221. 東南角部屋二階の女
《ネタバレ》 昔の青春ドラマの一話みたい。開かずの間、東南角部屋の”女”なのです、そこをもうちょっと上手に小細工できたなら三人のキャラがもっと立ったろう。若干の物足りなさはそこらへんかな。 [DVD(邦画)] 6点(2012-11-13 00:57:00) |
222. ボーン・レガシー
《ネタバレ》 “ボーン”を外すかもっと割り切ったスピンオフにすべきと感じた。前半のだるさを後半のアクションで帳尻合わせに行くが、“ボーン”である意味はない。本来のシリーズを復活させるなら良い序章になるかもしれないが。 [映画館(字幕)] 6点(2012-10-01 00:28:04) |
223. 駅 STATION
《ネタバレ》 演歌が苦手、その世界観がまったくダメ。ただ二人が居酒屋で「舟唄」を聴くシーン、ここでは演歌でなければ成立しない。悔しいが認める。 [DVD(邦画)] 6点(2012-04-20 01:40:34)(笑:1票) |
224. 必死剣 鳥刺し
《ネタバレ》 原作未読。しかしながらしっかりと藤沢ワールドにはなっていた。ただ、主君の側室を殺めた立場でありながらそこに居る不可思議さと、正しいはずの別家と切り合うまでの過程をもっと丁寧に描けなかったろうか。とてももったいない。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-04-05 01:09:52)(良:2票) |
225. アルカトラズからの脱出
《ネタバレ》 おそらくこれを元にした作品は多いだろう。脱出方法をふくらませても、囚人達をふくらませてもいいだろう。はたまた所長をふくらませてもいい。監獄の生活、多くの表情を必要としない映画にゃ強いねイーストウッド。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-21 00:06:17) |
226. 落語娘
《ネタバレ》 呪われた噺「檜扇長屋」を映像で見せる。あくまで本職の噺家が演じているのではなく、ここが素人芸では台無しになるわけで失点を防ぐためとはいえあたりまえ。若干地味なミムラ起用が成功。破天荒な師匠の位置関係など無理筋を感じるも、彼女の好演で救われて後味悪くない。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-01-08 22:06:19) |
227. 聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―
《ネタバレ》 山本五十六は別に平和主義というものではないだろう。あたりまえに勝てない戦争をしたくなかっただけだ。ただ、それはあの時代を考えると確かに貴重な人間であり、評価に値するとは思う。さて、山本の立場を表すため、新聞社を中心に世論というかそのときの空気を形成する軍とマスコミのミスリードが描かれている。今東日本大震災を経て、人々に知らすべき福島の原発事故の詳細を大本営発表のような政府・東電の情報をたいした検証もせず垂れ流す現在の大手メディアへの皮肉に見えてしまった。笑い事ではないのだが。 [映画館(邦画)] 6点(2011-12-26 01:44:56) |
228. イーグル・アイ
《ネタバレ》 あくまで自分の尺度だが、テレビ(吹替)で観たくらいなので期待など無かった。でも、疑問部分はさておき十分楽しめた。ただ、主人公が生きていて残念と思わせるラストはいかがなもんでしょう。余談的ですが主人公のテンパッテいる状況の演技は上手いと思う。 [地上波(吹替)] 6点(2011-06-19 01:13:36) |
229. ミッシング(1982)
チリのクーデター時代以降、あまりにいろいろのことがありすぎて、導入部の「事実に基づく」との丁寧すぎる注釈が逆にあざとく感じてしまう。アメリカ政府自体、ある面開き直っている現代では「別にこの程度ならあっても不思議ではない」と写ってしまう麻痺は恐ろしい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-11 22:33:51) |
230. パリより愛をこめて
《ネタバレ》 敵が最初は中国人相手、そしてアラブ人。制作者がトラボルタを雇えるようになったのは良いが、舞台がパリである必然性が何も無さ過ぎて面白い。内容など無視してどうパリから愛を込められたのかを考えてみる。 [映画館(字幕)] 6点(2010-06-10 00:03:50) |
231. 消されたヘッドライン
《ネタバレ》 原作のせいかどうかは知らないが、こんな邦題を無理に付けることもなかろうに。出だしのヌルいラッセル・クロウが意外といい味であること、別になくてもいいようなどんでん返しに一寸だけお得感を味わえたので、このへんかな。 [DVD(字幕)] 6点(2010-01-15 00:52:38) |
232. ヒトラー 最期の12日間
《ネタバレ》 たいへん長く重たい映画だった。ただ、自分にはこれが反戦映画とは思えない。いや、その意図もないのか。一番いたたまれなくなるのは、ゲッペルス夫人が自分の子供たちを殺して行くところだと思う。まさしく「狂気」の一言であるが、夫人の行動だけではなく、様々に描かれる「狂気」へあらゆる事実を押し付けすぎてはいないのか。観終わりとても気になってしまった。人間ヒトラーを描くことに抵抗は無いが、ユンゲ氏の証言を含めユダヤ人には説得力の乏しい言い訳としか映らないだろう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-26 00:43:31) |
233. 全然大丈夫
誰が誰に「全然大丈夫」と言っているのでしょう?ここまでゆるい展開なのだし、観客から登場人物にそう言わせる作り方だったらもっと面白かったように思う。 [DVD(邦画)] 6点(2009-01-14 01:14:18) |
234. あるスキャンダルの覚え書き
《ネタバレ》 ドロドロ風、はたまたサイコ風にもなりそうな気配を感じるも微妙なバランスを保ちまとめた印象。テレビドラマで十分出来そうな作品だが、テレビの予算じゃこの女優は使えまい。そうするとあの演技抜きでは間違いなく明らかに別モノだろうし、やはり映画でなきゃ無理ということ。 [DVD(字幕)] 6点(2008-12-07 02:13:56) |
235. 相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン
《ネタバレ》 一件落着と思いきや、真相が二転三転していく展開は個人的に好きなのだが、あまりに安直に実行犯にたどりついてしまい効果半減。犯人との駆け引きをチェスで表すのも結果的にあまり意味が無くそれも残念。テレビシリーズを観ていなかったのだが、多少遡って観てみたい気になったので6点。 [DVD(邦画)] 6点(2008-10-30 14:33:10) |
236. 0093女王陛下の草刈正雄
自分の中でこれは「アリ」です。きっと続編は無理でしょうが草刈正雄がこんなに割り切っているし、小ネタがもっとこなれて良くなる要素が満載と思えます。まあテレビで十分ということでもありましょうが。 [DVD(邦画)] 6点(2008-10-14 23:31:27) |
237. アヒルと鴨のコインロッカー
《ネタバレ》 神様に見て見ぬふりをしてもらう。とても良かったが警察官の目の前で人を故意に跳ねたにもかかわらず、すぐ本屋に復帰しているという時間の流れを見て見ぬふりをさせるのはいかがなものか。 [DVD(邦画)] 6点(2008-08-31 23:30:09)(良:1票) |
238. ブラックサイト
天下のFBIが犯人に翻弄され続けたあげく、この解決方法はいかがなものでしょう。 発想は秀逸に思えるだけ残念。 [映画館(字幕)] 6点(2008-05-15 20:56:23) |
239. 明日への遺言
《ネタバレ》 ある面公平性など望むべくもない東京裁判、有名なパール判事周辺外でこんなことがあったのを大岡昇平が書いたこの労作を読むまで知らなかった。この裁判、数々の問題があり否定されて然るべき事が多々あるのだろうが、その否定で止まってしまい、強引に自己都合の結論を導き出してあることが多いのもまた事実。分かりにくいがこの映画、実はそこから進みきちんと総括しているように思う。 [映画館(邦画)] 6点(2008-04-09 23:48:02) |
240. クローバーフィールド/HAKAISHA
《ネタバレ》 ゴジラ映画に1本くらいこの視点で描かれた作品があってもいいのに、と思った瞬間、導入部でやたらと「日本」をちらつかせた意味が解った。その点ではしてやったりの製作者なのだろうね。しかし、かなり展開に無理があります。 [映画館(字幕)] 6点(2008-04-06 00:55:27) |