21. イレイザー(1996)
このタイプのアクション映画が全然楽しめなくなったのはいつからだろう。多分中学にあがるときぐらいだろうか。何にもない映画。『ターミネーター』以上に何のメッセージ性もない、完全な娯楽映画。金儲け映画。アクションを馬鹿にしている。ハリウッドにバ馬鹿にされている気がする。人によっては、「素直に楽しめる」だろう。 4点(2003-07-15 23:15:35) |
22. スペース・カウボーイ
新聞で誉めていたんで観たら、期待はずれだった作品。クリント・イーストウッド、トミー・リー・ジョーンズ、ドナルド・サザーランド、ジェームズ・ガーナーら名優をせっかく集めてきたのに、その魅力を生かしきれていない。『アルマゲドン』とどっちもどっち。往年の名優が出ているだけに、アメリカ映画の堕落が思い起こされて、悲しくなった。 4点(2003-01-06 16:41:35) |
23. アメリカン・バッファロー
派手なCGや豪華なセットなどは全くない。「映画=ハリウッド」と思っている人には全然面白くないだろう。会話を楽しむ映画なので、字幕スーパーや吹き替え版で観てもほとんど意味はなく、英語力が必要。必然的に、本を読めば済む作品。監督:マメットがこれを映画化した意図が分からない。 4点(2002-11-16 04:14:39) |
24. ブラックホーク・ダウン
『プライベート・ライアン』からストーリーを剥ぎ取ったような映画。戦闘シーンが延々と続く。映画としては大失敗。ドキュメンタリーを見たいなら、NHKの『映像の世紀』のほうがずっと面白い。戦闘マニアなら楽しめるかも。 4点(2002-11-16 03:55:10) |
25. アルマゲドン(1998)
最近のアメリカ映画は観客をバカにしているとしか思えない作品が多い。いや、実際ややこしいことを考えなくても楽しめる作品を作った方が売れるという戦略なのだろう。「単純に楽しめる」作品とか、「説教臭くない」作品を求めている観客が今は多数であるから。頭空っぽのアクション映画。”オシャレな”ラブストーリー。単純なヒューマン・ドラマ。『ダーティー・ハリー』は『ダイハード』になるし、『ブレード・ランナー』は『ターミネーター』になってしまった。そして『アルマゲドン』。ブルース・ウィリスはいい役者なんだが、出演する作品にハズレが多いのが残念。エアロスミスが歌ってしまった曲は、最初は「B'zじゃないんだから」とか思ったが、あれだけ年を取っていれば、別にロック歌手が歌謡曲を歌ってもイメージは壊れないんだなとも思った。複雑な心境。 3点(2003-01-06 17:24:51) |