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201.  ファミリービジネス 《ネタバレ》 
ショーン・コネリーには魅力がありますが、話はイマイチでした。ホフマンとブロデリックが屋上で和解するのはストーリーの締め方として真っ当なんでしょうが、そこに至るお互いの心情はイマイチ僕にはつかめなかったし、親子の確執があまり心に響いてきませんでした。
[DVD(字幕)] 5点(2013-07-29 21:12:10)
202.  その男ヴァン・ダム 《ネタバレ》 
Gaumontの笑えない引いてしまうロゴが嫌でした。でも「顔見えただけで何で犯人? 警察バカ?」と思ったら、やっぱヴァンダムがやっちゃてて…と思ったら…という演出は付き合える範疇でしたし、カメラワークに「おや?」と思ったら天井に登って行く演出もそこで独白する事ごとも引き込まれました。「なんで有罪?」と呆気にとられましたが、ラストカットがとても気に入りました。あの受話器の感じとか目の感じ、ヴァンダムに対する印象が変わりました。この人、劇中で自分の英語が下手と言ってたけど、英語がもっと上手だったら単純なアクション系ばかりじゃなく味のある役も貰えるのでは? アクションから少し離れた良い話にもっと出て欲しいと思いました。顔がどこかフリオ・イグレシアスに似てるとこありますね。
[DVD(字幕)] 7点(2013-07-26 20:14:12)
203.  ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》 
少年の持ち物を勝手に持ち帰ったり焼いた灰を返したりする大人のノリについて行けず、保安官のコミカル演出も浮いて白々しく、タンス上の引き出しの絵コンテ見つけられて泣くに至っては「どのくらいの年齢をターゲットにした映画?」とうろたえました。「全ての人に役割がある」みたいな言葉が出てきますが、イリュージョンの作り手と、それを受けるファンの役割ぽく「世界の何処かでファンが大事に保存しているよ」みたいな…それと「主要登場人物にもそれぞれ役割がちゃんとありました」という感じでラストは少女にストーリーテラーの役割を渡すけど、なんだか「ムービーメーカーのために存在するファンのみなさん、本当にありがとう」みたいな感じがしてドッと疲れました。人それぞれの役割って…そういうことかい。人ひとりひとりを機械の歯車や部品のように例えること自体に違和感ありました。 『キック・アス』でヒット・ガール演じてた女の子がノスタルジックな雰囲気の中でまた違う魅力を見せてくれます。
[DVD(吹替)] 4点(2013-07-25 19:53:17)(良:1票)
204.  ホビット/思いがけない冒険 《ネタバレ》 
前3部作でお腹いっぱいで「もういい」と思ってましたが、他のとついでにレンタル。冒頭は「やっぱりノれないかなぁ…」という気分でしたが、ビルボを取り巻くコミカルな演出で徐々に面白くなり、「今作でミュージカルぽいこともやってみました」的な雰囲気になってきて不安になり、「前3部よりフェアリーテイルのおとぎ話色が強いのかな?」「なんだかハリポタ見てる気分」とか感じたりした後、岩の巨人辺りから引き込まれました。ゴラムが出てくるとやっぱり上がります。笑えて不気味で不思議な感覚。戦闘描写は一人の気の持ちようで全体の形成が簡単に逆転するような安易さがあったり、その後またハリポタ気分に陥ったりでしたが、全体的には楽しめました。前シリーズの主役イライジャも最初にちょっと顔出したり、サイモン&ガーファンクルあたりを思い出すような歌がプログレッシヴ・ロックのオーケストラアレンジ風なアクセントを加えてエンドロールを飾り、70年代的な懐かしさを伴っていたり、ちょっとしたところに妙な安心感を覚えもしました。「話は終わらず続くのか」というのが、ちょっとばかり溜息でしたが、好きな人には嬉しい限りなんでしょうね。前シリーズ1作目よりは随分面白く思いましたし、続きが出たらさらに面白くなるのを期待しつつ観ると思います。
[DVD(吹替)] 6点(2013-07-24 21:20:28)
205.  メメント
とてもつまらなかったです。同じ監督さんと気付かず『プレステージ』観て唖然とし、『ダークナイト』『インセプション』で、ノーランは僕にとって超つまらない映画を作る監督ナンバー1となりました。いつも時間を無駄にした感しか残りません。
[DVD(字幕)] 0点(2013-07-23 20:38:44)
206.  塔の上のラプンツェル 《ネタバレ》 
ポスター、パッケージのイメージで「キラキラ甘々な夢見る少女専用」という感じがして全く興味が湧かず一生見ることはないと思っていたのですが、ここでの評価が良いのでレンタルして見ました。見て良かったです! 中学生の息子は見ないだろうなぁと思っていたら楽しんで一緒に見てました。ポスターで見るラプンツェルにはさっぱり魅力を感じませんでしたが、アニメーションで見る彼女は美しく可愛らしく魅力的でしたし、ストーリーの語り始めは彼女ではなく男のキャラで、べっとり女の子向けみたいに思わせない上手な切り出し方だったと思います。男のキャラも甘々な少女用の反吐が出るような王子様キャラではなく、同性から見ても違和感や嫌味がなく程よいハンサムで好感持てるキャラでした。それに加えて警察犬のようなスゴイ馬がうまいこと引き込んでくれます。悪役の偽母は「はい、こいつが悪者です」と分かりやすく作られていますが、子供の自立過程でそれなりに心配する親が、子供を必要以上にコントロールしてしまうような良くない部分だとか「あなたのため」と恩着せがましい言い訳をしながら「実のところ親本人のエゴのためだけじゃねぇかよ!」というケースをシンボル化したキャラでもあります。締めくくりも「一緒に幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし」という感じのベタではあるけれども、語り出しと同じく男側の語りになってニヤリと笑える粋な工夫は良かったです。1点気になったのは、花を独り占めしていた偽母は褒められたもんじゃないけれど、勝手に持って行かれちゃ気分良くないのも分かるし、他人の子をさらって監禁するのはワルだけれども、あんな風に墜落させなくてもよかったかなぁと…オズの魔法使いの悪い魔女が消えてしまうみたいに、老化→風化→消滅くらいで済ませて欲しかった気がします。あの墜落が「やったぜ、いい気味!」というほどは憎めなかったので…
[DVD(吹替)] 8点(2013-07-21 00:10:33)(良:1票)
207.  僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 《ネタバレ》 
「僕たちは世界を変えることができる」なんて言われたら「はいはい」という気持ちになってしまうかもしれないけど、「僕たちは世界を変えることができない」なんて言われると、これまたネガティブ過ぎてこのタイトルがすごく嫌でこれまでスルーしてきました。学校建てることもできなくて、その代わりせめて…みたいな話だと思い込んでもいました。観てみたら、いやぁこれはスゴくジンときました泣けました。グイグイ心に突っ込んできます。茶髪のチャラい男が実はとっても頼りになるイイ奴だったり、ガイドさんが父親の話を語るシーンなんか、あれがもしただの演技だとしたら彼は凄すぎます。カンボジア視察旅行場面はドキュメンタリーぽさがあって、ちょっと『ウルルン滞在記』を見てるような錯覚に陥る瞬間もありますが、演技演技したワザとらしさで浮いてしまう感じにならなくてよかったと思います。うーむ、すげーいい話だし教育的にも素晴らしいのでうちの子にも見せよう!…と思っていたら、大学生の話なんでちょっとオトナの世界が顔をのぞかせ子供と見るにはちょっとビミョーなところが出てきて思案中。けど、そのシーンだって実はすごいイイ場面です。この映画はたくさんの人に見てもらいたいオススメです!
[DVD(邦画)] 9点(2013-07-19 20:16:10)
208.  高地戦 《ネタバレ》 
戦場描写はよく作られているなと思いました。けれど寒いからって敵軍の服を飄々と着て、味方に撃たれても仕方ないような行動をとるシーンが出て来た時にかなり冷めてしまいました。それでも見続けられるクオリティはありましたが「あ、この人今から撃たれるな」というのがありありと分かるシーンの連続でもありました。逆に言えば撃たれる直前の「あー撃たれるよー!」というハラハラを味わう作品なのかも。予告編がとても気になったのでレンタルしたんですが、予想と違ってあまり内容のない作品だったなと思います。霧の中、両軍が歌い始めた時はピークに冷めてしまいました。実際にあんなことされたら、自分なら「これは心理作戦だ!」としか思わないし、少なくともあの場で郷愁には浸れないな。箱に爆弾細工はしないで敵同士のコミュニケーションが起こり、けれど冷淡に撃ち殺し合う不条理を戦争の狂気と悲しみと言ってしまえばアリなのかもしれないけど、どうも「ホントかよ」と思ってしまう。僕は可愛い女の子であることを免罪符のように思って冷淡なことをする女が大嫌いです。あの女を殺したのは正解と思いますが「こんな女の子を殺すのなんて見てらんない」みたいな目を背けて殺す描写は甘々で物足りませんでした。あの女はもっと惨たらしい死に方をして欲しかった。…なんてことを思わせてしまうこの映画はあまり好きじゃないです。
[DVD(吹替)] 5点(2013-07-19 02:55:54)
209.  フォーリング・ダウン 《ネタバレ》 
我慢に我慢を重ねて、見ているこっちも鬱積して…そういう段取りができてる場合、主人公の感情が爆発すると「よっしゃぁ! それでいい‼︎」と思えて快感もありますが、そういうものは感じられませんでした。映画でこういうテーマをやるってのは、日頃自制して過ごしている市民の代わりに劇場の2時間だけ現実にできない鬱憤処理を疑似体験してもらおうって企画になると思うんですが、ブチ切れるってことそのものを2時間も描こうとしたってついていけないし疲れる。見境なくブチ切れる行為は大人気なく反社会的だから、主人公をヒーローにすることはできないだろうが、なにもあんな破滅的な終わり方させなくても…。ああいう締め方しか用意できない時点で、この映画の企画は失敗で存在価値が低いと思います。まさかこんな内容薄な映画でまともに銃社会の警鐘を鳴らす志なんて感じられませんし。反社会行動なのにちょっと共感しちゃう自分もあり 、だけど最後は冷静に目が覚める映画だと僕は『狼たちの午後』を思い出す。
[ビデオ(字幕)] 3点(2013-07-18 03:56:14)
210.  黄色い星の子供たち 《ネタバレ》 
「まさかね…」ということがこれから起こるということを知らない能天気な少年たちの日常から、暗雲がじわじわと覆い尽くして行く描写速度にリアリティを感じました。競技場に集められてもまだそれほど危機感が大きくない感じなど、ゾッとする感じでした。「なんかやばそうだよね」「でもまさかね」と、楽観視したり他人の善意を信じたりポジティブ指向だったりネガティブに捉えることを避けたり…普通はそれでなんとかなって行くものだけど、そういうフィーリングでいちゃいけない場合もあるということを思いました。と言っても、あの状況から騒いでも何も変えようがないのでしょうけど。だからこそ、手遅れになる前に、怪しい世の中の動きには「大人しく」していてはいけないのではないかと思いました。
[DVD(字幕)] 7点(2013-07-17 21:59:52)
211.  縞模様のパジャマの少年 《ネタバレ》 
見え見えのオチに向かって、あまりにも簡単にことが運ぶ。子供一人で簡単に潜れるほど監視も巡回もユルイなら、外に逃げるの簡単じゃん。ちょくちょく柵までやってきて何やら接触してるなんて、たとえ相手が子供でも警戒し指導するでしょうよ。なんかのスパイ活動とか脱走計画とか、普通疑うでしょ。このあまりのツッコミどころからするに、完全に子供向けで、しかも悪しき「子供騙し」映画だ。リアルにショッキングで、かつ人間の弱さ醜さを描くなら、台所で菓子を食って咎められたシーンの直後、あの少年が主人公の非道な嘘のせいで死んでしまう方がキツイ。愚かな思想に盲信する怖さよりも、怖いから自分を護りたいから罪なき他人が窮地に立たされる嘘をついてしまうということが起きることの方が何十倍も恐怖だ。リアルならそうなる可能性は低くないはずだ。しかし子供を悪者にしたくないから、そういう展開にはしない。そのくせ最後に子供を殺してみせて「こういう酷いことをした大人たちが実際にいた」と主張する。嘘の物語で‼︎ この映画で最大に許せない点を述べます。母親がユダヤ人虐殺について「あれと戦争は違う」みたいに逆上しますが、戦争の大量虐殺とユダヤ人焼却をどのように線引きしたら、そういう区別ができるのだろうか? 一方的に国家侵略のために攻め込んでくるものに対し防衛するだけが戦争なら、区別するのも分かるが、戦争はいつもそんな形ではないし、一般市民が巻き込まれて惨殺されることのない戦争がどれだけあるというのだろう? 完全なる子供騙し映画の中で『戦争とユダヤ人虐殺は違う』と植え込む。戦争なら人が殺されてもいいのか? 戦争で儲けてる国が作る偽善映画。虫唾が走る。  この映画はナチスドイツに対して「てめぇのやったことで、てめぇの子供殺してやんの」という嘘話を作って嘲笑している作品とも言える。この映画で感動したとか高評価つける人って、アメリカの子と仲良くなった日本の子供が何らかの方法でパールハーバーに行っちゃって日本の零戦に撃たれて死ぬ話を観ても同じ感想持つのでしょうかね? そういうことでなくたって、戦争をすれば自国の子供が犠牲になったりはするわけで「てめぇがやった戦争で、てめぇの国の子死なせてやんの」となるのだが、この映画は言います「ユダヤ人虐殺と戦争は違う」って。何が違うのか子供にもわかるように説明して。
[DVD(吹替)] 0点(2013-07-17 17:14:29)
212.  ソハの地下水道 《ネタバレ》 
ヒトラーによるユダヤ人大量虐殺のことは普通に知ってるけれど、当時の細かい社会情勢のことはよく知らない。これまでなんとなく「ヒトラーが大馬鹿で狂っていて、そういう人間を祭り上げてしまったドイツ人も相当オツムが弱く歪んでたのだろう」みたいな感覚があったのだけど、最近なんかモヤモヤ。歴史の真実って、なかなか本当のところは分からないものだと思ってるんですが、ユダヤ人はなぜあんなに嫌われた? 『アウシュビッツ』という別の映画も観て、なんとなくカネの問題、貧富の差のことや、金そのものを商売道具に儲けることなどがジワジワ頭の中を廻るようになった。心の隅にしまっていた不公平感が爆発した? 裕福なユダヤ人は貧しい人々とどのように接していたのだろう? この映画ではその辺りのことがほんの少し垣間見れるようなシーンが幾つかあった。マイケル・サンデル教授が現代社会の貧富の差の激しさに憂いていたけど、『I AM』という映画では自ら作り出した「経済」という怪物に振り回されて生きる人間が自然の営みから外れてしまった危機を描いている。ホロコーストは過去のことのように感じるけれど、似たようなことが繰り返されるようなヤバさが現代にもあるんじゃ…? 単純に道徳側面だけでなく金の話しが出てくるこの映画は、そういうことを僕に思わせた。ラストの方で主人公が何度か言う「俺のユダヤ人だ」って、どういう感覚の物言いなんだろう?
[DVD(字幕)] 6点(2013-07-17 10:46:56)
213.  ピラミッド 5000年の嘘 《ネタバレ》 
じわじわと、気の遠くなる超過去の歴史領域に踏み込んで行きます。それはたかだか何千年とかのレベルではありません。ものすごく面白くなっていきます。 もし現代の私たちの文明が衰退を余儀無くされ、何万年あるいは何十万年先に復興するかもしれない未来人のために何かメッセージを残そうとしたら、どうするでしょう? その時、私たち現代人の文明の痕跡など腐蝕で何一つ残らなかったとしたら…
[DVD(字幕)] 9点(2013-07-16 16:05:38)
214.  アルカトラズからの脱出 《ネタバレ》 
フレッド・ウォードわりと好きなので出ているのが見られて嬉しかったです。ダニー・グローバーどこで出てたんだろう? もう一度見てみよう。楽しめて観てたんですが、締めくくりにガックリでした。
[DVD(字幕)] 6点(2013-07-15 21:40:54)
215.  穴(1960) 《ネタバレ》 
タバコが自由に吸えてることにビックリ。金のライターの件を考えると、ライターは使えないと思うのでマッチ? とにかく火が扱える
[DVD(字幕)] 6点(2013-07-15 21:19:28)
216.  50/50 フィフティ・フィフティ(2011) 《ネタバレ》 
自分自身の話、腫瘍が見つかり、あと一週間程度で自分が癌か否か判定を受ける。「かもしれない」の状況ではかなり平常。「癌です」と言われたら、どう変わるんだろう? 全く想像できない…というか、平常のままな気がして、そういう心理状態に意外感。そこが映画で説明されて、ナルホド納得。そこからだんだん壊れて行く主人公の感情の在り方を、これからそうなるかもしれない自分のこととして冷静に眺めた。主人公が「セラピーなんて時間の無駄」と途中退席しちゃったシーンは二人ともの気持ちがやりきれなくて泣けた。家族に見せたくない不安定はどうしたらいいんだろうね? という疑問も芽生えたが、一番気になったのは「自分だったら癌の友人の彼女が浮気してるのを、友人に教えられるか?」だった。多分、僕はできないな。「愛してるよ」を言われた痴呆パパの表情が良かった。アンジェリカが普通一般のお母さんを演じているのを初めて観て、それが印象的でした。
[DVD(吹替)] 7点(2013-07-13 15:22:24)(良:1票)
217.  運命を分けたザイル 《ネタバレ》 
もう少し古い作品なのかと思ってました。ドキュメンタリータッチで、生還した2人が語る姿が何度も出てくるため、どんな極限状態が描かれても「生還した」という安心前提が強くて勿体無く感じました。でもクレバスの迷路を降りきってからが印象的で、おそらくこの作品はダニー・ボイルの『127HOURS』に影響を与えたんだろうなと感じました。後半良いので、前半の緊迫感の足りなさが残念です。腕のいいライターと監督でリメイクして欲しい作品。
[DVD(吹替)] 7点(2013-07-10 23:34:17)
218.  人喰猪、公民館襲撃す! 《ネタバレ》 
タイトルにだまされた~。田舎の公民館を舞台にどれだけ引っ張ってくれるのか、それに興味持ってレンタルしたら、公民館襲撃なんてあっという間に終わっちゃいました。予想していなかった、まぁまぁな笑いのセンスで「損した」とは思わずにすみました。大杉漣とか小林桂樹とか鳥居みゆきとかおぎやはぎ小木とか出てます(ウソ)。
[DVD(字幕)] 5点(2013-06-29 11:33:13)
219.  100歳の少年と12通の手紙 《ネタバレ》 
つまらなくはなかったですが、何がテーマで何が伝えたいことなのか、つめがとても甘い作品だと思いました。一日を10年に見たてて経験成長する少年の心の動きには無理があります。ファンタジーとは言ってもついて行けませんでした。イタズラが過ぎても優しすぎたり嘘や沈黙でごまかしたり、そういうことに少年が傷ついているからなんでしょうが、だからと言って口が悪くプロレスラーと嘘つくオバさんにそこまで惹かれたりとか、そのおばさんに院長がお願いごとをしたりとか、これもあまりにも…。このオバサン、なんで離婚して元レスラーらしき男と居たりするのか、愛とか優しさとか嫌いだなんて冷めてるのか、よく分からないし、分からないなりに彼女が結局変わって行くのはミエミエだけど、元レスラーらしき男とどうなる感じもなし、とって付けたような「私の周りには愛がいっぱい」にはポカンと冷めてしまいました。
[DVD(字幕)] 5点(2013-06-26 15:22:28)
220.  君のためなら千回でも 《ネタバレ》 
男の子に対する性暴力のシーンがあります。ハッキリとは描かれないので「ベルトで叩かれたの?」と言う我が子に「多分そうだろうね」とごまかしましたが、後半「自分は汚れている」とセリフを言う少年が出ます。「なんで?」と聞かれたらどうしようかと思いました。兵士が人妻を欲しがるシーンもあります。子供と見る場合はご注意を。のどかで緑もあったアフガニスタンが荒れ果てた姿に変わるのは印象的。凧のシーンはとてもいい感じに出来ていて、これが最も印象的です。原作者の短い映画紹介から見始めたので、てっきり実話なのかと思っちゃいました。作り話のようですが、いろいろ伝えたい真実もあるようで、映画化されて良かったなと思います。
[DVD(吹替)] 7点(2013-06-24 19:03:45)
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