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コメント数 885
性別 女性

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21.  フレンチ・コネクション 《ネタバレ》 
ジーン・ハックマンが引退して10年近くになります。 レックス・ルーサーやスコット牧師も好きですが、代表作はやっぱりコレかな、刑事ポパイ。 仕事熱心なあまり時々無茶をやらかすポパイは、家ではデレッと寝ててもいざ仕事となると帽子・スカーフ・コートのアンサンブルがキマってたり。 相棒はロイ・シャイダー、主役じゃないのでチョロチョロしてる印象でも、組織の車からなかなか発見できないブツを見つけられたのは、ポパイだけではできなかった勘のよさ。 有名な高架下のカーチェイスとならんで緊迫するのは電車のプラットホームでの攻防、ギリギリのところでまんまと逃げおおすシャルニエ(フェルナンド・レイ)に屈辱的な「ニギニギ」を食らわされるポパイの憤懣やるかたない表情がリアル。 親玉をとり逃がしてしまうラストの意外性と虚脱感が独特ですが、続編が作られる余地ともなったよう。 70年代初めの大都市ニューヨークで、ポパイがそこから浮いてしまわずに、その一部となって動きまわるのがいい感じで、「ダーティハリー」より好みです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-09-05 07:00:02)
22.  ラブ・ダイアリーズ 《ネタバレ》 
これもアビゲイル・ブレスリンめあてで見てモチロン彼女も可愛かったんですが、アイラ・フィッシャーの役がよかったな。 娘マーヤがパパの3人の女性遍歴の中から誰がママかあてるゲームっていう着想が変わっていて、正解=この映画のヒロインではなく、一番有名な女優さんがヒロインってわけでもないのも変則的。 監督さんが脚本も書いていて、なかなか先が読めない展開にくわえ、ウィル(ライアン・レイノルズ)の仕事(クリントンの選挙事務所)もからんで歳月が流れていく。 ウィルの相手がくるくる変わってもイーカゲンな人に見えないのは、3人とつきあう時期が重ならないのと、彼が基本的にマジメな人だからか。 最初コピー係として登場するエイプリルは服装も質素なのだけど、キラッと光る言動がおもしろい女の子。(ニルヴァーナのカート・コバーンが話題になるのも時代が出てました) 「ジェーン・エア」の本がたくさんある彼女の部屋、その理由は自分も思いあたり(オー・ヘンリーの本が何冊もあり、なくした本を20数年ぶりにようやく手にいれたのは去年)、ちょうど「ジェーン・エア」を再読していた時でもあったし、監督は古書店主として出演もしていて、きっと本好きな人。 今はネットでたいていの本は見つけられますが、こういう見つけ方の方が夢があります。 ウィルが後ろ髪ならぬ「後ろ足」引かれるのも繊細な描写で、レイチェル・ワイズ(サマー)やその年上の恋人の教授(ケヴィン・クライン)もよかった。 邦題はアレですが、原題は「もちろん、多分」ヒロインのセリフから。
[DVD(字幕)] 7点(2013-09-04 07:00:02)(良:2票)
23.  お買いもの中毒な私! 《ネタバレ》 
アイラ・フィッシャーは「ラブ・ダイアリーズ」の方が好きだけど、こっちの方が有名ですよね。 依存症になるほど買い物好き(ショッパホリック)な園芸ライターのレベッカが経済ライターに転身、本名を使いたくなくてつけたペンネームが「緑のスカーフの女の子」。 赤でも黒でもなくグリーンなのが誰にも親しみやすいイメージで、違う分野の人が書くと目のつけどころがちがって新鮮というのはありそう。 お仕事女子モノに恋と友情もからめて、(女性の消費は経済を活性化するものとはいえ)ためこみ型マテリアル・ガールの七転八倒をフィッシャーはハイテンションに演じてましたが、小柄な彼女が着飾ってるとちょっとゴテゴテに見え(メイン・ヴィジュアルではレベッカの身長ひきのばしてある?)、「ダイアリーズ」のイメージがあってね。 デルモ体型の人がやった方がよかったんじゃないかと。 いい俳優さんがいっぱい出てるのは楽しく、ラスト「買いたい病」を克服する彼女に拍手をおくるのが、ILMによるウィンドウのマネキンなのがファンタジックな演出。
[DVD(字幕)] 6点(2013-09-03 07:00:01)
24.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 
ザック・スナイダーを有名にした「300」は、アートコミックをベースに紀元前のギリシャとペルシャのテルモピュライの戦いを描き、動く絵画のような画作りに映像叙事詩としての価値あり。 数では圧倒的に不利なギリシャの最後まで諦めない姿に悲壮感漂い、ジェラルド・バトラーがマッチョなスパルタ王レオニダス、「ブラザーズ・グリム」のレナ・へディがあれよりも大人っぽい王妃ゴルゴー。 単調にならないように工夫された彼らの優美なラブシーンが、凄絶な戦闘シーンとの対比をなしていました。 最後は「グラディエーター」を思わせる金色の麦畑、父の志は幼い息子プレイスタルコスが受けつぎ次の王となるのを暗示。 この技法がさらに進化して、ターセム・シンの神秘的な「インモータルズ」が生まれたと思いますが、ベージュを主体としたこちらのカラーの方が目になじみやすい感じではあり、どちらも左脳より右脳で見る映画。 本でいえば小説より美術書といったところでしょうか。 マイケル・ファスベンダー(ステリオス)の映画デビュー作でもあります。
[DVD(字幕)] 7点(2013-09-02 07:00:02)
25.  マン・オブ・スティール 《ネタバレ》 
7年ぶりのスーパーマン。 監督は「300」のザック・スナイダーですが、プロデューサーはクリストファー・ノーラン、「バットマン」のようにダークでシリアス傾向の新版は、旧作へのオマージュが顕著だったシンガーの「リターンズ」(6点)を帳消しにし、ストーリー・設定にオリジナリティがあるのがいいところ。 「トリスタンとイゾルデ」のメロートがスーパーマンになるとは意外だったけれど、英国のヘンリー・カヴィルも30才になり、クラークことカル=エル。 「インモータルズ」のように神話的な主人公を演じ、ダークカラーのスーツで俊敏に飛び、最後ちょっとだけメガネのクラークにもなってくれる。 クリプトン関連のデザインは「デューン/砂の惑星」のように有機的で暗黒系、ジョー=エル(ラッセル・クロウ)とゾッド将軍(マイケル・シャノン)の確執をひきたて、共に信念をもつ彼ら。 ローレンス・フィッシュバーンが初の黒人のペリー・ホワイト編集長のデイリー・プラネットの扱いが小さいのは、新聞がもうメディアの主役ではないからかもしれず、先月ワシントン・ポストが売却されたりもしてますが、ココはなくなってほしくないもの。 エイミー・アダムスは自分には4人目のロイス、「リターンズ」のケイト・ボスワースよりらしいキャラに思え、髪がブルネットでないのは全体のトーンが暗い中で明るくするため?(彼女にニコンを持たせることで、カメラマンのジミー・オルセンは登場しないのを示唆) 終盤のメトロポリス崩壊は「9.11は遠くなりにけり」の象徴ともとれ。 クリプトン、メトロポリス同様スモールヴィルも重要な場所なのは変わらず、養父ジョナサン(ケヴィン・コスナー)が戒めに身をもって殉じる死に様は切なく、老けメイクのダイアン・レインはやさしき母。 全編を覆う殺伐とした空気には「もっとファンタスティックなら」と思いつつ、時間を感じさせない映画。 30年前は旧シリーズの映画を見ていて、20年前はテレビの「ロイス&クラーク」、そして今また彼らの新たな物語が始まったのはうれしく思います。
[映画館(字幕)] 7点(2013-09-01 07:00:02)
26.  アイアンマン3 《ネタバレ》 
監督がシェーン・ブラックに交代したのは、「2」がちょっとマッタリとしてたからか(あのオットリした感じも悪くなかった)、前監督ジョン・ファブローは製作総指揮にまわり、瀕死のホーガンの俳優として存在感を見せてます。 前半は不気味なエクストリミスの出現やスターク邸の崩壊(「アベンジャーズ」でスターク・ビルが破壊されるのにつづいて?)など今までになくヘヴィーな展開は「時流にのったか?」と思えたのですが、悩めるトニー(ロバート・ダウニーJR)が一時リッチライフから離れて、少年と行動を共にする雌伏をへて復活。 新しいパワードスーツ「マーク42」はパーツが遠隔操作できるのが画期的、それがフルに生かされフィールドが広がり、エアフォース・ワンからこぼれおちた多数の乗客ひろいあつめて救出のシーンも感激、フィナーレはアレが花火に! 格段にスケールアップしたSFアクションムービーは、ペッパー(グウィネス・パルトロウ)のまさかの特撮ヒロインも見られ、満足度高し。(そのノリは、アイディア満載の進化型ハード・ロック的?) ウォー・マシンからアイアン・パトリオットに転身したローディ(ドン・チードル)との連携もよかったんだけど、マヤ(レベッカ・ホール)だけはかわいそうでした。 悪役もガイ・ピアースとベン・キングズレーの二枚看板、ホワイトハウスは大統領ウィリアム・サドラーに副大統領ミゲル・フェラー(「ロボコップ」)となつかしい顔ぶれ。 トニー最後の決断は潔いですが、TONY STARK WILL RETURN(007のまね!)はアチラで?
[映画館(字幕)] 8点(2013-05-10 07:05:02)
27.  アベンジャーズ(2012)
「ウルトラ」「ライダー」大集合のアメリカ版ってゆーか ☆★☆★ マーヴェル・ヒーロー・ファンは楽しめそうですが、キャプテン・アメリカやロキ、ソーの衣装なんかはちょっと苦手。 「アイアンマン2」のナターシャ(スカーレット・ヨハンソン)はこっちにいて、(「エイリアン」のブレット)ハリー・ディーン・スタントンが、落っこちてきたハルクに「君はエイリアン?」って聞くのはいーね! ジェレミー・レナー(ホークアイ)は「ハート・ロッカー」以降アクション映画にひっぱりだこ、ステラン・スカルスガルド(エリック)がこんな映画に出てるのは意外。(芸幅広し) ニューヨーク決戦など技術的にはスゴくても、様式どおりに作ってる感じなのがヘヴィメタっぽくないかな。(新鮮味少なし) けど最初と最後にトニー&ペッパーの夫婦まがい(ここだけ出演のグウィネス・パルトロウは余裕あり)が見られるので、「アイアンマン」好きは必見のお祭りムービー。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-05-09 07:00:03)
28.  扉をたたく人 《ネタバレ》 
アメリカ移民問題を背景に、映画としても見応え。 ウォルターとタレクの楽器ジャンべによる音楽を仲立ちとした友情がメインかと思いきや、後半タレクの母親モーナとの関わりにシフトしていく構成に奥行き。 リチャード・ジェンキンズの抑え目で渋い演技に加え、「画家と庭師とカンパーニュ」にも出ていたモーナ役のヒアム・アッバスがとても魅力的、妻を亡くして心が干からびていたウォルターの心をうるおし、寡婦モーナがウォルターに親しんでいくのも自然。 「オペラ座の怪人」のエピソードが素敵で、異邦人同士のつつましい恋は「ターミナル」を思わせる。 自分の国を抜け出してよその国に住まなければ不幸、という状況そのものが哀しいことだけれど、タレクが米国に来なかったらウォルターがモーナと出会うこともなかった。 主要人物が4人だけで、タレクの恋人ゼイナブがウォルターを警戒するのにリアリティがあり、彼女はとっつきにくいが作品は可愛らしい。 ウォルターとモーナが一緒にならなかったのは、あのラストシーンにしたかったからなのだろう。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-05-08 07:00:02)(良:2票)
29.  正義のゆくえ/I.C.E.特別捜査官
アメリカ移民の映画が複数あるのは、依然大きな社会問題であるから。 真摯だけれど堅苦しく質素な群像劇で、主演のハリソン・フォードにしてからが観察者・傍観者的であり、中心となって動くのは別の人物。 当局と不法滞在者のどちらに非があるかは、特に外国人の立場では皆目わからず、元々移民の国であっても現在ではテロなどで痛い目にあっているアメリカは積極的に入れたくはなさそうであり、一方貧しい移民たちは豊かな生活を求めて切りなくおしよせる。 監督はその移民経験者なので、移民側の作品として見るのが公平なのでは。 見逃してもらったあの少年は、その情けを心に刻んで生きていくのだろう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-07 07:05:09)(良:1票)
30.  ラストタンゴ・イン・パリ 《ネタバレ》 
ドミニク・サンダのかわりにジャンヌとなったマリア・シュナイダーと、「ゴッドファーザー」で頬に入れた綿のない本来の顔のマーロン・ブランド。 名画座で見た初見は、まずジャンヌが清掃人の箒を飛び越えたり、猫を追いはらうシーンで鮮やかな残像となった。 黒い帽子とフェイクファー、ブーツで武装している彼女自身、女優というより素人のような異質さで、サンダであったらもっと端正になってしまったはず。 ブランドはヴィトー・コルレオーネとジョー=エルの間にこのポールがおり、闇でも光でもない無防備なやもめの男。 お互いのことを知らぬ彼らの一方が自己をさらけ出した刹那、関係が破綻するのは「シベールの日曜日」にも似ていようか。 何者でもない者同士の関係は、異国で妻を亡くしたポールより、恋人(ジャン=ピエール・レオ)のいるジャンヌにとって望ましいものであったろう。 手摺に身代わりのようにガムをくっつけ落ちていく男を尻目に、女は警察の事情聴取の予習を試みる無情。 大半がパリの空家のアパルトマンという限定された空間のせいか、その映像美がベルトルッチの「暗殺の森」「1900年」よりも印象に残っている。
[映画館(字幕)] 8点(2013-05-06 07:00:02)(良:1票)
31.  ミッドナイト・イン・パリ 《ネタバレ》 
今度はオーウェン・ウィルソンにウディ・アレンがのりうつって、パリの真夜中の夢の時間。 題材的にも恋愛だけじゃないので他のアレン作品より間口が広く、本・音楽・美術・写真といった時代を彩った芸術に興味のある方はより楽しめそうで、著名なアーティストたちを数多く登場させ、それを演じる俳優たちもまた楽しそう。(特にサルバドール・ダリのエイドリアン・ブロディ) 「失われた世代」の20年代に加え、終盤ではベル・エポックも垣間見られる贅沢な映画(ポスターの空はゴッホ風)は、一度ではもったいなく再見したくなる。 マリオン・コティヤールがこの時代のエレガントな美女として主人公を魅了し、レイチェル・マクアダムスは性格的にあわなそうな現代のフィアンセ。(主演級の彼女がこの役なのは意外な感じですが、きっとアレンのファンなんでしょうね) ギルが「人は自分の時代ではない時代に憧れる」から一応は脱却しても、「時代」を「人」に入れかえれば、(この作品に限らず)気が多いアレンのキャラクターそのものではないかと思え、最終的にギルがたどりついたのが2人のどちらでもないのにもそれはあらわれているようで、アレンとしては自分の作品は移り気ではなく、真実の相手を探す旅だと思っているのかも。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-05-05 07:05:00)(良:3票)
32.  プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング
前作は普通の女の子がプリンセスとしての自覚に目覚める過程や華麗な変身が見どころでしたが、コレは何なんだ…★ ソフィア・コッポラの「マリー・アントワネット」のように華麗な空虚、王女ミアのアン・ハサウェイは今より若くてお肌プリプリでキレイだけど。 「何事も○○になってからが大変」ってことかもしれませんが、大味なのは否めません。 女王様ジュリー・アンドリュースと警護役へクター・エリゾンドの秘めたる恋とキス・シーンくらいかな。 アビゲイル・ブレスリンは、ライナスのように指しゃぶりが直らない施設の少女が王室のパレードを見にきて…のパートでさりげなく達者なところを見せています。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-05-04 06:59:59)
33.  プリティ・ヘレン
ゲイリー・マーシャルもケイト・ハドソンも得意とはいえないのに見たのは、アビゲイル・ブレスリンが出てるから。 監督としては、自分の映画に2本も起用していながら他の映画(「リトル・ミス・サンシャイン」)で有名になったのは、ちょいとシャクなんでは? 「サイン」の次あたりであれのようにママが死んでしまう役、泣きの演技が上手。 ヘレンの養子の一人で兄スペンサーと共演、ヒポ(カバ)のぬいぐるみが小道具で、靴ひもを結ぶエピソードがよかったです。 ストーリーは説得力なく、作りも古く、ヘレンも魅力なく。(世話になった牧師さんに誘われると、急に小バカにした態度に出るのがカンジわるかった)
[DVD(字幕)] 5点(2013-05-03 07:00:00)
34.  トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1 《ネタバレ》 
エンエン5年、10時間もかけてる「トワイライト・サーガ」ですけど、4作目は中だるみ気味の「エクリプス」より少し進展がありました。 前半はあまーいウェディング&ハネムーン、後半は一転してホラータッチ。 ベラのメイク+CGによるヤツレっぷりが凄みあり、「ダーク・シャドウ」と同じく転生による再生はウレしくもあり哀しくもあり。 クリステン・スチュワートがブレイクしたのは何といってもこのシリーズなのだけど、エドワードやジェイコブ(あぶれてもベラにつくす彼にも幸せの兆しが!)にただ守られているベラはものたりなくて、「ランナウェイズ」「スノーホワイト」の方がまだ能動的なヒロイン。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-02 07:00:07)
35.  ダーク・シャドウ(2012)
テレビシリーズの映画化みたいですが、かなーりブラックな味。 バーナバス(ジョニー・デップ)の古式ゆかしいキャラと1972年とのギャップもそれほど笑いをとるわけではなく、彼自身魅力ナイ。 「アリス・イン・ワンダーランド」よりはバートンらしいけれど、ますます自分のオリジナルよりリメイク指向、下世話な世界なのでPG12。 「TIME/タイム」でヒロインの母親(端役なのに目立ってた)ベラ・ヒースコートが新旧二役の表ヒロイン、裏ヒロインのかわいそうな魔女アンジェリークはエヴァ・グリーン。 フランス女優としてマリオン・コティヤールの方が売れっ子なのは、何となくダークな雰囲気があるからかな。(金髪にあわない) クロエたんは、マトモな人間じゃない役に使いまわされてるような。 アリス・クーパーは当時の彼らしく見せるための厚メイクだけど、その方がコワい気がする。 「サテンの夜」「ゲット・イット・オン」など、70’Sナンバー目白押しなのは♪♪
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-01 07:00:04)
36.  8 1/2 《ネタバレ》 
クリエイターの男性は激しく共感しそうな映画監督グイド。 なので影響下にある作品が多く、ボブ・フォッシーの「オール・ザット・ジャズ」(舞台監督ギデオンの自らの死の演出)やトリュフォーの「アメリカの夜」(ジャン=ピエール・レオがドワネル的俳優の撮影現場)の方を先に見てしまったけれど、イタリア的というよりヌーヴェル・ヴァーグのフィルターを通しつつ、根底にイタリアの熱い血も流れているような混沌としたイマージュの連続。 モノクロも女性たちも美しく、その中で自身を持てあますグイド。 フェリーニの傑作として「道」と双璧なのだろうけど、情緒的な「道」の方が一般向きであっても、同じく手前勝手な男性の話でも非常にクールな「8 1/2」の方が興味深くまた見やすくもある。 後続の人たちは共感というより励まされたのかもしれず、「フェリーニでさえあんなに悩んでる」と。 現在・過去・空想のラビリンスをくぐり、生きる活力を取り戻したグイドの「人生は祭りだ、共に生きよう」。 作られて50年たった今でも、この映画はそう語りかける。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-04-10 07:00:21)
37.  NINE(2009)
ミュージカルになった「グイドと女たち」。 細身のダニエル・デイ=ルイスのグイドは、マルチェロ・マストロヤンニとはまた違って、いいのか悪いのか。 元のイメージも部分部分で残されていますが、メインは今が旬の女優たちのステージ。 イチオシは愛人カルラのペネロペ・クルス、エロくても下品に見えないダンスは見応えあってセクシー♪ 「ロープが家にほしくなる」ほど練習しただけのことはあります。 マリオン・コティヤールは貞淑な妻ルイザから一転変貌して魅せ、新キャラのステファニーはケイト・ハドソン、「シネマ・イタリアーノ」は意外とよかったのですが、インパクトありすぎて「8 1/2」から遠のいた感じ。 ソフィア・ローレン&ジュディ・デンチの大御所2人は貫禄。 マーシャルの「シカゴ」よりは好きですが、オゾンの「8人の女たち」の方が華やかではあるかも。 「8 1/2」とは別物として楽しんだ方がよさそうだけれど、オリジナルの屋外セットが女たちを配置する立体的な舞台として活用されていたのは、いいアレンジじゃないかと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-04-09 07:00:03)(良:1票)
38.  マルタのやさしい刺繍
スイスの小さな村はハイジのデルフリ村のようなたたずまい、マルタおばあちゃんのかわいい刺繍入りの下着がハートをくすぐります。 保守的な村人たちがマルタの夢をつぶそうとするのだけど、若い頃の元気をとりもどしたマルタの情熱はそう簡単には吹き消せない。 息子や村人の悪役ぶりがオーバー気味でガミガミうるさいけど、裏でコソコソされるよりはイイかもね。 仲間のうち1人が欠けてしまっても、その分もガンバってあげてほしいな。
[DVD(字幕)] 7点(2013-04-08 07:00:04)
39.  カレンダー・ガールズ
「もういちど輝きたい」オバサマたちの、うれしはずかしのヌード・カレンダー作りがほほえましい。 一躍時の人となりハリウッドにも招かれて、舞い上がってしまう彼女たちが踊らされているのに気づいた時は苦いけれど、そうやって一通り経験するのはいいこと。 ヘレン・ミレンが主演なのはグラマーだからかな? 「リトル・ダンサー」のジュリー・ウォルターズとのコンビでみんなを引っぱり、最後はヌードでなくっても素敵な彼女たち。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-07 06:59:59)
40.  プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 《ネタバレ》 
ディズニーらしい健全な王道映画、ペルシャが舞台の映画ってあまりなさそうだし。 剣にしこまれた魔法の砂の力でチョコッとだけ時間がもどるのが特色、その映像も面白いです。 孤児だけれど王の息子として育てられたダスタン(ジェイク・ギレンホール)は、アクションもがんばってて。 タミーナ姫のジェマ・アータートンはあまり得意じゃないんだな。 叔父ニザムのベン・キングズレーは「サンダーバード」と同じような衣装なので、すぐ××とわかってしまいます。 兄上の新王もワルかと思ったら、そうでもないのがディズニー。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-06 07:00:01)
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