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のはらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 606
性別 女性
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/nohara-gogo/
年齢 53歳
自己紹介  映画とこのサイトには本当にお世話になっています。
 読み返すと稚拙で恥ずかしいレビューもありますが
 どうぞご容赦下さい 。

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181.  ハモンハモン 《ネタバレ》 
ん。「人は性で狂う」そういうことっすね。どうするこれ?どう点数を付けるこれ?今年一番の、いや今までで一番バカっぽいかもしれない。思い出し笑いで朝まで過ごせそうだ。ハビエルが底知れぬ純情バカを好演、迷言もいっぱい。君はハムだァ~、ハムでやっちゃるゥ~と何でもかんでもハムを使う。君が見たくて借りた映画なんだよ、想像以上の働きをありがとう。そんな君にはお中元にハムを送ろう。
[DVD(字幕)] 4点(2006-08-05 02:41:12)
182.  ブラックホーク・ダウン
エリック・バナが演じるフート、特殊部隊の精鋭で軍の中では無頼な行動派、ストイックで前進あるのみのすこぶる強い男。とても格好良く見える。彼はアメリカが望む自国の理想の姿なのではないだろうか。もちろん国民1人1人の心情は別としての話だが。「仲間のために」と自己を奮い立たせてまた戦場に向かう彼の姿を見ると、この映画がプロパガンダの流れに乗っている感は否めない。ただしそれはリドリー・スコットやブラッカイマーだけの責任とも思えない。色の映える画と緊迫感がパンパンに詰め込まれた中に、アメリカの思惑がじっとり染みこんだ怖い作品に思える。
[DVD(字幕)] 5点(2006-07-30 19:15:19)
183.  浮雲(1955)
モノクロの画がとても綺麗。今まで観たモノクロ作品は「これはカラーで観たかったなぁ」と思う映画ばかりだったのに、これはもう絶対モノクロが良い。モノクロだからこそ引き立つ墨色のバランスや光の明暗に惚れ惚れした。そして高峯秀子が凄い。美しくて嫌味で、皮膚に粘っこいものが浮き上がってくるようなあの感じ。時折パパパッと移っていく視線なども、女の情念が充ち満ちていた。ストーリーは、もうどうしようもない男と女の道行き。二人で酒を飲んでは管を巻き、そぞろ歩きしては反発しあう。それでもお互いの心にこびりつく想いをたどってまた会ってしまう。華々しくて爽やかなだけが恋愛ではない。泥の中を歩んでいくようなこんな二人の関係もまた愛なんだろうな。
[DVD(邦画)] 8点(2006-07-29 13:22:25)(良:1票)
184.  イースター・パレード
うわ、これ綺麗だし楽しいし素敵。あのカラフルな色とダンスは劇場の大画面で観るべきものだなぁと溜息。私帽子が好きなので、あの帽子の数々を見ただけで嬉しくなりました。本物のイースター・パレード見てみたい…。しかしフレッド・アステア凄いですね。多分心臓以外にもビートマシーンを持っている。おそらく手足に強力バネが入っている。この人を観ちゃったら、ちょっと道でスキップしたり階段駆け下りたり、にわかアステアしてみたくもなりますね。明日職場でやらないように気をつけよう。
[DVD(字幕)] 8点(2006-07-27 23:07:56)(良:1票)
185.  麗しのサブリナ
ヘップバーンと細かなジョークが愛らしい映画。個人的にはお父さんの言葉ひとつひとつが頭の上に落ちてきて妙に納得させられた。切ないねえ、パパ。それからバナナの歌大好き。
[DVD(字幕)] 7点(2006-07-12 23:34:06)
186.  ホテル・ルワンダ
辛くて辛くて「あとどれくらいしたらこの映画から解放されるだろう」と思いつつ最後まで観た。古い民族対立から内戦になだれ込んだ国で、難民をホテルに匿った男の物語。監督はジム・シェリンダと紛争をテーマにした脚本を書いている人で、暴力と銃声に追われて数分後の命の在処もわからない人々を終始徹底して映している。一市民の目線で作られているので、ストーリーは分かりやすかった。しかし、ストーリーが役者の演技がというより、この緊迫した映像と「これは実際の出来事」という自分の中の認識とが私を圧迫し、肩も背中もガチガチにこわばってしまった。10年以上経ってこれを観て、何もできなかったことで歯がゆい想いをしてどうになる、という意見もあるけれど、人間は絶え間なくこんなことを繰り返して今日まで生き延びた動物だ。この常軌を逸脱した恐ろしい出来事を胸に刻んで、何か学び取ることはできるのではないだろうか。ぼんやりと生きている私をそんな気にさせる、迫力で斬りつけてくる映画だ。
[映画館(字幕)] 9点(2006-07-06 18:15:26)
187.  亡国のイージス
もうちょっと現実にありそうな物語を想像していたので残念。「ダイ・ハード」とか一連のスティーブン・セガール映画と同じ大味アクション映画だった。この内容で「本当の戦争」なんてセリフがよく出せたもんだ。さらに腹が立つのはイージス艦内の女の存在。例え腕利き工作員だろうがキーパーソンだろうがなんだろうが、漢の戦いにに断じて女性は混ぜないで欲しい。私は気持が一気に萎えた。それでも、今この時いっぺん観ておいて、世界地図の中のちっちゃな「この国」をじっと見つめて考える題材にはなった…かなあ…。やっぱりダメみたい。
[DVD(邦画)] 4点(2006-07-06 01:30:51)
188.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 
あぁあ…いい話だとは思うんだけどな。昭和体現ギラギラミュージカルメリーポピンズ風味入り。ファザコンから男性依存という解りやすい矢印をまんま辿り、面白いように転落していく松子ちゃん。解らないでもないけどね、やはりちょっと醒めた気持ちで彼女を眺める自分がいた。それでもただの一度も後悔する様子のない、あのキッパリとした姿勢は心の片隅に残っている。だけどね、これ映画としてはどうだろう。画も音もギラギラガチャガチャと異常にうるさく、旬の人がチョコチョコせわしなく出入りする。郷愁を誘う「曲げて~伸ばして~」でうまいこと締めて若い娘の涙を誘っていたけれど、そんな手の内はあたしにゃ効かなかった。監督は10年後どんな作品を撮っているだろう。この作品をまた撮るとしたら、いらないビーズやスパンコールを丁寧に取り外した、もっと「人間川尻松子」に迫った映画を撮る力が果たしてついているだろうか。
[映画館(邦画)] 5点(2006-07-04 00:50:37)(良:1票)
189.  イン・ディス・ワールド 《ネタバレ》 
ウィンターボトムは本当に多種多彩な作品を作る人だ。今回はノンフィクションに限りなく近いフィクション。誰もかれも人間は平等に生まれてくる…とは言い難いこの世界を、積み荷と揺られコンテナに押し込まれながらも強く生き抜く少年の姿。非常に淡々とそしてブツ切れ調子の映像で、真に迫った空気を伝えてくる。紛争の産む悲惨な結果を訴えるのでなく、「これは現実、縁遠いようであなたのすぐ隣で起こっていることですよ。」とにかくそれだけ言いたかったのだろう。ただ相変わらずのオシャレ風味映像だったが。ドキュメントと捉えてこの点数。
[DVD(字幕)] 7点(2006-07-02 02:04:49)
190.  薔薇の名前 《ネタバレ》 
どこを切り取ってもブロンズ色の荘厳な背景。少し暗い映像に目が疲れはしたが面白い映画だった。皆さん書かれているように、作りは探偵が謎解きをするミステリーなので思ったほど難解な映画ではなかった。しかし軸にあるのが歴史深きキリスト教なので、予習をしておいた方がより深く頷けるかな。中世の修道院を舞台に、中年の格好良さ満開のショーン・コネリーが凛々しく謎に切り込んでいく。長老や異端審問官も異様な空気を持っていて雰囲気は満点。微妙なトンスラがちょっと惜しいC・スレーターも若さいっぱいながらあの世界にちゃんとはまっていた。謎の結末に拍子抜けする人もいるだろうが、それほどまでにキリスト教が人の心の奥底に染み渡り、ヨーロッパ治世に欠かせないものとなっていたことに改めて驚愕する。「勉強になるなァ」と思わず漏らしてしまうような映画。
[DVD(字幕)] 7点(2006-06-04 02:22:15)
191.  チーム★アメリカ ワールドポリス
いつの世にもアホは絶えず…。曲がサイコーでエンドロールは嬉しい限り。「あの映画」を観ていない私にはク○度合いもゲイリーの胸の痛みも想像のみだけど、モンタージュ技法はよく解ったよ。こういう映画を作っちゃう所、ちゃんと劇場公開までしちゃう所、そして海外にまで輸出しちゃう所が一番アホなんだと思うなあの国は。懐が深いなんてのとはわけの違ういびつな形の「自由」を、鼻をほじりながら堪能させてもらいました。しかしシワしか似ていないS・サランドンはツボだった。
[DVD(字幕)] 7点(2006-05-15 01:22:45)
192.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 
興味深く面白い映画で、2時間超画面に張り付いて観た。ただ、感動した共感したということではなく、とにかく色々と考えさせられる。完全に管理された社会を切り込むように投入された危険因子(マクマフィー)の反乱の道筋が主なストーリーだけれど、この回りに肉付けされた人々やそのバックヤードに何かと引っかかりを感じてしまう。ミーティングで多数決をとるシーンで「9人では採決できません…」のくだりの婦長発言を聞いたとき、わけのわからんこじつけを言うアホ上司と口論し、書架の影で泣いたことを思い出した。しかしそれに対する反抗行為が海釣り遠足や乱痴気騒ぎだというのも何か腑に落ちない。病院側、マクマフィー、ある程度自由な身である軽度障害の患者たちそれぞれの立ち位置が、簡単に「善」「悪」と振り分けられず、私のごく少ない脳みそには非常に悩ましいところである。ごく最近ショスタコーヴィチの交響曲第5番のCDを買った。これも様々な解釈がある問題作らしく、同じ時期にこんなに深く考えさせられる芸術作品に出逢ったのも「頭に火がつくほど考えろ!」という神様のメッセージかな…と独り言を呟いてみる。
[DVD(字幕)] 7点(2006-05-14 22:59:56)
193.  ニワトリはハダシだ 《ネタバレ》 
柔らかい画と雰囲気で綴るオシャレ邦画が最近増えているけれど、こういうガツンと力のこもった邦画が私は好きだ。登場人物たちはアザだらけ水浸しで拳をふるわせ、力一杯走り回っている。そしてその頭上に広がる舞鶴の空の美しいこと!太平洋戦争の残した爪痕、高級官僚の汚職にアイガモちゃんまで一緒にてんこ盛りにしたスピード感あるストーリーはとても面白く、明るいお天道様が光るラストまで、気の抜けないシーンだらけの、しかしすごく楽しい2時間弱。雨の降った後の土みたいに、気持ちのいい匂いのする映画だった。
[DVD(字幕)] 9点(2006-05-04 00:37:25)(良:1票)
194.  ベルリンフィルと子どもたち 《ネタバレ》 
邦題だけ読むと勘違い必至です。この映画においてベルリンフィルはそれほど大事じゃありません。ベルリンフィルと共演することになった子どもの日々がメインです。「やればできる」をそのまま映像化して諭した教育指南書のようでもありますが、どこか斜に構えた態度の恵まれない境遇の子どもたちをそっと見つめ、それぞれの心のモヤが晴れる過程を静かに追う姿勢に好感が持てました。終盤「ルームメイトができた。」と喜ぶナイジェリアの少年も、作られていないかわいらしさ、愛おしさを感じます。ベルリンフィルの監督やダンスコーチの真摯な姿はさすがに地位を感じさせる風格で、言葉のひとつひとつが胸に刺さりました。学ぶことの多い、とても良質なドキュメントです。
[DVD(字幕)] 8点(2006-04-27 19:57:44)(良:1票)
195.  皇帝ペンギン
ちょっと驚いた。勝手に「かわゆいペンギン癒し癒し物語」だと思いこんでいたから。真面目で骨太なドラマに仕上がっているドキュメント。いつも画面いっぱいに大写しになる(映画館では相当な迫力だったでしょう)ペンギンたちが、どこもかしこも青い世界で厳しい自然の摂理を勝ち抜いていく姿が凛々しい。でもあのオタオタ歩きはやっぱり可愛いな。エロティックな部分もしっかりあって、一緒に観ていた子どもに気を使ってしまった。さすがおフランス。
[DVD(吹替)] 7点(2006-04-15 21:00:56)
196.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 
期待が大きすぎたから…それだけが理由ではないと思う。つまらない映画ではないけれど、文句なく良かったとも言えない。淡々とした流れの中でイニスとジャックがどれほど強く想い合っていたかは悟りにくく、お互いの結婚生活の強烈な現実臭ばかりが匂ってくる。結局二人の紡いだ愛情の物語というよりは、しがらみの少ない、若くて未来もあり振り向けば恋人のいる「ブロークバック・マウンテン」での美しい時間への思慕が描かれているように感じる。仮に環境が違い、二人が結ばれたとしても幸せな時間が訪れたかはまるで不明なのだ。二人して閉じこめられたキラキラした時間を追っていたように思えてならない。私が終盤の彼らに近い年齢で、且つ女だからこんな感想なのかな。だけど愛を描くというのは難しい。どんな人でも永遠に答えは出せないし、特にこの映画は言葉少ないイニスを中心にしているから、自分の五感を駆使して色々考えるタイプの作りになっていて難しい。しかし現実を置いて過去に想いを馳せる人たちを撮った映画が大ヒット…アメリカ人も疲れているらしい。
[映画館(字幕)] 7点(2006-04-06 01:31:29)
197.  ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!
待ちに待ったWGの長編。野菜の色がカラフルで綺麗な画、そう来たか!と唸ったストーリーなどなどとても楽しい映画でした。しかし、今まで30分作品で彼らの魅力を充分味わっていたので、あの独特で小粋な笑いを長編で存分に生かすのは難しかったかな、という印象も拭えません。アクションシーン、サスペンス風味も既出のテーマなので特別な目新しさもなかったです。しかし、私どう逆立ちしたってこのシリーズ嫌いになれないのです…。映画界で一番聡明で勇敢な犬、立派なジョンブル魂の持ち主グルミット君は今回も大活躍でした。変わらずのんきなウォレスとのコンビ、いつまでも見ていたいです。最後に、飯島直子ちゃん善戦でした。
[映画館(吹替)] 8点(2006-04-02 17:31:58)
198.  タイタンの戦い(1981)
SFX、CG映像時代の夜明けの頃、この作品で勇退したハリーハウゼンの職人技を今観るとどうしたって可愛らしく見えてしまう。カクカク可愛い怪物やR2-D2みたいなフクロウも好きだけど…あ~あ、これが稚拙に見えちゃうなんて。昔はワクワクでシンドバッドとか観たのになあ。なにげにローレンス・オリビエやマギー・スミスが舞台風芝居を見せてくれるのもご愛敬。でも冒頭の鉄砲水シーンなんて怪我人出なかったのかなあ??何をするにも一苦労だった時代を忍んでちょっと点数高めです。
[DVD(字幕)] 7点(2006-03-22 20:44:49)
199.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
アイディア勝ちの映画ですね。ゲーム感覚で最後まで面白く見られました。「たられば」願望は誰にでもあるけれど、この話の場合酷い大人や暴力が絡んでくるので「出逢わなければいい」の結論はとても切なかったですね。それぞれ違う未来のケイリーの変貌ぶり(あの女優さんなかなかだった)を見ると、体を痛めつけながら時間を飛ぶエヴァンの気持ちも無理はないかな…。しっかし最近すぐ記憶が飛ぶ私、トシだからじゃなくてどこかで道行きが修正されているって事かな?じゃ、今が最善だと思うことにしようそうしよう。
[DVD(字幕)] 6点(2006-03-20 19:57:11)
200.  ラヴェンダーの咲く庭で
1930年代のイギリスの田舎を舞台にしたお話ですが、風景や室内装飾が素晴らしく美しくて、うっとりと癒されました。ジュディ・デンチ演ずるアーシュラの恋物語が軸になっていますが、ジュディが圧巻です。終始キラキラした瞳で、突然現れた青年を甲斐甲斐しく世話して、切り落とした髪の毛をそっとしまい込み…。見た目おばあちゃんで中身が乙女の女性を、仕草ひとつ無駄にせずに演じきっていました。もう一人の叙勲熟女マギー・スミスもやんわりと良い雰囲気で画面の中に収まっていました。あっさり且つ優しいラストも良い。ただ、恋物語以外はちょこちょこと穴のあるストーリーで、二人の存在が随分助けになったと思います。ジュディ・デンチの力を見せつけられた映画でした。
[DVD(字幕)] 7点(2006-03-19 00:21:17)
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