張」みたいな。そういえば「ピンク・フラミンゴ」にも同じことを感じたなあ、と。偏愛にせよ、愛があるんです。この監督は1つの作品に1年位かけて、出来ても毎回即座に裁判所命令で上映禁止処分を下されるんです(笑)。今は危険人物として当局に監視されています。どうやって食ってるんですかね。マイノリティーの悲哀を身を以って表現してくれる、自己犠牲精神溢れるクリエイターですよ(笑)。ちなみに屍姦云々というテーマが気になる方がいらっしゃったら、「キスト」という作品がありますよ。あっちは画的には全然汚くないですけどね。
7点(2004-07-07 23:15:07)(良:1票)
191.  ピーター・グリーナウェイ 81/2の女たち
最初に観たグリーナウェイ作品がこれだったので、ケチが付いた。もっと他に作品があっただろうに、何でこれだったのだろう…。しかも勘でDVDを買ってしまったので(よくやるが、大概失敗はしない。これは例外)、やり切れない気持ちは尚更だ。雑誌で観た作中のシーンの写真の、豚の横で踊り狂う遊女姿の真野きりなの姿に「こ、これは…」と目を奪われた私は、思わず注文してしまった。このタイトルは、もちろんフェリーニの「81/2」から来ている。あの作品で提示された女性像に対する1つのアンチな女性像を描いているのだけれど、個人的には全編失笑の嵐だった。呆れながらも、ほうほうの体で何とか最後まで観切った。間違った日本描写も満載ですよ。日本からは真野きりなが出演しています。歌舞伎中毒の狂女の役で(笑)。この作品で唯一観るべきは、彼女の異質な美しさだけです(監督も彼女の美を絶賛している)。個人的には年に一度あるかないかのはずれ映画。いろんな人に警告したい映画。ある意味貴重。
2点(2004-07-07 23:13:01)
192.  評決のとき 《ネタバレ》 
問題自体の重さに対し、法廷劇を見せる手腕が付いて行っていないと思う。人種差別の根深さを問題提起するという意味では成功しているかも知れないけれど、ストーリーがどうしてもご都合主義で破綻が多過ぎるような気がする。裁判の評決の決定打になった一言、あれで、ああ、こりゃ駄目だ、と思いました。人種差別を糾弾する手段も結局、人種差別。分かりゃしませんよ、あの白人の陪審員たちは。本質的にテーマが昇華されませんでした。私は1mmのカタルシスも感じなかった。色んな意味で、やり切れない気持ちだけが残った。
5点(2004-07-07 23:11:27)
193.  嘘の心
人間は、1日に200もの嘘を付くと言われている。そんなに付くか?とも思うけれど、よくよく考えると200どころではないような気がする。何も、「虚偽を言う」というポジティブな嘘だけが嘘な訳ではない。「本当のことを言わない」ということもネガティブな嘘である訳だし、「自らの保身の為に周囲に無理して合わせている」というのも、欺瞞である訳だから、立派な嘘だ。心の中の嘘は意図せずとも、日々の生活の中で肥大し、質量を増大させて行く。そしていつしか心はその重みに耐えられず、時には破綻する。この作品の登場人物達のように。主人公のように根が繊細で真面目な人程、抱える苦悩は大きい。そんな嘘を包み込めるのは、ある種の諦念だけ。人間1人を愛するということは、その人の「嘘の心」を全て包み込むことなのだ。ラストシーンを観終わって、諦念というネガティブな覚悟の強さを知る。
6点(2004-07-07 23:09:04)
194.  アフガン零年
この作品が1つの映画作品として傑作かどうかは分からない。この作品に力を持たせたのは監督の力量ではなく、アフガニスタンという国が内包する根本的な悲惨さなのではないかと思ってしまう。だから映画としてどうかと言われても評価に迷う。それで5点にした。それでもやはり監督がこの作品を世に送り出したことが功績であることには間違いがなく、厳粛に受け止めなければならない。これはアフガン初の映画作品であり、驚異的なまでにエポックメイキングな作品なのだから。これは観る者に問題提起し思考促進させるという点では、天井に近いレベルにある。「一を聞いて十を悟れ」という言葉があるが、まさしくこの作品はそうだ。提示された「一」の中に筆舌に尽くしがたい無限の絶望がある。心象風景、もしくはメタファーのように何度も挿入される、女性たちが座り込む牢屋の中で縄飛びをする少女の姿。アフガンで抑圧された女性たちの姿。いつまで経ってもあの映像はまざまざと瞼に蘇る。人間はイデオロギーで自分を縛り、他者にも強要する。宗教はその極限の形だ。被害者はいつも、草の根に生きる弱者。それは、いつも。どう言っていいのか分からないが、1つ思うに、この作品を無下にする人がいたら、それは非常に悲しい。ひたすら悲しい。この作品を観るあらゆる人に、何がしかを感じて、考えて欲しい。考え過ぎな位に、千思万考を繰り返して欲しい。そんな作品。それが、今の私が言える、全部。
5点(2004-07-06 21:13:59)(良:3票)
195.  セブン・イヤーズ・イン・チベット
西洋の映画作品は東洋文化を異質なものと描くことが多いけれど、この作品にはそんな侮辱も感じなかったし、むしろ穏やかな敬意を感じた。本当のチベットは全然違うのでしょうが、ハリウッドにしては健闘している方ではないかと。チベット仏教の深遠さに戸惑いつつ、いつしか傾倒して行くヤンキー青年を演じたブラピも良かった。1つ印象的なシーンがある。好意を寄せる女性に好かれようと自分の功績を胸を張って自慢する彼に、それを聞いて眉根を寄せる彼女。名声、名誉が何よりも良いとする、というかヒーローになりたがる(アメリカ的)価値観と、そんなものは無意味だとする(チベット的)価値観。ハッとします。仏教の「無私」に付いて考えるシーンでした。人間が「執着」を捨てれば争いなど起こらない。あまりにも難しく、あまりにも深い。いつまでも心に留めておきたいことです。
6点(2004-07-06 20:48:09)
196.  17歳のカルテ
精神科勤務経験のある友人の話では、「境界性人格障害」の人は一見しただけでは正常な人との違いが分からないそうです。そして人目を引く程の美人がやたら多く、それに関してはちゃんと裏付けがあるそうです。だからこの作品で描かれる患者たちはきっとリアルなのでしょう。ところで、ウィノナの役は17歳じゃないですね。この邦題はおそらく、日本でちょうど「17歳」という年齢が取り沙汰されていたということで、大衆心理に訴える為に考えられたのでしょう。確かに効果的な邦題ですが、ちょっと安直な気もします。
6点(2004-07-06 20:46:41)
197.  デッドマン・ウォーキング
製作側は、死刑制度について中立の立場からこの作品を撮っていると言い切っている。受け取り方はあくまでも個人個人に委ねられているのであって、人によって鑑賞後の感想は全く異なるのだろう。この作品は「問題提起」であって、「思想強要」ではないのです。何を考えるかが大切。「考えることを考えること」が大切。総じて私はそう思った。
6点(2004-07-06 20:46:21)
198.  オテサーネク 妄想の子供
子役の顔が邪悪で素敵。9、10歳であの邪悪さはなかなか出せない。目の上のでっぱりが凄い。「HUNTER×HUNTER」のフィンクスですか。たまにラース・フォン・トリアー監督にも見える。何かもう、逸材だ。ヤンの長編はコマ撮りが激減する上にちょっと中だるみするのは否めないけれど、ヤン自体が私の激・憧れ人なので、作品を撮ってくれればそれでいいです。それにしてもヤン夫妻、夫婦揃ってここまで感性と趣向と方向性が同じベクトルを向いているというのは凄い。奥さんの絵もキてますよ。ほんまもんのおしどり夫婦です。次の作品も期待しまくってます。140歳位まで生きて下さい。そして139歳位までは仕事して下さい。
9点(2004-07-06 20:41:44)(良:1票)
199.  アダムス・ファミリー(1991)
ああ、素敵だ、何て隙のない家族なんだ。大好きだ。どこかにひっそりながらも堂々と棲息していそうな極濃ゴス家族。ゴスっぷり大全開。自分を堂々と貫ける人たちは大好き。自分は自分、他人は他人。私たち、おかしいことは何一つしてないわ、と毅然と振舞うその姿。「みんなやってるからぁ」的に回りに倣う人が多く、そこから外れる者を排斥したがる、非個性大国日本。もううんざりです。だから私は、その対極にいるこの家族が大好き。
8点(2004-07-06 20:38:32)
200.  オー・ブラザー!
コーエン兄弟の軽妙で洒落た毒。いつものあの風味がやはりこの作品からも感じられる。卑俗でありながらもどこか洒脱で「通」な独特のユーモアが全編から醸し出されていて、お馬鹿ちゃんストーリーなのに何だか思わずほくそ笑んでしまうような洒落た雰囲気。この何とも言えずイイ感じにいい加減な、他にはない空気感が楽しい。
7点(2004-07-05 18:32:58)
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