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放浪紳士チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1446
性別 男性
自己紹介 初めてこちらのサイトに投稿させていただいたのが2004年の1月。間もなく15年目の節目を迎える事に。
何かきっかけだったのかなあ・・・と思い返してみると、モンゴメリー・クリフト&エリザベス・テイラー主演「愛情の花咲く樹」(1957)が、なんで作品登録されてないんだ!って義憤(?)に駆られ投稿を始めたことを思い出しました。
レビュー数、今日現在1337本。自分が投稿した作品のレビュー読み返してみると結構気恥ずかしいことをつらつらと、とりとめもなく書いてるなあと反省しきり。
でも「冷たい熱帯魚」(2点)と「パッセンジャーズ」(6点)「3時10分、決断の時」(8点)なんか我ながら良くこんな文章書けたなと感心。
これからも宜しゅうお願いいたします。

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281.  そして誰もいなくなった(1974) 《ネタバレ》 
ルネ・クレール監督モノクロ旧作版(6点)も、「そして誰もいなくならなかった」んですが、クリスティー原作からの改変をこちらでもそのまま引き継いでるんですよね。1974年製作で長く未公開だった凡庸映画なのに、「ナイル殺人事件」大ヒットの二匹目のドジョウ狙いで、日本じゃ確か7年後くらいにちゃっかり新作扱いで公開されたはず。この映画のシーンが表紙のハヤカワミステリ文庫、中坊の時に購入した記憶があります。舞台を孤島→砂漠に変えたのもあまり効果的とは言えず、しかも肝心なキャストが地味すぎ。まだ旧作の方が演出に洒落っ気があって面白かった。またオールスターキャストでクリスティーの原作、ド派手に映画化されないですかねえ・・・。役者たちが大見得切って演技合戦するのを見るのが自分大好きなんで。
[地上波(吹替)] 4点(2010-09-12 13:21:21)
282.  俺たちは天使じゃない(1955)
昔「俺たちは天使だ!」って探偵ドラマがあったんですが、もともとはこの映画がタイトルの由来だったんでしょうか?小洒落てて、主題歌も含め(『どうせ一度の人生さ~運が悪けりゃ死ぬだけさ~死ぬだけさ~♪』←今だに時たま口ずさむ)ガキの頃、再放送で観て以来大好きだったんですが。実は自分、有名どころの俳優さんで、良さがイマイチわからかったのが主役のハンフリー・ボガート氏、でもこの映画での彼のユーモラスな役柄が意外にも好きで、いつものただスカしてるだけのカッコつけてる役なんかより、ずっといいと思うんですよね。この映画をコメディと呼ぶには、いささかおっとりしすぎてて緩急の付け具合も悪いし、後半の毒蛇のエピソードとかも頭をひねってしまうんですが、長年の「ボギーアレルギー」を克服させてくれた作品という事でこの点数。 
[地上波(字幕)] 6点(2010-09-01 12:44:39)
283.  白昼の決闘
ジェニファー・ジョーンズは大好きな女優さんなんですが・・・。批判を覚悟で書きますが、この作品、『ウエスタンに女性がしゃしゃり出てくるとろくな映画にならない』っていう、前例定義を作ってしまった映画だと思いますね。やっぱりウエスタンでの女性のポジションは「リオ・ブラボー」でのアンジー・ディキンソン、「赤い河」のジョーン・ドルー、「死の谷」のヴァージニア・メイヨ、「大いなる西部」のジーン・シモンズ、「真昼の決闘」のグレース・ケリーあたりの、あくまでヒーローのサポート的立ち位置が理想的。ウエスタンにヒロインは不要、彩りのみで結構!
[DVD(字幕)] 5点(2010-09-01 12:43:28)
284.  刑事ジョン・ブック/目撃者
『君を抱いたら、ここから離れられなくなる・・・』これが確かこの映画の宣伝コピーだったはず。自分、この頃のハリソンがホント好きで好きで、他の作品のレビューでも書いたけど、当時毎月購読していた今は無き『ロードショー』のグラビア写真を切り取って、まだ坊主頭が少し伸びた状態なのに床屋に持って行き、同じ髪型にして下さい!!などとと恥知らずな真似をした事も・・・。ハンソロよりもジョーンズ博士、この刑事ジョン・ブック役が特に好きでした。映画史に残る名ダンスシーンを3つ選ベと言われたら、自分は『追憶』と『ピクニック』、そしてこの映画の、静かな夜の農場でのダンスシーンをチョイスしますね。最初はふざけてじゃれあっていた二人が徐々にリズムに乗りながら、瞳の中に「欲情」の炎を燃え上がらせていくところが、何ともエロチックでたまらんかった・・・。プラトニックな関係の二人だったからなおさら。そもそもハリソンって、眼つきがエロイんですよね、特に笑った時の顔とか←そこだけは何故か俺と似てる。ハリソンはきっと幾つになっても、自分の中でヒーローであり続けると思います。
[映画館(字幕)] 8点(2010-08-22 17:57:19)(良:1票)
285.  青い山脈(1963)
当時盛んに映画化された、一連の石坂文学のヒロインには、顔パンパンで演技もセリフも一本調子の吉永小百合よか、芦川いづみの方が絶対似合ってたと思います!(←キッパリ断言!)「乳母車」「あいつと私」「陽のあたる坂道」「あじさいの歌」・・・彼女が画面に現れるだけで、映画にどれだけ石坂文学独特の、たおやかで優しい雰囲気が流れたことか・・・。実際この映画も本当は寺沢新子役で、「若い人」の江波恵子役も芦川いづみ主演で観たかったなあ・・・というのが自分の本音。旧作では原節子が演じた、この島崎先生役も魅力充分でいいんです!いいんだけどねぇ・・・。
[ビデオ(邦画)] 6点(2010-08-14 12:46:27)(良:2票)
286.  ブリジット・ジョーンズの日記
一番の驚愕爆笑どころは、消防署のレポーターやってるシーンでの巨大なケツ!あの巨ケツ昇降シーンだけでも3D画面で観てみたい!(←怖いものみたさ)私の中ではこの映画『ブリジット・ジョーンズの日記』などではなく、『ブリジット・ジョーンズの巨ケツ』として記憶にインプットされております。朝っぱらからケツケツ連呼して申し訳ありません・・・。
[映画館(字幕)] 6点(2010-07-25 11:34:07)
287.  間違えられた男
少年時代の私を映画の虜にさせてくれた、敬愛すべきヒッチコック監督ですが、彼の作品には①結末・内容がわかっていても何度も何度も見直したくなる作品(「北北西」「サイコ」「鳥」「泥棒成金」「白い恐怖」「ダイヤルMを廻せ!」あたり)②出来はいいけれどそれほど見直したくはならない作品(「裏窓」「知りすぎていた男」「めまい」あたり)③単に面白くない作品も幾つか。そんでもって、この「間違えられた男」はというと・・・。昔、深夜に吹き替え版を観ただけで、それ以来一度も観返した事ないんですよね。地味で暗い展開だからって事だけじゃなく、見直すのが何かしんどいというか・・・。インタビューで盛んにヒッチコック自身が警官嫌いを公言していましたが、この作品に最もその傾向が顕著に出ているとは思うんですが・・・。妻役ヴェラ・マイルズが徐々にココロを病んでいく様子と、ヘンリー・フォンダを強盗犯人と勘違いする女性店員たちの描写がヒッチコックらしいですね。
[地上波(吹替)] 5点(2010-07-19 15:03:27)
288.  黒い絨氈
テレビの台頭に脅威を抱いていた時代の、ハリウッド映画界の威信?を賭けた「僻地エキゾチズム&恋愛&パニック」ジャンル三つ巴欲張り映画決定版。エリザベス・テイラー主演「巨象の道」(6点)とどこか似た雰囲気が有りますね。のっしのっしと悠然と歩いて来る象の大群より、ウジャウジャ湧いてくる凶暴アリ軍団の方が視覚的にも怖い。この時代は表現がリアル過ぎず、上品で慎ましやかなので、観ていてワクワクするような愉しさがあります。今なら「マラブンタ!」っていうそのまんまの邦題になりそう。
[地上波(吹替)] 7点(2010-07-18 12:52:50)
289.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 《ネタバレ》 
諸事情により、現在心身共にリハビリ中回復期の自分には最適なコメディの佳作でした。いやぁ、本気でバカやってる映画ですね~笑った笑った。なかなか手のこんだ一筋縄ではいかない脚本と設定で、最後のクレジットタイトルまで楽しませて頂きました。楽しませてもらった上で、ちと気になった事がいくつか。各キャラクターのバックグラウンドがイマイチ見えてこなかった。行方不明の新郎の、不肖の義弟になる太っちょさんの設定を、新婦(姉?)との絡みでもっとうまく生かせてもよさそうなもんなのに。そうすれば結婚式のシーンも、それまでの躁状態からぐっとペーソスが高まったはず。教師役のイケメンさんにも、内に秘めている「何か」があるんだろうな~って思って見てたんだけど・・・結局何もなかった(笑)ホテル屋上での「乾杯」のシーンで、何か告白しようとしてたよね、彼。遮られてたけど。虎より、自分は部屋にいたニワトリの存在が気になって気になって・・・。結局アレってどこから出てきたのかって回答出て来たか?見逃したかな・・・俺ってば注意力散漫・・・(汗)気になる・・・、一羽のあのニワトリさん・・・。これがアメリカ本国コメディ歴代興行収入第一位って・・・アメリカ人って本当に懐が広いね。 
[映画館(字幕)] 7点(2010-07-17 18:14:59)(良:1票)
290.  トパーズ(1969)
エキゾチックなお顔の漆黒髪の女優さんが殺され床に倒れるシーンの、一連のショットの見事さは、色彩効果も含め筆舌に尽くしがたい。・・・さてさて、他にどんなドキドキワクワクがこの作品にあったのかというと・・・てんで思い出せない・・・その程度の可もなく不可もない凡作スパイ映画。例えばコレが全盛期のケイリー・グラントが主演だったら、少しはマシなものになったのかなあ・・・あ、そういう訳でもないのか。
[地上波(吹替)] 5点(2010-07-09 15:05:43)
291.  蛇の穴
昔、深夜のテレビ放映にて鑑賞。モノクロだけに病院特有の色「白」が映え、それだけでも何か起こるんじゃないかとドキドキ。精神病院が舞台の映画では、他にエリザベス・テイラー主演「去年の夏突然に」が有りましたが、こちらの方が製作年度が古いにもかかわらず、病棟の様子を興味本位ではなく、より真摯に捉えようとしている態度が伺えます。錯乱ヒロイン=オリヴィアが、治療の為病院職員にベッドに無理矢理押さえ付けられるシーンの描写がやたらめったら怖かった記憶が。あ、あと、ヒッチコックの「白い恐怖」もあったか・・・。でもあれは、病院の描写自体あんまなかったですよね。オリヴィアは、妹ジョーン・フォンティンと共にまだご健在のよう、なによりです。
[地上波(吹替)] 7点(2010-06-27 16:47:55)
292.  タイトロープ 《ネタバレ》 
イーストウッドの孤高の刑事役という事で、公開当時「ダーティハリー」の続編みたいな宣伝をされていたような気がしますが、実物を観てびっくり仰天。スカッとした気持ちになりたかったのに、映画館を出る頃にはもっと暗くて陰鬱な気分になっていました(笑)今ならイーストウッド映画で大きな割合を占める「倒錯的ダークサイド部分」も理解できるんですが、当時は自分も単純な中坊でしたからねえ・・・。まだこの前後に観た、わかりやすく単純明快な「シティヒート」の方が楽しめました。
[映画館(字幕)] 4点(2010-06-12 10:47:55)
293.  レベッカ(1940)
映画とは全く関係ない話ですが・・・。この映画のヒロインを演じた、ハリウッド映画界随一の憂愁美人(←と勝手に自分は呼んでる)ジョーン・フォンティン、実の姉のオリヴィア・デ・ハヴィランド(「風と共に去りぬ」の淑女メラニー役)とは、犬猿の仲っていうのは有名な話ですよね。どちらもいま尚ご健在という事で、もしやどちらかが先に亡くなるのを待った上で、大々的に暴露本を出版するのを虎視眈々と狙っているのでは・・・?などと、まるで「何がジェーンに起こったか?」を地でいくような、確執妄執地獄絵図をつい想像してしまうんです。「忘れじの面影」「黒騎士」「旅愁」「断崖」・・・本作も含め、代表作での彼女を見る限りでは、強い性格など微塵も感じさせずいかにも繊細かつはかなげなイメージしか思い浮かばないんですが・・・。さてさて真相やいかに。ヒッチコック先生がもし生きていたら、これをネタにさぞかし怖い心理スリラーが出来たんじゃないかなあと・・・。あ、自分は姉オリヴィアもわりかし好きです。「ロビンフッドの冒険」とかめっちゃ可愛かったしね。
[地上波(字幕)] 7点(2010-06-06 09:43:30)(良:1票)
294.  裏窓(1954)
1984年のリバイバル公開時、「愛と追憶の日々」と二本立てで鑑賞。当時観た時は鮮やかなテクニカラーの保存状態の良さにとにかく感動、ハリウッドクールビューティーの頂点、グレース・ケリーの魅惑的な美しさと、サラサラ衣擦れの音がしそうな衣装に目が眩みました。ただ何故かやたら字幕が読みずらく、洒落た台詞が満載の脚本の妙味がよく理解できず、後日日曜洋画劇場の吹き替え版にて、改めてその素晴らしさを確認した次第。ヒッチコック=グレース・ケリーコラボ三部作で作品自体の出来としてはこれが一番だと思うんですが、何度も見返したくなるのは、ここでの評価も一番低い「泥棒成金」なんですよね、なぜか自分は。ゴミゴミしたニューヨークのダウンタウンより、陽光のリビエラに惹かれてしまうのは根っからの貧乏性だからかもしれません(汗)それにしても全盛期の頃のヒッチコックって、女優のみならず男優の使い方も上手いっす!「泥棒成金」や「北北西~」の役がJ・スチュアートじゃサマにならないけど、この「動けない」ジェフ役をケイリー・グラントが演ったらヘンだもん。同様に「ダイヤルMを廻せ!」も、レイ・ミランド以外他の役者との互換性がありえない。ともあれ、これは気力充実、映像テクニックも映画作家として円熟期にさしかかった時期の秀作だと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2010-05-20 17:34:46)
295.  ロープ 《ネタバレ》 
何度も見直したくなる欲求に駆られる優れたヒッチコック映画の醍醐味っていうのは、観ていて背筋がシビレルような卓越したカッティングの妙(ex「サイコ」のシャワーシーン「北北西」の軽飛行機襲撃シーン)と、魅力的な美男美女のキャストアンサンブルによると思う。ワンシーンワンカットを無謀にも試みようとしたこの実験作では、残念ながらもちろんどちらの欲求をも満たしてはくれなかった。看板スターがJ・スチュアートだけではちと弱い。自らの得意技を封じ込め、「枷」を背負う事で映画作家としての更なる成長を目指したかった野心満々冒険作と思いたいのだが・・・やはりこれは成功しているとは言い難い。
[ビデオ(字幕)] 6点(2010-05-15 18:25:51)
296.  WATARIDORI
公開時ドキュメンタリー好きな友人と映画館まで観に行きましたがねぇ・・・。途中からもう眠くって眠くって、睡魔と戦うのに必死でした。「映画イコールフィクションである」という観念が、自分のアタマん中では固まっているからなのかもしれません。黒い油にまみれたショットと、鳥が群れを成して空を跳んでいる姿しか記憶に残っていないですね。その友人とは、二度と一緒に映画館に行ってません。だって誘われる映画が、「アース」とか「ムーン」とか、そういう系統のドキュメンタリー映画ばかりなんだもん・・・。いくら鳥がすごい!鳥が美しい!って言われても、それだけ90分以上見せられても・・・。むしろ、ヒッチコック「鳥」のように、突然理由もなく人間を襲い始めたら、どんなに映画としては面白くなるだろうかと、そればっかり考えてましたね。多分ドキュメンタリー映画自体、自分には向いてないんでしょう。
[映画館(字幕)] 3点(2010-05-06 09:24:14)
297.  愛情の花咲く樹
モンゴメリー・クリフトとエリザベス・テイラーのファンサービス感謝デー、フルコースディナー映画。よってこのお二人に何の興味もない方にとっては、ひたすら長いだけのメロドラマで、観る事に何の価値も見出せないはず。ファンなればこその10点満点とご容赦願いたい。映画会社MGMが第二の「風と共に去りぬ」の夢をと狙った、波乱万丈の大河風ロマンス。当時のこの手の大作には付きものの「前奏」「休憩」もちゃんと用意。ハリウッドきっての名カメラマン、ロバート・サーティースが捉えた、最盛期のリズの光り輝く美貌は、3時間観ていても飽くことがない。代表作「ジャイアンツ」(10点)と「熱いトタン屋根の猫」(8点)に挟まれた、彼女の長い女優暦の中では最も美貌が冴え渡り、脂が乗っていた時期でもあります。クリフトをカラーで観られるのは現在この映画だけ。それだけでも自分にとっては10点満点。ジョニー・グリーンのロマンチックなスコアもナット・キング・コールの主題歌も最高です。くれぐれもテレビの短縮版(3分の1以上もカットされてる)でこの作品を判断しないように。
[ビデオ(字幕)] 10点(2010-05-06 09:01:28)
298.  大地震(1974) 《ネタバレ》 
自分が映画を積極的に観るきっかけになった、「タワーリング・インフェルノ」と実は同年製作だったんですね、この作品。何で今まで観る機会なかったんだろう・・・?タイトルが直球過ぎて、食指が動かなかったのかな?「タワーリング~」は発音するだけでも嬉しかったような(笑)うん、これもちろん今となっちゃ、いろいろとトリックのアラは目立つけど、頑張ってるほうじゃないですか?ヘストンの我が強い奥さん役、エヴァ・ガードナーが残念ながらトウが立ちすぎてるんですよね。「イグアナの夜」の時期の、若く美しい頃だったらなあ・・・もう少し同情出来たんじゃないかと。ヒロイン、ビジョルド嬢のラストの容赦ない行為は、真に怖いのは天災よりも人間のココロだったって事ですか?
[DVD(字幕)] 6点(2010-05-06 07:54:09)
299.  華麗なる相続人 《ネタバレ》 
う~ん・・・。全盛期には脚本選びにあれだけ慎重だったオードリーなのに、この体たらくは一体どうしちゃったんでしょうか?脚本さえ読めば、この映画がどうやっても失敗作になるはずと、最初からわかりそうなモンなのに。秀作「暗くなるまで待って」で組んだ、テレンス・ヤング監督の腕を過信し過ぎちゃったのかな?これが日本で公開された、最後のオードリー「主演」映画っていうのはあまりに寂しい。この豪華キャストで、舞台が世界中をあちこちへ移動し、もっと派手な展開になってもよさそうなのに、キャストアンサンブルの妙味もちっとも生かさせていない。サブ??ストーリーの、赤いスカーフによる猟奇変質者殺人の件のくだりも、なんだかメインストーリーと噛合わずよく関連が理解出来ず。初めから駄作と思ってみればまあ腹は立たないかも。麗しのオードリー=池田昌子さんの吹替え版で観たら、もう少し好印象だったのかなあ・・・?
[DVD(字幕)] 4点(2010-05-04 17:20:37)
300.  アフター・ザ・レイン 《ネタバレ》 
特に「マディソン郡の橋」以降については、「あのメリル・ストリープが出演している」というだけで、作品そのものの価値も上がるとでも言ったらいいか、彼女の作品選択眼について、自分はかなりの信頼を置いています。「大いなる陰謀」(5点)も、内容自体は不満だったけど、監督の意図するところはよくわかりましたから。さてさて、彼女出演の近作では珍しく日本未公開だったこの作品・・・。主演ではなく助演とはいえ、なんだか僕にはさっぱり理解できない内容でした。大きな志を持ってアメリカに来た中国人留学生と、担当教授との確執がメインストーリー。彼ら留学生をサポートする、ヨガに凝ってる(笑)裕福な有閑夫人がメリルの役どころなんだけど・・・。これがなんだかよくわからないキャラクター。そもそも文系人間の自分には、天文用語ひとつとってみても会話自体がチンプンカンプンでさっぱりよくわからない。「へっ?!この程度の理論でノーベル賞が取れるの?」みたいな印象。う~ん、実話の映画化とはいえ、後味がメチャクチャ悪いラストまで観ても、これはメリルじゃなければいけない役柄じゃないような気がしました。
[DVD(字幕)] 4点(2010-05-04 17:06:14)
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