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中山家さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  スライディング・ドア
好きな女優さんではないので悔しいけれど、パルトロー、上手い!ロンドンのミドルクラス出身のお洒落なワーキング・ガールの話し方(アクセントは勿論、イントネーション、言葉を選ぶ時の間の空け方、単語を区切るペース)が完璧……セリフだけ聴くと、ブリジット・ジョーンズの数段上をいってる。ストーリーは、ブリジットの荒唐無稽ぶりに敵わないものの、「幸せな結末」に猪突猛進して「自分探し」に勤しむ独身女性の姿に、偶然性や、動かしがたい運命の影をプラスすることで、リアリティーを持たせている。想像上の「ありえない話」なのに「よくある話」と思わせちゃうところが秀逸。
8点(2004-02-16 07:34:51)
22.  スタンド・バイ・ミー 《ネタバレ》 
この映画を観た後、人は自分の子供時代を「ノスタルジー」とか「戻れないあの日々」といった言葉を口にしながら懐かしむ。あーそういえば自分も……と、遠い目になる。回顧モード突入。でも、ちょ、ちょ、ちょっと、待った!あの年頃にあんなこと、ホントにしてた?あんな立派な隠れ家あった?タバコ吸ってた?兄貴が犯罪者一歩手前、てかモロ犯罪者だった?そんな兄に銃向けたり向けられたりしてた?親父にボコスコに殴られてた?挙句の果てに、「死体」なんか探しに出かけた?親、捜索願いださないか、ふつー? ……ちょっと考えてみると、スクリーンの中に広がっていたのは、懐かしモードに浸るにはあまりにも「ありえねー」な世界。日本の総中流家庭に育った人間が共感するにはあまりに違いすぎる、アメリカの閉塞的な田舎に育った典型的なブルーカラーの子供達の物語。……というわけで「別に魅力も共感も感じないなぁ」とコメントしようかな、と思った。違いすぎるし、と。が、が、……あーダメ、やっぱり、この切なくて繊細な映像・ワクワクする冒険と土の香り・どこか物悲しくも懐かしい曲の数々、いつ見ても何度見ても魅かれてしまう――。結局、しみじみしながら、この点数を付けてしまう自分。この映画の魅力って、こんな風に五感にすっと入ってくる何かなのかも。
8点(2004-02-04 11:47:40)
23.  ラブ・アクチュアリー 《ネタバレ》 
この映画、本国イギリスではきっかりクリスマスシーズンに登場、実際にブッシュが訪英していたためヒュー・グラント首相のアメリカに対する皮肉が更にチクりと聞こえるなど、公開の時期にある程度の強みが。さて日本では?・・・・内容は、イギリス人をして「イギリス人っぽさの押し売り」と言わしめる程の「英国人による英国人的人物描写」の独壇場。だからストーリーはちょっと弱め……まるで、あのビル・ナイと無気力ガールズ(勝手に命名)のミュージックビデオが最初から最後まで流れているかのように、または車窓に延々と果てしないイギリスの田園風景が続いているかのように、日常的な人間ドラマが激しい相互の交錯やインパクトを欠いたまま淡々と進行。でも、それが群像劇に欠かせない「引き」で良い味出してもいる。「愛が溢れている」、そんな情熱的で楽観的な愛の賛歌風キャッチコピーよりも、皮肉やバカバカしさに埋もれた日常にさりげない無くさざ波が立つ様に、私はactualityを見出す。映画としてはちょっと冗長度が高くて散漫な気がするけれど、登場人物が「みんな適度に一生懸命」な脚本を書いた監督の作品ということで、少し甘めのこの点数。
8点(2004-01-30 10:58:27)
24.  ファミリー・ゲーム/双子の天使
子役の凄さにも圧倒されるけれど、周りのオトナがそれぞれ役を「わきまえた」演技をサラッとしているところにも好感が持てる。オトナ=悪者、オトナ=子供の敵、といった図式を最初に勝手に作り上げてしまって、それを壊す過程でお涙頂戴のドラマを展開する、自称「感動の大作」が後を絶たない中、この映画のオトナ達は、それぞれが生き生きと自分の居場所で自分なりに子供と共存し、メロドラマに走らなくてもそこに「幸せ」があることを見せてくれている。なにげに実力者揃いの俳優・女優陣で、見ごたえアリ!
8点(2004-01-30 09:22:28)(良:1票)
25.  フォーン・ブース 《ネタバレ》 
最初の鑑賞時、急に仕事で呼ばれ、ラスト10分を見逃してしまった。―何と言う失態!―というのも、観た方ならお分かりであろう、斬新な映像実験をきっちり90分以内に収めてきたこの映画の、ジ・エンドに向けて加速するスピードに勝負をかけたこの映画の、ラスト10分の「欠かざるべき度」の高さたるや、ユージュアル・サスペクツにおける「あの人」の独白の「クライマックス度」に比するものがあるのだ……。しかし、告白しよう、この「おあずけ」状態の苦しくも何と甘美であったことか!正直な話、ラストを見てしまった今より、想像のつかぬ結末の存在にヤキモキしたこの一週間の方が、ずっとこの映画の魅力を享受できていたように思う。あたかも、銃口を向けられ座ることも立つこともままならなくなった主人公の焦燥感を疑似体験したような、この「おあずけ」状態。下記の一連のレビューを読み、ラストに不満が残ることを危惧される未鑑賞の方には、この「寸止め鑑賞」をお勧めしたい。もしかしたらもしかすると、主人公のように人格すら変えらる衝撃が貴方を襲うかも知れない(ただし、単に欲求不満が爆発するという末路も安易に想像されますので、ご注意下さい)。 
8点(2004-01-30 08:32:55)(笑:2票)
26.  ジョー・ブラックをよろしく
ひたすら綺麗な顔の人たちを、丁寧にきちんと撮るとこうなります、という教科書的な(=退屈な)映画。……だと思っていた。が、ビデオ見て考え直し。綺麗な顔の人たち、だけじゃなくて、この人たちが交錯させる「視線」が凄く良い。疑惑、憧憬、焦燥、哀憫……それぞれの、それぞれに対する言葉にならない感情が、ちょっと上目遣い(お・ね・だ・り)だったり、ちょっと三白眼気味(ゴルァ!)だったり、ちょっと惚けてたり(ほへ?)する視線の中にすとーんとハマッてます。役者が上手いのか撮り方が上手いのか。生と死に翻弄される綺麗な人々の「視線」、取り合えず綺麗って理由だけでも一見の価値アリ。
8点(2003-12-22 06:21:11)
27.  チェブラーシカ(1969)
ちょっと退屈?(眠)→何かほっこり(暖)→突然胸キュン(死語)→結局にっこり(笑) そりゃ、おいらは薄汚れたオトナだよ~でもさ、このデカ耳のチビに癒されちゃったのさ~(未だに名前は「ちぇらぶーすか」って間違えちゃうけどね~)
8点(2003-12-20 11:07:54)
28.  羊たちの沈黙
羊の沈黙。現代の地球環境問題を、羊という身近な題材に事寄せて、その深刻さを多角的に検証する科学的教育映画。本気でそう想定していた心優しきベジタリアンの友人。いつ羊に悲劇が訪れるんだろう?毛刈り?丸焼き?狂羊病?屠殺?……とドキドキしながら見ていたらしい。死んだのは、羊じゃなくて人でした。どっちにしても、怖いって。
8点(2003-12-20 10:13:25)
29.  ミッション
小学校の担任が「帰りの会」の時間、当時のこの映画のポスターを片手に「本当に滝に人が落ちて死んだんだって!」と勝手な撮影秘話?をまくし立てたため、どうしても見たくなってしまい、父に連れて行ってもらって劇場で見た初めての字幕洋画。当時は、恥ずかしながら冒険活劇と認識していた。大人になってから見直すと、西洋人による現住民=他者のカリカチュアが、劇中だけではなく作り手の視線の端々にも目に付き辟易したが、この時代のこの話をこのスケールで描いたことには、純粋に感嘆した。ところであの滝壺への「どんぶりこ」シーン、先生の言ってた事は本当なのだろーか??今更ながら気になって気になって……
8点(2003-12-04 10:24:33)
30.  ノッティングヒルの恋人
ヒュー・グラント主演のイギリスを舞台とした映画(「フォー・ウェディング」とか「ウェールズの山」とか)を見ていつも思うこと。それは、彼を取り巻く「仲間たち」、いわゆる「脇役」の人々の表情が抜群に良く、魅力的に描かれているということ。彼らの存在感が重すぎると、ありきたりのズブズブした友情物語に陥ってしまうのだけど、ヒューの周りでは、どこか空気感さえ漂う友人達が、友人でありながら時には主人公を突き放したり、客観的に分析したりして、さり気ない存在感を光らせている。そして、彼らにも主人公とは別の時間軸で、別の価値観で、それぞれの人生が流れていることが、これまたさり気なくストーリーに織り込まれていて独自の味わいを生んでいる。この映画だと、車椅子の彼女とか、くよくよ悩んでる彼とかが、一瞬垣間見せるそれぞれの人生の断片が、古典的とも言える甘いラブ・ストーリーに、少しほろ苦いスパイスを効かせているんじゃないかな。というわけで、ヒューの「仲間たち」に敬意を込めて点数献上。……はっ。これって、主役の二人を全然誉めてないことになる??
8点(2003-12-03 13:02:05)(良:4票)
31.  地獄の黙示録 特別完全版
面白い映画、とは言えない。良い映画、とも言えない。でも、決して駄作ではない。感動したわけではないが、何も感じなかったわけでもない。眠くなかったわけではないが、一度も眠りはしなかった。あらゆる思考回路のヒューズがぶっ飛んでしまった感じで、取り合えず、ドーンと来た。こんなのレビューになってないぞと思うけれど、とにかく、ドーンと。要は「力わざ」映画に圧倒されてしまった、ということなのだろうか。うーむ。
8点(2003-12-03 02:28:36)
32.  おいしい生活
普段から「アレンの映画」という理由で見たり構えたりすることがないので、小粋なコメディーとして十二分に楽しめた。階級社会のイギリスだったら「ありえねー」となるところを、成り上がり天国アメリカならではの「小市民」のジタバタぶりが笑いを誘う、現代の寓話。
8点(2003-12-01 05:57:51)
33.  I am Sam アイ・アム・サム
フィクションとして(←ここ強調)秀逸。不覚にも泣いてしまった自分に気付いたとき、この涙は条件反射なのではないかと自問してしまった。というのも、「感動的な物語」というのを幼児の頃から読んだり見たり聞いたりしてきた積み重ねがあると、この映画のストーリーというのは正にそういうジャンルの王道的存在としてツボに入り、反射的に感動せずにはいられなくなってしまうのである。(名犬パトラッシュが死ぬ場面は何度見ても/読んでも涙が出るように。)ということで、この作り(脚本)に点数を献上。ただし、知的障害者の現状に関する考証の薄さと、個々の人物の一面的な描き方に少し疑問が残るので、マイナス2点。
8点(2003-11-28 08:32:07)
34.  恋におちたシェイクスピア
雰囲気に酔う映画。当時の様々な背景を有する人々の息遣いや娯楽の楽しみ方を、お茶飲みながら窓越しに眺めてみました、な後味。平井堅くらいの濃さがないとお茶が薄まってしまうので、個人的に配役は良いと思う。宮部みゆきの江戸下町人情劇のプチ大河版、みたいな感じかなぁ日本で作るなら。
8点(2003-11-17 23:00:50)
35.  アメリカン・ヒストリーX 《ネタバレ》 
ノートンが凄い。問題提起としても秀逸。ただ、人間の主義主張って数年の監獄生活や兄の一言で180度変わるものなのかな、とテーマの掘り下げ方に疑問。どこかの国では、カルトの教祖や信者が全く態度を変えないまま何年間もなめた態度で裁判に臨んでるわけで。実際アメリカで、ネオナチとまではいかないまでも人種偏見に満ちた排他的なレッドネック達に囲まれて暮らした経験がある者としては、彼らが「変化」の契機に恵まれることなどそうはないことを、悲しいながらも知っている。彼らでも変われるのか?ノートン扮する「兄」の今後が気になる。
8点(2003-11-12 00:36:09)
36.  エターナル・サンシャイン
不思議な空気感とさり気なく雄弁な音楽が良かった。複雑でつかみどころの無いストーリーは、どこかで「アンチ・普通の恋愛映画」なのだけれど、実は凄くまっとうに「恋愛映画」していて、二人の運命の赤い糸を(ちょっと絡まり過ぎなんだけど!)しかと見せ付けてくれる。観終った後の感覚は、自分の今までの(あるいは現在の)恋愛の記憶を反映するものになる、かも知れない。
[DVD(字幕)] 7点(2007-04-10 08:54:51)
37.  あるスキャンダルの覚え書き 《ネタバレ》 
イギリスが世界に誇る名女優、ジュディ・デンチが、ちょっとサイコ入っているブラックなおばさん役をやるというところが、話題その1。ケート・ブランシェットが、そりゃこんな先生がいたら惚れちゃうよ、と思える程度に麗しく撮られているところが、話題その2。でも、ストーリーの組立方や映像が、BBCの二時間スペシャルドラマでもコレくらいできるんじゃないかなぁと思えるあたり、ややマイナス。誰にも感情移入出来ないけれど、逆に感情移入出来たら怖いかも。イギリスで生活したことのある人には、会話のアクセントや皮肉がひんやりと耳に心地よいことでしょう。
[映画館(字幕)] 7点(2007-04-07 10:01:53)
38.  デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 
ちょろっと出てきた日本の描き方に対して、やっぱり批判が多いですね。ま、あんなものです。イギリス人にとっては、あのイギリスの基地?のエピソードこそ笑えるらしい。スコットランドなのに、To Englandって乾杯しちゃうし。「イギリス人=Man Uファン」なんて「大阪人=阪神ファン」以上の大雑把なステレオタイプだし。あの場で紳士然としてスコッチ飲むのもねぇ(ふつう燃やして暖をとったりするんじゃないか?)。「いやー、アメリカ人が見たイギリスって、あーなんだね(いつものことだけど。失笑)」というのが、イギリスのお兄様・お姉様方の感想でした。で、肝心の映画は……すごく見ごたえあったけど、お話としての「読みごたえ」は無かった。。。小声で言いますが、あれって、別に父さんが助けにいかなくても助かったんじゃない??
7点(2005-01-23 09:47:52)
39.  シティ・オブ・ゴッド
私の中のちっぽけな倫理観として。人が山ほど殺される映画に、「たのしー」「おもしろーい」と熱狂できない、というのがある。特に実話ベースの場合には(当たり前すぎるかもしれないけれど)。でも、この映画を見たとき、それが一瞬揺らぎそうになった。圧倒的なスピード感、スリリングなドラマ性、洗練されたカメラワーク、激情的な音楽のリズム……どれもが誰かを何かに駆り立てるようなパワーを孕んでいて、思わず私も、何も考えずに頭をブチ抜くキッズを笑いながら見て彼らの生死ゲームを楽しんじゃったり、手に汗握る抗争劇にジェットコースターに乗ったときみたいな超ハイな歓声あげて魅入ったりしそうに…………は、ならなかったけど。やっぱり、子供が子供を殺すことが、こんなきれいなエンターテイメントで語られちゃマズよ、という自分の中のクビキは確かに存在。でもカッコいいものはカッコいい!スタイリッシュ!という映像への賛美も。こんな感情の「ないまぜ」が生まれるのが、きっと「衝撃作」ということなんだろうな。
7点(2004-11-18 12:07:57)
40.  アイス・ストーム
話に起伏が無いなー、嫌いな人は徹底的にきらいだろうなー、登場人物に笑顔が全くないしー、落ち込むよなー、とネガティブなことばかりを考えながらも、ひきつけられて見てしまった作品。見終わった後の乾いた空気と空虚感が、実は心地よい。アメリカのこの時代を描いた作品となると、ふつう、型にはまった音楽とファッションとライフスタイルがこれでもかとアピールされるのだけど、これは違う。ロックが爆音で流れない70年代ムービーなんて初めて!と思わせる劇中音楽は、大いにアジアな趣き。なるほどね、アン・リー。
7点(2004-08-31 08:37:04)
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