21. サスペリア(1977)
ダリオ・アルジェントに、キューブリックのようなシニカルさを感じるのは僕だけなのでしょうか?ホラーではないですよね…これは。この何もかも大袈裟な具合が茶目っ気があって好き。 9点(2003-03-23 07:50:43) |
22. 恋する惑星
クリストファー・ドイルがイイですね。やっぱり。ガラスと、水と、光のマジック♪大好きです彼の映像。フェイウォンじゃなくてもよかったかも。 9点(2003-03-23 07:32:48) |
23. KUJAKU 孔雀
違うんです!!クリストファー・ドイルの映像は筋なんてどうでもいいんです。この映像美は世界でもトップクラスですって!! 9点(2003-03-23 07:08:23) |
24. Kids Return キッズ・リターン
たけし映画で一番好きです。傑作だと思う。何かに熱くなったことがある人、今まさに何かに熱くなっている人、は感じるところがありますよね。 9点(2003-03-23 06:55:26) |
25. 隠し砦の三悪人
風、雨、砂ぼこり。三船敏郎。 9点(2003-03-23 06:31:26) |
26. 悦楽共犯者
ヤン・シュワンクマイエルの映画を映画館で観るのは初めてでしたが。最高です。フェチを抱える人しか出てこない。面白い。スーツにネクタイ、ニワトリのかぶりものかぶってこうもり傘の羽でバサバサ椅子の上から飛び立つ。つい誰も見ていないところでこっそりやりたくなりました(?)。シュワンクマイエルが長年、頭のなかで温めていた主題だそうですが。「ファウスト」「フード」「地下室の怪」といい、どんな頭なんだ?映画のチラシは大事に引き出しにしまってあります。 9点(2003-03-23 06:23:16) |
27. 永遠と一日
寝る映画が必ずしも駄目映画でないことを教えてくれた作品。映画館で2回観ました(一度目は半分で寝ました)。詩とコート(外套)の映画です。映画そのものが哀愁たっぷりの詩のようなもので、芸術性が本当に高い。すばらしい。そして、なぜかコートを着た人が大勢出てくる。ブルーノ・ガンツの黒いコート姿は、彼のマジの私服らしいです。アンゲロプロス監督に「そのまま出てくれ。」って言われたのだとか。男の子が焚き火を囲んで「ォォ、セリム」と黄昏れるシーンは新手の催眠術かと思いましたが、一番鮮烈に頭に焼きついたのもこのシーン。 9点(2003-03-23 06:07:35) |
28. イージー・ライダー
ロードムービーの良さを実感できる傑作だと思う。時がたっても色褪せない。 9点(2003-03-23 05:22:31) |
29. 無能の人
竹中監督のやさしい視点、好き。つげ義春に対してのリスペクト、それがヒシヒシと伝わってくる。俳優竹中にしても、サディスティックだったりワイルドだったりする最近の傾向よりも、『無能の人』の繊細で哀愁に満ちていてどこかポケタ~ンとした役柄の方がしっくりくるなぁ。 8点(2003-06-18 02:22:16) |
30. 不思議惑星キン・ザ・ザ
とても愛おしくて、ぶあつい映画。自分の中で、ピアノ線は見えなかったことになってる(^^;)。煙草の箱に100円ライターを入れていることが無性に不安になり、一時ドトールのマッチを一緒に入れてたことも。僕のハンドルネーム“クー”はこの映画からきてます。全てが“クー”と“キュー”で解決できたらいいのですが(?)。 8点(2003-06-15 07:44:39) |
31. [Focus]/フォーカス(1996)
1発撮りでここまでできるんだから実力が無いわけない、浅野忠信。浅野忠信を悪く言う人がいたら「FOCUS」を観てもらうといいかもしれません。筋はどこかの学生が書いたみたいな筋なんだけど、浅野力でビシッと決まってます。 8点(2003-03-25 06:54:28)(良:1票) |
32. 非情の罠
アパートの向いの窓をすごく魅力的にしているのは、構図のせいでしょうか。ずーっと退屈しません。鏡や電話という小道具を駆使するキューブリックの秀作という印象です。陰影もスバラシイですよね。 8点(2003-03-25 06:30:04) |
33. 日曜日の恋人たち
エロディー・ブーシェ、ジャン=マルク・バール、ジャン・ミシェル・フェトなどキャスティングが渋い。死姦やSMなどの過激な土台の上に、「生と死」という高尚なテーマが乗っかった不思議な作品。単純にお涙ちょうだいで描く「生と死」よりも、こういう方が伝わるなぁ、僕には。ディディエ・ル・ぺシュール監督、凄い!と思いました。六本木でやってたのを観て、数年後にビデオを借りちゃいました。地元の使えないビデオ屋にも置いてあって嬉しかった。ジャン=マルクバールってジダンに似てませんか? 8点(2003-03-25 05:21:39) |
34. 突撃(1957)
初期のキューブリックの中で、一番キューブリックらしさが出ている気がします。変な言い方ですが。あと、マーチェンカさんの意見に同感。キューブリックは機械文明とか軍隊とか、徹底的に嫌いですよね。アイズ・ワイド・シャットで、ニコール・キッドマン扮する奥様が、不倫を重ねるところを、トム・クルーズの旦那が妄想しますよね。あの不倫の相手が【海軍の軍人】だったっていうのも、監督がキューブリックじゃなければ説明つかないんですよね。バリー・リンドンでも戦闘シーンをとてもお間抜けなタッチで描いているし、博士の異常な愛情でも然り。そのキューブリックの戦争や科学に対するシニカルな眼差しが好きなんだなぁ。僕は。 8点(2003-03-25 05:04:42) |
35. 東京夜曲
市川準監督って、時のうつりかわりを描写させたらピカイチだなぁと。 8点(2003-03-23 10:31:27) |
36. ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版
あの発色が好きです。黄色がいい。 8点(2003-03-23 09:41:20)(良:1票) |
37. スリング・ブレイド
作り手がどこで泣かせたいか、分かる。でも、そこでまんまと泣きそうな僕がいる。 8点(2003-03-23 09:26:56) |
38. スペース・カウボーイ
昔の仲間がゾクゾクと集まるところ辺り、ベタベタな筋立てですがかえってそれがいい。チーム・ダイダロス熱すぎ!!ラストシーンの「Fly me to the moon」(エアロスミスじゃなくて本当によかった)と「ちゃんと月に行けたかしら」のおとぼけ調台詞が文句なし。 8点(2003-03-23 09:11:16) |
39. シン・レッド・ライン
戦争というよりは、単純に「生きること」「死ぬこと」を主題にした映画だったという印象。丁度、同年代に上映されていた『プライベートライアン』のアメリカ至上主義戦争映画っぷりに比べたら大分素敵でした。裸の島民たちが大勢で歌っているシーンに素直にジーンときました。 8点(2003-03-23 08:44:41) |
40. 呪怨<OV>(2000)
恐いのは平気なのですが、コレは無理。 8点(2003-03-23 08:29:03) |