241. ジェヴォーダンの獣
獣をあのような形にして出しちゃったのは残念。 突っ込み所満載だけど自分は余計なこと考えずに楽しんで見た。 ガリアンソードとか出て個人的には嬉しかった。 そういったファンタジーじみた要素を大きく掲げて突っ走って欲しかった。 けど色んな事詰め込みすぎたかも。 カッセル夫婦、いや・・・モニカベルッチ万歳。 [映画館(字幕)] 5点(2006-08-01 12:44:01) |
242. マルホランド・ドライブ
《ネタバレ》 ローラハリングがセクシー、いわゆるフェロモンの塊。 後半部分の彼女にはケバケバしさを感じた。 ダイアンの夢である前半部分が好き。 ナオミワッツも多くの良い表情を見せてくれて彼女の魅力がとても出てた。 ただレズシーンがあるので精神が未熟な私は他人に薦めたり一緒に誰かと観るか? と問われれば悩んでしまう、内容も一般向けかどうか微妙ですし。 でも好きなんです、この全編に漂う不思議スメルが。 [映画館(字幕)] 9点(2006-08-01 12:38:22) |
243. スクール・オブ・ロック
ロック。凄いROCK。デューイを演じるジャックブラックの暑苦しい演技。ロックへの情熱がほとばしっている、凄まじいほどに。青春、青い春と書いて青春。読んで字の如く・・「ワケワカンネェ!YEAH!」そんなワケわからない未知のパゥワァー、まさにヤングの象徴。そのヤングに負けず劣らずのギター馬鹿デューイ。このスクールオブロックで君も一緒にギグらないか。 [DVD(字幕)] 9点(2006-08-01 12:36:47) |
244. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
《ネタバレ》 個人的にはそこまで絶体絶命の危機、というものを感じなかった。 ここまで来るとあの『チキン(腰抜け)』もパターンに組み込まれてますし。 PART2で既に「荒野の用心棒」が伏線として張られていて このPART3での決闘の逆転劇に繋がったのはなかなか面白かった。 ドクが科学者としてのプライドとか信念より恋を取ってしまったのが不本意。 あの機関車型タイムマシンも少しばかりやりすぎ感が漂う。 過去ということもあり、やれることに制限があったことから こじんまりとまとまった印象がある。面白くないわけではない。 良くも悪くも『普通』になってしまったかな。 それでも思い出のシリーズであることは間違いありません。 [DVD(字幕)] 7点(2006-08-01 12:36:04) |
245. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
ストレートに続編に身を委ねている結末なのでスッキリしません。 SF、未来物につきものであるタイムパラドックスが説明され 部分部分で矛盾が生じたりとややこしいことになりますが、 娯楽映画としてはそれなりに上手く折り合いをつけていると思います。 1の各シーンとのリンクは楽しめるが、どうしても薄味な印象は否めないかも。 そして、ジェニファー役が変わったりキャストが欠けたりしてるのは寂しい。 でも、個人的には2は好きです。 [DVD(字幕)] 9点(2006-08-01 12:33:30) |
246. ネットワーク
《ネタバレ》 やり過ぎか・・?やり過ぎでしょう・・? いや、手放しにその突飛な演出をオーバーと見ることは出来ない。 今現在のTVを点けて見てもヤラセが蔓延り、視聴率至上主義が幅を利かせる世界だ。 本作品はそのテレビというメディアの多大な影響力、業界に巣食う魔を感じ取れる。 浮気をするが目が覚め、愛する妻の下へと去るウィリアム・ホールデン。 そしてラストの件が凄い好き。 [DVD(字幕)] 7点(2006-08-01 11:11:14) |
247. ワイルド・タウン/英雄伝説
《ネタバレ》 実話がベースの作品。 ただ現実の方がかなりヘビーだ、満身創痍の身で貫いた正義。 その実在の保安官ビュフォード・パッサーも若くしてこの世を去っていたりする。 それと比べると本作品はコミカルで、アクション重視。 ザ・ロックの屈強な肉体とアシュレイスコットの肢体を見せたいが為、なのか? [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-30 22:34:02) |
248. チャップリンの黄金狂時代
この黄金狂時代が自分にとって初のチャップリン映画。 序盤はあ、コレは合わないかも・・・と思った。 だが、話が進むにつれて面白くなっていった。 表情、小さいながらもダイナミックな動き。 愛らしいキャラクターだ、チャップリン。 テンポの良さ、気軽に見れる時間枠、素直に笑えるコント。 傑作とは言いにくいが、何とも複雑な笑いの要素を秘めてますよね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-30 21:49:54) |
249. ザ・ウォッチャー
《ネタバレ》 連続殺人犯としての不気味さとかまるで無い。 知的な雰囲気や、狡猾な感じも無い。 キアヌはあの薄顔同様に演技もなんか薄い。 陰と陽、光と影・・・テーマを掲げるならば演出や演技で頑張ってもらわないと。 片思い(ストーカー行為)に興じ過ぎて周りが見えてませんでした。 ドジ踏んで大逃走劇演じちゃったりと、らしからぬダメッぷり。 笑いどころは冒頭とラストのキアヌのクネクネダンス。 もっと深く出来たと思う、犯行動機を変えるだけでも。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-07-30 20:08:27) |
250. アイランド(2005)
《ネタバレ》 ・・・明らかにやり過ぎです。 高層ビルから看板ごと落下して助かるなんて奇跡もまたオーバーです。 クローン(商品)の確保、もしくは処分のためにどれだけの人が犠牲になったのやら。 保身や損失がどうのといった次元を超えてたかのように思われます。 アクション面で突出し過ぎてしまい、普通の作品になってしまった。 監督はテーマとして掲げている問題に対する答えを持ち合わせていないのでは? とにかくラストのスッキリしなさ具合は凄い。 あらゆる問題を放置し、クローン同士でアダムとイブの世界に耽っちゃってます。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-30 02:40:00) |
251. エンゼル・ハート
《ネタバレ》 爪が綺麗で長く、長髪。最高にデニーロに似合ってない、コレは壊滅的に。 悪魔的な雰囲気を初っ端からムンムン出してたりする。 サスペンスだよね?という予想は大きく裏切られた。 カルトな宗教話が絡み、じっとり陰湿なムードのまま話が進む。 最終的にあのようなオチに帰結したがスッキリしなかった。 怖くはなかったし、途中途中の中だるみが気になってしょうがなかった。 終盤、悪魔だの魔王だのという単語が出てきて少々腰砕け。 ミッキーロークが悪魔的な力で支えている作品。 [DVD(字幕)] 6点(2006-07-24 00:15:26) |
252. 海の上のピアニスト
《ネタバレ》 演出がオーバー過ぎるかな、それを除けば良いお話。 中盤の演奏対決が最高、しかし上述の面で少々興ざめするやも。 素人意見だが、ジャズ演奏の方が良かった。 最後の、マックスが見た1900は幻とすれば寓話としては中々。 しかし、お話を「見る」よりも、音楽に「聞き入る」が吉だと思う。 ピアニストの人生に感動して欲しい監督の意向が透けて見えた気がした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-22 15:43:04) |
253. パンチドランク・ラブ
《ネタバレ》 シュールですね。 好きか、そうでないかを問われると答えに窮する。 アダム・サンドラーの野暮ったい雰囲気がツボだったりする。 スーツ着てるのにだらしなくてマヌケに見える。 ただ、姉に囲まれその中で抑圧された弟ってのがイマイチ描写として浅いような。 キレっぷりも、作中以上の斜め上を想像していたので少し物足りなかったりする。 ラストの問答、取っ組み合いが始まると思ってたのでガックリ。 悪い話じゃないのにどうにもスッキリしなかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-22 14:56:45) |
254. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
《ネタバレ》 良いね、このキャラや世界観。 独特で、そして完成されている。 ただ、シュールでホラーでストーリーが深いのを期待していたので、 作品的に全て外しているのが難点といえば難点だったり。 安易なハッピーエンドは余り望んでいなかったというかなんというか・・。 ミュージカル調だったのも完全に予想外。 キャラクターを見て、勝手に内容のイメージを形作ってしまった自分が憎い。 映像や音楽に有ったケレン味がストーリーにあればな、と思った。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-19 10:02:04) |
255. セルラー
《ネタバレ》 素晴らしくテンポが良い。 「ハラハラドキドキ」する状況を久しぶりに体験した。 一見頼り無さげなオジサン刑事が、実は凄腕だったりして惚れ惚れします。 弁護士もキャラが良く、主人公との掛け合いは笑えます。 何故・・といった、展開への疑問も見受けられるがコレぐらいがちょうど良い。 あまり辻褄合わせをし、整合性を保とうとすると失敗していたかも。 瞬間瞬間に畳み掛ける緊張感が心地よく、軟派者が奮起する展開に久々に燃えました。 フォーンブースみたいな雰囲気と思ったら原作者が同じ、電話好きなんですね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-17 13:05:58) |
256. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 展開にややアレな部分があるものの、後の3部作の事を思えば何とやらと言ったところ。 「ルークの父親はアナキンであり、ダースベイダー」 という最大のネタバレは変えようが無いですものね。 で、今作で暗黒面に堕ちた経緯が描かれてるわけだが別段驚きも無く予想の範疇。 狭間で苦悩する、そんな心の葛藤などを表現して欲しかったものだが 前作から既にこのアナキン、邪悪な表情を押し出していて暗黒面まっしぐら。 そりゃオビ=ワンも嘆き悲しみ、ヨーダも「やっぱりね」と肩を落としますよ。 戦闘面が充実していて割と満足ではあった、ジェダイ達の最後にはガッカリしたけど。 やはりヨーダ、オビ=ワン、アナキンが突出していたんだなぁと痛感。 パドメの存在感も空気で、ラストの出産→名づける→息絶えるシーンは大雑把過ぎる。 ただ旧3部作を無性に見返したくなるので、 それを思えば感慨深い新3部作完結編ではあったかな、と思います。 [DVD(字幕)] 6点(2006-07-16 00:05:38)(良:1票) |
257. シャドー(1994)
ヒーローなのに弱い気がしました。 超B級の世界観です。導入部などかなり省いてて何だこりゃ、と思いました。 凄まじく話の展開が緩いような、ストーリーもありがちというか。 特別な力を持たせたヒロインも存在意味が希薄。 美しかったのが救いではあるが、彼女に助けられるシーンはあれど 彼女に正体を知られることにより危険に陥るなどといったことも無く伏線丸投げ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-07-15 23:07:10) |
258. 不夜城 SLEEPLESS TOWN
《ネタバレ》 演技面に難あり。 金城君の鼻が終始気になってしょうがない。 山本未來も好みではない、関係ないですが。 話もわかりづらく、展開も緩い。 Vシネみたいな雰囲気が肌に合わなかったのだろうか。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-07-03 14:19:00) |
259. メメント
《ネタバレ》 パート毎に遡ってゆく。 見る者の混乱を誘うが、段々と物語の全容が明かされ面白くなる。 主人公はすぐ忘れるし、観る側も話の整理に四苦八苦。 記憶は真実ではない、記憶は思い込みだ。 記録の正確性には勝らない。 だが、その記録さえも記憶や感情と混同してしまっては元も子もない。 思い込みによる物語の捏造。 永遠に「ジョン・G」を追い求め殺し、また次のジョン・Gを探す。 無限に続く螺旋、哀れな主人公をガイ・ピアースが熱演。 [映画館(字幕)] 7点(2006-07-01 18:32:47) |
260. 裏切り者(2000)
《ネタバレ》 とりあえずガックリします。 暗くドンヨリとしたムードのまま終わります。 主役がまるで報われてない、行動理念もすこぶる不明瞭。 オチもある意味、裏切り行為による懲らしめなワケでスカッとしない。 シャーリーズ・セロンと主役の関係も練り不足、他も道連れといった様相です。 セロンが死ななければまた違った感想も持てたが、 壊滅的と言っていいほどに展開に面白みが無いのでどうしようもないかも。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-06-30 20:30:44) |