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241.  マルサの女 《ネタバレ》 
あー、脱税ってこうやってやるんだぁ、というのと、それを暴こうとする者との知能戦を見せてくれる作品。といいつつも、地味に地味に動き続けてガサ入れ一発で終わりというのはまあ非常にリアリスティックだが同時にあっけなく終わってしまった感はあるかも。
[DVD(邦画)] 8点(2011-08-26 00:51:32)
242.  ぼくは怖くない 《ネタバレ》 
ストーリーそのものは極めて予想できるものにもかかわらず、心に響いてくるタイプの作品。「囚われた子供」というミステリー性はあまり生かされていないが、その「非日常性」は利いてきているように思う。  ■「なぜあの子は閉じ込められているのか」については、ミケーレが夜に考えていたようなストーリー(映画「鬼畜」や劇場版「TRICK」とかそんな感じ)の方が面白いと思う。そこら辺はちょっともったいない気も。実際、設定が「誘拐」であることのメリットはほとんど利いてないわけで、だとしたら「村における秘密の掟or差別的偏見」みたいな方が。  ■この映画を「大人」と「子供」と切っている人は多いけど、それは必ずしも当たっていないと思う。例えば、子供たちの中でも「罰ゲーム」と称して女の子を脱がせようとしたり、落ちたら大怪我しそうな梁の上を歩かせたりはしているわけだし、ミケーレも秘密を話した友人にあっさり裏切られる。しかも裏切った理由は「車を運転してみたいから」というしょうもない動機。  ■だからこの村は「強いものがのさばる社会/正直者がばかを見る社会」であり、子供たちはまたその縮図の中にいると見た方がいいだろう。そしてミケーレの父はまさにその中における「負け組」に位置している。くじ引きにおける二度の「負けを引く」という演出が彼の「運の悪さ=負け」を象徴している。両親は負けたレースにおいて損な役回りをさせられ、結局犯罪に転落して社会からもはじかれる存在になっていく。そしてそれはミケーレ自身も引き継いでおり、だから母は「村から出ろ」というのであろう。
[DVD(字幕)] 8点(2011-07-26 23:38:37)
243.  ヒトラー 最期の12日間 《ネタバレ》 
第三帝国崩壊の最後を描き出した問題作。ヒトラーを「一人の人間」として描き出そうとして物議をかもしたというが、まさにその「俗」な側面も含めてきちんと描かれていたと思う。  ■負けゆくときに何を考え、どう行動するか。そこに人間性は現れるように思う。最後までヒトラーに従って死のうとするもの、無駄死にを避けようとするもの・・・タイトルとは裏腹にヒトラー以外の人物もよく描かれているので、そういうところは見どころであろう。  ■そういう意味では、やはり「日本のいちばん長い日」と比較しながら見てみたい作品であろう
[DVD(字幕)] 8点(2011-07-09 00:02:35)
244.  23年の沈黙 《ネタバレ》 
23年前、少女の暴行殺人事件が起きる。それを行ったもの、見ていたもの、捜査したもの、それぞれの人生を大きく変えた。そして23年後の同じ日、再び同じ場所で少女の暴行殺人事件が起きる。一体・・・  ■設定はとてつもなく引き付けられるのだが、全体としてどこにフォーカスしているのか散っていたので残念な感じであった。犯人は冒頭から明らかにされており、ミステリにする意図ではないよう。しかしその割には心情を掘り下げるという面は弱い印象であった。  ■最終的には、23年間の「孤独」がカギなんだろうけど、そこを描き出してくれる展開ではなかったので、題材は非常に面白いのだが、もっとよくできたよなぁという印象であった。
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-02 23:24:34)
245.  黒い十人の女 《ネタバレ》 
横で少し見てた母親の「こんな男が10人もの女と関係を持つようには到底見えない」が一撃必殺すぎた。
[DVD(邦画)] 7点(2011-06-26 11:45:25)
246.  キック・アス 《ネタバレ》 
レビューを見ていくと、前半を評価する人と後半を評価する人とに分かれていて興味深い。  ■前半というのは、通常のヒーローものへのアンチ的意味も込めて、凡庸ななにもすごくない主人公がヒーローになろうとする(そしてなれない)物語を描いている。ギャングに返り討ちにされたり、一生懸命練習したりと、妄想で「自分もヒーローになれたら」というような甘い夢を見事に打ち砕く現実的な展開だ。  ■他方の後半は、基本的にバイオレンス(アクション、とはあえて言わない)満載で幼女がスカッと大活躍するPVがベースになる。もちろん父との死別等、物語として見ても重要な部分もあるが、基本的には派手でスピーディーなアクションを見せている。  ■前半の流れで行くと、後半はご都合主義的にすぎるし、結局「超人的ヒーロー(ヒロイン)が敵をなぎ倒す」というのでは前半の流れが意味がなくなってしまうというのはその通りだと思う。ミンディも様々なものを捨て、死ぬほど過酷な訓練を積み重ねて超人的になっているのだろうから、そこをもっと描き出してもよかった気がする。  ■とはいえ、通常のヒーローものをひっくり返すような展開と、べたつかないバイオレンス×幼女というすごい展開が見れるので、十分当たりだと思うが。
[DVD(字幕)] 8点(2011-05-19 00:41:10)(良:1票)
247.  レオン(1994) 《ネタバレ》 
作品自体が作り出している独特の雰囲気が好き。お互いに心に闇を抱える殺し屋と少女の微妙なバランスの関係とその展開はどこか吸い込まれる感じを持っている。  ■年も離れ、背後に抱えるものもバラバラな二人だが、ともに「他者からの愛を知らないで育ってきた」という共通点を抱えている。マチルダも家庭の中では虐げられてきた(だから一家惨殺されても弟以外には同情しない)し、レオンも初恋の相手を悲惨な形で失って以来「人を信じ過ぎてはいけない世界」に生きている。  ■レオンにとっては、殺し屋は「なりたくて選んだ道」というよりは「それ以外に道はなかった」ということなのではないかと見ていて思う。根なし草でいたかったというわけではなく、過去の経緯で「根を下ろせないできた」。だからマチルダを匿ったのは「過去の自分を見ているようだった」のと同時に「自分の分身として希望を見出したかった」側面があるのだろう。彼はゴルゴのような殺人マシンではなく、出来ることなら抜け出したい思いを常に心に抱えていたのだと思う。このように見ることで、レオンの行動はかなり納得のいくものになるのではないだろうか。  ■個人的には、マチルダはせっかくレオンから殺しの技を習ってきたのに、結局それを使うこともなく、警察にはあまりに無能な形で乗り込んでいる。これはラストをああいう展開にしたかったからなのだろうと思うとはいえ大きくマイナス。これだと間の期間が何をやっていたのかみたいになってしまう(愛をはぐくんだのは展開上はあくまでも副次的なもののはず)
[DVD(字幕)] 9点(2011-05-03 23:45:16)
248.   《ネタバレ》 
フェリーニ作品としてはわかりやすい。因果応報、道徳と人間性といった問題が凝縮されているように感じた。  ■詐欺師どもは貧乏人を狙ってなけなしの金を騙し取る。非道な者どもであり、仲間の一人は妻から見はなされそうになる。悪の道に進むと、通常の人が抱くような愛や信用といった純朴な心とは無縁な世界を歩まなければいけないのだ。それは主人公自身が何よりも自覚しているはずだった。  ■だが主人公にも娘がいた。面倒をみたいと思っているのだが、あろうことか娘の目の前で警察に逮捕される。そして次の仕事で狙った相手の半身不随の娘との会話で胸を打たれる。あの娘の健気さとまっすぐさは見ていても素晴らしく伝わってくる。  ■悔悛したいと思うが、結局出来ない主人公はそのまま崖に突き落とされ、這いあがれずに死んでいく。最後に体から金が出てきたのは「善良になりたいと思っているけど、儲かる悪事を止められない」という主人公の心の矛盾した側面を表しているのだろう。コートを捨ててふっ切ったピカソとの対比が印象的。
[DVD(字幕)] 8点(2011-04-24 00:24:06)
249.  アメリカン・ヒストリーX 《ネタバレ》 
差別という難しいテーマを、白人至上主義とそこからの悔悛、そして過去の仲間との複雑な関係という難しいバランスの中で上手く描き切っているように思う。  ■白人至上主義の兄、兄に感化されてその道に進む弟。そして兄は出所しても再び元の仲間が待っており、簡単に「悔悛した」ですますことはできない。刑務所という隔てられた環境においては悔悛できても、それを外でも貫くのは容易ではない。外=過去のつながりにおいては過去と同じような人間関係しか存在しないのだから。  ■そう、レビューを見ていると「兄の悔悛はいいとして、弟があんなにさっさと悔悛するのはおかしい」という意見が多いよう。だが、自分は少し違う見方をした。そもそも弟は「いつ」悔悛したのだろうか。兄の刑務所での話を聞いた時だろうか。だが、ナレーション的な説明が死ぬところまで続いているという事実を踏まえると、弟はまさに「撃たれる」ことによってすべてを悟り、死ぬ一瞬であのように世界を捉えなおした、そういう風に見ることも可能ではないだろうか。まさに「自らの手の下から何かが失われない限り、自らの罪は悔い改められない」
[DVD(字幕)] 9点(2011-04-17 01:22:20)
250.  レクイエム(2009) 《ネタバレ》 
これは掘り出し物。「復讐」と「赦し」という難しい問題を、決してありがちな美談としてまとめるのでも、サスペンタフルな復讐劇としてまとめるのでもなく、人間の深いところをきちんと描こうとしている。  ■兄を目の前で殺されたジョー。彼はずっと母親から「あなたは止められたはずなのに」と責められ続けてきた。一方、若気の至りで殺人を犯したアリスターも、見ていたジョーを忘れることが出来ず、罪に苛まれてきた。  ■TVっぽい和解劇は失敗に終わり、ジョーは復讐の方向へと動く。アリスターも殺されるであろうことは理解していた上で出向く。結局は格闘の末にある種の「怒り」はどこかに消え、ジョーは娘たちのために生きることで過去への「終わり」を告げる。  ■結局ジョーは「赦した」のではなく、ただ「終わった」つまり過ぎ去ったものとして忘れ去ることにしたというのは、いろいろと示唆的だし同時に現実的な気がした。人はいつまでも過去に生きることは出来ない。過去に縛られるのは現在に意味を見いだせていないからだ。ジョーは「現在」として「娘たち」を見出し、過去と決別する。過去は「忘れ去る(乗り越える)」ことによってしか克服できない、そのためには「今」を生きるしかない、そう言っているように思う。
[DVD(字幕)] 9点(2011-03-26 00:38:04)(良:2票)
251.  友よ、静かに瞑れ 《ネタバレ》 
男たるもの、最後は潔く死にたいものだ、と思わされた。ラストだけ出てきた坂口は、まさに「死ぬために出てきたようなもの」。そして彼を男たらしめた新藤。二人の男の絆がこのドラマを作り上げている。
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-22 00:28:00)
252.  銀嶺の果て 《ネタバレ》 
んー、サスペンスとしてもドラマとしてもどうも中途半端に終わってしまった感が否めない。残念。 映画史としては、黒澤、三船の初舞台的なもので意義も大きいんだろうが、盛り上がりに欠ける。サスペンスにするなら小屋のシーンをもっと別な風にした方が良かったし、ドラマで行くならもっとうまく掘り下げるべきだったと思う。
[DVD(邦画)] 6点(2011-03-22 00:27:35)
253.  偶然 《ネタバレ》 
駅で「電車に乗れる/追いつけない/駅員に止められる」という3つの場合、それぞれ主人公がどうなってしまったかを3回にわたって見ていくという、運命のいたずらを見せつけてくる作品。  ■とりあえず3つの運命は「体制派/反体制派/中立(政治にかかわらない)」と色分けできるだろう。それぞれ決してうまくいくわけではなく、それぞれなりの悲劇的結末を迎える。  ■カギなのは「あのときこうしてたら・・・」型のパターンではないということではないだろうか。主人公の意図が介入する余地はゼロで、電車に乗れるかどうか、駅員が止めるかどうかは完全に運命の手に委ねられている。運命の番人はこの3つの結末のどれになるかを決めることが出来る。どれであってもうれしいものではないのだが・・・裏を返せば自分が運命を超越出来たところで、やはり悪い事態は悪いままということかもしれない。  ■ただ、3つのストーリーの連動性が低く、ただ3つの対照的なストーリーを並べただけに終わっているのが残念。もう少し「主人公がこうした/しなかった」ことがゆるやかに利いてくるような、つまり複数話をまたいで登場するイベントなどがあった方が、全体としては面白くなったのではなかろうか。このままでは一つ一つの物語が単調で面白味にかける。残念
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-22 00:26:28)
254.  大列車作戦 《ネタバレ》 
期待しすぎたかな?思ったよりも冗長だった。 最初一時間がだらだらっと過ぎてしまい、計画もじりじりと迫ると言うよりは、観客も知らないうちにずるずると始まって続いていたと言う感じだった。  ナチスもレジスタンスも、目的がいまいちしっくり来ないし、抵抗するレジスタンスを使わないと列車も動かせないナチスってのは、なんか腑に落ちない。  ただ最後の、「何のために戦ったのかわかるまい」という感じで終わっていくのは、レジスタンスの無力感というか絶望というのかを感じた。 ただ命令されて、必死に絵を守り、仲間が死んでいく。でもその命がけで守った絵とは一体なんだったのか。 レジスタンスの憂愁を感じさせられた。
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-22 00:26:06)
255.  ウエストワールド 《ネタバレ》 
「ターミネーター」の原型。どっちかといえばT2かな。ユルブリンナーがまばたきもせずひたすら迫ってくるさまは怖い。ただ前半1時間は退屈な感じなのでこの点に抑えてあります。
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-22 00:25:15)
256.  対決(1989) 《ネタバレ》 
互いに闘うことしか知らない2人の男、戦争がなくなった軍人って確かに悲惨だもんね~。子供の気持ちを大人になって出せなくなってたのを一気に放出した感じ。 見張りの塔を爆破したりと、いくらそうとは言ってもやりすぎだろ、と思うところもありましたが、全体にはよくまとまってます。最後の殴り合いはとてもいいです。 ただ、「フランケンハイマー版ファイトクラブ」っていうキャッチコピーはどうかなぁ。だってファイトクラブって映画の趣旨は全然違うところにあるじゃん。 90分と短く、全体的によくまとまってる映画でした。
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-22 00:24:58)
257.  ニューヨーク東8番街の奇跡 《ネタバレ》 
■ほのぼの未知との遭遇系の映画。立ち退き屋にいじめられているマンションにいきなりUFOが登場。みんなでわいわいいやっていると最後にはすごいハッピーエンド。  ■けど、個人的にはあのおばあちゃんがなんかうっとうしくて全然入り込めなかった。宇宙人も金属製で親しみがわきにくいし。悪くはないんだけどねぇ・・・
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-22 00:24:32)
258.  バニシングIN60” 《ネタバレ》 
いいねえ。こういう超単純カーチェイスってのも。 ホント、ノースタントでただただ走り回ってるだけだけど、それが面白い。 エレノアかっこいい。主役だ。
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-22 00:23:49)
259.  必死の逃亡者 《ネタバレ》 
なんだろな、つまらなくはないんだけど、なんていうのか・・・。 最近のひねりまくったサスペンスを見すぎたせいかもしれないけど、なんか単調ってか先が読めちゃう。もちろん時代を考えるとすごいんだろうけど、見てるときは時代とか考えずに楽しみたいから。 白黒って見てると肩がこっちゃうんだよね。今のところ白黒で面白かったな、といえる作品は「穴」と「未知への飛行」の2本だけ。
[DVD(吹替)] 6点(2011-03-22 00:23:21)
260.  普通の人々 《ネタバレ》 
見ていてやるせなくなってしまう映画だが、こういう家族は思ったよりも現実世界に多いのではないだろうか。 現実では、ただそれが表面化されていないだけで。  絶対的に自分を曲げない、自己中心的な母親 すべてを自分の責任だとして嘆く、鬱的な息子 間にたって調停をしようとしているが、結局なあなあの繕いに終わってしまう事なかれ的な父親  人間のそれぞれの側面が表れている気がする。 人は全てこうした3つの側面を持ち合わせているが、それが決定的な齟齬を生じると、この映画のような事態になるのだろう。
[地上波(吹替)] 7点(2011-03-22 00:22:01)
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