21. 墨攻
《ネタバレ》 原作は知らないので軽く墨家について下調べしてから鑑賞。よくは知らないながらも墨家の”非攻””兼愛”などと言った思想が戦えば戦うほど自分の信じた思想の矛盾の壁にぶち当たる。何のために自分はここに来たのか?何故自分は戦うのか?全ての人を愛することと一人の女性を愛することに狭間で苦悩する。何故”墨家”は動かず彼が一人で来ることになったか、墨家はその思想の矛盾と結末が分かっていたからであろう。美術、セット、衣装、音楽とすばらしく、人海戦術の映像は安っぽいCGとは迫力が違いとても満足しました。 [映画館(字幕)] 8点(2007-03-18 23:32:55) |
22. 日本沈没(2006)
《ネタバレ》 つまらないだろうと分かっていながら、後輩の「すげ~泣いたっス」に違った興味を抱いて鑑賞。アルマゲドン+ディープ・インパクト+ザ・コア、所詮面白くない映画をいくら集めても1本の面白い映画すら出来ない。日本にこんな天変地異が起こってて世界の国々、特に東アジアで何も起こってない訳ないよね~。ボーリングする船が世界中から来た後に津波起きてたけど助かったの???ラストの爆弾爆発する時に船近くにいたぞ。あんな爆発起こして日本助かったけどどっか外国で何か起きたんじゃないの???とかもう気になっちゃって気になっちゃって。。。頼むわ、ホンマ。。。よくもまあ大金出してこんなモンこさえたもんだヨ。もっと丁寧にちゃんとした映画を作ろうよ。ワザとつまらなく作ってるとしか考えられんよ、ホント。 [DVD(邦画)] 0点(2007-03-05 23:28:07)(笑:1票) (良:1票) |
23. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
ホイチョイ流バブル総括レクイエム。バブルを知らない世代には面白いのか?私には全然面白くなかったのだが。。。バブルの表現が小ネタエピソードで現すばかりで、バブル時代の世紀末的な雰囲気がまるで出ていない。バブル世代を自認している私としてはこんなもんじゃウワベで笑うのみで何も伝わらんし何もわからんだろ、と思っちゃう。 [映画館(邦画)] 3点(2007-02-17 09:58:34) |
24. 銀色の髪のアギト
ロボットの戦闘が一番やりたかった事なのかな?まずはそれありきでストーリーやら何やら細かいところはナウシカやアキラから適当にもらって作っちゃえよって感じ。よく企画通って松竹やらアチコチお金だしたね、声優に有名俳優まで使ってもらって贅沢してるけどOVで充分だよね。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2007-02-02 00:15:55) |
25. ドア・イン・ザ・フロア
てっきりダコタちゃんだと思って見てたら違うのね~妹かァ~。よ~似とるワ~。ジェフブリッジスは如何にもって役どころ。キムさんはある意味バケモノ?妖怪?すごいワ~。キャストは目を引くのに引き替え、ストーリーは全然おもろないワ~。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-01-31 23:55:57) |
26. シンシナティ・キッド
《ネタバレ》 勝利の女神を失ったことから彼の勝負運も尽きてしまったんでしょうネ。相手の裏のウラまで読み尽くした挙句の大勝負、実に緊迫したシーン...キレイ事ばかりでは世の中は渡っていけない、人生とは一筋縄ではいかないもの。勝利至上主義か?はたまた自らの信念を貫くのか?ポーカーに負けて勝負に勝った、マックイーンは男だなァ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-27 22:41:44) |
27. 長い散歩
王子製紙の煙突から昇る煙、庄内川の堤防、ロケ地私の町なんで、ロケ隊を見かけた時から期待たっむり、また主人公・安田松太郎の若い頃の姿というのがまるで私の父を見ているようで思い入れたっぷりで鑑賞。天使の羽根を付けた子供とおじさんのロードムービー、「菊次郎の夏」もそうでしたか。それより以上にキズを抱えた幼女と老人、2人の人間のキズを癒してゆくものはお互いを必要とする人間の信頼関係。子供の虐待や殺害、子供の自殺、こんなニュースが毎日流れているのが日常の昨今、身近な地域の子供くらい救ってあげたくても、必要以上に関わることはおかしな疑いの目を向けられ、必要以上に他人に関わることを避けてしまう現実。自分の町だけは健全な社会であって欲しいと思うが、このエゴが矛盾だらけの社会を生み出したのでしょうか。 [映画館(邦画)] 9点(2007-01-27 00:18:58) |
28. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 日本の司法・裁判制度の問題点、なかなか世間の注目を浴びることの無い部分をこの映画が世間に多少なりとも知らしめた事は評価します。しかし、何ででしょう?妻子ある中年サラリーマンが主役の方が現実感があってよかったと思うのだが・・・それにこの主人公は本当に”やっていない”のか???”やっていない”という彼の証言を信じすぎるのもたいへん危険なことじゃないでしょうか?私は彼が本当は”やっていた”という目線でずっと見ていたんですが。。。彼の行動に疑われるような不審は動きがあまりにも多すぎる以上、疑われるのは当然、クロ判決を受けても致し方ない。少なくとも私は電車通勤時代、満員電車に乗る時は極力疑いを持たれる事がないように心掛けていたし、疑われたくなければそれぐらい注意深く行動すべき。またこの映画を観た一部の悪意を持った人間による”痴漢恐喝”が増えやしないか、とても気がかりです。 [映画館(邦画)] 6点(2007-01-27 00:18:08) |
29. 赤い月
どうせなら氷室”啓”介を布袋がやればってくらいお粗末。常盤貴子はかなりがんばってるのに浮いてたし、名優・香川照之をこれほどまでに殺してしまう脚本、演出は如何なものか。この映画で唯一目を引いたのは衣装がとってもカッコ良かったことぐらいでしょうか。 [地上波(字幕)] 3点(2007-01-26 23:02:50) |
30. ステイ
《ネタバレ》 勘のいい方ならオープニングでツルッと展開読みが出来てしまうようなヘンリーの100分間の走馬灯映画。狙いすぎてこねくり回しすぎてて如何でもよくなってくる。 [DVD(字幕)] 3点(2007-01-23 22:09:49) |
31. ディパーテッド
《ネタバレ》 インファナル・アフェアがあまりにも面白すぎたから比べると・・・唯一デカプリオ、悪党が似合うと以前から思っていたが、今までになくかなり良かった。裏と表の表情、ニコルソンに対峙した時の怯えた表情と色んな顔を見せてくれていた。ただ問題点は数多く、マット・デイモンが全然魅力を欠き存在感まで無く、精神科医の貞操観念の無さと魅力の無さ、精神科医に渡された何かあったときに開けろと云われた封筒は開けずじまい、そして何より元作では生きてTOPへと登って行くサリバンまで死んでしまうと言う想像力を掻き立てることの無いしょうもないオチ。ラストシーンの窓越しのネズミのセンスの無さに大ショック!後半のグダグダ感は元作ファンにはイタ過ぎた。 [映画館(字幕)] 2点(2007-01-22 22:00:32) |
32. ラッキーナンバー7
ジョシュ・ハートネットを今まであまりいいと思ったこと無かったんですが、今回はなかなかカッコよかったです。それに引き換えルーシー・リューが効いていないかな~、あまり魅力を感じませんでした。その他の面々はシブくまとまってて結構好きです。 [映画館(字幕)] 6点(2007-01-21 10:30:50) |
33. LIMIT OF LOVE 海猿
《ネタバレ》 いやァ~っ、ツッコミどころは多々あれど泣いてもうたわァ~。いきなり車でやって来ていつの間にかフェリー乗ってる環菜の行動は理解不能、それが女心ってヤツ?加藤あいならカワイイから全然OKでしょう。確かにプロポーズは長いよ、でもね~あのプロポーズみんな延々聞いてたから仙崎を絶対生きて連れてくるんだっつってなるわけで、ナミダがドバッーーーってなるわけよ。こんなん女の子と二人で観てたらチェックインしたくなるもんヨ~。救助シーン自体もコレでいいのかってくらい薄っぺらくって不満もあるけど、ハリウッド風邦画としては満点ちゃうの。 [DVD(字幕)] 8点(2007-01-09 18:36:38) |
34. 太陽(2005)
《ネタバレ》 かつては国民には決して触れることの無かった”神”と”人間”の昭和天皇の姿、おそらく日本人がここまで昭和天皇を描く映画を作ることは永遠に無いのではないでしょうか。面白いかと言えば微妙、マッカーサーと陛下の会談辺りからようやく面白さが出てきましたが...国家、国民の運命、そして自らの運命を握るマッカーサーに対し堂々と渡り合う陛下の姿はさすが国家元首として生きてきた人間だと思わされ、その後の皇后陛下とのやりとりに真の人間・裕仁が垣間見られとてもいいシーンでした。当時戦争を停めることが出来たであろう唯一の人間としては、国家や国民に対する責任はあったと思うが、彼はヒトラーでもなくサダム・フセインでもない、陛下が国内裁判でもなく、ましてや東京裁判に掛けられることが無くて良かったと思う。ただ裁判に掛けられようが、判決がどう出ようが陛下は「あっ、そう」と受け入れられるのでしょう。 [映画館(字幕)] 8点(2007-01-05 15:08:06) |
35. 殺人遊戯
この映画の中にいるのは鳴海昌平ではなく工藤ちゃん。ただ喉をつぶされしゃべれなくなった鳴海昌平により、無駄にしゃべる事のない後の鳴海昌平が出来上がっていく。 [DVD(字幕)] 5点(2007-01-02 19:19:39) |
36. ホールドアップダウン
V6は岡田くんでもってるんだなァと感じる、全然違うキャストだったらもう少しマシだったかも。 [DVD(字幕)] 3点(2006-12-28 20:08:29) |
37. ボーン・スプレマシー
頭悪いからなのか?真剣に観ていなかったからなのか?1との繋がりの整合性がイマイチよく分からなかった。アクションやカーチェイスもなんかズームと細かいカット割りの連続で何が起きてるのかがよく分からなくい。敢えて分からなくしてるのかもしれないがストーリー共々支離滅裂な印象。 [DVD(字幕)] 2点(2006-12-26 22:32:30) |
38. ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT
久々に家でハラ抱えて大笑いwぶっ飛びすぎwwwこのシリーズは頭で考えちゃダメですネ。話しのバカッっぷり、走りにドリフトは良いんですが、”DK”やドリフトを愛する男達がボコボコ車ぶつけて相手倒しちゃダメです。プライド持ってドリフトと走りで相手をやっつけなきゃ、本家”ドリキン”土屋圭市もせっかく出てるならそれくらいガツンと言ってくれなきゃダメじゃん。 [DVD(字幕)] 5点(2006-12-23 01:05:53) |
39. 老人Z
江口と大友という2人の天才漫画家のコラボレートとして当時かなりの期待していたが、残念な結果に終わってしまった作品。必ずしも1+1がプラスαにならずにマイナスもなりうる事を知った。 [DVD(字幕)] 2点(2006-12-21 22:45:09) |
40. ロボコン
長澤まさみがこの部活をやるきっかけや打ち解けていく過程、大会へ向けての苦労、こういった部分が薄すぎて雑すぎる。つなぎの悪さや辻つまの合わなさを感じたシーンもあった。逆にこの映画は長澤まさみの存在の大きさを感じられる。 [DVD(字幕)] 3点(2006-12-21 22:38:45) |