21. 海外特派員
戦争色の濃い点は製作時期を考えれば仕方のない所か。ホテルから始まる暗殺者と主人公のチェイスと終盤の飛行機が撃ち落とされるシーンは実にスリリング。 6点(2003-12-16 00:36:37) |
22. 三十九夜
オハコである列車を使う作品の中で「バルカン超特急」と並んで極上の物ですよね。リメイクのケネス・モア主演「三十九階段」でも忠実に描かれておりました。 8点(2003-12-16 00:26:49) |
23. 間諜最後の日
犬が吠え立てるシーンは確かに目にも耳にも残りますね。その他空爆の音、パイプオルガンの音、戦闘機からの爆撃の音も。ピーター・ローレの味方なのか悪役なのか判らないミステリアスぶりも印象的。 5点(2003-12-16 00:20:48) |
24. 巌窟の野獣
冒頭、荒れ狂う海の中での船舶の難破シーン、寂しい海岸地帯の村の情景などにスリラー性を感じるが、ストーリーは平凡だと思った。チャールズ・ロートンの憎々しげな悪党ぶりには目を見張るが。 5点(2003-12-16 00:20:12) |
25. 暗殺者の家
↓の意見にごもっとも。ただピーター・ローレの悪漢ぶりとラストの銃撃戦は見応えがある。 5点(2003-12-16 00:09:53) |
26. 殺人!
主役が素人探偵をつとめるミステリ物。殺人の動機が意外。刑の執行を待つ被疑者の女性の発した一言からだんだんと謎が解き明かされるが、その事を黙っていた女性の心根のやさしさに当時の時代性を感じる。 5点(2003-12-16 00:07:19) |
27. 毒薬と老嬢
えっ、何でレビュー入ってないの?と不思議な思い...F.キャプラの味のあるコメディ・サスペンスです。殺し屋に扮するピーター・ローレが登場してからのドタバタが可笑しい。また二枚目半ケーリー・グラントのあたふたぶりには彼の芸風がよく出ていると思います。 7点(2003-12-15 23:50:54) |
28. わが谷は緑なりき
今の日本に失いがちな何かを伝えるドラマですね。是非家族揃って観て欲しい一作。 8点(2003-12-15 23:50:01) |
29. 夜の大捜査線
内容は語りつくされている通りですね。一番印象に残るのは駅で見送る時のロッド・スタイガーの笑顔です。それに応えるシドニー・ポワチエも良かったですけど。 7点(2003-12-15 23:33:19) |
30. ミスタア・ロバーツ
ヘンリー・フォンダの剛、ジャック・レモンとウィリアム・ポウエルの柔が効いていますね。誤解が解けて部下たちから、「おやすみなさい、ロバーツさん」の挨拶の連発シーンにはウルルでした。 7点(2003-12-15 23:20:58) |
31. マンハッタン殺人ミステリー
アレンが愛して愛してやまないNY物。映画に関する時柄が結構出て来ますね。問題の人物が映画館の館主、ラストの映画館の場面、初のデートでは「去年マリエンバートで」を観たとか... 7点(2003-12-15 23:11:47) |
32. マルタの鷹(1941)
ここでの三人(ハンフリー・ボガート、ピーター・ローレ、シドニー・グリーンストリート)が後の「カサブランカ」につながるのですね。やはりH.ボガートの男臭さは圧巻。 9点(2003-12-15 22:57:32) |
33. マーティ
「地上より永遠に」の軍曹役とは信じられないくらいのやさしい男性を演じています。容姿もさる事ながら、家系(イタリア系)とのしがらみにも悩む姿は多民族国家の実情も物語っているような。 7点(2003-12-15 22:49:03) |
34. ペーパー・チェイス
性と学園生活、いわゆるアイビー・リーグの東部名門大のキャンパスに焦点を当てた映画。A.ガーファンクルの演技はやはり素人臭い。アイビー・ファッションに興味のある人にはお手本となるかも。 4点(2003-12-15 20:12:38) |
35. ヒズ・ガール・フライデー
ケーリー・グラントの二枚目半的なスタイルが好きな方にはオススメ。ロザリンド・ラッセルと組んでのマシンガン・トークはお見事です。グラントの策略できりきり舞いさせられるラルフ・ベラミーの姿も面白い。 6点(2003-12-15 18:06:55) |
36. 引き裂かれたカーテン
スパイの脱出劇としてみれば面白いかも。ライプチヒからベルリンまでの路線バスの偽装はヒッチらしい展開。でもせっかくの名優二人は作品と同様輝きませんでした。 5点(2003-12-15 18:03:27) |
37. バルカン超特急(1938)
大戦の風雲急を告げる時。ロンドンからの電話を奪い取るとクリケットの結果を気にする二人の紳士。また不倫でお忍び旅行の二人連れ。時代は本人たちの意思とは関係なく戦時の緊張した状況に巻き込んでいきます。 8点(2003-12-15 17:56:45) |
38. 第三の男
プロットや技法はもう既に語りつくされている通り。やはり圧巻はウィーン中央墓地でのラストシーン、あの長い並木道を歩いてくるアリダ・ヴァリの姿に我々観客は何を期待したのか? 10点(2003-12-15 17:40:32) |
39. 日曜はダメよ
劇中のテーマ曲を聞いているだけで楽しくなってきてしまう作品。「これがギリシア人気質さ」と冒頭で船長が言うシーンがありますが、まさにその通りの映画。 6点(2003-12-15 17:31:58) |
40. ディーバ
歌劇ワリーが始まるあたりから引き込まれてしまいますね。皆さんお書きの通り、何でも詰まっている所がいい。録音テープを狙う企業の二人組、原作では日本の会社のミハラさん。日本びいきのベネックスが海賊版で有名な台湾に変えてくれたのかな。 8点(2003-12-15 17:21:52) |