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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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341.  赤い夕陽の渡り鳥 《ネタバレ》 
NHKでの放送順が変則的で、これを3番目に見たのですが、あまり影響はないでしょう。どれも似たような話ですから。とはいえ、前作に続いて「もうひとりの殺し屋」が登場。途中で伸次が生死不明になるというのは、変化をつけようということでしょう。そういえば、宍戸錠も途中で行方不明になったりします。黒幕の大坂志郎が裏切られて悪党になりきれないというのも新しいパターンで、俳優の個性を生かした展開でした。白木マリの恋愛話とか、いろいろ味付けを変えようという工夫が目立ちます。ただ、基本的な話はあいかわらずなので、効果がないといえばないのですが。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-22 22:37:29)
342.  渡り鳥いつまた帰る 《ネタバレ》 
1作目の最後にどこへ行くのかと聞かれ、佐渡と答えた滝伸次。しかし第2作の舞台は宮崎でした。急遽シリーズ化が決まったため、すでに作られたプロットを流用して第2作が製作されたという説もあるようです。それはともかく、弟を殺された哲が伸次を狙うあたり、第1作と関連があるのかと思わせておいて、実はまったくないというのが面白い。また、共通の敵である殺し屋を登場させるあたり、ちょっと哲の扱いに困ったのかと思われるような部分もありますが、今回も娯楽作品として楽しめます。伸次を追ってくる中原早苗の役があまり機能していないところが残念。しかし撮影はあいかわらず美しく、佐渡の風景は見ものです。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-09-21 20:53:13)
343.  舞妓はレディ 《ネタバレ》 
周防監督、京都が舞台だからということで薄味にしたんでしょうか(?)。そこそこいいんだけど、ちょっと物足りない。 おそらくいちばんの原因は、主要人物全員に歌や踊りの見せ場を作ったためでしょう。それだけでかなり印象が分散してしまいます。歌と踊りそのものはけっこうよかったのですが。皆さんおっしゃるように大原櫻子のシーンは秀逸だし、草刈・高嶋の知恩院の場面も楽しい。なにより主役の上白石萌音ちゃんがかなり頑張ってました。 ストーリー的にも、舞妓修行一本に絞らずちょっとした話があれこれありましたが、あらずもがなという気もします。そもそも舞妓修行自体もテレビのドキュメンタリーでもありましたし、題材として珍しいものでもない。本作では訛りを直すというのが大きなポイントなわけですが、通常の修行よりも重点を置いている割には、やはりインパクトが弱い。あとこういう物語では、人間としての成長を描くのも常道です。本作では終盤、大学の研究室の場面がそれに当てられているのでしょうが、これももっとパンチを効かせてほしかったところ。最後に岸部一徳との会話もありますが、これは歌や踊りのついでみたいになってしまいましたしね。  ということで、あれもこれもと詰め込んだあげく、どこにもポイントを絞りきれなかったという感じです。なんか、一本通った筋のようなものが欠けている気がするんです。それなりに楽しい作ではありましたが。あくまでそれなりで。
[映画館(邦画)] 6点(2014-09-19 21:42:58)
344.  ヴェラクルス 《ネタバレ》 
主要人物が腹に一物持った人物ばかりで、その腹の探り合い、裏のかき合いが面白い。対照的な2人を主人公に据えるというのも、古典的ですが効果的です。最終的にゲイリー・クーパーが“いい人”になってしまうのが、製作された時代的な限界でしょうか。しかし、そこに至るまでの状況をきちんと作っているので、不自然さはないし、最後の決闘へと流れ込む段取りもつきます。最後には仲間を殺すとか、ジョーの悪役ぶりもなかなかのもの。悪漢揃いなので、やはりバート・ランカスターが目だってもうけ役でしたね。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-16 20:41:06)
345.  怪獣大戦争 《ネタバレ》 
怪獣映画に、宇宙人による侵略ものをミックスした作品。あくまで対X星人がメインで、怪獣は一歩引いた形になるのですが、それでもかなり面白かった。「電子計算機に支配され、命令を聞くだけ」というのは現実世界への風刺なのでしょうが、それを味付け程度にとどめて基本的に娯楽作品に徹したのがよかったです。  関沢新一の脚本は、アメリカ調の明朗快活なユーモアが持ち味のひとつですが、前作『地球最大の決戦』あたりから、その扱いが変わってきているようです。笑いの要素を人間でなく怪獣が受け持つようになってきました。前作なら、ゴジラとラドンの間での岩の投げ合い・それを見るモスラという場面が典型でしょう。ぬいぐるみ自体も目がクリクリ動くようになったりと、表情豊かになっています。本作では抑えられていますが、X星で目覚めたゴジラが伸びをするあたりにおかしみが感じられます。ゴジラの「シェー!」もその路線として出てきたものでしょう。これらは一般的には「子供向け」と捉えられているようですが、それは少々違うと思います。あくまで笑いを取る「ユーモア」の要素を怪獣が表現しているのです。もっともそのため、怪獣が「お芝居」をするようになった結果、人間くさくなって怪獣が持っていた脅威や巨大さが薄れたのも事実でしょう。しかし円谷英二監督としては、怪獣を単に「出てきて暴れる」存在ではなく、演技をつける「役者」として捉えていたのではないかと思います。  閑話休題。本作はメインの出演者にゴジラ映画初登場の方も多く、水野久美・沢井桂子の2人は共に魅力的。ニック・アダムスも、陽気なアメリカ的演技が本来シリアスな物語の中でいいアクセントになっていたと思います。やっぱりこの頃の東宝怪獣映画は、問答無用で面白いです。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2014-09-15 08:00:46)(良:1票)
346.  口笛が流れる港町
第1作より面白い。冒頭、小林旭と宍戸錠のやりとりからして爆笑なんですが、味があります。本作での宍戸錠の役は、敵とも味方ともいえない微妙な線ですが、それがかえってよかったです。鉱山をめぐる人物配置もいい。ただ、最終的に銃撃戦でけりをつけるというのは、あまり好みではないです(もちろん西部劇は別)。とはいえ、若旦那のダメっぷりも含め、楽しめました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-09-14 10:10:48)
347.  三大怪獣地球最大の決戦 《ネタバレ》 
本作については、以前見た際某ブログに感想を書き、その後某所のレビューにも書いているので、個人的には言いつくした感じですが……。 ひとことで言えば、娯楽映画の王道。無類に楽しい。こういう映画は、どこがどう面白いのか説明してはかえってつまらないものです。 ただひとつだけ言っておきたいのは、本作では本編と特撮のコンビネーションが特にいい。たとえばラドンが登場するあたり。落ちた帽子(本編セット)からパンして、ラドンが潜んでいるあたり(特撮セット)を映すやり方。その前には阿蘇でのロケシーンが使われていて、こういう映像の移行が臨場感を出しています。 あるいはストーリー的にも、ゴジラがラドンに落とされて停電するあたり。人間側と怪獣側が分離せずリンクした物語作り。ああいうところを見ると、私なんかは痺れちゃうのです。これこそ特撮映画、怪獣映画の面白さであると。本編と特撮が互いに補い合って、ひとつの物語を形作る。それがきわめてハイレベルに成功しているという点で、おそらく関沢・本多・円谷トリオの最高傑作でしょう。繰り返しますが、これぞ娯楽映画の王道。ザッツ・エンタテインメント!
[CS・衛星(邦画)] 10点(2014-09-08 21:25:20)(良:1票)
348.  花嫁と角砂糖 《ネタバレ》 
最近の映画は多くがデジタルっぽくなってしまったのですが、これはフィルムの質感が出ていて(特にロケの場面)、なんだかなつかしい気分になります。そのせいかどうか、ドラマの方も日本の昭和時代を思わせるところがありました。大家族が舞台なので、誰がどういう関係なのか、判然としないところがありましたが。特に後半、軍から帰ってきた青年と嫁いでいく女性の間には、何かあるのかと思わせるような雰囲気がありありましたが、よくわかりません。 悲喜こもごもの2日間という感じで、撮り方はドキュメンタリーっぽいのですが、ある種群像劇の要素があるので、それでよかったと思います。撮影自体もなかなか美しかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-07 17:05:56)
349.  ギターを持った渡り鳥 《ネタバレ》 
小林旭が若い頃の映画を見るのは、たしか初めてだと思います。なにかヌーボーとした感じで、あまり腕っ節が強く見えません。一応、格好をつけてもそれなりに決まっていますが。対する宍戸錠もなんだかもっさりして見えます。「無国籍アクション」なんて言われますが、意外とバタ臭くないキャスティングは面白いです。 始まっていきなり滝と外国人船員との殴り合い。そのままアクションのつるべ打ちかと思ったら、普通のドラマになってしまいました。ジョーが登場した後半からは主に拳銃の撃ち合いで、個人的には好みではありません。しかし、やはり小林旭では、腕にものをいわせるのは合っていなかったということでしょうか。あと、金子信雄の親分は、実は娘思いという一面を出すのかと思ったら、そこは強調されず腹黒親父になってしまいました。そのためか娘のポジションが今ひとつ決まらなかったような気がします。 本作でいちばんの見どころは、函館の風景でしょう。いやまったく、絵になる場所ばかり。ぜひとも行ってみたくなりますが、今の函館はどんな様子なんでしょうか。とにかく、撮影はたいへんすばらしかったです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-04 19:38:30)
350.  モスラ対ゴジラ 《ネタバレ》 
基本的には娯楽映画ですが、そこに拝金主義や観光開発といった風刺、さらには人間不信の問題を投げかけるという味付けをしています。本作が製作された1964年は、東京オリンピックが開催され、東海道新幹線が開通した年。今から考えれば、「オリンピックによる国際化」の名の下に、古きよき東京(江戸)の風景が消滅していった時機でもあり、そうしたことが背景にあるのかもしれません。また、オリンピックを控えて「人間不信」を取り上げるというのは、まだまだ冷戦時代だったことも考えると、なかなか興味深いです。いずれにせよ、こうした風刺やテーマが娯楽性を邪魔することなくうまく機能しているあたりは、うまいと思います。 特撮面では、合成の使い方がうまいです。特にゴジラが名古屋城を襲う場面、ぎりぎりまで実景との合成を見せておいてミニチュアワークに移行することで、リアル感が増しています。港でゴジラが山の上から顔を出す場面も、非常に印象的でした。また、こうした映画では遠景に怪獣・手前に人間という構図が常套手段として使われますが、本作でもかなり効果的に使われていました。ただ残念なのは、画面全体が白っぽくなってしまったシーンがあったことです。怪獣同士の戦いでは、最初の成虫モスラ戦が、ぬいぐるみだけでなくギニョールを使ったり、コマ落としでスピード感を出したりして、見ごたえがありました。 個人的には(作品の出来は別にして)、おそらくゴジラ映画でこれがいちばん好きな作でしょう。怪獣映画を単なる娯楽ではなく、「人間不信」というテーマを取り入れたあたりが気に入っております。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2014-09-01 21:58:32)(良:1票)
351.  風の音、愛のうた 《ネタバレ》 
監督が三人で3つのエピソードが平行して描かれるということは、もしかして製作費がなくて合作したのか、あるいは一本の映画として作るには短すぎるからなのか。どちらにしろ、エピソードを組み合わせる必然性は感じられませんでした。原題の"Loving You, Loving Me"がテーマだと言ったらたしかにそうでしょうが、それだと扱う範囲が広すぎると思いますし。一応メインの(?)音楽編は、人物設定もあってそれなりによかったです。靴屋のおじいさんも悪くないですが、あまりにもありがち。母子ものは今ひとつピンと来ませんし、父親の扱いに意外性を持たせたのでしょうが、普通の映画ならともかく、ほかの話を並行して進めているためか、ややこしくなってひねりすぎだと感じました。あと軍人さんをやたらと讃えていたり、最後に「国王の長寿を願います」というメッセージが出たりするのは、政治的な意図があるのかと気になりました。そんなこともあって、高く評価できません。 そうそう、ポー役の女の子が、上野樹里というか、彼女が演じた「野田恵」にそっくりなので、その点話のネタにはなるかも。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-08-31 18:04:22)
352.  華氏451 《ネタバレ》 
原作は中学生の時に読みましたが、正直ピンとこなかった。内容もほとんど覚えていないし……。映画の方は再見で、以前はそれほどとも思いませんでしたが、見直したらそう悪くないという印象です。 雰囲気としては、いかにも昔の人が考えていた未来像というイメージがありました。しかし、未来的なのはモノレールと大画面のテレビくらいで、あとは製作当時の世の中とあまり変わらないんじゃないかと思います。つまり、「未来を舞台にしたSF」として作られたのではないという可能性もあります。内容的に言っても、必ずしも近未来である必要性は低いと思いますし。 原作者のブラッドベリとしては、「テレビによる文化の破壊」を描く意図があったようで、最後に登場する“ブックピープル”なんかは、本以前の口承文化までさかのぼってしまいます。テレビという間接的に相手と相対する装置に対し、直接会って話をするという点も対比になっているのでしょう。 しかし、映画全体としては、体制による思想の統制が強く出ているようで、そのあたりのズレが、最後になって「そこに落ち着くのか?」と思ってしまう原因になっているようです。統一感に欠けるのが残念です。また、ファビアンがいろいろと都合よく目撃しすぎでしょう。それと合成(ブルーバック?)が下手すぎ。1966年といえば、テレビで『ウルトラQ』が放送された年ですよ。 しかし、いろいろな暗喩に満ちたところがあり(モンターグがポールを使わなくなる・治療された妻が食欲旺盛になるあたりの描写・自宅でモンターグがまずベッドとテレビに火炎放射器を向ける等)、どういう意味があるのか正直よくわかりませんが、なかなか一筋縄ではいかない作品のようです。また折を見て見直してみたいです。 そういえば、この映画は吹き替えで鑑賞しなければ意味がないという意見があるようです。お説ごもっともですが、最後に堂々と出てくる"THE END"の文字は、問題ないんでしょうか?
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-26 22:27:05)
353.  ヴィクトリア女王 世紀の愛 《ネタバレ》 
ヴィクトリアが王位を継承して、結婚するあたりまでのお話。最後まで見るとヴィクトリアとアルバートの恋愛が中心のように思えるのですが、実際は政治的な話も多く、ちょっとポイントが絞りきれなかったように思います。あの2人は、結婚までは直接会う機会はむしろ少なく、手紙のやりとりが多いというのは面白いです。ヴィクトリアの若さゆえに愚かなところも描いており、それに関連してのアルバートとの関係などは、うまく作ってあったと思います。まあなんにせよ、『至上の恋』よりはよっぽどマシでした。ただし、最後の主題歌はもう少し考えてほしかったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-19 19:58:04)
354.  南から来た用心棒 《ネタバレ》 
これまで見たマカロニ・ウェスタンでのジュリアーノ・ジェンマの役は、どちらかというと心優しい人物が多かったのですが、本作でのアリゾナ・コルトはなかなかハードボイルド。トランプでいかさまをしたりと、一筋縄ではいきません。それでも、どこか人のいいところがあって、そのあたりがちょっと生ぬるいかと思います。敵のゴルドの方は、バンバン人を殺しまくり。仲間だろうが町の人間だろうが、まったく関係ないようで、気に入らない相手にはすぐ鉛の弾をお見舞いするという人物。人殺しを楽しんでいるような極悪人で、ハードボイルド風の主人公の相手としてはこれぐらい必要なのでしょうが、あまりにもどんどん死にすぎるので、後半は食傷気味でした。裏切り者のウィスキーとか、なかなかいいキャラですが、それ以外は魅力的な人物もあまり登場せず、いまいちでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-18 17:01:37)
355.  番町皿屋敷 お菊と播磨 《ネタバレ》 
岡本綺堂の戯曲が原作ですが、川口松太郎が「構成」として加わっています。これがどういう仕事でどの程度原作と違うのかは、原作読んでいないのでよくわからないのですが……。 お話としては、番町皿屋敷をモチーフにしているものの、完全なメロドラマ。というか、愛する女がいるのにそれを言い出さない播磨と、やたらメソメソしてすぐに泣き出すお菊さんとに、少々ウンザリしました。とにかく青山播磨は、お菊さんに愛しているとかなんとか言いながら、武士の面目やらがからんでくると態度が煮え切らない。まあ、まじめな堅物ということでは首尾一貫しています。メロドラマの常道とはいえ、感心しません。それにしても、今から見れば、侍というのは面倒くさいものだと思ってしまいます。 いちばんよかったのは、お菊さんの兄・巳之吉夫妻のやりとりで、ちょっとコミカルながらも愛情が感じられるいい場面でした。武士と町人との違いも表されていたようです。 終盤、有名な皿を割るエピソードがあり、お菊さんが手討ちにされるわけですが、このあたりまで来ると「殿、ご乱心」としか思えなくなってきます。好意的にとれば愛の狂気を描いたとも言えるでしょうが、どうも播磨がいまいち優柔不断だったので、豹変ぶりに説得力がありません。その行動には呆れかえってしまいました。 物語はメロドラマの悪い面が出たようですが、演出はなかなかよかったと思います。特にクライマックスの火事のシーンは、迫力がありました。あれだけは見ものです。
[地上波(邦画)] 6点(2014-08-16 17:53:40)
356.  丹下左膳(1952) 《ネタバレ》 
戦後初めて作られた丹下左膳の映画はこれらしいのですが、製作が松竹で左膳役がバンツマというのが面白い。内容はこけ猿の壺をめぐる騒動で、何度も映画化されているようです。山中貞雄監督の『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』と同じ題材ですが、内容はけっこう違う。たぶんこちらの方が原作に近いと思います。 タイトル音楽を聞くとこれも喜劇タッチかと思わせますし、じっさい笑えるところもありますが、壺をめぐって長屋の住人が斬られたりと基本的にシリアスな展開。それと笑いとがうまくつながらず、ギクシャクしています。本作に関しては、あまり笑いを取らない方がよかったように思います。気の強いお藤さんに左膳がタジタジとなるあたりも、山中版の二番煎じという感じがします。ちょび安をめぐる人情話とか、源三郎と萩野の恋模様とかはまあよかったのですが、本作の萩野さんはちょっとアホっぽいところがあって気になりました。 バンツマの丹下左膳も、どこがどうと言えないのですが、何か物足りない。「姓は丹下、名は左膳」と名乗ってくれるのは嬉しいんですけど。基本的にはチャンバラ映画で、その点は楽しめました。
[地上波(邦画)] 6点(2014-08-15 15:43:04)
357.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 
2D字幕版で鑑賞。正統派のモンスター映画で、かなり楽しめました。ただ、タイトルがゴジラなのにムートー中心でゴジラの出番が少ないことが、やや不満。そのせいかどうか、「これ、別にゴジラでなくてもいいんじゃない?」とも思えます。ムートーとは逆に、生態がほとんど説明されていないので、実質「正体不明の存在」ですが、デウス・エクス・マキナとしては、それでもいいかと思います。あっさり核爆弾を使うのがいかにもアメリカ的で、正直いい気持ちはしませんが、これは特にゴジラ映画だからというわけではなく、どんな映画でも一日本人としてそういう思いを抱くことでしょう。  以下余談。当サイトでの低評価のレビューを読んで、ゴジラ映画が日本でダメになった理由がなんとなくわかりました。ゴジラというものに固定観念を持ちすぎなんですね。どうも近年、60年前の第1作をことさらに持ち上げる、ある種神格化するような気配が感じられますが、個人的には賛同しかねます。たしかにあの映画は傑作だと思いますが、それがゴジラのすべてではない。日本のシリーズ自体、『キングコング対ゴジラ』以降の娯楽路線や、東宝チャンピオンまつりでのヒーロー化など、時代と状況に合わせてゴジラ像が変化してきました。それが当然でしょう。だから、いつまでも第1作にこだわっているというのは、いいことなのか。ミレニアムシリーズはことごとく第1作を前提とした物語になっているようですが、それは大きな問題ではないのかと思います。 やはり2010年代には、その時代にふさわしいゴジラ映画が作られるべきでしょう。本作は、その一つの例をきちんと示してたという点で、高く評価したいと思います。  原発の崩壊や津波の場面など、製作側としては日本での公開にいろいろ思うところがあるのかもしれませんが、こういう映画を作ってくれてありがとう。東宝チャンピオンまつりで育った世代の日本人から、お礼を申し上げます。  *東宝チャンピオンまつり世代というのは、1969年から1975年までの間に、昭和ゴジラ映画の大半を劇場で見たわけで(リバイバルは短縮版ですが)、今振り返るととすごい経験をしたものだと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2014-08-13 20:13:01)(良:2票)
358.  マックィーンの絶対の危機(ピンチ) 《ネタバレ》 
やはり個人的には『人喰いアメーバの恐怖』という方がピンと来ます。かなり久しぶりに見ました。字幕で見るのは初めてですね。 低予算B級映画で、そういうのは嫌いではないのですが、これは残念なところが結構ありました。まず、本筋に関係のないスティーヴと仲間たちの会話が結構長い。つまり、時間稼ぎが多いということです。そのおかげで、前半はかなりモタモタした印象を受けてしまいました。あの辺はカットしてもよかったと思うのですが、短すぎて映画として成立しなくなるかもしれませんね。あと低予算ということで、映像的には見どころが少ない。怪物が人を襲うところは、暗い上にあっという間に場面が切り替わって、なにが何だかわかりません。クライマックスのレストランが燃え上がるところもまったく映さないし。警部の顔をながめてもしかたがないですね(かわいい女の子ならともかく)。 ということで、覚えていたほど面白いとは思いませんでしたが、アイデアはいいと思いますし、怪物がちゃんと映っているシーン自体はよくできていたと思います。最後も気が利いています。 あと、主題歌が脳天気で笑ってしまいました。これがいちばん意外だったかも。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-12 20:44:21)
359.  天使の入江
邦題から予想していた内容とはかなり違っていました。私自身は賭け事はしないので、ジャッキーが単なる愚か者にしか映りません。それが有閑マダムのお道楽という感じなので、よけいに共感できません。賭け事にとりつかれた人生を語るあたりは、興味深かったですが。映画は終わりますが、このあともこの2人は同じことを延々と続けそうで、全然ハッピーエンドという気はしません。ミッシェル・ルグランの音楽はとてもよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-08-11 10:17:43)
360.  リオの男 《ネタバレ》 
ベルモンド主演のアクションコメディは何本かありますが、これはその初期の作品。あとのものほどのドタバタ感はなく、うまくまとまっています。誰が黒幕かは、簡単に察しがつきますが。 前半はどちらかというとサスペンス味が強く、007を思わせる部分もありました。終盤は元祖『レイダース』みたいな展開で、そこまでも普通に面白いのですが、この最後のあたりがいちばん楽しめました。あの結末も、皮肉が効いています。  以前見たときは英語版だったのですが、今回はフランス語だったのもよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-10 10:50:28)
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