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光りやまねこさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 418
性別 男性
自己紹介 1959年生まれの48歳。
神戸市近郊に在住の、映画をこよなく愛する
市井の人であります。
ま、コツコツとレビューしようと思ってます。

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21.  十階のモスキート
人間、どこで道を踏みはずし人生を棒に振るか分からない。内田裕也演じる主人公警察官は昇進試験に受からない万年巡査部長。おそらくこの主人公、妻に離婚される前までは長年まっとうな警察官だったはず。次第に生活が乱れはじめ、妻の慰謝料や娘の養育費も滞ってくる。そして、競艇で一獲千金を狙うもののサラ金にまで手を出してしまう。やがて雪だるま式に借金がかさみ、その筋の取り立て屋に四六時中追い立てられるハメになる。いわゆるサラ金地獄というもので、悪循環に陥り抜け出せない構図を浮き彫りにしている。《ネタバレ》人間、追い詰められると冷静さを失い、時に狂乱の行動に出るという。が、しかしこの主人公の場合は…。(いや、本人にしてみれば借金取りに追い立てられないだけこれで良かったのかもしれない)  少々粗い展開と編集だが、監督崔洋一に殊勲賞、内田裕也に敢闘賞を差し上げたい、そんな作品です。
8点(2004-09-09 10:56:12)
22.  ハンバーガー・ヒル
誤認による機銃掃射で味方を一掃するというショッキングなシーンもあり、壮絶な戦闘シーンの連続で見る者を圧倒させる。さらに、映像を通して伝わってくる強烈な異臭が鼻をつんざくわで臨場感も充分過ぎるほど。ただ、このドキュメンタリータッチの戦闘シーンが終盤まで延々と続くわけだが、やや起伏に欠ける。しかも同じベトナムを舞台としたアカデミー賞受賞作品「プラトーン」の後発ということもあり、扱うテーマは違うものの陰に隠れてしまい何とも分が悪い。無名の新人俳優たちを起用し、群像劇風に仕上げたのは悪くはないと思う。しかし記憶に残る戦争映画を目指すのなら、誰か主人公を軸に添え、その人の視線を通じドラマチックに展開させるという手法の方が良かったのかもしれない。と言うものの、若き無名兵士たちの悲惨さを描いた戦争映画としては充分秀作レベルには達しており、監督アーヴィンにしてみれば大健闘なんですよね本作は。
8点(2004-06-14 11:22:04)
23.  シャイニング(1980)
無機質だが鮮烈な映像、独創性溢れる効果音、静けさを逆手に取った不安を煽る演出…等々、ややもするとB級以下に堕ちてしまいかねない怪奇映画を、芸術的作品にまで仕上げてしまう手腕は、さすが鬼才キューブリックという感じがする。個人的には、子供が三輪車で廊下を走っているシーンが印象的で、双子の姉妹に出くわすところなんて“ギョッ”とした。ただ惜しむらくは、ジャック・ニコルソンの怪演ぶりが大袈裟で、どことなくブラック・ユーモア調になってしまっているということ。これでは鬼気迫らず、肝心なクライマックスを心底怖がることは出来なかった。それもこれもキューブリックだからこそ、あれこれ注文してしまうわけなんだが。
8点(2003-10-05 19:50:23)(良:1票)
24.  スタンド・バイ・ミー
誰しも経験した少年時代を、しみじみと思い出させてくれる感動作。みんなどうしてるかな~、だけど純粋なあの頃には戻れないし…。ストーリーはシンプルで淡々と続くが、終始、人の死が絡んでいるので、明るい様で実は重い物語というところが印象的。また、みんなそれぞれ悩みを抱えながらも、前向きに生きてゆくというのも共感を覚える。有名なベン・E・キングの主題歌「スタンド・バイ・ミー」。この物語りに大変合っており、どこかでこの曲を聴くとつい口ずさみ、この作品を思い出してしまう。
8点(2003-09-20 20:28:33)
25.  ロボコップ(1987)
近未来のSFアクション映画の決定版! !…というところか。単なるアクション・ヒーローものに終らせてはおらず、ロボットというかサイボーグの悲哀を感じさせるところがグレードを大きく高めている。 ロボコップのヘビー・メタリックなデザインもグッド。動きもそれらしくて悪くはない。ラストの、でかい悪玉ロボットとの対決はなかなかの迫力。ただ、ヒーロー物にしては、目を背けたくなるような残虐な描写が多過ぎると思う。これがヴァーホーヴェン監督の持ち味と言ってしまえばそれまでなんだが …。
8点(2003-09-20 20:28:12)
26.  ダイ・ハード
手に汗握るハードアクションの連続で、最後の最後まで画面にクギ付け! ! まさに、見応え満点な娯楽大作に仕上がっている。マクティアナン監督の勢いある演出はもちろんのこと、工夫を凝らした脚本が作品全体を盛り上げる。しかし何といっても、主人公マクレーンを演じるブルース・ウィリスの人間臭いキャラクターが魅力十分。孤軍奮闘、大活躍のおじさんは一夜にしてニュー・ヒーロー! ! その後彼は、見事スターダムにのし上がっていった。
8点(2003-09-07 15:21:25)
27.  愛は霧のかなたに
実在の女性動物学者ダイアン・フォッシーの半生を描いた作品なんですが、やはり、密猟者と政治政策との闘いに明け暮れることになってしまう。しかも悲しい結末が待っているという、この世の不条理。そんな中、主人公がゴリラたちと心を通わせていくシーンは、なかなか感動的だった。純粋だが激情型の主人公をシガニー・ウィーヴァーが見事に演じ切っており、しかも顔つきまでゴリラそっくりになっているシーンもあるわで、ユーモア精神は旺盛。やはりこの人、筋金入りの役者だ。個人的には、こういう動物保護や自然破壊を取り上げた、やや大人向きの映画をもっと作るべきだと思う。
8点(2003-08-03 17:12:59)
28.  ゴジラVSビオランテ
前作が前作だけに全く期待しないでいたら、これが信じられない位に良かった! ! 監督以下、スタッフが入れ替わると、こんなにも違うものか。本作ではオリジナリティ溢れるビオランテが最高に良かった。皮肉にも、ビオランテがゴジラの存在感と恐怖感を浮き彫りにさせた感さえする。とにかくビオランテの誕生過程がドラマ性を帯びておりゾクゾクさせてくれた。今を感じさせる遺伝子融合はもちろんのこと、天才科学者の悲哀と狂気をも絡めてあるプロットが素晴らしい。このビオランテほど、彩りと悲しさを感じさせてくれる怪獣はそうは無いだろう。《ネタバレ》またラストの、ゴジラの退却は見事な余韻を残してくれた。それは近代兵器に恐れをなしたのではなく、あたかも兄弟(兄妹?)であるビオランテに諭されたかの様であった。
8点(2003-07-27 16:16:24)
29.  タイタンの戦い(1981)
ハリーハウゼンが手掛けた映画では、実質上これが最後の本作品。CGが主流の昨今、手作り感溢れるモデル・アニメーションという技法は、古き良き“特撮”そのもので、ある種の新鮮味さえ感じさせる。 この映画でのお気に入りは、やはり髪の毛が蛇というメドゥーサの登場シーン。見る者を石に化すというので、勇者ペルセウスはどんな戦法で闘うのかワクワクドキドキしたものだ。子供の頃から、ファンタジックな世界を楽しませてくれたレイ・ハリーハウゼンに「ありがとう! ! 」の意を込めて …8点。
8点(2003-07-12 20:47:23)(良:1票)
30.  天城越え(1983)
エキゾチックな伊豆を舞台とした、純文学の香り漂うサスペンス映画の秀作。14才の少年と大人の女の淡い恋物語でもあり、雨が降りしきる中、二人の別れのシーンはただただ切ない。娼婦役ハナを演じた田中裕子の妖艶溢れる演技が鮮烈な印象を残し、いつまでも脳裡に焼き付く。私的に大きくハマった作品です。
8点(2003-06-28 20:41:36)
31.  天国の門 《ネタバレ》 
大作風に仕上げ凝りに凝った作品を世に出したいというチミノ監督の気持ちはわからなくはないが、冒頭の卒業式からダンスシーンまでの前振りは確かに長い。また、ストーリーの合間合間に表れるラブシーンも少々くどい。描きたい題材としては20年後に繰り広げられる封印しておきたい史実だけなので、序盤のダンスシーンやくどいラブシーンなんかは思い切ってカットしても良かったのではないだろうか。(ビデオ鑑賞で210分という長尺だった) しかし、同監督による前作の「ディア・ハンター」でもそうであったように、主人公達は幸福の絶頂から予想だにしない悲劇が待ち受けることになる。この天国から奈落の底へという図式はチミノ監督の作風ではあるが、今作もしっかりと踏襲されている。ところで、本作がラジー賞受賞という烙印を押され、しかも興業の失敗から配給元であるユナイト映画を倒産に追い込んだという。たしかにアメリカ人(とくに保守勢力)にしてみると、ほじくり出されたくない開拓史なのはまぎれもない。むしろ、当事者である米国以外の国で正しい評価を受けるべき作品なのかもしれない。
[DVD(字幕)] 7点(2006-09-30 00:07:33)
32.  豚と天国
ユニークなタイトルにつられ見たわけですが、コレは掘り出し物と言ってよいのではないだろうか。自ら入る墓に全財産を注ぎ込む老夫婦の話、豚を太らそうと孫をコキ使う盲目の老女の話、顔に傷があるラジオのDJの男と謎の女とのラブストーリー …3世代3様のエピソードを絡ませながら、最後には墓オチで着地させるという風刺に満ちた物語。どれもこれも救いようのないお話しですが、ラテン系特有の楽天主義も垣間見え後味はさほど悪くはない。(大人の寓話と言えばよいかも) ペルーといえばフジモリ大統領で有名になった国で、この当時、激しいインフレと失業で危機的状況に追い込まれていた記憶がある。監督はフランシスコ・ロンバルディ。当国ペルー(スペインか?)ではきっと名のある監督さんなんでしょう。
7点(2004-08-19 10:28:00)
33.  ザ・デイ・アフター
東西緊張の悪化により核戦争が勃発するわけだが、それまでの経緯がいまひとつ分かりかねる。さらにドラマ主体の映画であるにしても、米本土にソ連から300発?もの核ミサイルが撃ち込まれたというわりには、核爆発のシーンや被爆後の描写は凄惨さに欠ける。(人体がレントゲン写真のようになるシーンもあったゾ) そうか、これはもともとTVムービーだったわけか。限られた予算のせいもあり、これが限界だったのかもしれない。核戦争や核爆発の恐怖はもちろんのこと、放射能汚染のオソロシサとその後の世界を取り上げた姿勢だけは評価したく思います。
7点(2004-06-14 11:20:13)
34.  魔界転生(1981)
原作は山田風太郎ってことで、奇想天外、荒唐無稽なストーリーはさておいて、凝りに凝ったセット美術と特撮が素晴らしかった。オープニングのおどろおどろしい地獄絵図。あたかも妖怪変化のごとく描かれた宮本武蔵。燃え盛る天守閣で繰り広げる、千葉真一演じる柳生十兵衛と天草四郎時貞(沢田研二)との壮絶な死闘。終始、独特な映像美を楽しめるわで娯楽時代劇としては上出来の一本。
7点(2003-12-03 15:59:36)
35.  ブルーベルベット
ストーリーはさておき、デヴィッド・リンチらしい何とも異様で官能的な雰囲気に満ち溢れている作品。とにかく、悪党の頭役であるデニス・ホッパーの怪演ぶりが強烈過ぎる! ! ! 大胆な役を演じたイザベラ・ロッセリーニ以外のキャストの影が薄くなることと言ったら…。おっと、ローラ・ダーンはチャーミングで良かったゾ! !
7点(2003-10-25 11:07:54)
36.  誓い
プロパガンダに踊らされた若い兵士達が、悲しい結末を辿るという展開は「西部戦線異状なし」とほぼ一緒。冒頭から延々と青春ドラマが続くわけですが、急転直下、壮絶なラストシーンが用意されていた。最前線では、指揮官の無謀な命令にも服従しなければならないという不条理。ピーター・ウィアー監督は、命の大切さと戦争の理不尽さを見事に訴えていた。ひとつ不満を言わせてもらうと、ラストのクライマックスを迎えるまでが長過ぎるということです。
7点(2003-10-16 16:18:00)
37.  コクーン
ロン・ハワード監督らしいヒューマン・タッチな作風は、ジーンと胸を打つ大人のファンタジー。テーマとしては重い老人問題で、誰しもやがては訪れる“老い”と“死”。 あまりにも非現実的なラストはまさに“おとぎ話”。 個人的には、老人達は神と出逢い“昇天”したと受け取りたいですね。
7点(2003-08-17 16:14:50)
38.  ハウリング(1981)
この当時としては、人間から狼男への変身シーンが気色悪くも衝撃的だった。ストーリー展開としては若干中だるみはあるものの、サスペンスタッチのオープニングと、これぞホラー ! ! …というラストが秀逸で見応えも十分。とくにエンディング間際の二段返しのオチは、今なお強烈な印象が残っています。
7点(2003-08-02 21:51:16)
39.  2010年
この作品を、SF映画史上、最高の名画である「2001 年宇宙の旅」の続編とか姉妹編として見ること自体に意味がない。「2001年」はキューブリック作品の中でも傑作の部類に入り、永遠性を追求した哲学的な芸術作品。原作者が同じでも、完全に切り離して見るべきでしょう。 本作は、役者陣の顔ぶれを見ればわかるが、親しみやすいエンターテイメントというのがコンセプト。HALの反乱、モノリスの正体・・・等々。それらが解き明かされる過程をわかり易く、ドラマチックに描いている。とくに、チャンドラ博士とHALの緊張感溢れるやりとりは圧巻だった。しかしながら、旧ソ連の崩壊という歴史的事実は、この作品にとってあまりにも痛い・・・。 P・ハイアムズとしてはよく健闘しており、見応え十分のSF映画にはなっていた。
7点(2003-07-27 14:23:07)
40.  ポルターガイスト(1982)
いわゆる“消えた少女”をネタにしたトワイライトゾーンの長編ものなんですが、家族で楽しめるホラー映画の佳作という感じ。家族愛を絡めながらもヒューマンタッチにするあたりは、いかにもスピルバーグ風で憎らしいほど。この映画、悪霊がどうのこうの言うよりも、この当時としては驚きのSFXが見もの。もちろんクリスチャンなら恐怖倍増で、それに越した事はないが …。
7点(2003-07-27 00:05:52)
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