361. フリーダム・ライターズ
どこまで実話なのかわからないが、ちょっと話がデキスギで全体的に盛り上がる部分もあまりないので、映画としての面白味はそんなにない。もっと様々な問題や葛藤があってもよさそうだが、当事者も健在なので映像化が難しいのかもしれない。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-11-17 12:12:27) |
362. 子ぎつねヘレン
少年は常にマイペースに我を通しただけでそんなに成長は感じられない。成長というか変化したのは周囲の方ではないのかと。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-11-10 13:44:40) |
363. チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
証人保護プログラムの対象になっているのにこんだけ派手な活動するのもかなりの違和感があるが、テンポはいいし映像的にも楽しめるので娯楽作品としてはそれなりによくデキている。デミ・ムーアの悪役は中々よかった。 [地上波(吹替)] 5点(2022-10-05 10:43:22) |
364. バニラ・スカイ
《ネタバレ》 ある種の自業自得で顔が変形した男が自殺未遂をして冷凍保存され、夢機能のバグにより現実に生きることを選択し、150年後に目覚めるという話。「夢の世界」を捨てて現実に生きることを選択した要因がイマイチわかりにくいのと、そもそも他人を蔑ろにしたことが「不幸」の原因なんだが、その反省が感じられない。しかも、どこまでも「外見」にこだわっている姿勢にも変化が見られない。150年後の技術で顔が元に戻っても同じ過ちを繰り返してしまうのではないかという懸念が残った。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-10-02 12:21:22) |
365. 木曜組曲
サスペンスとしてはオチが弱く、謎解き要素もあるようでないような作品。トキコ・ナオミと登場人物と役者名が被るのでそれが気になったり、長回し効果を狙ってなのかハンディカメラの手振れ感も見ていて落ち着かない等々、作品以外の部分で気になる点があり物語に集中できないのも難点。これまで鈴木京香をいいと思ったことはなかったのだが、本作で初めてよさがわかったような気がしたのは収穫。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-09-16 11:54:28) |
366. ラッキーナンバー7
モヤモヤしながら見続けて、最後はどんでん返しってのは嫌いなパターンではあるのだが、これは許容範囲かな。とは言え、最初から細かい所を覚えてられるわけでもないし、結局2回見ないとよく理解デキナイような作品は、劇場で見てもストレス溜まるだけなので、それはそれでちょっとどうなのかとも思うが。 [地上波(吹替)] 5点(2022-08-14 17:32:23) |
367. 千年女優
様々な作品へのオマージュを用いつつ、ある時代の一瞬を捉えて永遠に残る映画と、時代と共に老いては入れ替わる生身の女優世界とをシンクロさせることにより、記録と記憶との関係性を表現しているのだと思うが、ゴチャゴチャ言わずに雰囲気とか感覚で見るべき作品なのかもしれない。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-08-08 12:11:24) |
368. 河童のクゥと夏休み
基本的には子供向けなんだろうが、マスコミ批判等の大人視点も入れてしまったため、全体的に中途半端。他のテーマであるイジメや環境破壊についても、曖昧なまま終わってしまい、スッキリしない。これで少年は成長できたのだろうか。何らかの変化はあったのかもしれないが。河童を好奇の目に晒す時の少年の高揚感(それに対する犬の批判)みたいなところがポイントかと思ったが、特に掘り下げもなく「人間は変わってしまう」で片付けてしまい、決着がついていない部分も残念。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-08-01 13:12:32) |
369. ウォルター少年と、夏の休日
過去の郷愁に浸りつつも今を楽しむ姿は一見よさそうにも思えるが、よくよく考えると老いることを肯定しているのか否定しているのか微妙な作品。いずれにしても好きな事して生きるためににはある程度のカネは必要なんだろうな。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-08-01 12:06:14) |
370. ザスーラ
基本は子供向けなんだろうが、大人が見るに堪えないということもない。ティム・ロビンスがもうちょっと絡んでくるのかと思ったが、殆ど出番なしで期待ハズレ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-07-29 12:18:34) |
371. ハート・オブ・ウーマン
コメディとしては中々面白かったのだが、能力?を失ってから失速してしまい、無難に終わってしまった印象。そもそもこの種の作品ではメル・ギブソンがミスキャストなのかもしれない。ゴツイマッチョ系よりは、もうちょっと優男風な方がよかったのではないのか。それにしても相変わらず?アカデミー女優のマリサ・トメイの扱いがヒドイね。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-07-23 18:54:18) |
372. 力道山
戦後日本のある意味「象徴」でもある力道山。所謂「TVの申し子」であり、あらたなメディアを活用しナショナリズムを高揚させた功績は大きい。しかも出身は朝鮮という複雑な事情もある。よって、時代を反映した社会派ドラマとして描けば、面白い作品になったのではないかと思うのだが、TV版で30程度カットされているせいか結構駆け足で人物伝をなぞるだけの内容(しかもフィクション多し?)になってしまっている、また、韓国製なせいかかなり偏向的であり、主役が韓国人というのもセリフに難があり違和感もある。とはいえ、昨今ではあまり取り上げられることもなく、力道山を全く知らない人も多いだろうから、題材にしたというだけでもそれなりの意義と価値はある。もう一度、日本人の手でしっかりと描いた作品のリメイクに期待したいところではある。 [映画館(邦画)] 5点(2022-06-22 13:26:42) |
373. ダークナイト(2008)
「善と悪」「法と正義」といった決着のつけようのないテーマで話が展開していき、オチはどうなるのだろうと思いながら見ていたが、最後の船での決着つけ方で萎えた。さんざん鑑賞者に「問い」を与え続けおいて、オチがあまりにも説教クサくてバカにしている。これではジョーカーはまさに「ピエロ」でしかない。あとは極悪人が位置情報で居場所がバレちゃうってのもちょっとね。TV版で30分以上はカットされているせいかテンポの悪さは感じなかったし、道徳・倫理的はことは無視して、単なる娯楽作品として見れば悪くはないのだろうが。 [地上波(吹替)] 5点(2022-06-10 14:53:06) |
374. フライ,ダディ,フライ
実際に高校生を殴り倒すことは不可能なんだけど、法的には復讐すべきなんだろうな。権力に屈してそれをしなかった(できなかった)のは大人の対応なのか、それとも弱さなのか。といった、中年男の不甲斐なさとかある種の矛盾みたいなものがもっと丁寧に描かれているとよい作品になったように思えるが、復讐モノとしてわかりやすさを重視してしまったせいか物足りなさを感じた。「灰とダイヤモンド」はいつか見てみようかと。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-06-06 01:21:09) |
375. パーフェクト・ストレンジャー(2007)
ネット社会における「なりすまし系」のサスペンスで当時としては着眼点はよかったのだろうが、この世界が技術進化が激しいので2021年に見ると少々古臭さも感じる。あとはこういう「どんでん返し系」の好き嫌い次第で評価はわかれるのかと。 [地上波(吹替)] 5点(2021-03-18 11:48:58) |
376. 完全なる報復
原題は『LAW ABIDING CITIZEN』だし、前半までは司法モノだという認識で見ていて、こりゃあヒドイ邦題だなあと思っていたら、後半は単なるバイオレンスに。結局、原題よりも邦題の方が正しかったということになるんだろうか?そもそもCIAの殺人マシーンが簡単に強盗に入られて妻子殺されちゃうってのがねえ。てっきり、事件後に鍛錬して復讐の鬼になったのかと思ったよ。 [地上波(吹替)] 5点(2021-03-03 12:31:24) |
377. 落下の王国
現実と空想が徐々にシンクロしていく過程や映像的な趣向等々全体的にはよく出来ているとは思うが、大人の女に裏切られ、御伽噺で少女を利用しようとし、結果的には少女との交流で救済されるというは、ちょっとロリコン臭があるような。ただし、無垢な少女への逃避が大人の女への不信に対する有効な救済方法であるというのも、ある意味真実であるのかもしれないが。でも、自暴自棄な青年が少女と親密になっていくのはちょっと危うい感じはしたかな。それも含めて楽しむ作品なのだろうか。 [地上波(字幕)] 5点(2021-01-06 12:02:24) |
378. アルティメット
男2人のキャラをもっと際立たせた方がよかった。また、妹の登場シーンが中々よかったので、人質にはせずにその後もニキータ的な活躍をさせた方がよかったような。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-01-02 18:45:02) |
379. ブライダル・ウォーズ
ラブコメと言っても男女のドタバタではなく、男不在で女同士の争い。どっちが先にどのように結婚するかというのは女友達にとっては結構重要なのかもしれない。という意味ではナーバスな問題を扱っているとも言える。でも普通は同じ式場ではやらないよなあ。だからこそのドタバタなんだろうが、オチのつけ方がスッキリしないのが難点か。そして、結婚の次は出産で、その後は夫の出世とか子供の進学とか、そうやってこの2人はマウンティング的ウォーズを延々と展開していくんだろうか?と余計な事まで考えてしまう作品でもある。でも、これって結構「あるある」だったりして? [地上波(字幕)] 5点(2020-12-28 17:44:26) |
380. 山猫は眠らない3 決別の照準
《ネタバレ》 今度は依頼主である身内から狙われてしまうトーマス・ベケット。相棒はアジア系の警察官でこれまでの軍人とは違うが、中々のコンビネーション。ただし、これまでのシリーズでは無色透明的だった「獲物」に、キャラクター色が結構付いてしまったので、普通のワケアリ系のアクションになってしまったような。でも、スナイパーものとして、仕事は責任もってしっかりやっているとは思う。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-10-29 14:39:48) |