Menu
 > レビュワー
 > ちゃか さんの口コミ一覧。12ページ目
ちゃかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 553
性別 女性
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
>> カレンダー表示
>> 通常表示
221.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
ラストが良くない。役所さん正親さん吾郎ちゃんの最後のシーン、侍の魂を賭けた凄まじくも切ない名シーンの後、何で野人が生き返って来ちゃうんだろう。もう、台無し!三池監督の遊び心なのか。あれが無ければ監督は一つ上のステージに行けたんじゃないかと思うのだが、普通に終われないのは相当の天邪鬼なのか。そこが良いというファンがいる事は分かるのだが、私はあそこで山田孝之にすがすがしく微笑まれても、伊勢谷友介に意表を突かれても、ただ残念な終わり方としか思えなかった。男たちの熱い思いも吾郎ちゃんの迫真の敵役も全てかき消してしまうような、煙に巻いてしまうような、そんなオチはいらない。
[映画館(邦画)] 7点(2010-10-18 17:25:56)
222.  硫黄島からの手紙 《ネタバレ》 
「父親~」と「硫黄島~」二本で成立する作品。戦勝国側と敗戦国側と言えばそれまでだが、それぞれが一方的でなく、かなり中立な立場で兵士の心の動向を追っている。「硫黄島~」は過酷な戦局と一杯いっぱいな日本兵をピンポイントで描いたのに対し、「父親~」はアメリカ本国の事情や遺族の悲しみ、残留兵の苦悩まで描かれている分、「父親~」の方が映画としてより深みを感じるが、ここは日本側を描かなければ結局は米側として成立せず、またその逆でもある。二本で一作として鑑賞することが重要。確かに日本は敗戦国で、戦争末期は痛々しいばかりだが、米国通でありながらも最後は大和魂溢れる栗林中将の言葉は、当たり前に戦争反対の我々世代にも響きましたので、そのまま書きます。→栗林中将「日本は戦に敗れたりと言えども、いつの日か国民が、諸君らの勲功を讃え、諸君らの霊に涙し黙祷を奉げる日が必ずや来るであろう。安んじて国に殉ずるべし。予は常に諸子の先頭に在り。」 おっしゃるとおり、讃え涙し黙祷をささげます。平和な日本に生きる私たちはそうする事しかしてあげられません。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 8点(2010-09-30 21:31:34)
223.  父親たちの星条旗 《ネタバレ》 
数ある戦争映画の中でも、かなり分かりやすくメッセージを投げかけ、取っ掛かりやすい作品になっていると思う。戦争は繰り返されてはならない地獄である、という通り一遍の反戦メッセージだけでなく、当時のアメリカと米兵の事情が描かれているのだ。戦争疲れで元気を無くした国民に向け、分かりやすい「真実」として、一枚の写真が取り上げられた、という図式。その裏には大義に巻き込まれ人殺しをさせられ、英雄に仕立て上げられた若い兵士たちの苦悩がある。幸運にも地獄から生きながらえて故郷に戻ろうと、その苦悩は消えることなく、死んでいった仲間こそ英雄だったと自分を責めることになる。何て気の毒なんだろう。あの戦争によって今のアメリカや日本の平和が成されたと、私たちが感じることが何よりの供養だろう。けれど彼らが辛く苦しんだ事に変わりは無い。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-09-16 19:21:40)
224.  許されざる者(1992) 《ネタバレ》 
「人殺しは人間の過去も未来もすべて奪うという事」。老ガンマンが若者に諭すように放つセリフ。現実世界では周知の教訓だが、映画の中では簡単に人が死に過ぎる。戦争モノのような最悪なシチュエーションは別にして、西部劇、刑事モノ、事件モノは、撃たれ、殴られ、刺され、とにかく一瞬で人間が死に絶えてゆくことが多い。この作品がそれと少し違うのは、ヤル側も怯え、苦しみながら、かなり真剣に人殺しをする。これはもしや、イーストウッドがこれまでに映画の中で殺してきた無数の被害者や、その他映画の中で簡単に殺され続けた被害者たちへの鎮魂歌なのではないか?などと勝手な解釈をしてみたりした。ここにはいろいろな「許されざる者」が登場する。善い人間と悪い人間の他に「許されない人間」というくくりがある。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-12 17:05:06)(良:2票)
225.  ミリオンダラー・ベイビー 《ネタバレ》 
このような物語とは全く知りませんでした…。ミリオンダラーベイビー、ボクシングで成功する女の子のお話かと思って観はじめました…。正直、どんより。ボクシングなどはその材料でしかなく、ここ最近クリントが訴え続けている「死」についてのお話だったので、面食らいました。重すぎます。救いようが無さ過ぎます。そこまで不幸な女子の話は共感できない、というか、気の毒で気の毒で、作品本来のメッセージを考えることすら忘れてしまいます…。ご冥福をお祈りすることも忘れて、ただただ呆然とするばかりです。  
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-08-06 21:44:33)(良:1票)
226.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 
1,2共に大変面白かったので、3は3Dであるという事も加わり、かなり期待して鑑賞。大きな期待を抱いた私たちの前に再び現れたおもちゃ達。彼らは期待以上の仕事をしてくれていました!!3だけでも楽しめるって所さんは言ってたけど、1,2で構築されたキャラクター個々のイメージや、ストーリー上でのおもちゃ同士の団結力は3作通してこそ味わえる世界観。3だけ見て面白いのは当たり前だが、3作通して鑑賞する事がベスト。本作から3Dになった事によって、今まで以上におもちゃ達の「素材」が手に取るように分かり、より一層おもちゃの世界に入り込むことが出来たのも勝因。木製、超合金、ソフビ、プラスチック…それぞれの触り心地やふさふさ感、重量感が見てるだけで伝わってきて、おもちゃ達をより身近なものに感じられた。新キャラロッツォはふわふわで、イチゴのにおいのかわいい熊さん。ビッグベビーは角度によって目をつぶるミルクのみ人形(私も持ってた)。二人の今の出で立ちはそれだけで歴史を感じさせる。おもちゃの主と同じ歴史がおもちゃにもある。おもちゃ達をよりリアルに表現できたこの新しい技術によって、バックにあるそれぞれの歴史を感じることが出来た。ストーリーに関しても、笑いあり涙ありで素晴らしい。バズの初期設定やバービー&ケンの動きで笑い、おもちゃ達の保育園での扱いやロッツォの生い立ちは悲劇そのもの。裏切りもあり、焼却炉での団結力は感動。皆が手を繋ぎ、互いに目を合わせるシーンは、言葉無しでも彼らの決意をひしひしと感じられた凄いシーンになっている。そして、何より素晴らしいのは、おもちゃ達とアンディの再会で物語を終わらせなかったところ。そこはもう映画史に残るラストと言えましょう。ほんと、ありがとうと言いたい。
[映画館(吹替)] 10点(2010-08-05 12:04:09)
227.  シャーロットのおくりもの(2006)
見た目や立場の違いがあっても、そこに真の友情が芽生える事だってある。そんなメッセージが子供達に伝われば、それで良いと思う。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2010-07-12 20:27:40)
228.  マイ・ブラザー(2009) 《ネタバレ》 
一言で言えば「喜怒哀楽」。戦争帰還兵とその家族の不安定な心と、それに伴う不安定な生活。家族との再会を喜び、平和な生活を楽しもうとするが、家族の言動に苛立ち、嫉妬し、英雄と讃えられることに抗う。悲惨な体験を思い出しては悲しみ、自分のやってしまったことを苛める。もの凄く不安定だ。その不安定な心を表現した役者達がまた良い。特にスパイダーな肉体を捨てたトビーの演技は鬼気迫る。凄い役者になってきたなという印象。そして長女役の子の演技には泣かされた。この子はホントに凄い。食器棚をぶち壊すシーンをTVで見てしまっていたので、それ以上の暴れるシーンがあまり無く、ちょっとだけ期待はずれだったが。主人公サムと家族達が元の生活を取り戻すことを願う。サムが立ち直り(立ち直るという言葉がこの場合適切か分からないが)、せめて自分の喜怒哀楽をコントロール出来るような、以前の彼に近づいてくれることを願う。
[映画館(字幕)] 8点(2010-06-24 17:46:32)(良:1票)
229.  ペイルライダー 《ネタバレ》 
イーストウッド監督が、ヴィジュアル重視で撮ったウェスタンアクション。プリーチャーと極悪保安官との関係はさて置き、とにかくヴィジュアル的に面白かった。保安官とその部下達が横並びに立っているシーンや、プリーチャーが自分の象徴的な帽子を地べたに残して消え、一人ずつ順番に7人の敵を撃ち落とすシーンは、特に面白かった。あと一つ、「プリーチャー、プリーチャー!」と山間にこだまする声のシーンが2回あったが、それがどちらも印象的。まるで地上から天国(または地獄)にいる神(または悪魔に)向かって、何かを激しく求め呼びかけているような声が、印象的だった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-06-07 22:53:06)
230.  バンテージ・ポイント
大統領狙撃と爆発までをそれぞれの目線で何度も何度も見せられるというのは、面白いのかそれともクドイのか。少しずつ謎が解けていく感じは面白いかったが、いつもいい所でキュルキュルキュルと巻き戻されるのは少々めんどくさい。後半はカーチェイスを凄い迫力で見せ、サクッとした終わり方が前半のクドさを忘れさせてくれる。重いはずのテーマだが気軽な作品。ドラマっぽい。
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-20 14:38:59)(良:1票)
231.  グラン・トリノ 《ネタバレ》 
自分の好きなツールで溢れた自分の城を持ち、愛車を磨き上げ、人に媚びず指図を受けず、友人は自分で選ぶ。シンプルだけどなかなか出来ないかっこいい生き方。そして彼は死に方までも自分で選んだ。自分の身を挺して友人を守った。かっこ良過ぎる。 度々出る人種差別的発言は、むしろ人種なんてどうでもいいという気持ちの表れで、遺言状もかっこ良かった。主題歌を口ずさむ彼の声が俳優イーストウッドの本当の遺言のように聞こえてしまい、思わず涙が出た。まだまだ良い作品を世に送り出してください。
[DVD(字幕)] 10点(2010-04-15 12:25:25)
232.  オペラ座の怪人(2004)
心に響くものが全く無かった。ヒロインの揺れ動く心も、歌われると何だかのんきな感じで切実さが伝わってこないというか。私には全く理解できませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2010-02-17 15:00:07)
233.  Ray/レイ 《ネタバレ》 
かなりのワルだな、レイ(笑)。だがその根底にある生い立ちや女性観、人種差別、音楽の変成、契約に関する人間関係など、順序立ててシンプルに語られている。一人の音楽家の伝記映画として、その秀でた音楽性、溢れる才能から湧き上がるように生まれる楽曲を過不足なく伝えている。少々長かったが、150分の内容を要約すると、いろいろあってワルかったけど、音楽はサイコー、というレイチャールズ、それが丸ごと分かった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-02-07 09:58:22)
234.  ラブリーボーン 《ネタバレ》 
サスペンススリラーの部分と、ファンタジーの部分と、ホームドラマ、ラブストーリーの部分、一人の少女をめぐって描かれたストーリーなのにそれぞれの切り口があり、それぞれ別の作品のようになってしまっているのは、まとまりが無いという印象。おそらくは、死後でも精神的に成長する少女と、悲しい事実を消化し前進する家族を描いたホームドラマが中核になるストーリーで、監督もそこを一番描きたかったんだろう事は伝わってくる。が、やはりピータージャクソン、ファンタジーもサスペンスも捨てきれず、必要以上に素晴らしく描き込み過ぎてしまった。犯人役の演技もまた素晴らしく、実はサスペンス部分が一番面白くなってしまった。とは言え、ラスト、スージーは穴の中に投棄されてしまうのにラブストーリー部分で何だかハッピー。犯人は捕まる事無く事故死なのに、スージーは成仏し、家族は平穏な生活に戻る。一番面白かったサスペンス部分は、実は一番どうでもいい部分だった。支離滅裂である。
[映画館(吹替)] 4点(2010-02-04 18:09:46)
235.  僕の大事なコレクション 《ネタバレ》 
真面目なアメリカ人、ポップなロシア人、ガンコじじい、そしてバカ犬。美しいウクライナの風景、個性的な音楽。全て奇妙で絶妙なバランス。前半は異文化交流の不思議な笑いと、異人種間に芽生える友情の話のようだが、じいさんがトラキムブロドを思い出した瞬間から一転、作品の毛色が変わった。皆さんおっしゃるとおり、一面のひまわり畑は、あの切ない反戦映画のオマージュか。同じ種のメッセージが視覚からストレートに入り込んできた。ジョナサンは「過去を忘れてしまうのが怖い」と言うが、アレックスじいさんは、過去を思い出した事によって、あの選択をした。それまではユダヤ人に差別的な態度を取っていたが、蘇えった記憶の中の自分は、胸にダビデの星のついた上着を着て、処刑から一人生き残ってしまった。そしてその過去を上着と一緒に葬っていた。若き日のアレックスじいさんは誇りと引き換えに生を選んだが、今度は一度捨てた誇りを取り戻し、ユダヤ教徒として死を選んだ、ということだろうか。全体に醸し出すポップな雰囲気の終着点は意外に真面目で、「忘れてはならない人間の誇り」の大切さだった。隠れた名作。原作を読みたい。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-23 16:56:43)
236.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
パーフェクトだった。映画として必要な要素を欲張りなまでに表現し、ここまでのレベルで成功した例はあまり無いと思う。SFの中に原始の美を設け、地球ではない架空な土地を「守らねば」と思わせる即効性。そのような説得力を持つ美しい架空世界を作り上げた事がまず凄い。パンドラの地、そこに巣食う動植物やナヴィ達の世界は、映画の中でたった2時間半あまり覗いただけなのに、まるでずっと太古から存在しているように思えたし、対する地球人はエイリアン以外の何者でもなかった。短時間でそう思わせることに成功した。説得力ある世界観、カリスマ性あるヒーロー、美しくも勇敢なヒロイン。パーフェクトだった。特筆するのは、ヒロイン、ネイティリの美しさか。しなやかな肢体と躍動感溢れる身のこなし、少女のように純粋な表情と、少年のようにストレートな声…。そこに魅せられてしまった地球人(視聴者)の負けは決まったようなものでした。  余談ですが、確かに もののけ姫 に似ている。ホームツリーが倒されたとき、でーだらぼっち的な者が出てきたら、間違いなく減点だったが。これは文句無く10点。 
[映画館(字幕)] 10点(2010-01-13 21:19:54)(良:2票)
237.  THE 4TH KIND フォース・カインド 《ネタバレ》 
「実際の映像」としてはさまれる映像そのものを「作り物」と全否定してしまえば、これほど胡散臭い映画は無い。夫の自殺を受け入れられない妻と、それに加担したスタッフによって、まことしやかに作られた「偽せモノ」なのかもしれない。百歩譲って半信半疑な目で見たとして、映画という娯楽をそのような目で見なければならないのは非常に寂しいことだと思う。むしろ全肯定して見てみるとしたら、これほど衝撃的で価値の有る映像は無い。「信じるも信じないもあなた次第」という作りはいささか無責任な感もあるが、この手の話題が仮説止まりになってしまうのは当然だろう。とりあえず私は、空をくまなく観察しながら家路を急いだ。
[映画館(字幕)] 4点(2010-01-04 15:56:42)
238.  カールじいさんの空飛ぶ家 《ネタバレ》 
じいさん流行りなのか、じいさん主役アドベンチャー。こちらはタイムスリップや妖精が出てくるでもなく、魚や車がしゃべるでもなく、普通のじいさんと普通の少年が、普通じゃない空飛ぶ家で旅をする。この普通じゃない家は、魔法でもなければ生き物でもない、普通のヘリウム風船を大量に取り付けているだけという仕組み。おや?私達は魔法や妖怪は既にすんなりと受け入れられるようになったのに、むしろ普通の仕組みこそありえない、現実離れ、と考えてしまう思考回路になっているのか。風船で家を飛ばそうなんて、某アイドルグループが実験しなくたって不可能と分かるような企画である。その実験的な装置を作っている行程などには一切触れず、突然めりめりと家が地面からはがれ飛ぶ。街の障害物にぶつかりながら飛んでいくさまは妙にリアルに描かれているが、やっぱりありえない。大量の風船を付け大空を飛ぶさまはとても美しいし、雷雨の中でも飛んでいる家は雄雄しくもある、でもやはりありえないと思ってしまう。中盤から出てくる変な鳥やしゃべる犬との掛け合いはかなり楽しめたが、しゃべる犬は科学技術(首輪)によって聞こえるという中途半端にリアルな設定。要所要所で楽しめたが、全体的に無理があるなと感じてしまうのは、その中途半端なリアリティのためか。 
[映画館(吹替)] 6点(2009-12-18 16:23:39)
239.  マイケル・ジャクソン/THIS IS IT 《ネタバレ》 
10年のブランクを経て、いきなりロンドン50公演宣言。昔ファンだった私もさすがに、とち狂ったかマイコー、いよいよ金策に出たかと、半ば呆れていたところの突然の訃報。それを受け最初に抱いたのは、驚きと同時に諦めの気持ちだった。しかし追悼を機にテレビで流れる過去のPV、そうあの完璧にかっこいいPVを見返すにつれ、昔ファンだった事を思い出しCDやカセットテープを引っ張り出し、映画も見なきゃと足を運んだ。 そのスクリーンには、妥協や失態など一切無い昔のままのマイコーが居たし、完璧なPVでは見られない素のマイコーが居た。まるで呼吸をするかのようにダンスし、鼻歌のように歌っていた。「リハーサル」での自然なパフォーマンスは既に完璧だった。キングオブポップは健在だった。だからこそとても悲しい気持ちになった。MJの一部として同じステージに立とうと世界中から集まった若いダンサー達、子供の頃からファンだったというシンガーやミュージシャン、MJのチャレンジに満ちたプロジェクトを形にしようと尽力するスタッフ達、そしてもちろん、多くのファンや我が子の期待に答えようとしたマイコー、同じ夢を抱いた大勢のプロフェッショナル達の無念さは計り知れない。ラインストーンで埋め尽くされたビリージーンの衣装、見たかった。地球を癒そうと大合唱するマイコーと観客達、見たかった。そしてこれからもまだまだ歌って踊れるマイコー、見たかった。マイケルジャクソン、キングオブポップ、神、レジェンド、天下無双、唯我独尊、そしてベストファーザー、安らかに。フォーエヴァー。  
[映画館(字幕)] 10点(2009-12-05 16:04:51)(良:6票)
240.  Disney'sクリスマス・キャロル
CGの最先端技術を駆使して古典おとぎ話を描いた作品。ストーリーがどうのというべきものではない。とにかくその映像の凄さを体感できればそれで十分満足。主人公が過去、現在、未来を飛び回る描写はさすがにロバート・ゼメキス、おとぎ話をすっかりSFタイムスリップものに仕上げている。主人公の心の成長(じいさんなのに成長て…)とそのことによってもたらされる幸福感などは+α、ちょっとしたエピソードな感じに、しっかりSFなのである。とは言えそこはディズニー、最後はこの老人の変化に心から、良かったなぁ と思わせるのである。そのハートウォームな部分はこの最先端技術作品のおまけ的要素でもあり、もちろん根幹でもあり。クリスマス映画の定番になりそうな力を持った作品である事は確か。
[映画館(吹替)] 8点(2009-12-03 18:09:01)
020.36%
100.00%
220.36%
3111.99%
4223.98%
5397.05%
610619.17%
711620.98%
815027.12%
9407.23%
106511.75%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS