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つむじ風さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 223
性別 男性
ホームページ http://tsumujikaze2.blog.so-net.ne.jp/
自己紹介 ゴールディ・ホーンと70年代ロックをこよなく愛し、映画館内で飲食を勧めるシネコンの暴挙に憤りを感じる万年青年です。
旧作DVDも観ますが、原則、レビューは新作中心にしています。
作品の個人評価の拘りは、8点と9点の差は、広くて深い谷があること。

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21.  イングロリアス・バスターズ
オープニングの活字と音楽だけで、監督名を当てられる、今時では稀有な存在・・・タランティーノ。 おぞましく且つ爽快な殺戮シーンの連続に、彼の「愚かな人間どもへの賛歌」を感じる。死と女に対する異様なほどの美的描写は、人間本来が持つ「神への畏れ」に近いモノが感じられる。「元々、人間には理性なんぞなかったのさ」と・・・ 一度嵌ったら病み付きになるジャンクフードのように、体に悪いと思いつつ、今回もタランティーノ地獄に嵌められた。 ところで、この作品はドイツでは公開されたのだろうか?仮にナチが日本陸軍の設定だったら、さすがに、私も最後までは正視に堪えられないであろう。
[映画館(字幕)] 7点(2010-01-23 04:01:21)
22.  のだめカンタービレ最終楽章 前編
やはり、上野樹里は凄い!! 原作・アニメ以上の、「のだめ」の感情表現の豊かさに、この一連のシリーズは支えられていると言っても過言でない。次代を担うと云われる宮崎あおい・蒼井優と並んで、もっと評価されて良い女優である。「のだめ」の彼女をいつまでも見ていたいと思いつつ、この役柄のイメージが彼女に必要以上に定着しない事を祈る!
[映画館(邦画)] 7点(2010-01-23 03:14:36)
23.  アバター(2009)
現在のハイテクを駆使した果敢な映像美へのチャレンジに、素直に拍手を送りたい。この作品を契機に、今後更に斬新な3D映画が続出するであろう。 しかしながら、今作が歴史に残る作品か?と問われれば、当時での革新的映像であった「猿の惑星」や「スターウォーズ」と比較してしまう。 作品自体の完成度からは、残念ながら、語り継がれる映画とは云えないであろう。 
[映画館(字幕)] 6点(2010-01-19 01:57:41)
24.  脳内ニューヨーク 《ネタバレ》 
この作品を論理的に理解する事は、凡人の私には不可能であった。なにしろ、奇才カウフマンの頭の中そのものを、映像化されたのだから。 臨終の直前、自分の一生が走馬灯のように脳裏に駆け巡るという。朝方に見る夢は、妙に現実味があるが、自分の潜在意識によって、僅かに歪曲されるという。 人間の生涯を振り返る~結ばれなかった恋人。人生の岐路の選択。かけがえのない家族・友人。充実した日々。されど果たせなかった夢~ 理解不能な作品のはずなのに、胸の奥の酸っぱい果実が押し潰され、自然と目頭が熱くなる。カウフマンの極めて個人的な脳内エキスに刺激され、自己の半生を重ね合わせ、想い起こす。 人生は、映画の脚本のように都合良くは進まない。だからこそ、素晴しいのだと。
[映画館(字幕)] 8点(2009-12-21 00:48:33)
25.  レスラー
作品内容以上に、ミッキー・ロークの俳優魂に感銘! リングに命を賭けるランディを通して、舞台に命を賭ける俳優・ミッキーを見た。 こういう「仕事バカ」が、廻りの人々を熱くさせ、山が動くのである。どんな仕事でも。
[映画館(字幕)] 7点(2009-11-19 22:26:48)
26.  笑う警官
訴えたいモノはなんとなく理解できるのだが、それを表現する技術・センスが稚拙な為、緊迫感、重厚感の欠片ひとつない寂しい仕上がりとなっている。 角川氏には、ひとりよがりの監督業はいいかげん、卒業していただき、埋もれた人材の発掘や世間を驚嘆させる企画などプロデューサーとしての手腕を遺憾なく発揮して欲しいものだ。もちは餅屋である。 いい年になっても自己の見極めができない事を、見苦しいと言う。
[映画館(邦画)] 3点(2009-11-19 22:09:39)
27.  3時10分、決断のとき 《ネタバレ》 
西部劇を劇場で観るのは初めてだったと、気づかされた。幼少期に出会ったジョン・ウェインもイーストウッドも「金曜ロードショー」のTV画面の中だ。 本作のオリジナルは当然未見。 「生きている限り、人を殺めてしまう生地獄を味わう男」の葛藤を、ラッセル・クロウが見事に表現している。本来は悪役が似合わないであろう彼が、「悪党になりきったはずの善人」を演じる事で、観客はラストに向けての展開に胸ときめかせる。果たして彼は、親子を見殺しにするのか否かと。 その彼の生地獄に一筋の光明をもたらしたのが、生い立ちは違えど幼少期の自分に瓜二つの少年であり、彼はその魂に“救い”を賭けた。 西部劇にスターは一人で良い!とにかくカッコよければ良い!ベン・ウェイドという男の物語として、すっかり私は取り込まれてしまった。 痛快・衝撃・落涙のラストシーンに、昔の「シェーン、カムバック!」以来の感動を呼び戻してもらった。
[映画館(字幕)] 10点(2009-11-16 03:31:04)(良:1票)
28.  わたし出すわ
小池栄子の性格で、小山田サユリの容姿の妻なら人生幸福だなぁ~と思いつつ・・・ 80年代からの邦画衰退期において、瑞々しい感性を持って、スモッグに霞む夜空に唯一輝く一等星だった森田氏は、(ハル)以降、自らの進化を止めてしまったのだろうか? 現在の邦画隆盛は若手監督の台頭に拠る処大であるが、オジサン世代にも挑戦を続けてもらいたいものである。どうせ枯れるなら、徹底して枯れてくれ!
[映画館(邦画)] 4点(2009-11-16 01:58:06)
29.  母なる証明 《ネタバレ》 
オープニング・・・けったいなオバハンの踊りに=??? 前半・・・溺愛母子の関係に=嫌悪感 同じ布団で寝るな~! 中盤・・・燃える母さん刑事に=拍手 あなたは中村玉緒(流石姫子)か! 後半・・・真犯人判明と急展開に=驚愕 嫌な予感はしてたが、このオチかぁ!!! エンディング・・・安息の訪れた母子に=嗚咽 母さん、もっと踊りなさい。。。  非常に、非情に、疲れる素晴らしい映画です。
[映画館(字幕)] 9点(2009-11-11 02:24:20)(良:1票)
30.  私の中のあなた 《ネタバレ》 
ドレス&メイクアップしたケイトが階段から降りてくるシーン~「メリーに首ったけ」でプラムに向かう高校生メリーの姿に重なった! 当時のキャメロン・ディアスの美しさと言ったら・・・こんなに立派な大女優になられるとは・・・と、つい別の感慨に耽ってしまいました。 微妙に前後する回想シーンの中を、全登場人物(犬も含む)の感情表現がきめ細かく描かれており、非常に好感の持てる作品だと思います。ただ、歌詞が耳障りな挿入曲が情景を歪めており、インストルメンタルに統一して欲しかった。 全員が善人という、現実には有り得ない設定を最期まで貫き通し「命と愛」を表現した点は敬服しますが、「美しすぎる虚構」に涙する余裕は、私にはありませんでした。
[映画館(字幕)] 5点(2009-11-11 01:55:08)
31.  空気人形 《ネタバレ》 
人形に感情を持たせる題材から、人間の本質を垣間見せるという「ピノキオ」的手法は、決して珍しくはないのだが、現代東京を舞台にダッチワイフを起用するとは・・・変態是枝監督の面目躍如! 是枝ワールドの素晴しさは、人と人との関わりの中で見え隠れする人間の弱さ・愚かさ・残虐性~それこそヒトの本質か~を究極の優しさに満ちたカメラアイで、さりげなく切り取る所業にある。人間のダークサイドをこれほど美しく描写できる者は希有だ。「誰も知らない」同様、東京の光景のワンカットのみで私は目頭が熱くなる。 今回は、ぺ・ドゥナ(何と云う肉体美!)という愛玩具を手中に収めた監督は、日活ロマンポルノ的アプローチで若干、自己の悪趣味を披露しつつ、他人の暖かい息で満たされたい孤独な者達を、慈愛と自虐を持って描いています。 オルゴールの旋律が、無機質な豊洲のマンション群の一室・一室に命という灯りを点すように響き亘ります。
[映画館(邦画)] 8点(2009-10-18 03:09:44)
32.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 
絵作りが素晴らしい。縁側から眺める日本の原風景とweb内での仮想世界を、美しい自然色とコテコテの原色で、違和感なく描いている。各キャラクター(アバターも)の個性も精密に表現されている。細田+貞本コンビは現在の日本アニメ界を代表する映像クリエーターである事に疑いない。 しかし、肝心のストーリーはありきたり。「2001年宇宙の旅」を連想させる人工知能の叛乱は、SF系の映画では使い尽くされたパターン。イマイチ少年が周囲に激励され、オトコに変わり、憧れの女性と結ばれるというお涙ほろり攻撃は、あだち充の「タッチ」で十分かな。花札で世界を救うのは、少々強引だな。 「時かけ~」の成功は、天才・筒井康隆の原作あればこそと、再認識した次第。 このコンビでの再挑戦を望む。
[映画館(邦画)] 5点(2009-09-23 23:34:57)
33.  96時間 《ネタバレ》 
現役のボンドより強いぜ、父ちゃん!無敵状態マリオだ!! サクサクと1回目でクリアできてしまったゲームのように、爽快ではあるが、一抹の物足りなさが・・残る。 処女を一発で見抜くマフィアも見事だ・・・ 
[映画館(字幕)] 5点(2009-09-17 02:42:19)
34.  コネクテッド 《ネタバレ》 
あんな廃屋で、どうして電話が通じるの?~誰が電話代払っとんじゃ!~みたいな無理な設定も俳優陣の少々臭い演技も気にしてはいけません。 香港映画の面白みとは、辻褄が合わなくても無理を承知で押し通す力技の爽快さと、ダイヤの原石を掘り当てたようなアクションシーンとの邂逅、そして極めて亜細亜的なユーモアセンス。 その点において、今作は最高の仕上がりとなっています。 グレイスの拉致シーンや軽自動車のカー・アクション、携帯電話店での珍強盗等、見所満載!抱腹絶倒!気分爽快!  謝謝!!
[映画館(字幕)] 8点(2009-09-08 00:49:04)(笑:1票) (良:1票)
35.  20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗
あぁ~円谷英二に撮らせたかった・・・「ウルトラQ」みたいにオドロオドロしく、レトロな特撮で・・・原作も俳優陣も素晴らしいのに・・・
[映画館(邦画)] 2点(2009-09-07 23:59:29)
36.  ハリー・ポッターと謎のプリンス 《ネタバレ》 
今作を観た後、ポッタリアンの長女から旧作DVD6本を借りて復習を致しました。 発見が2点・・・①改めて「子供って成長するもんだな~」②回が進むごとに《青空》がなくなっているぞ。 キャストの成長と共に、楽しいファンタジーから青春ドラマ、そしてシリアスなサスペンス劇場へとシリーズは変遷しております。 デキはともかく、ここまで成長した我が子を途中で見放す訳にはいきませんので、最終作までつきあいますよ、私は。 果たして2年後に、我が娘は父と共に劇場に足を運んでくれるだろうか?それだけが気がかりだ。
[映画館(字幕)] 5点(2009-08-15 02:24:36)(笑:1票)
37.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
評価の低かった「28日後...」の絵心に、個人的に非常に嵌ったので楽しみにしておりました。斬新な脚本に眼を奪われがちですが、期待を裏切らない秀逸なカメラワークに釘付け!貧民街の雑踏から高度成長を続けるインドのビル群まで、静と動をカメラの眼は冷徹に切り取っていきます、エスニックな色彩感を満載にして。ドキュメンタリー風の現実的な写実と「ドッグヴィル」のパラノイア的映像が見事に融合して、この現代お伽噺を昇華しています。シリアスな展開から脳天気なラストシーンもこの監督なら得意技ですね。ボイル+マントルの作品には今後も目が離せません。
[映画館(字幕)] 7点(2009-08-15 01:52:26)
38.  愛を読むひと 《ネタバレ》 
原作を初版時に読破。しかし、細かいストーリーは、ほぼ忘却。(古本屋に売ってしまって読み返しもできず・・)そして、心に深く刻まれていたこの小説の記憶は、愛とか戦争責任の問題ではなく、「人間の尊厳」についてでした。 この映画では、性描写の多さに「こんな原作だったかいな?」と、途中で頭を傾げながらも、ハンナの最期を看取り、当時の読後感がエンドロール時に約10年ぶりに蘇り、鳥肌を立てておりました。 無知・無学な色狂いの中年女性の日常を演じつつ、重い過去への自己責任を毅然と表現したウィンスレット。他人には絶対に知られたくない秘密~なぜ無期懲役よりプライドを守り抜く事が重要なのか?~それは他人には理解できない。~プライドとは人それぞれのモノだから~素晴らしい演技でした。この女優でなければ、原作の再現と作品の成功はなかったでしょう。
[映画館(字幕)] 7点(2009-08-10 03:13:40)(良:1票)
39.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
~旧エヴァ補完計画~ オリジナルのエッセンスを残しつつの斬新なリメイク(ストーリー・キャラ共に)が、飛躍的な作画技術の進化を得て、『エヴァオタ』の心を大きく揺さぶります。ファンの予想・期待を良い意味で大きく裏切ったこの作品に、金儲け主義の単なる旧作の焼直しではない、製作者側の良心と「エヴァは生き続ける!」という強い意志を感じました。 近年のキャラ販売等のエヴァ商法には辟易する感が強かったが、この作品は納得です。 そう言いつつ、綾波会いたさに「パチンコエヴァ」を打ち続ける私は、完全に嵌められている?
[映画館(邦画)] 9点(2009-08-10 01:54:36)
40.  天使と悪魔
延々と続く謎解きが盛り上がりに欠け、完走まで「根比~べ」なんちゃって^^ 悪と正義に揺れ動く聖人達が、科学者方よりも遥かに人間臭くて素敵でした! 神に助けを求める者は、自己の弱さを認識しているのですね。 
[映画館(字幕)] 5点(2009-05-24 01:56:52)
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