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コメント数 885
性別 女性

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301.  タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
アドベンチャー映画の好きな人なら楽しいよね♪ スティーブン・スピルバーグ+ピーター・ジャクソン+エドガー・ライトの強力タッグ、原作も三つ使ってエンタメ要素がキュウキュウつまってます。 キャラ的にもタンタンは淡く船長は濃くスノーウィは愛らしく、バランスがとれてるみたい。 実写では不可能なアングルやアクションもあり、キャプチャーCGアニメとしてもゼメキスの「クリスマス・キャロル」より意義があると思いますが、デフォルメとは真逆の作りこみは少しクドイ気もしちゃいました。 背景のボケがあると見やすく、アクションのブレがあると迫力出るかも。 「三銃士」と似たハイライトシーンがあってこれも「パイレーツ」の影響? 2D吹替版なので、酷似のデュポン&デュボン刑事をアテた、サイモン・ペッグ&ニック・フロストの声が聞けなかったのがちょっと心残り。
[映画館(吹替)] 7点(2012-01-01 07:00:01)
302.  フランケンシュタイン(1931) 《ネタバレ》 
シェリーの「フランケンシュタイン」やべリャーエフの「ドウエル教授の首」には、人体を思うままに再利用したい人間の願望が潜む。 ノーマルな脳の代わりにアブノーマルな脳を移植された人造人間はそれを具象化したもの。 ボリス・カーロフがメイクアップした姿は本人とは似ても似つかず、以後のイメージを決定づける。 エリセの「ミツバチのささやき」はこの作品のもっとも詩的な部分が使われ、 燃える風車小屋でも生き延びた彼の真の苦しみは、求められない自分を知る「フランケンシュタインの花嫁」(35)に持ち越される。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-09 07:00:09)
303.  ドクトル・ジバゴ(2002)<TVM> 《ネタバレ》 
キーラ・ナイトレイがラーラに、サム・ニールがコマロフスキーに扮するテレビ版。 合計4時間のを半分にした短縮版を見たのだけれど、映画のスケールは望むべくもないものの丁寧な作りは悪くない。 ハンス・マシスンがロシア革命の嵐の中で2人の女性の間で揺れ動くユーリ、若者らしい迷える魂の有りように無理がなく、彼の詩人としての資質も生かされる。 最後までトーニャの存在感があるのもよいと思う。 ユーリとラーラの人生に影響を及ぼすコマロフスキーはあくまで独善的な人物として描かれ、複雑な立場のラーラの母親は007のマリアム・ダボ。 恋愛以外の革命中のロシアの荒廃した描写も入れることでバランスが取れているようで、映画が取りこぼした要素を拾っている感じもある。 映画では娘だったユーリとラーラの子供はユーリの面影をもつ少年に変わり、ラストは運命に弄ばれたユーリが今一度人生を生き直すべく歩み出したかのような錯覚を覚え、映画とはかなりイメージが異なる。 この後、初めて本国ロシアで作られたテレビシリーズ(05)は未見。
[DVD(字幕)] 7点(2011-12-06 07:00:00)
304.  ドクトル・ジバゴ(1965)
ロシア革命を背景にパステルナークが書いた小説をデヴィッド・リーンが映画化。 スケールが大きく時間も長く「風共」と同じくらいの大作。 リーンは何でも大規模になってしまうのですが、これも製作費がかかっていそう。 ジュリー・クリスティは美しくジェラルディン・チャップリンは可憐、ロシア人風のヘアメイクのオマー・シャリフも魅力(ちょっとヘンだけど…)なのですが、後半はメロドラマと言われても仕方ない部分も。 映画として見応えはあっても愛着が薄いのは、プロットやキャラに興味が少ないせいかと思います。 作者が自身をモデルにした原作は絶版なこともあり未読ですが、映画は不倫カラーを薄めるため後半トーニャの存在を意識的に消し、傲慢なコマロフスキーにも情が湧くよう手心が加えられているような気がするのですけど。 ロシアで撮らずにあの国の雰囲気を再現したのはすごいし、雪の平原を走る列車の旅やパーシャの変貌、「ラーラのテーマ」は印象的。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-05 07:00:02)
305.  ブロンコ・ビリー
GOOD!
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-04 08:47:35)
306.  マーヴェリック
元々は父親役で出演しているジェームズ・ガーナーの50年代テレビドラマなんですね。 94年の映画にしてはちょっと古風、けれどノンビリ楽しめる西部劇。 ジョディの大人になってからのコメディはコレと「幸せの1ページ」しかなさそうで、まだ若くて可愛い悪女、メルはやんちゃなギャンブラー。 ブレットと父親がそれと知らずにアナベルをシェアするのは「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」みたいです。 グレアム・グリーンはやっぱりインディアンがお似合い、カメオのダニー・グローバーは「リーサル・ウェポン」ファンは嬉しいハズ。 マーゴット・キダーもいるのはリチャード・ドナー監督作品だからでしょ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-03 07:00:08)
307.  怪盗グルーの月泥棒 《ネタバレ》 
コレ意外とよかった♪ 小さい子がゴネるアニメ(「モンスターズ・インク」とか)は少し苦手なんだけど3人の女の子がウザく感じないようセーブしてあるみたいで、グルーとママとの確執もベタでなくサラッとしてて適度にクールなのね。 末っ娘アグネスは「シュレック」の長靴猫と同じ技を使うスゴ腕の女の子。 人工生命体ミニオンたちの黄色い頭によくみると毛がポヤポヤ生えてるのがカワイ~☆ 青のオーバーオールもキュートで最初にミニオンありきで作られたのかと思うほどの存在感。 MINIONて「子分」かと思いますが、フランス語のMIGNON(ミニョン・かわいい)にも似ていて可愛いったらない。 それとあのお月さまを文字通り「手玉にとる」のがスゴイ! 基本的なストーリーは偏屈男が子供への愛に目覚める王道ですが、ともに愛情に恵まれなかった彼らの結びつきはやっぱりハッピーな気分になれる。 ブラックな味もあって陳腐な感じはしないし音楽の使い方もよく、ちょっと変わったセンスのあるアニメじゃないかなと思いました。 たまたま吹替版(オリジナルはスティーヴ・カレル)でしたが、鶴瓶さんの声もなれるとなじんでよかったです。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2011-12-02 07:00:03)(良:1票)
308.  恋はデジャ・ブ 《ネタバレ》 
「50回目のファースト・キス」と同じような状況でも、こちらはタイムループSF風で抵抗なく見られるの。 才能はあっても少し嫌な奴だった主人公が、同じ1日を反復することで学習。 同じ場面のリフレインだと煩雑になったり映画の印象が散漫になってしまう弱点はありますけど、それを差し引いても面白くて好きになれる作品。 フィルはずっと袋小路にいるのですが、同時に何度でもやり直しをする機会を与えられたラッキーな人でもあります。 アンディ・マクダウェルはヒュー・グラントのような美男タイプより、ビル・マーレーやドパルデューみたいに味のある男優さんとの相性がよさそうで、チャーミング。 生まれ変わったフィルの番組最後のコメントは、みんなの心をあたためる素敵なものでした。
[DVD(字幕)] 7点(2011-11-08 07:00:01)
309.  ヤング@ハート
SHOUD I STAY OR SHOUD I GO♪ ロックの名曲が彼らに歌われてちょっと違った顔を見せる。 途中は見ててツライんですよね…皆さん高齢で持病を抱えた方も多くて、そんなに無理しなくても、と思ってしまう。 それでも最初と最後のステージでわかるの。 若い人が片手間にやるのとちがい彼らにはもうこれしかないんだけれど、たった一つでも自分を表現できるものがあれば人は命を燃やすことができるって。 ライトを浴びると彼らのシミもシワも消えて見え、ステージはその人の普段の生活がどうであれ、その人を最高に輝かせることのできる場所。 人生の最後にがんばったことは彼らの魂に刻まれている気がします。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-05 07:00:02)
310.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
21世紀の「ダイ・ハード」は、「アンダーワールド」のレン・ワイズマンの映像が垢抜けしていて渋いカラーに彩られ、デジタル時代を生きるアナログ刑事の「誰もヒーローになる奴がいないから仕方なくオレが」と諦念含みの使命感にマクレーン刑事の気概がにじむ。 「相棒+敵の女」という構成は「3」と同じながらフレッシュなキャストを起用、「ギャラクシー・クエスト」のトレッキー少年(ジャスティン・ロング)がこんな大役をやると予想しない意外性。 悪役ティモシー・オリファントは米仏合作の「ヒットマン」と同時期、スキンヘッドで寡黙なあちらの方がインパクトはあったものの新鮮ではあり、アジアン美女マギー・Qがスリムな体でアクション、可愛い顔して根性は父親譲りの娘ルーシーもストーリーの一翼をになう。 垂直離着陸できるF-35のシーンはヒコーキ好きには楽しく、それら視覚効果と共にスタントシーンが秀逸で(マクレーンがスキンヘッドになったことでスタントとの連携もスムーズ)、目を見張る一瞬に命をはる。 ファレルの友人でPCマニアのフレディの「司令部」の一角に旧式の無線機が置いてあり、持ち主の言うように「世界の終末がきても使える」それは、ハイテク世界を舞台としながらその脆弱性とローテクの堅牢・信頼性をうたい、マクレーンの隠喩でもあるのだろう。 家族を失い孤独であったマクレーンが娘との絆をとりもどし、ファレルの父とも見紛われるのは、現代の若者の父親世代になったマクレーンの位置づけと「頼れる父親像」復権の願いもこめてであろうか。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-04 07:00:02)
311.  三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
「21世紀の三銃士」らしい映画。 アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ合作ってすごくない? 国は違っても三銃士好きが多いのは、おフランスの気取りがないデュマの豪快な作風ゆえか。 原作を生かしつつ新しいアイディアも盛り込み、なかなかよく出来てるエンタメ作品。 ワル側にスター俳優が多く、マッツのロシュフォールってい~ね! 監督と「バイオハザード」で組むミレディ役ミラはデビュー20年たっても色香おとろえず、ヴァルツのリシュリューとオーリーのバッキンガム公は意外と普通だったかな。 ダルタニアン役のローガン・ラーマンは「パーシー・ジャクソン」の時は全然いいと思いませんでしたが長髪だと美少年風に、侍女コンスタンス(ボナシウ夫人ではなくフリー)と可愛いカップル。 マシュー「ダーシー」マクファディンのアトスはミレディとのからみがあるけど、アラミス、ポルトスはこれという見せ場がないのがちょい不満。 本来4人いる従者は恰幅のいいプランシェだけ。(人形劇しか見てない人はプランシェをサルだと思ってるんだけど、サルじゃないよ!) バカ殿っぽいルイ13世の不器用な愛と一生懸命流行を追う衣装もイジらしい。 ご自慢の飛行船は「空飛ぶパイレーツ」、「生きた船首像」はいいアイディア。 三銃士には必須!の殺陣もがんばってるし時間を感じさせない仕上り。 字幕の2Dでしたが、3Dだと空中戦は迫力ありそうでした。 最後のアレはお遊び、それともマジで続編?
[映画館(字幕)] 7点(2011-10-28 19:00:02)
312.  女はみんな生きている
コリーヌ・セローの作品としては「サン・ジャックへの道」の方が好きですが、これもユニークな映画。 一見男をボコボコにして楽しむフェミニスト映画みたいだけど、そういうわけでもなさそう。 日常に埋もれる主婦エレーヌや不運な過去をもつ娼婦ノエルの反撃よりも一番印象に残るのはあの面白いダンナだし。 彼は「サン・ジャック」の長男ピエールのように極端にカリカチュアライズされたキャラクターですね。 監督は「赤ちゃんに乾杯!」も撮ってるから、男性が不測の事態にオタオタする姿が見たいのかもしれない。 汚い手を使って弱い者から金を搾り上げる犯罪組織への憎しみは感じられるけれど。 ノエルの報復行動はヤリすぎな気はしますが、シリアスな映画じゃないから。 彼女の身の上話がやたら長いのもワザと観客をジラしてるんだと思うな。 最後の女性映画っぽいおさまり方は物足りないけれど、原題「カオス」どおりにしっちゃかめっちゃかなフレンチシネマ☆
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-18 07:00:02)
313.  女は女である
アンナ・カリーナがBEAU! 歌も聴けるし、50年前の彼女を今につたえる映画はタイムカプセル。 赤いレインコートや青い縁どりのあるブラも可愛くて、今でも通用しそう。 アンファン(子供)がほしくて、夫(ブリアリ)と男友達(ベルモンド)を手玉にとる小悪魔ぶりも彼女なら許されそう。 「わたしはただの女よ」 そうか? パリの街もお洒落で、バーにはジャンヌ・モローがさりげなくいたりする。 ゴダールの言葉遊びもそこここに。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-17 07:00:01)
314.  ライフ・イズ・ミラクル
ヒロイン・サバーハが登場するまでが長い長い。 クストリッツァの辞書に理路整然の文字はないのかもね。 寄り道・道草あっても近道はなし。 ムスリム人のサバーハとセルビア人のルカの物語は実話ベースとか。 ナターシャ・ソラックは監督の他のヒロインたちと同じ明るい色の髪で、希望のシンボル的な存在。 女房ヤドランカの裏切りにあっても、ルカの幸せは残っていた? 内戦の空しさを吹き飛ばすポジティヴィティに巻き込まれ、ネコたんの猫パンチにヤラれる。(けれど動物の主役はドンキ~♪) 最後少しラフな気も。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-16 07:00:05)
315.  黒猫・白猫
クストリッツァのアメリカ映画好きは「アリゾナ・ドリーム」で証明ずみ。 ここでもマフィアの親分が「カサブランカ」にホレ込んでいて、最後彼に「あのセリフ」を言わせたいがために作ったかのよう。 代表作はシリアスな「アンダーグラウンド」でも、監督の持ち味はこんな猥雑な人生賛歌にあるのかも。 前半のとっちらかり~が後半収束していくのが快感ではあれどオカズ多くてゴッタ煮状態、だけど楽しい。 この監督は宴会がお好き。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-15 07:00:05)
316.  ジュラシック・パークIII 《ネタバレ》 
93分とシリーズ中最も短い第3作。 監督はジョー・ジョンストン、「遠い空の向こうに」も撮っているが元々SFの人。 ジョン・ウィリアムズの音楽も今回はテーマ曲だけだが残酷描写は少なく、殺伐として戦場のようだった2作目より好きだという人は多い。 冒頭のグラント博士とエリーは1作目のラストを考慮してのファン・サービスか、観客に一瞬夢を見せるための。 パラグライダーが効果的に使われ、緑あざやかな森の湿った空気、フォギーで深度浅く陰影ある撮影が美しく、新たにスピノサウルスとプテラノドンが登場。 パステルカラーの衣装の紅一点、ティア・レオーニも金髪であるためか髪を茶色く染めたウィリアム・H・メイシーと元妻の息子がいるのがよく、冒険には少女より少年が似合う。 最後に恐竜に卵を返すのが象徴的で、不用意に自然に手を触れるなといっているかのごとく。
[映画館(字幕)] 7点(2011-10-14 07:00:07)
317.  アレキサンダー
170分余りの大作にして労作。 アキレスやアーサー王ら神話・伝説の人物と違い、生きた人間であり広域へ遠征を行ったアレキサンダー大王の波乱多き生涯をたどる。 語り部であり、物語を書記にパピルスへ口述筆記させる老プトレマイオス(アンソニー・ホプキンス)は、思い入れを持つオリバー・ストーン自身でもあるのだろう。 英雄としてよりも幼少より両親の確執に挟まれ育ったアレキサンダー(コリン・ファレル)の葛藤を出したかったように思われる。 蛇を偏愛する母オリンピアス(アンジェリーナ・ジョリー)と隻眼の父フィリッポス(ヴァル・キルマー)を含めた3人の描写にあまり重みがない気はするけれども。 妻より美しい幼なじみヘファイスティオンとの絆や、インド奴隷に夜伽をさせるなど彼の男色嗜好もほのめかす。 度重なる戦闘シーンには食傷気味だがバビロンは壮麗であり、ヴァンゲリスの曲はしばしば史劇に使われるが単なる勇壮さ以上の効果をあげている。 冒頭と末尾にポンペイ遺跡で発掘されたモザイク壁画にある戦場のアレキサンダーが映し出される。 大きく見開かれた目。 32才と早逝ながら、その目は老人よりも多くのものを見てきたやもしれない。 アレキサンダーの名は彼が理想を夢みた都市に今も残されている。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-29 07:00:00)
318.  パリ20区、僕たちのクラス
「今日から始まる」(99)よりさらにドキュメンタリー・タッチ、その計算が見えず自然。 元教師の原作者が教師役も兼ね、多民族国家フランス・パリ多民族地区20区の中学の先生。 フランソワ先生がかっこよく見えるのは、熱血からは遠いほどほどな熱意にウソがない気がするせいか。 人種もバラバラな生徒たちの自己主張のストレートさにも驚き、本音のキャッチボール。 まるで一クラスに押しこめた世界の民族の縮図で、バトルまがいの授業に現場にいるようなリアリティに巻き込まれる。 丁々発止に渡り合う先生もついダブルミーニングな言葉「ぺタス」を使ってしまい、広がる波紋が一言の持つ重みを示し、先生が言葉を大事にするフランス語教師なのも皮肉がきいてる。 職員室は戦士たちの休息所。 服装もカラフルな生徒たちに対して先生は質素とバランスがとれ、よけいな音楽もなし。 贅肉のない骨っぽさが魅力だけど、クッションなしの映画のエネルギー消費量は少なくない。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-28 06:59:59)
319.  ある公爵夫人の生涯
マリー・アントワネットと同時代を生きた英国デヴォンシャー公爵夫人の人生を、子孫である故ダイアナ妃にオーヴァーラップさせて描く。 途中までは「ブーリン家」レベル…と思えたけれども、終盤の「三つの椅子」の使い方はなかなかオツであった。 後継ぎを産む道具としてしか顧みなかった自身を反省し、何とかジョージアナ(キーラ・ナイトレイ)の離れた心に近づこうと試みる公爵(レイフ・ファインズ)の歩み寄りが形として見える趣向。 前半は夫人を悲劇のヒロインとして立てるが徐々に公爵の比重も増しており、女性の立場だけに偏っていないのもよいと思う。 軽率なイメージも拭えなかったダイアナ妃とチャールズ皇太子にも、「お家」存続の犠牲者として同情を寄せているかに感じられる作品。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-26 06:59:59)
320.  ダイ・ハード2 《ネタバレ》 
ビルから空港に舞台を移し、またまたマクレーン刑事大暴れ! 新監督レニー・ハーリンのハデ好みが前面に出て、必死にトーチを振るマクレーンの努力も空しく「乗客××し」ってやり過ぎ!(後味ではペーターゼンの「エアフォース・ワン」の方がいいかな) クライマックスのヘリから敵機の主翼に飛び移ってからラストまでは好きです。 よく考えたよ! 旅客機が連なって降りてくる場面は感激でした☆ 悪役大佐(ウィリアム・サドラー)は1作目のリックマンほど有名にはならなかったけど、「ショーシャンクの空に」では監獄仲間の一人になってたね。 翌年T-1000になるロバート・パトリックの姿も。 「1」の相棒も顔をだすけれど、「2」の相棒は2タイプ用意されてる。 血が少ないのがいいネ。
[映画館(字幕)] 7点(2011-09-24 07:00:00)
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