281. ドラえもん のび太と夢幻三剣士
最後はうまくまとめあげてはいるけど、ネタ的にかなり限界を感じることは否めない。タイトルのわりには結構恐怖を感じる映画だった。 7点(2003-06-10 10:47:23) |
282. ドラえもん のび太の日本誕生
テーマ的なものあるが一番創造性に富んだ作品だと思う。結局敵が未来の人間というだけなので盛り上がりにはややかけるけど。 7点(2003-06-10 10:41:08) |
283. クロッシング・ガード
ショーン・ペンだからこそ引き出せたジャック・ニコルソンの味わい深さが見事。 7点(2003-06-09 15:08:48) |
284. グリーン・デスティニー
かなり強引なワイヤーアクションには若干笑ってしまったけど、迫力はあったので良かったと思う。背景の映像美が非常に美しくて映画の世界に引き込まれた。特に竹林で闘うシーンは美しさ、迫力ともに見事だった。ドラマ性はそれほど感じなかったけど、娯楽映画としては十分すぎるクオリティを見せてくれた。 7点(2003-06-09 15:02:29) |
285. チェンジング・レーン
みなさんの言うように確かに一日の出来事にしてはいろんなことがありすぎてダラダラした感はある。もっとすっきりと登場人物を絞って展開させればもっと秀でた映画になったかもしれない。でも緊迫感とドラマ性は充分に楽しめたので満足した。 7点(2003-06-09 14:51:13) |
286. ディナーラッシュ
ラストまではレストランを舞台にした並の群像劇という感じだったけど、予想をはるかに超えたラストで一気に作品の質を上げてくれた。映像や音楽も映画の性質にマッチしていて完成度の高さがうかがえた。 7点(2003-06-09 14:47:11) |
287. プレッジ
映画はサスペンスのように展開していくが、テーマは冷酷な運命に縛られた男の悲壮な行く末で観るものを釘付けにする秀作だった。「クロッシング・ガード」でも感じたが、ショーン・ペンはジャック・ニコルソンの味わい深さを内面的にも外面的にも引き出すのが相当巧い。それはやはり、ペンがジャック・ニコルソンのことを心底尊敬し敬愛しているからこその業だと思う。 7点(2003-06-09 14:23:07) |
288. ストーカー(2002)
「ストーカー」という邦題は少し安易につけすぎだと思った。ロビン・ウィリアムス演じる現像店の男の行動は常軌を逸しているがストーカーとは意味合いが違うと思う。タイトルから恐怖的なものをイメージしてしまうけど、実際に描かれているのは哀しい中年男の哀しい犯罪だった。映像のセンスが非凡で見入るものがあった。 7点(2003-06-08 23:36:56) |
289. デリカテッセン
ジュネ監督の悪趣味さ全快という感じの映画で全体的に暗くて気持ち悪いんだけど、世界観やストーリーはしっかりしているので意外に嫌になることなく観ることができ楽しめる。「アメリ」の正反対の位置にある映画と言える。 7点(2003-06-08 02:23:53) |
290. トレマーズ3<OV>
さすがに3までくるとある程度コケるのを覚悟していたんだけど、しっかりとシリーズの伝統を受け継いだ痛快な仕上がりに満足した。しかし、もうここまでくるとこのシリーズの主役はトレマーズではなくガンマニアのおっさんに思えてくるね☆ 7点(2003-06-08 02:16:56) |
291. コラテラル・ダメージ
近年のシュワルツェネッガー映画を考えるとあまり期待できなかったんだけど、まっとうなアクション映画に仕上がっていて面白かった。ただの消防士があそこまでテロリスト相手に闘うという設定はいかにもシュワちゃんらしくて良かった。ストーリーも意外にひねりが効いていて楽しめた。ちょい役だけどジョン・レグイザモが出ていたのが個人的にうれしかった。 7点(2003-06-08 01:24:11) |
292. アモーレス・ペロス
映画の組み立てや脚本の構成力もさることながら、この映画の最大の魅力はじっとりとまとわりつくようなメキシコの空気感だ。そしてその中を汗をたぎらせて生きる人々の物語を実にエネルギッシュに描いてみせている。 7点(2003-06-08 00:54:16) |
293. キャラクター/孤独な人の肖像
映像美が秀逸で冒頭から画面に引き込まれた。生き別れた息子に対して試練を与え続ける執行人の父親と成りあがろうとする息子の対立が実に濃厚にドラマティックに描かれる。俳優たちの演技も巧く見応えのあるサスペンスドラマだった。 7点(2003-06-07 21:53:44) |
294. 耳に残るは君の歌声
非常に良く出来ている映画でこのままでも充分ドラマティックではあったのだけど、ストーリーが重厚な分もっと長い尺で撮ってほしかったと思う。演出も演技もとても濃密なものを見せているのに全体の尺が短く展開があまりに早いので主人公らに充分に感情移入させることができなかった。 7点(2003-06-07 21:49:23) |
295. アトランティス/失われた帝国
ディズニー映画であるが今作にはミュージカルシーンが無い。このことはかなり異色であると言えると思う。映画はファンタジー性溢れる冒険活劇に仕上がっており、純粋に楽しめた。確かにストーリー展開はラピュタに似てるような気もするけど、比べたらこの映画がかわいそうだ。(もちろん「天空の城ラピュタ」のレベルが高すぎるから) 7点(2003-06-07 21:34:01) |
296. スコーピオン
明らかにB級映画のノリでこういうノリが好きな僕にとっては非常に楽しめた。なんたってケビン・コスナーの悪者ぶりが最高だった。クリスチャン・スレーターがあっけなく死ぬところには驚いたけど……。エンディングロールではみんながプレスリールックで踊っていて最後まで痛快だった。 7点(2003-06-07 18:53:46) |
297. 激突!<TVM>
ただトラックが追いかけてくるだけの話で1本の映画を作り上げ、効果的に恐怖感を出すというスピルバーグの才能の原型を見るような映画だった。 7点(2003-06-07 18:42:36) |
298. ゴールデンボーイ(1998)
非常に心理的な恐怖に満ちた映画だった。相手を支配しようとする少年と老人の攻防は鳥肌がたつくらい異常で恐ろしい。全編通して陰影が鮮やかで秀逸な映像美で画面に引き付けてくる。ブラッド・レンフロも良かったが、老人役のイアン・マッケランの怪演が実に見事で、ナチス軍人の冷酷さを取り戻していく様は狂気に満ちていた。しかし、非常に緊迫感溢れるストーリー展開だったのにラストにかけて極端に盛り下がってしまった。ラストに更に衝撃的なものを期待させる展開だっただけに、少年が自分の学校の教師を脅して終わりでは拍子抜けせずにはいられなかった。まあそれにしても全体的な出来は非常に良いのでもっと世間的に知られていてもいいと思った。 7点(2003-06-07 18:30:04)(良:1票) |
299. ギフト(2000)
恐怖感に満ちた映画の雰囲気は流石サム・ライミだと感じた。彼は本当に恐怖を引き出す演出が巧い。ストーリーは見方によればありふれているけど、監督の演出と俳優陣の印象的な演技で見応えのある映画に仕上がっている。 7点(2003-06-07 18:16:50) |
300. インソムニア
サスペンスというよりも人間の良心に左右される男を描いたドラマだと思った。眠るに眠れない男の憂鬱感と犯人を追い詰める不穏な空気感が白夜の雰囲気を巧く引き出していた。アル・パチーノの演技には相変わらず感服させられた。しかし「メメント」の後で相当にサスペンス色が濃い映画を期待していただけに少し裏切られた感はあった。この作品が悪いわけではない。宣伝方法が悪いのだ。 7点(2003-06-07 18:09:54) |