241. スパイ・レジェンド
《ネタバレ》 ロジャー・ドナルドソンという監督はもっと演出にキレがあった気がするのだが、全体がとてももたついている。007なら映えたであろうブロスナンのアクションのスマートさが、ただ単に鈍く感じてしまう。スパイ要素はなく、関係ない人を次々と傷つけていくだけのストーリーも大きく破たんしている。 [DVD(字幕)] 4点(2015-09-25 12:39:39) |
242. マチェーテ・キルズ
前作は楽しめたが、これはダメ。グラインドハウスを踏襲した古めかしいテイストと豪華なキャストがマッチした前作に比べ、今作はただのパロディと化している。これなら、主役はダニー・トレホじゃなく、もっとカッコいい俳優使ったほうがおもしろいのではないか。R・ロドリゲスは続編を作ると確実に質が落ちる気がします。 [DVD(字幕)] 4点(2015-06-20 22:42:34) |
243. ノア 約束の舟
《ネタバレ》 「ベン・ハー」のような一大スペクタクル映画には映像は物足りず、聖書を題材に新しい解釈を入れたドラマ作りにしては「最後の誘惑」のような映画としてのおもしろさもない。ラッセル・クロウは頑張っているものの、ただの頑固オヤジにしか見えなくて、共感できない。「ビューティフル・マインド」ではラッセルを献身に支えたJ・コネリーも、後半は呆れてばかり。「ファウンテン」然り、この監督はSFは撮らない方がよいのでは・・・。 [映画館(字幕)] 4点(2014-06-15 22:31:26) |
244. マン・オブ・スティール
《ネタバレ》 K・コスナーやR・クロウを器用しての前半のドラマ部分はいいが、最後にこれだけ地球を破壊したらヒーローじゃないでしょ。いくら物を破壊しても映画を見ていてアドリナリンは上がらない。ここぞ、という危機一髪で地球を救ってこそ映画の醍醐味だと思うんですけどね。 [映画館(字幕)] 4点(2013-11-21 21:25:24)(良:2票) |
245. キリング・ショット
タランティーノやガイ・リッチーあたりの作風を真似てはいるが、いかんせんテンポが悪い。アップテンポの曲や、不必要な会話にもカッコ良さを感じなかった。正攻法でサスポンスとして撮った方が、それなりにおもしろかったのかも。だとしては話が単純すぎますが。 [映画館(字幕)] 4点(2013-02-17 15:09:11) |
246. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
盛り上がりに欠ける映画。淡々と話が進んで見せ場がない。「マイティ・ソー」や「アイアンマン」に比べてもストーリーに乗り切れなかったのは、キャラが薄いのかな。トミー・リー・ジョーンズの方が圧倒的に存在感ありでした。 [DVD(字幕)] 4点(2012-04-16 21:39:09) |
247. SUPER8/スーパーエイト(2011)
少年少女たちの物語と異性人のエピソードが、映画のラストまで1つになりませんでした。どちらも先の読めるストーリーで意外性もなく平凡。丁寧に作ってはあるのだが、盛り上がりはない。 [映画館(字幕)] 4点(2011-07-09 21:39:29) |
248. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 往年のゴジラファンには物足りない出来でした。官邸の人間模様を中心にしたのは新しいですが、肝心のゴジラが全く動かないのではどうにも興奮のしようがない。人間ドラマの見せ方も、セリフの応酬とカット割りのスピードで勢いをつけてみせてるようで中身が薄く、感情移入できない。時代の流れとともに、さまざまな作品に進化してきたゴジラですが、次世代のゴジラに期待です。個人的には、CGより着ぐるみの方が本物に見えてしまうのがゴジラです。 [インターネット(字幕)] 3点(2019-05-08 20:44:00)(良:1票) |
249. スーサイド・スクワッド
《ネタバレ》 いろいろ残念な作品。敵として魔女が出てきた時点でかなり冷めてしまいました。腰をクネクネして空になんか作っているけど、強いのか弱いのか不明。瞬間移動はできるけど、まったく活かされてないし、弟は爆弾で吹き飛んでいなくなるし。設定はあってないようなものです。 肝心の自殺部隊はそれぞれの個性を紹介するので精一杯。ジョーカーとハーレイ・クインの関係は本筋と関係ないから、思いっきり映画の流れをジャマしています。アメコミの設定は知りませんが、敵役を最狂ジョーカーにして、そこにワルだけど少しまともな悪党たちが立ち向かう設定にして、かつハーレイは複雑な立場、みたいな落とし処にした方がシンプルでおもしろくなったと思います。ウィル・スミスに悪党感ないですし。 [映画館(字幕)] 3点(2016-09-11 22:02:38) |
250. スター・ウォーズ/フォースの覚醒
J・J・エイブラムスは確かに、かつての良作を現代に甦らせるのは巧いのかもしれない。かつて見たストーリーと映像を現代版に塗り直す。「スター・トレック」にしろ、スピルバーグ映画を踏襲した「スーパーエイト」にしろ、印象は変わらない。そこに新しい輝きと興奮はない。ジョージ・ルーカスの作るエピソード7が見たかった。 [映画館(字幕)] 3点(2015-12-27 19:22:02)(良:1票) |
251. ダイ・ハード/ラスト・デイ
“ジョン・マクレーン”という名前以外、シリーズの要素を感じなかった。マクレーンが事件に首を突っ込む必要性はどこにもないし、会話が全く機能していない。息子は事あるごとに「○ット」を連発するだけで、CIA捜査官の要素は微塵もない。同じアクションを下地にしても、もっと脚本の組み立て様があったろうに・・残念。 [映画館(字幕)] 3点(2013-02-21 22:19:02) |
252. 陰謀の代償
《ネタバレ》 過去の殺人が警官となった主人公を追い詰めるという物語は使い古されている展開で進み、意外性なし。ならば、チャニング・テイタムの男気あるマッチョなところを活かしてサスペンス性を強めて欲しいのに、なぜかドラマ部分を掘り下げて主人公の苦悩を描く。でも、テイタムでは十分にそれを体現できず。そのため、パチーノ、リオッタ、ケイティ・ホームズがしっかりと脇を固めているのに締まらない。もったいない。 [DVD(字幕)] 3点(2011-12-09 21:24:40) |
253. カウボーイ&エイリアン
《ネタバレ》 期待はずれでした。カウボーイとエイリアンが戦うだけ。エイリアンの造形は「世界侵略:ロサンゼルス決戦」とさして変わらず、またこいつらかと驚きもなし。戦闘シーンの緊迫感は「世界侵略~」の方が数段上。かつて悪だったダニエル・クレイグが善となって戦う過程に時間を割いてますが、描き方が単純で要らないのではと思ってしまいます。 [映画館(字幕)] 2点(2011-10-25 12:47:50) |