281. ナインスゲート
ラストのもやもや感は、もしや監督の策略? と思うくらい、大して面白くないんだけど、なんとなく頭に残る映画。ダメ男ちっくなのに、脱とムキムキいい体しているコルソが素敵でした。ジョニーファンとしては、異色な彼を見られるだけで楽しい。ジョニーとオリン姉様との、ショコラとは百八十度違う化けぶりが楽しい。併せて見るべし。 7点(2003-04-20 01:06:09) |
282. 小説家を見つけたら
「出来すぎじゃ~」と言いたい所は数多くあります。はっきり言ってクサイです。これを邦画でやったら、見るに耐えないモノが出来上がるでしょう。まさにショーン・コネリーの、屁理屈の全てを吹き飛ばすパワーですね。内容6点。冒頭の三島由紀夫に1点おまけ! 7点(2003-04-16 21:25:51) |
283. ブリジット・ジョーンズの日記
面白かった! 期待していなかっただけに、役者の演技の上手さとテンポの良さで、飽きずに見ることが出来ました。カメラやスタッフに囲まれて、あれだけこっぱずかしい演技ができるレニーは凄いです。でも育児中の私からみたら、30代独身女の生活は、けっこう羨ましいです。 7点(2003-04-13 10:46:20) |
284. ノッティングヒルの恋人
こういう映画は、このくらい「ありえねーぞおい!」で、このくらいラストが「臭~」なのがGOODです。女の子的には見ていてとてもハッピーになります。「私にもいつかこんな素敵な出合いが」と妄想を抱いて浸れます。でも『モーリス』と『幻の城』を愛する私的には・・・ヒュー様すっかりお軽くなられて・・・・(涙)。 7点(2003-04-13 10:42:25) |
285. ドンファン(1995)
小品ですが、見た後暖かい気持ちになる所が好き。あのドンが、すてきな老紳士を演じていてびっくりですが、それがとてもとても魅力的なのです。私もロマンス病にかかりたい~! しかしフェイ・ダナウェイって、アリゾナ・ドリームではデップの恋人役をやっていたんですよね。すごい女優さんだなぁ~ デップの髪型がベタッとしている所がおっさん臭くてマイナス1点・・・・ 7点(2003-04-13 10:28:11) |
286. マルホランド・ドライブ
面白かったです! 頭悪いので理解は出来ないのですが、あの摩訶不思議な世界に身を浸すのが最高。ツイン・ピークスを彷佛させる小人や意味不明のパーティーが良い! ただ、時間がちょっと長過ぎ。あとレズシーンはあまり気持ちの良いものではなかったです。 7点(2003-04-11 22:26:26) |
287. マイ・ビューティフル・ランドレット
英国におけるパキスタン移民問題&ゲイ。しかも主演がダニエル・デイ=ルイスと聞いて、社会派の映画を想像して見たのですが、あっけらかんとした、可愛らしい映画でした。お宝的名場面や、ぐっとくる台詞が幾つかあって、楽しめます。画像が暗めなのが少し見にくかったです。 7点(2003-04-10 16:31:39) |
288. 17歳のカルテ
ウィノナにしか出来ない役だなぁ~と思いました。アンジェリーナも勿論可愛くてせつなくて良かったけど、ノニーの女優を越えた才能に脱帽! 例の事件にめげず、これからもどんどん活躍して欲しいです。 7点(2003-04-09 22:09:35) |
289. 妹の恋人
とても安心して見られる、あたたか~い作品。今や大物の風格漂うジョニー・デップとジュリアン・ムーアがとってもピュアで、素直に感動しました。アイロンをかける度に、この映画を思い出します。ジョニー・デップの役づくりの勤勉さに拍手! 7点(2003-04-09 22:04:47) |
290. クルーシブル
あんな犬の様な脳味噌の牧師や裁判官たちに真実を貫いて、命を犠牲にする事が高潔なのでしょうか。私なら、近所中に後ろ指を差されても、夫には子供たちの為に生きて欲しいと思います。・・・とにかく色々考えさせられました。宗教が支配する世界の怖さに旋律を覚えました。これが史実であることがひたすら怖い。社会科と道徳のお勉強として授業に使えそうな、とても意欲的な作品だと思います。主演三人の演技も素晴らしかったです。ただ風景が綺麗すぎて嘘っぽく見えた気がします。舞台的。とりあえず見て損はないと思います。 7点(2003-04-09 17:50:12) |
291. アメリ
アメリの部屋や登場人物のファッションだけでも、お洒落な外国雑誌を眺めている様で楽しめました。CG映画で麻痺した目が癒されるような画像が美しく、楽しめました。 7点(2003-03-17 12:21:26) |
292. グランド・イリュージョン
面白い映画です、という小学校低学年のような感想が似合う映画。ひじょうに面白いけど、それ以上でも以下でもない。でもそれは映画にとって最も大切な要素なので、これは観る価値のある作品。以下、私事ですが、ここのレビューもそんなに多くないし、混んでないだろうとタカをくくって新宿ピカデリーに行ったところ、まさかの最前列! 最近のシネコンだから大丈夫だろうと思ったら、とんでもない! 画面近っ‼ マジックのシーンはグルグルして目が回るし、視界が上下も左右も入り切らない。これから観る方には、最前列だけはオススメしません。 [映画館(字幕)] 6点(2013-11-04 21:34:11) |
293. 七年目の浮気
《ネタバレ》 マリリンの熱烈なファンである私は、DVDボックスを所持しており、「マリリン」だけが共通項なこの時代の映画を続けて再観したのだが、当時はどれもキラキラしたいただろうに、今観ても輝きが全く薄れないものと、残念ながら時代遅れになってしまったものとの差異が面白い。同じワイルダー作品でも、お熱いのがお好きは今観ても名作だが、こちらは………DVD特典のドキュメンタリーを見て納得。当時の厳しい検閲で、きわどいセリフやシーンが全て変更されているそうな。当時は革新的だったあの地下鉄でスカートひらりのシーンも、シャルロットゲンズブールがオナニしたり、ルーニーマーラがお尻をレイプされたりする現代では、価値が低下しているのは否めない。それでも、セリフまわしのオシャレさ、マリリンの輝くばかりの魅力には、観るべき価値がある。個人的には地下鉄のシーンより、クーラーの前でブラウスをたくし上げたり、ポテトチップスをシャンパンに浸しているマリリンが好きだ。 [DVD(字幕)] 6点(2013-11-02 21:39:23) |
294. リミッツ・オブ・コントロール
強い酒をショットグラスでちびちび飲みながら見たくなる。そんな映画。 [DVD(字幕)] 6点(2013-04-21 15:06:50) |
295. ビハインド・ザ・サン
《ネタバレ》 いいところが沢山ある作品。映像が幻想的で、光の使い方がとても美しい。テンポも悪くない。子役の演技は光っているし、主演のロドリゴ・サントロはどこから見てもいい男。でも何だか「馬鹿馬鹿しい」感じがするんだよね。一人づつ殺していくなんて「きりがないじゃん」そんなこと、いい大人があれだけいて、わかりきっているだろうに・・・・「どうしても殺さないといけない」という理由が薄くて、演じるひとたちはすごく切迫した表情なんだけど、何だかな・・・・と思ってしまう。そこを差し引いてもブランコのシーン一枚でも、あの映像の独特な美しさは見る価値ありです。 [DVD(字幕)] 6点(2009-04-12 20:51:12) |
296. キング 罪の王
《ネタバレ》 それなりの美学がある作品ですし、サスペンス要素もあり、最後まで飽きずに見ることが出来ました。 でもそれだけの作品です。 作り手側は芸術として作っているような作品ですが、見るものがこの作品から得るものは後味の悪さだけです。 私はガエル・ガルシア・ベルナルのファンなので、彼のいつ見てもこちらを魅了する演技力に2点。作品としては4点かなという所です。 [DVD(字幕)] 6点(2009-02-04 20:03:13) |
297. タイガー&ドラゴン(単発ドラマ版)<TVM>
《ネタバレ》 わ~い! 一番乗りだ。うーーーん、クドカン作品としては、テンポの悪さを感じてしまった一作です。西田利行に長瀬君が弟子入りするまでのシーンが矢鱈長くて、肝心の三枚起請ならぬ五枚起請の面白さが伝わりにくかった。クドカン、大物西田に気を使ったのかなぁと邪推してしまう(W主演のはずの岡田君の出番が少ないし、ブツブツブツ。あれじゃ西田が準主役じゃん)。クドカン作品はやっぱり45分が限界。木更津の映画もそうだったけど、二時間見てるとやんなって来る。寿司はいくらでも食べられるけど、カルボナーラは半皿でおなかいっぱいの心理。マァいたる所で大笑いさせていただいたんで、いいんですけどね。 6点(2005-01-14 15:59:29) |
298. ハイ・フィデリティ
すごく練られた映画だというのはよく判る。台詞は凝っているし、ファッションとか小物とか、さりげない風でいてこだわっているし、無駄な部分は多分ないんだと思う。でもあまりにも熱が入り過ぎて、なにげなく手に取って観賞した一般人には、この作品は濃過ぎる。食傷気味。作っている側は夢中だから楽しいだろうが・・・・ 豪華キャストで何とか最後まで観たけれど(キャスティングは最高!)、後半かなりキツかった。90年代に洋楽を聞いて育った私には、「ニルヴァーナ」くらいしか判らなかったし・・・ 6点(2004-11-18 23:13:55) |
299. 死ぬまでにしたい10のこと
若い頃は、「いつ死んでもいいや」くらいに思っていた。「死ぬのは嫌だ」と思ったのは、子供が産まれてからだ。もし余命三か月と言われたら・・・そう、毎日子供に「愛している」と言いたい。恋もしてみたい。その気持ちはとてもよく判る(不倫には否定的な意見がとっても多いけれど、若くして子供を持った女性ならきっと判るはず。わたしには判りすぎるくらい判る。理由はナイショ)。願わくばいいお母さんを、という気持ちも判る。誕生日のメッセージも素敵。髪型を変えたい。それも判る。わからんのは、母親にも夫にも、余命について黙っていた事。誰かに話し、最後の時を共に大切にすごす事も素敵だと思うのだけれど・・・なんとなく身勝手感じが拭えないのはそのせいではなかろうか。お話はある意味斬新で素敵だけど、映画としてはちょっとあざとく、微妙。印象的な作品ではあると思う。 6点(2004-10-30 13:36:02) |
300. レザボア・ドッグス
「タラブランド」黎明期って事で、過剰に評価されている気がする一作。ゴレンジャーばりの名前とか、黒スーツとかの「意図したダサさ」や、画面の見せ方はさすがだけど、ストーリー的には少々ネタばれが早いし、オレンジと警官のやりとりとか、ホワイトの台詞とか陳腐さが・・・ 個人的にピンク@ブシェーミのキャラは大好きですが。 6点(2004-10-20 12:41:51) |