201. サイレントヒル
《ネタバレ》 導入部と終盤のゴタゴタは、もう少しどうにかならなかったのか。 そこを除けば、カメラワークやクリーチャー、異界の雰囲気etc.. ゲーム準拠で面白かった、監督がコアなファンというのも頷ける。 演出的にオーバー気味だったのがハリウッドって感じだったりもするけど。 ショーンビーンがイメージ的に近いのもあるが ストーリーを弄くるなら主人公は父親でよかったのでは? 日本から輸出されたホラー原作がどれも女主人公なので合わせたのかな? 食傷気味な設定(ホラーと母性愛)に足並みを揃える必要は無かったのに・・・残念。 [映画館(字幕)] 6点(2006-07-15 10:45:10) |
202. 感染
《ネタバレ》 久々に邦画を見たせいか、ゾクリと背筋に寒気を憶えつつそれなりに楽しめました。 やはりオチが安直というか、それが不満でならない。 展開が緩いので、途中退屈した。 もう少しゴチャゴチャせずにスッキリとまとめてくれればなぁ・・。 キャストは手堅く、そして雰囲気たっぷりに、と頑張ってたのに残念。 仮眠した外科医が新人に「お前は人を縫ってみたいだけだ」と言う。 コレでは先が読める、縫って下さいと言っているようなものだ。 この二人は感染の外に居たのか内に居たのかはイマイチわからないが、 もう少し上手く使えたのでは?と思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-03 12:08:36) |
203. モンスター(2003)
《ネタバレ》 殺人によって成り立つ信頼関係は存在しない。 どう頑張ろうと悲しい結末が待っております。 アイリーンとセルビーもまた然り。 シャーリーズセロンのメイクが話題を呼ぶ今作。 実際の犯人をイメージしたものだろうか? 相手役のセルビーもまた負けず劣らずの醜い姿だったらしいが・・。 そこで何故に、クリスティーナリッチなのだろうか? 華が無いから、対極に位置づけるための演出か。 狙いは当たり、セロンの醜女顔は観客を強く引きつけた。 しかし私は、クリスティーナリッチのデコの方に興味が湧いたわけで・・。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-14 21:52:12) |
204. アイ・アム・デビッド
《ネタバレ》 ラストの急展開には少々驚いた。 最後に知り合う老婦人と深い信頼関係を築き、サラッと終わるものと踏んでいたので。 全体的にご都合主義的な雰囲気は否めないが、それほど突飛ではない。 盛り上がりにも欠けるが、人間の醜さをこれでもかと見せつける映像は無く 安心して見られる、長閑な風景を楽しむ作品としてもなかなか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-13 19:04:15) |
205. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
《ネタバレ》 良いね、このキャラや世界観。 独特で、そして完成されている。 ただ、シュールでホラーでストーリーが深いのを期待していたので、 作品的に全て外しているのが難点といえば難点だったり。 安易なハッピーエンドは余り望んでいなかったというかなんというか・・。 ミュージカル調だったのも完全に予想外。 キャラクターを見て、勝手に内容のイメージを形作ってしまった自分が憎い。 映像や音楽に有ったケレン味がストーリーにあればな、と思った。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-12 04:26:12) |
206. ソウ2
《ネタバレ》 3も製作される予定、ということで ジグソウの後継が出てきたりするんだろうなぁ・・とか鑑賞前に一人考える。 オチがその予想にピタリと嵌り笑ってしまった。 話的には前作の方がショッキングで完成度が高かったと思う。 単独犯と思わせて実は共犯が居る、それも被験者の中に。 衝撃的だが、もはや何でもありだなという思いも湧き複雑である。 最初から居る、というのは前作からのお約束である。 “ジグソウはいつも最前列にいる”だが、既に刑事の前に “ジグソウ”が居る。 では現場に居るのは・・?それが念頭に在るか無いか、それが鍵。 刑事の息子の行方と前作のバスルームが出てきたのは良かった。 今回は密室劇の舞台としては広く、冗長な感は否めなかった。 閉じ込められた人らに共感できず、行動に説得力が無いのも気になったところ。 前作で多大な信者を生み出した作品、貶すも褒めるも難しい。 [DVD(字幕)] 6点(2006-06-03 19:57:40) |
207. Vフォー・ヴェンデッタ
《ネタバレ》 Vにヤラレた。 冒頭・・まくし立てる彼の台詞に酔い、話に引き込まれた。 しかし、その勢いは何処へやらといった中盤の展開。 期待してないのにサスペンスを見せないで、といった具合だ。 動けばこその魅力溢れるキャラクターなのに、という思いで胸が一杯である。 予告編で痛快アクション劇だと思ってた人は、ここで軽く肩透かしを食う。 とりあえず、エプロン姿のVは最高に可愛いし画的にもシュールで宜しい。 Vとは誇りや尊厳であり、理念である。Vとは国民の思念の総意、本流である。 誰も彼等を・・この大きな渦を止められない。 ナタリーは文句無しに存在感、演技力を有すが相変わらず色気の無い体型。 各キャラクターがドミノの駒の如き存在だというのはわかるが、 もう少し深く掘り下げて欲しかったとも思う。 Vとイヴィーの繋がりにも、もう少し深みや説得力を持たせることが出来たはずだ。 [映画館(字幕)] 6点(2006-06-01 20:56:11)(良:1票) |
208. スピード(1994)
《ネタバレ》 地下鉄で失速した感は否めない。 おまけに、キレてキアヌ相手に無謀にも肉弾戦を挑むホッパーに唖然。 知能犯なのかお茶目さんなのかよくわからないぞ、ホッパー。 バスのジャンプシーン、あの角度じゃ無理です。 地下鉄脱線後の滑り具合、サンドラ・ブロックとのラブ締めetc..。 突っ込みどころは多いが、息もつかせぬスリリングさには手に汗握る。 パニック物としては上質だと思う。ただ、何度見てもコレ疲れます。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-30 21:32:25) |
209. バットマン ビギンズ
《ネタバレ》 バットマンの誕生は丁寧に描かれていた。 服装、小道具は自前で製作。バットモービルがゴツい、プロトタイプって感じ。 こういった場面はスパイダーマンでも見受けられたが、ニヤけちゃうね。 忍者の出で立ちでの修行は要らなかったのでは? 渡辺謙も取ってつけたような役貰ってて浮いてました。 影武者であるところの彼を倒した・・がラスボスはどなた? もしかして、リーアム・ニーソン?弱い、押しが弱い。 アクションシーンがドタバタしてるのも辛い。 クリスチャンベールの役者魂には感服するし、キャスト陣の豪華さは満足。 [DVD(字幕)] 6点(2006-05-29 21:43:11) |
210. カンフーハッスル
《ネタバレ》 まず、オーバー過ぎる演出が鼻についた。 「ありえねぇー」という宣伝文句、そして前作「少林サッカー」の存在。 これらから推して知るべしなのだが、どうにも合わない。 CGや合成がわかり易く浮いてるのもだが、基本的にスローモーションが嫌い。 アクションを重視するような作品で余り多用して欲しくないのだ。 場面場面で見ると、カッコよく決めてあるシーンもある。 ただ大仰しさが、映像や音楽に顕著に表れていて冷めたりする。 しかし、話は在って無いような物なのに何故かうっすらと感動してたりもする。 徹夜明けの寝惚け眼のせいだとは思いたくないのですが・・。 もう少し主人公やその相方、聾唖者であるヒロインを掘り下げて欲しかった。 どう考えても火雲邪神と大家夫婦の存在が圧倒的過ぎる。 ハッとしたシーンが「シャイニング」をパロったシーンなのも流石に問題がある。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-29 06:00:34) |
211. ブリジット・ジョーンズの日記
共感できるか、そうじゃないか。 私は後者、理由は「レニーが可愛い」からだ。 30歳、行き遅れで負け組、加えて太ってる。 でもモテモテ。淋しい生活を送ってるとも思えない。 夢とか希望を見出すのだろうか、女性なら。 不思議、だがそういうもんなんだろうなぁ・・と変に納得もした。 ブリジットの感覚で生きると更に行き遅れる事になると思った。 なので、私はコメディーとして完全に割り切って見ることを勧めます。 レニーの魅力全開です、笑えるかどうかはこの際どうでもいいです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-25 21:20:05) |
212. ネバーランド
《ネタバレ》 ピーターパンが誕生するお話だが、深く掘り下げてなかったような。 ピーターとデップの関係もそうだ、他の兄弟との違いを見出せなかった。 そこら辺の心の交流に、重きを置いて欲しかった気がします。 デップの演技はいつも通りでしたが、驚いたのは子役の皆さん。 ジョージとの会話シーン『”少年”が消えた』は感慨深いものがあった。 ファンタジーのようで、そうでもなかった。 自室の扉を開けると美しい楽園が垣間見えたりする。 しかし、そういったファンタジー部分を強調したりしない、いわゆる小出し。 そんな中途半端さに少しイラつきを覚えつつ、 舞台でタイガー・リリーとピーターパンを演じていた女性に心奪われたりも。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-19 02:16:58)(良:1票) |
213. THE JUON/呪怨
《ネタバレ》 私個人としては、日本版よりも怖かったような気がします。 そして、なんと言ってもサラ・ミシェル・ゲラー。 綺麗過ぎる・・・その可愛さは未だ健在といったところ。 話も大きな変更も無く、ストーリー的にスッキリ、そしてわかり易い。 日本という国が歪められてるかと思いきや、監督は日本人で表現もまとも。 和と洋のコラボとしては良質の作品ではなかろうか、それだけでも十分に価値がある。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-15 04:38:28) |
214. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
《ネタバレ》 バラ持って現れるリチャードギアってどうなのよ。 彼がどうのってワケじゃないが、オリジナルの役所と比較するとどうも・・。 くたびれた中年のサラリーマンの哀愁漂う姿とは遠くかけ離れてます。 リチャード・ギアの憎めないキザっぷりに乾杯、冴えてます。 日本の絶妙な間ってのも表現が難しいようです。 少し趣が違ってますね、この賛否両論具合が「らしい」っちゃ「らしい」です。 ジェニファー・ロペス。草刈民代に感じられた透明感や陰がまるで無い。 個人的にこの辺が残念なところ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-14 00:20:22) |
215. Shall we ダンス?(1995)
《ネタバレ》 絶妙な間。魅力的なキャラ達。 そして、草刈民世のアンニュイなお顔・・演技は下手だけどね。 大爆笑でなく、場面場面でニヤけてしまう雰囲気。 ダンスがわからなくても楽しめる、娯楽作品。 本木雅弘出てたんですね、役名が木本弘雅で笑っちゃいました。 セリフの節々や各場面に昔臭さを感じなくもないが、今でも楽しめる。 何度放送されてもなんとなく見ちゃう、不思議な魅力があります。 渡辺えり子が最高。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-14 00:06:24) |
216. 蝋人形の館
《ネタバレ》 蝋造りの館が崩れ行く様は圧巻。 双子の対比も面白い、そして重なり合って死んでいくところも上手いと感じた。 だから、実は3人目が・・ってのは無いでしょと思った。 お兄ちゃん、良いです。 憎めない、ワルっぽぃけど実は妹思いの優しい兄貴・・みたいな。 可哀想なのは、殺された友達や彼氏。 彼氏なんてマヌケを印象付けられたまま退場。 そういった無駄部分や、小出しにするも説明不足な双子の背景が気になるところ。 [DVD(字幕)] 6点(2006-05-11 06:09:51) |
217. マッドマックス2
《ネタバレ》 世界観、人物、服装etc...コレは確かに北斗の拳のオリジナルだ。 ジャギ様(ヒューマンガス)が出てきたときは噴出してしまった。 1とは毛色が違ってて、どうも馴染めず。 若いメルギブソンも特に魅力を感じられなかった。 良くも悪くも普通だったんだよね、インターセプターも振るわずに退場するし。 まだ相棒のヘリ男の方がキャラ立ってる。 最大の魅力は犬が可愛かったことかな、車と共にお亡くなりになったのが悔やまれる。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-25 11:59:58)(笑:1票) |
218. マッドマックス
痛快バイオレンスアクションを謡っていたが、ちょっと眠かったです。 復讐を遂げた後がイマイチ尻すぼみ、スッキリせず。 ギラギラした勢いで突き抜けて欲しかった。 監督の関連作品を見るに、勢いが段々抜けていくのが見て取れ残念。 インターセプターは文句なしにカッコイイが、車やバイクの知識に乏しいので そこまで強く惹かれなかった・・魅せるべきシーンも短く残念。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-24 15:24:31) |
219. コントロール(2004)
《ネタバレ》 衝撃のプラシーボ。必殺技みたいな響きです。 リー・レイと博士の関係に深く感情移入したのでこのオチは割と衝撃的。 個人的にデフォーが好きではないので微妙に悔しいです。 単純に犯罪を犯したリーが悪、というのが一般的かもしれない。 しかし、鑑賞後は複雑な思いを抱いてしまう。 善とは何か、悪とは・・その境界、差異といったことを考えてしまう。 リーは素直に研究に協力して、博士は研究の成果を挙げるための焦りを抑えていれば あのようなラストは回避できたやも知れない。 そういったすれ違いもまた映画らしくて楽しめる。 ただネタと話の流れが王道過ぎる、中盤にリーの死が読めてしまう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-14 01:58:48) |
220. ピッチブラック
《ネタバレ》 アンチヒーロー?ちょいワル? 違うね、リディックはツンデレだよ。 ※ついカッとなって言ってみた。悪気はあった。 オーソドックスながら、割とよくまとまっていたかも。 ただ、恐怖感や派手さについては少々難あり。 人間よりモンスターとのバトルにシーンを割いて欲しかった。 分が悪いのは重々承知してるが・・。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-11 19:36:19)(笑:1票) |