201. 海底軍艦
東宝特撮映画のファンならぜひ見ておきたい作品。轟天号の勇ましいカッコ良さと、バックに流れる伊福部マーチを楽しむこともさることながら、陰に流れている「反戦」という東宝特撮映画永遠のテーマを感じ取ることが出来る作品として、評価できる。正直、マンダの活躍をもう少し見たかった気もするし、冷線砲の効果音はもっと良いの無かったのかよ、とも感じるが、轟天号の突撃シーンに免じて許すとしよう。 [DVD(邦画)] 7点(2007-05-17 19:57:12) |
202. ラヂオの時間
テンポ良い物語運びで面白かった。戸田恵子と細川俊之がなかなか。画面からは少々安っぽさを感じるのも事実だが、コメディとして十二分に楽しめるのでそれほど気にならない。脚本が現場でこれほどまでに変わってしまうのか、という驚きを表現しているのは、実感こもっていて宜しい。 [地上波(邦画)] 7点(2007-05-17 19:31:54) |
203. 猿の惑星
見たのが小学生だったので、正直細かいところはあまり記憶にないのだが、あまりにも有名なラストには、やはり衝撃を受けた。特殊メイクも子供ながらに頑張っているなぁ、と感じた記憶がある。SF映画として、よく出来ていると思う。 [地上波(吹替)] 7点(2007-05-17 19:16:32) |
204. ボルケーノ
パニック映画としては、なかなかよく出来ていると思う。地下鉄で人が溶けるシーンは、当時小学生だった私に強烈なインパクトを残した。ラストの展開がやや強引なのは否めないが、普通に楽しめる作品ではないかと思われる。 [DVD(吹替)] 7点(2007-05-13 23:23:48) |
205. 晩春
初めて見た小津映画。ローアングルが特徴の小津作品であるが、動きの多い昨今の作品を見慣れてしまうと、どうしても退屈感は否めない。また、物語の展開がどうしてもホームドラマのように感じてしまって、映画的なスケールを堪能できなかった。しかし、この作品が名作である、ということは何となく感じた。ハッキリ言って学生の私にはいまひとつ理解できなかったが、何十年かしてもう一度見返してみたいとは思った。 [DVD(邦画)] 7点(2007-05-13 23:17:36) |
206. ドクター・ドリトル(1998)
イイね。こういう雰囲気好きだよ。時間が空いたときにテレビやDVDで何となく見るには申し分ないかも。これぐらいなら劇場で見ても損はしなかったと思う。 [地上波(吹替)] 7点(2007-03-19 00:56:50) |
207. ディープ・インパクト(1998)
「アルマゲドン」より先に見たので、そこそこ楽しめた。相変わらずのアメリカ万歳だけれど、もう慣れた。津波がニューヨークを飲み込むシーンは迫力があってよろしい。 [DVD(吹替)] 7点(2007-03-19 00:44:50) |
208. レイクサイド マーダーケース
伏線が放置されているなど、若干の違和感を覚えたものの、全体的にはなかなか楽しめた。ラストのどんでん返しまでの盛り上げ方は、充分及第点といって宜しい。ただ、登場人物に感情移入できる人間がいないのが難点かもしれない。 [地上波(邦画)] 7点(2007-03-15 23:41:38) |
209. 佐賀のがばいばあちゃん
島田洋七といえば、島田紳助が「打倒」を掲げていたものの、「結局何もしてないのに勝手に倒れた」芸人として有名だが、この作品は倒れていなかった。安心。映画自体はほのぼのしていて良かった。こういう雰囲気好きかも。吉行さんのばあちゃんは良いねぇ。もう少し笑えるシーンがあったらなお良かったかも。まぁ、ベタだけどラストはホロリと泣けるカンジでイイんじゃん?それにしても、キャストが豪華だねぇ。緒方拳さんが出ているとは思わんかったよ。 [DVD(邦画)] 7点(2007-02-25 00:31:25) |
210. ガメラ 大怪獣空中決戦
小さいころ、ガメラよりゴジラが大好きだった私は、この映画が広く評価されていることが理解できなかった。しかし、今になって見返すと、いやーなかなか良く出来てるなぁ。ゴジラがパラレルな世界を舞台にしているのに対し、こっちがリアル(厳密に言うと完全なリアルではないが)な世界を舞台にしていて上手く対比させているのがイイ。画作りも完璧で、夕陽をバックにして東京タワーに留るギャオスは名シーン。ただ予算が無かったのだろう。ラストのバトルシーンはミニチュアのチャチさが大いに目立つし、戦いも物足りなかった。この辺りをもう少し出来たら、完全な傑作になったのにね。 [映画館(邦画)] 7点(2007-02-24 23:46:57)(良:1票) |
211. スター・ウォーズ/帝国の逆襲
《ネタバレ》 バトルシーンは相変わらず面白い。旧三部作の中では一番安定した物語運びでなかなか。ダース・ベイダーが父親だって告白するシーンは、リアルタイムで見てたら凄まじい衝撃だったんだろうなぁ、と思う。また個人的にはハン・ソロがイイ味出しているように思う。ただ途中で物語が終わるのはちょっと・・・。それって今では珍しくないんだけど、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」みたいに許せる感じではなく、「キチっと締めろよ!!」という気にさせられてしまった。だってハン・ソロが解凍されるまで3年かかるなんて思わなかったでしょ? [DVD(吹替)] 7点(2007-02-21 13:47:39) |
212. あずみ2 Death or Love
《ネタバレ》 前作よりはそこそこ楽しめた。前作は話が薄っぺらかったが、今回はまだしっかりしていて見易い。その分、アクションシーンの迫力はだいぶ劣るが・・・。完全に残酷描写を控えているのがバレバレだし、何よりラストのマントはあれ何だ?そして何故上戸彩は茶髪なんだ?相変わらず上戸彩は作品世界をぶち壊すのが得意なようだ。そういえば、前作と作風がガラリと変わっているような気がするが、北村龍平から金子修介に監督がバトンタッチしたのだから、それは予想内。だって作風の違いはこれより前のゴジラを見れば一目瞭然でしょ? [DVD(邦画)] 7点(2007-02-20 21:37:26) |
213. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
劇場で見たときはとっても面白かった覚えがあるけれど、いざDVDでもう一度鑑賞して見たら、まあまあっていう感じだな。前作で失われていたテンポの悪さは改善されていたし、相変わらずモブシーンの描き方も良い。併せてこのシリーズの良いところであるカット割の細かさも、上手く画面に効果をあげている。シリーズのファンには楽しいであろう。ただ全体的に詰め込み感は否めない。真矢みきの描き方は完全に説明不足(シリーズを通して見ないと何故あれだけ所轄をコケにするのか全くわからない)だし、岡村の存在意義なんか意味不明。全体的にもう少しコンパクトに纏められたんじゃないかと思う。まぁ、この時点で次を作ろうという気が満々だったんだろうな。だから大風呂敷を思いっきり広げていたんだろう。それって私みたいなファンには嬉しいけど、一本の映画としては破綻してると言わざるを得ない。 [映画館(邦画)] 7点(2007-02-20 19:38:24) |
214. インデペンデンス・デイ
アメリカ万歳の描写がかなりカリカチュアされている感じがあるが、まぁそれはそれで良いんじゃないかな。アメリカの映画だし。自国に誇りを持つのは悪いことじゃないから。ツッコミどころ満載でご都合主義を画に描いたような映画だけど、ホワイトハウスやエンパイア・ステート・ビルの爆破は圧巻。やっぱり破壊シーンはミニチュアを使うに限るな。正直、エメリッヒの映画ってあんまり好きじゃないんだけど、その後の作品の体たらくを見てきたので、この作品はまだまだ及第点。そこそこ楽しめた。 [地上波(吹替)] 7点(2007-02-20 02:02:48) |
215. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
鑑賞する前から「ひどい」という話ばかり聞いていたので、期待なんか全くなかった。でも、これが意外と面白い。ただ、「SW」はこれが初めてだったので何だかよくわからないところも多かった。まぁ、旧三部作を見た上で成立する映画なワケで、トップバッターにこれを選んだのは私のミスだとは思うけど、シリーズ1作目を銘打っているのだったら、多少はわかりやすくする必要はあったんじゃないかなぁ。そんな初心者な不満はあるけれど、映像も素晴らしいし、レースのシーンは童心に帰って楽しめた。悪い出来ではない。 [DVD(吹替)] 7点(2007-02-20 01:00:47)(良:1票) |
216. サハラ 死の砂漠を脱出せよ
TSUTAYAの100円コーナーに置かれていたので「100円ならイイか」と思って借りた作品。B級な匂いがプンプンして、別に期待なんかしてなかったんだけど、これが意外とジョーク満載で面白い。まぁ、良くも悪くもハリウッド・テイスト満載の映画だったね。冒頭の戦闘シーンだとか見所は結構あってそこそこ楽しめ、好感が持てる。それにしてもこの邦題はイカンだろ。全く別の映画のタイトルじゃん。内容如何の前にそれが気になってしょうがない。 [DVD(吹替)] 7点(2007-02-19 00:55:46) |
217. TRICK トリック 劇場版2
なるほど。「よっこい庄一」で中年層の心を、「とっとこ帰れ」「ハム太郎か?」で幼年層の心をグワッシと掴むのが狙いなのだな。・・・・・・こんな冗談を言いながら楽しむのがこのシリーズの楽しみ方なんじゃないかねぇ。映画館にまで行く必要は無いけど、DVDで楽しむにはちょうどイイ感じ。 [DVD(邦画)] 7点(2007-02-16 17:16:32) |
218. 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌
コナンの映画はいつも楽しませてもらっているので、今回も期待していたが、詰め込みすぎでちょっと肩透かし。まぁ、10周年記念オールスターのお祭り映画なのであまり責めまい。あんまりストーリーにこだわらず、ファンだったら「あっアイツが出てる」みたいなカンジで楽しめばイイかも。ただ個人的にはコナンと蘭の恋愛描写をもう少し描いて欲しかったけど、その楽しみは次回作にとって置くことにしよう。 [DVD(邦画)] 7点(2007-02-09 23:19:55) |
219. クロスファイア(2000)
金子修介監督、大谷幸音楽…とくれば必然的に雰囲気が「ガメラ」になるのはむべなるかな。っていうか、出演陣がほとんど怪獣映画なメンツだったのが何か笑えた(その割りに永島敏行が悪役なのが新鮮)。そういえば上田耕一が出ていたが、この時点で金子修介が翌年に「ゴジラ」を撮るのを暗示していたようだ……おっと、余談でしたな。原作未読だったためか、すんなり物語に入り込めた。燃え盛る炎や爆破シーンも、自然と画面に溶け込んでいて安心。ただ、物語の性格上か、登場人物の誰に感情移入してイイか迷った。 [ビデオ(邦画)] 7点(2007-01-29 01:52:06) |
220. 博士の愛した数式
見る前は「少々退屈かなぁ」と思っていたが、意外とそうでもなかった。物語的には単調で淡々と話が進むものの、退屈しなかったのは幸いであった。「記憶が80分しかもたない」という重苦しいテーマにも関わらず、見終わった後何だかイイ気分になれるのがこの作品の良いトコかも。ラストシーンは「良かったなぁ」と思えて好きだね。 [DVD(邦画)] 7点(2007-01-29 01:35:35)(良:1票) |