201. グッドナイト・ムーン
《ネタバレ》 離婚した前妻と再婚する予定の後妻との、お互い相手を認めたくてもどこかで認めにくい、家庭をテーマにした映画です。いくら前夫の恋人が疎ましいとはいえ、スーザン・サランドンが最初は嫌な女に思えました。しかし、それは子供たちにいつまでも自分に頼らず、新しい母親のことを支え、また言うことを聞いて、死に行く自分の分まで生きてほしいという願いだったのですね。最後まで、ジュリア・ロバーツに「あとのことを頼むわね」と頼まなかったのが、最後の最後まで、(ジュリア・ロバーツに安心して我が子を任せられる強い母親になってほしい)と願う演技に映りました。 [DVD(吹替)] 8点(2005-05-25 19:03:33) |
202. 魔女の宅急便(1989)
《ネタバレ》 女の子の映画ですが、男でも楽しめます。ジブリでは、2番目に好きな映画です。都会の荒波に揉まれ、自信をなくして飛べなくなったキキが、絵描きの友人のアドバイスを受けながら、トンボを助けるために、スランプなんか気にしてられないとばかりに、無心で飛べるようになるところ、もっと自分に自信をもちなさいというメッセージ。ラストのキキの空を飛ぶ道具がアレなのは、既成概念にとらわれず個性を大切にしなさいというメッセージが良く伝わってきます。泣ける映画ではないですが、失敗してもくじけない、気にしない、という気にさせる、素晴らしい映画だと思います。 [DVD(吹替)] 8点(2005-05-25 18:50:47) |
203. ショーン・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 恋人同士の倦怠感、義理の親子関係、ニート問題、現代に特有の社会問題を、全然関係のないゾンビ映画をベースに展開していくのが面白かったです。観ている人みんなが、それぞれ共感できるのが、ショーンであり、エドであり、リズであり、バーニーであったと思います。絶妙な”間”で突いて来る笑いがドテっ腹に来ますね(笑)。 [DVD(吹替)] 8点(2005-05-25 18:03:01) |
204. あなたに降る夢
”もし宝くじに当ったら”というのが題材の映画なんですけど、温かい気持ちになれる映画でした。普通、いくら約束したからとはいっても、懸賞金を半分もあげられませんよね(笑)。ニコラス・ケイジもブリジット・フォンダも人のために使うお金の使い方が、歯が浮こうが何しようが、良いんです。自分の中では、この映画はクリスマスに観たい映画ベストワンです。お子さんのいる家庭の方にも観てほしいですね。お金の使い方を教えられます。 [DVD(吹替)] 8点(2005-05-25 17:36:13) |
205. アメリカン・ヒストリーX
《ネタバレ》 今まで見てきた黒人差別映画の中では、一角を担います。これまでの黒人差別をテーマにした映画は、大抵、白人と黒人が仲良くなりました、で終わりますが、この映画は少し違います。敬愛する父親を黒人に殺され、ハーケンクロイツを掲げ、黒人を敵視するエドワード・ノートンの抜群の演技力に尽きます。演技のためとはいえ、よくあそこまで肉体を極限まで鍛え上げたなぁと思いました。とても『ファイトクラブ』の序盤のようなひ弱な役者とは思えませんでした。後半、○○○での体験で黒人に対する見方を改めるあたりから、物語の真髄に入っていきます。後味も悪く、少しストーリーが破綻しているところもありますが、訴えるテーマは、白人と黒人は仲良くなりましょうだけではないと思いました。 [DVD(吹替)] 8点(2005-05-25 17:29:08) |
206. 愛しのローズマリー
ヒューマンドラマとしてみると、グッときます。例えば、○○病棟の子供たちの正体に気がついたハルのシーンなど、もう涙が出そうになりました。外見でしか女性を判断できなかったハルを変えたローズマリーと、ローズマリーを尊敬できる女性として見直したハル。人を外見だけで判断してはいけないと分かっていても、実際はなかなか難しいですよね。 [DVD(吹替)] 8点(2005-05-25 17:01:17) |
207. ソフィーの選択
《ネタバレ》 『究極の選択』ですね。戦時中の映画だと思ってましたが、回想シーンで当時を振り返る、心の傷を負った女性の物語だったんですね。ホロコーストの実態は僕らでは映画とか本でしか理解できません。理解した所で、本当に理解しているとは断言できないでしょう。ドイツの憲兵に、「どっちの子供か選べ!」と迫られるシーン、自分が親だったらどう『選択』していただろう…。 [地上波(吹替)] 8点(2005-05-25 13:12:11) |
208. 少林寺三十六房
《ネタバレ》 男の子の永遠の夢、カンフーですよ! 三節棍の由来が、この映画で明らかになります。実際は35房の修行シーン、全て映像では出ないです。てゆうか、三十六房とはそういう意味だったのか、と久しぶりに観て、分かりました。ぼくたち男の子っていう生き物は、食堂に行く前の、丸太渡り、水汲みとか、頭突きインターバル、鐘を鳴らすのとか見せられてしまうと、ついつい真似してしまうんです。リューチャーフィーが慢心することなく、師範代に負けても勝っても修行に精進する設定がまた良いです。ただ一つ残念なのは、いくら元師匠の復讐を誓う少林寺僧とはいえ、『坊さんが目の前の殺人を見て見ぬふりしていいのか?』という疑問が残ってしまうので、-2点です。 [DVD(吹替)] 8点(2005-05-25 12:56:55) |
209. コン・エアー
いい知らせとわるい知らせのくだりに、イラッときます。 [ビデオ(吹替)] 7点(2013-03-03 23:02:25) |
210. ガリバー旅行記(2010)
古いしきたりにとらわれるリリパット王国を解放したことに、ガリバーの意義があったと思った秀作!最初はグズだったガリバーが、王国の皆から信頼され、応えていこうとする姿は、僕には感動がありました。頭をからっぽにして観るととっても面白いよ! [DVD(邦画)] 7点(2012-04-07 21:50:17)(良:1票) |
211. バイオハザードIV アフターライフ
《ネタバレ》 中島美嘉はどうやって感染したんだろう。服を着替えて外出する時間はあったわけだから、ラクーンシティからの宅配便の汚染された食材を食べて感染したのかな? いきなり襲われたらそりゃビックリするわ。冒頭で地下指令室の中国人?達が射殺されたり、もはや価値がなくなった硬貨を銃弾にして乱射したり、ちょっとブラックな演出があったのは面白かった。荒廃した世界をここまで次回作へ引っ張る続編映画も珍しいと思いました。 [DVD(吹替)] 7点(2010-12-22 21:52:16)(笑:1票) |
212. 魁!!クロマティ高校 THE MOVIE
アホだ、こいつら真性のアホだ! 松崎しげるがケツ出してる時点で合格…! [地上波(邦画)] 7点(2009-08-16 09:35:54) |
213. 東京ゾンビ
ゆるい(笑)。最初から最後まで、とことん緊張感のないゆるさが面白い。ストーリーはともかく、ゾンビの扱い方をよく知って撮ってるから笑える。よく哀川翔がこのハゲ役を引き受けたものだと、その懐の広さに感服。いつもの、どすの効いたタンカが裏目に出ていて、クスクス笑えました。浅野忠信との息もばっちり。 [インターネット(字幕)] 7点(2009-05-07 22:05:44) |
214. 俺たちフィギュアスケーター
このくだらなさは結構好き。愛すべきアンチヒーローとも言うべきウィル・フェレルのキモかっこ良さと、相変わらず動きのバランスが特徴的なジョン・ヘダーがツボにはまった。ブラックで下ネタ満載だけど、スポ根コメディと割り切れば、気楽に観れました。コメディ俳優の中でもさらに変わり者の2人の、無駄に絶妙な動きを、フィギュアスケートという題材で映画に取り上げた所に敬意を表したい。テンポも良かったし、実在の?人たちもこんなくだらない映画に快く出演してくれていた点は、サービス精神が旺盛で良かったと思う。 [DVD(吹替)] 7点(2009-02-24 23:26:30) |
215. 28週後...
なんという人騒がせな家族(笑) [DVD(吹替)] 7点(2008-08-05 21:57:23) |
216. シドニー・ポワチエ/ピース・オブ・アクション
悪人の映画なのに、とても温かみのある映画でした。中盤が学園ものなので、改心するのかなー、と思った矢先に、ブラックな展開になったり、飽きませんでした。シドニー・ポワチエは、有名な黒人俳優の中では、最後の人道主義者なのかも。 [DVD(字幕)] 7点(2008-04-02 21:07:15) |
217. ボクらのママに近づくな!
アイス・キューブに「あんた、子どもか!?」とツッコミを入れたくなるほどにウケました。あんなカッコイイ車が、どんどん悲惨な状態になっていく様をみて、ちょっとやりすぎだろ…と思いつつ、やり場のない怒りを抑えるニック役が結構面白かったので、ファミリー・コメディとしては安心印です。テンポもサクサクしていて、観やすいと思います。ママを彼女にしたい→子どもたちの親代わりになりたい、という心境の変化は、こういう映画の結末として予想はできても、やっぱり好感がもてました。 [DVD(吹替)] 7点(2007-10-08 19:02:48) |
218. おまけつき新婚生活
ベン・スティラーとドリューの黄金ペアに惹かれて観ました。超ブラック・コメディだね、これ。どんな善人も、心の底ではドス黒い悪の心があるんだけど、やっぱり善人は善人なんですよ、というテーマがあり、人間の本質を意地悪にえぐった部分がありました。そういう意味で、チョコを詰まらせたシーンは大笑いしましたし、最後のあの救出シーンも妙な感心がありました。ダニー・デヴィートのちょっと毒の効いたコメディなので、これを楽しめる人をかなり選ぶと思います。観てて不快に感じる人が多いのはしょうがないと思う。そういう意味で平均点が低いのは当然の結果といえます。他人の不幸をみるのが楽しい人にはウケると思います。…、なんていやな奴なんだ、おれは。 [DVD(吹替)] 7点(2007-10-05 16:40:22) |
219. リトル★ニッキー
下ネタ満載だけど、楽しそうだから何より。ブラックジョークでゲラゲラ笑うというのもかなり新鮮な感覚でした。最後まであの顔でやり通したアダム・サンドラーは表彰もんだと思う。脚本<ボケネタで、楽しい93分でした。 [DVD(吹替)] 7点(2007-09-13 19:52:10) |
220. 恋におぼれて
メグ・ライアンがぶっ飛んでて可愛い。目がクリクリしているので、美人ではないけど魅力的。やはりラブコメの女王って感じ。イタズラが悪質だけど何だか許してしまうほのぼの感があります。とくに公園で子供たちを仕込むシーンには大いにウケました。みんなハッピーエンドで終わるから安心して観れます。 [DVD(吹替)] 7点(2007-04-16 22:05:05) |