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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1984
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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21.  スモーク(1995) 《ネタバレ》 
味わい深いなぁ・・  ずっと昔に一度観たけど、その頃出てきてたスパイクリーなどの黒人の映画の 一つくらいの感想しかなかったけど、年齢重ねて、再鑑賞。 ため息が出た。  もうカイテルのラストの体験談で、今までの黒人青年の話が ぶっ飛んじゃうんだよね(笑) 人生とは、と丁寧に描いて、極めつけのオジサンの思い出話。 実はこっちの方が、本作の原作。  スモークというより、アルコールでもいいよ。 でも女性があまり出てこないから、やはりスモークなんだろうなぁ・・
[DVD(字幕)] 8点(2022-08-21 22:45:27)
22.  ラリー・フリント 《ネタバレ》 
「アマデウス」の評価が大きすぎたため、 フォアマン監督のイメージが芸術的な方に行ってしまったが、 「カッコー」にしても、この映画にしても、 こういう社会派が彼の本来の持ち味なのかもしれない。  この映画の肝はラストの裁判にある。 趣味と法の問題をごっちゃにしないこと。 エロかろうが、下衆だろうが、風刺は風刺である。  最後のアメリカの判決は見応えあるので、ここに記述します。 「修正第1条は自由な発想を保障するものである。 自由な発想は個人の自由だけでなく、 真実の追求と社会の活力として重要である。 公共への論議は、動機のいかんに関わらず、 修正第1条により守られる」  ラリーが、可哀そうなアルシアのために 裁判を茶化して彼女を喜ばせていたのを、 アメリカ人は何も言わないが分かっていたのだと思う。 この映画は、熱いラブストーリーですよ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2022-07-01 11:39:22)
23.  アモーレス・ペロス 《ネタバレ》 
イニャリトゥ監督は、見せ方が上手い。 どのエピソードも飽きさせない展開で見せる。  終わってみると、一つの事故現場の3人のエピソードが絡むことなく、 2時間半綴られていくだけだけど、これが面白い。 この監督ならではの、カタルシスといった感じ。  犬がどのエピソードにも重要なのだが・・ 闘犬で稼ぐ兄嫁に惚れた男の話、事故で怪我したバツイチと一緒に住むモデルの話、 テロリスト上がりの殺し屋の話。 どの話も面白い。 殺し屋が最後、殺さないのがまた良い塩梅ですな。
[ビデオ(吹替)] 7点(2022-05-22 22:26:20)
24.  TOKYO FIST 東京フィスト 《ネタバレ》 
塚本監督の「鉄男」は、まだ観てないが、 やはり、漫画家の大友さんの影響を受けてる気がする。 血がドバーッと出るあたり。  でも、男と女の関係に肉薄する辺りは、 塚本監督の真骨頂。 「6月の蛇」といい、「斬」といい、 男の哀しさで、観てて、心臓がドキドキする。
[DVD(邦画)] 7点(2022-05-05 23:28:28)
25.  弾丸ランナー 《ネタバレ》 
面白かった。  走ってるときに、すれ違った女性に 妄想抱いて走るシーンが好き💛  鑑賞後、大友克洋の「RUN」を 読み直した。 こちらもおススメ♪
[DVD(邦画)] 7点(2022-05-04 10:54:56)
26.  12モンキーズ 《ネタバレ》 
テリーギリアムが、あの世界観を活かしつつも、 サスペンスタッチに挑んだ、一皮むけた作品。 劇中、ヒッチコックの鳥が出てくるが、正統派サスペンスの映画を勉強した跡がある。  これまでの「バンデットQ」や「バロン」とは違い、箱庭ではなく、 街にカメラを持ち出した、後の彼の映画につながる興味深い一本。  女性を描いてる意味でも彼を語る上で、欠かせない。  なんというバッドエンド。 鑑賞後の絶望感とアームストロングの歌の落差が心に残る。
[ビデオ(字幕)] 7点(2022-02-20 01:04:44)
27.  ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 《ネタバレ》 
今年のクリスマスの1本はこれ! 楽しい♪ キリスト教文化の結晶みたいなアニメーションです。  キャラクターといい、カボチャの王がサンタを誘拐するという設定といい、 本作は、あの国の文化の輝きが際立ってます!  しかし、この映画にもクリスマスの幸せの日々は軍隊で守られてるというのがチラリと出てきますが、 あの国は、その幸せを壊した他の者には手厳しいのも確か。 他の国の子どもが小さい頃、これを観たら、強烈なインパクトに自分はどこの国の子じゃ?と悩むのでは・・ 例えば香港とか。そんな可哀そうな人がいるのでは?とチラリと思いました。 「ハウル」も、そんなんあるかも・・  スヌーピーで子どもの頃育った僕は、10点満点にしても良かったのですが、 同時にサザエさんにもお世話になったので、満点にできなかった(笑)
[DVD(字幕)] 9点(2021-12-24 23:16:47)
28.  42丁目のワーニャ 《ネタバレ》 
これは原作を読まないと、劇中劇なのかどうなのか、分からない。 自分も鑑賞後のモヤモヤをなくすために、原作の「ワーニャ伯父さん」を読んだ。 なんと!原作と同じなのである。  つまり、劇の芝居稽古をしているように見せていて、 まったく原作の劇そのものだったのである。  ルイマルの意図は、奇をてらったように見せて、 実は正攻法だったという彼の作劇そのものだった、ということではないか? ※「ダメージ」という”?”な映画もあるが・・  まさしく!の1本。
[ビデオ(字幕)] 7点(2021-04-18 20:09:13)
29.  スウィング・キッズ 《ネタバレ》 
スウィングを愛する3人の仲間。 プレーヤーでもあるアーヴィッド。 女を買ったりする、どこか単純な、やがてナチに傾倒するトーマス。 そして父をナチにやられた、悩める主人公ピーター。  ポイントは、トーマスである。 仲間の中の問題児でもあり、仲間一の腕っぷしであるが、 ナチの優生思想にどっぷりつかり、とうとう父親も売ってしまう。  ピーターとアーヴィッドは、真摯にナチズムの広がる世の中で悩んでいた。 自分の好きなもの、自分を失ってまで、ナチにひれ伏していいものか・・ つらい映画であるが、英語でしゃべるドイツの映画だったので、どこかシラケた。
[ビデオ(字幕)] 7点(2021-04-12 07:53:36)
30.  ブロンクス物語/愛につつまれた街 《ネタバレ》 
デニーロは、デビューした時から、もう老成していたのだ。 だから名誉を勝ち得ても、浮かれたようなことはせず、 黙々とアクターの仕事をしていたのだ。  ワルが輝いて見えて、そのワルに子どものころに一目置かれる少年。 やがていろんなことを教えてもらい、チンピラとの違いも分かるようになった頃、 別れることになり、少年の頃の事件の意味を知る。  頑固な父親は、心では世間を教えてくれるワルに感謝はしていたのだ。 ただ少年を早く大人にしたことに面白くなかったのだった。  非常に善悪でもの言えぬ微妙な人生のニュアンスを見事に描いた傑作だ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2021-04-04 03:44:29)
31.  寝盗られ宗介 《ネタバレ》 
こりゃ、落語だね。 成金親父のドラ息子が、親父の死ぬ前に結婚式をあげるという、簡単な話。  しかし、嫁が一筋縄でいかない。 原田芳雄演じる座長に惚れていながら、別の男と次々関係もってしまう、 素直になれない色気たっぷりの女性を藤谷美和子が演じる。  さぁ結婚式が始まった! 新しい間男と行ってしまった、藤谷演じるレイコは、果たして式場に来るのか!? スリル満点の結婚式の場面。 原田芳雄ショーも炸裂!愛の賛歌の場面は、こんな凄い俳優が日本にいたのか?と度肝を抜かれる。  結末は?・・言わない(笑) 是非、本編を観ましょう♪
[ビデオ(邦画)] 10点(2021-03-10 23:47:00)(良:1票)
32.  エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事 《ネタバレ》 
ニューヨークっ子のスコセッシならではの題材。 ホントにスコセッシってアメリカ映画に愛されてるよなぁ・・ 商業的じゃない映画もドンドン撮るものね。  さて、この映画、日本では明治時代の頃の、アメリカNYの社交界の話である。 まず、ヨーロッパからの文化を持ち込んだとはいえ、豪華なハイソな生活。 小道具(食事も)に至るまで、時代考証を徹底的にしたかのような贅沢な映画。  ヨーロッパから来たサミシイ女性をミッシェルファイファーが演じる。 そのサミシサに心が揺れる男性をダニエルデイルイス。 そして何もかも見通したうえで、家庭を築こうとする、賢明な女性をウィノナライダーが演じる。 移民だらけの国を、いかに秩序だたせるかという、固い社交界のなかの3人の模様を描いた映画。 スコセッシがこんなラブストーリーをつくるのも驚きです。 素晴らしい!
[ビデオ(字幕)] 8点(2021-03-06 23:45:06)
33.  大怪獣東京に現わる 《ネタバレ》 
CGでリアルな怪獣映像があふれるなか、 怪獣がまったく画面に登場しない、怪獣映画があった~!  東京や日本各地が怪獣被害で無茶苦茶になるなか、福井のある地方の町では、 町民が勝手に興奮して、みんな感情が燃え上がるというお話。コメディですね。  最後は原発問題にまで触れ、令和の今では、多分再評価されにくい映画ではあるが、ストーリーとしては面白い。  これってコロナで都会が騒然となってるときに、意外と田舎の方では、 日本おしまいじゃねって盛り上がってたのかな、とか・・ (まぁ俺も中都会だから、何も言えないか・・失笑)
[ビデオ(邦画)] 7点(2021-02-12 00:03:01)
34.  カナディアン・エクスプレス 《ネタバレ》 
映画を好きになった80年代頃のアクション映画。 「ダーティハリー」とか、この映画のジーンハックマンとか・・ とにかく観まくってた。  この映画は、公開当時気にはなっていたが、30ン年経って、鑑賞。  何より分かりやすいよね。 今の世代には、予測可能なんて馬鹿にされるかもしれないけど、 迫りくる殺し屋におもちゃの銃で反撃開始とか、列車の屋根でのクライマックスのアクション。 正体怪し気なデブが実は味方だったり、うるさくつきまとうオバちゃんが敵だったり、とにかく楽しい。  新しいものに疲れたときには、この頃のアクション映画が癒しだったりする。
[ビデオ(吹替)] 7点(2021-02-11 20:26:22)
35.  シベリアの理髪師 《ネタバレ》 
素晴らしい作品!  ロシアの粗野な熊のような連中の国からチェーホフが生まれたのも 納得できる、そんなロシアの巨匠ミハルコフの作品。  話は、タイトルのシベリアの理髪師といわれるような、あの地の木々をどんどん 伐採していく機械の開発資金を調達すべく、アメリカの女性がロシアの将軍に近づこうと したことが発端である。 その列車の中、ロシアの士官と音楽を通じた交流をしてしまう、その女性。 そこで、青年士官は、すっかり恋の虜になる。 しかし将軍との三角関係で、嫉妬のあまり、青年は皇帝の列席する芝居で 大失態をしてしまい、シベリア極寒の地に送られてしまう。 その女性は、罪の意識と、純粋な青年に愛を感じ、その青年を追いかける。 しかし、もう青年は結婚しており、愛にやぶれる、その女性は、ある秘密を胸に生きる、という話である。  その秘密とは、 音楽(芸術)は、国境を超えるということである。 あの列車での思い出を胸に彼女は生きるのである。 政治姿勢の厳しいロシアの国で、ミハルコフのギリギリの発言だろう。 (あのマスクの兵士が彼との息子であったという考えもできる)  映画の演出モンタージュの生まれた国らしく、 核心のラストの部分は、この演出がすさまじくキレル。  文句なく10点!
[ビデオ(字幕)] 10点(2021-01-11 20:43:44)
36.  父の祈りを 《ネタバレ》 
良かった。  ただ、あのホームレスからの供述が行われていたことの 説明描写不足な気もするが・・ ラストの裁判がひっくり返る大事のポイントなのに、 最初はどういうことなのか、分からなかった。 ビデオを巻き戻しての再見で、あの写真がホームレスだと分かった。  ダニエルデイルイスの父親(ピートポスルスウェイト)は素敵だった。 獄中でも、あのお父さんは尊敬を受けてたのだろう。 亡くなった日の囚人たちの鎮魂の炎が美しかった。  絶望のピークで、エマトンプソンが女神のように現れるのは、正直、泣けた。  傑作です!この映画。
[ビデオ(字幕)] 8点(2021-01-09 19:08:20)
37.  アンジェラの灰 《ネタバレ》 
アランパーカー追悼の意を込めて鑑賞。  アランパーカーの初期の青年の成長を描く映画が好きだった。 「フェーム」「バーディ」 この映画でも、不況にあえぐアイルランドで、 経済的に困窮していた家族の、少年から青年へと成長していく様をじっくり描いている。  アイルランドと言えば、ジョンカーニーの映画でもお馴染みの国である。 いつだって、経済的にきつい、閉塞感のある国のイメージがある。 この映画では、そこから逃げ出すようにアメリカへと旅立っていくラストだ。  父親が入り浸ってたバーの店先に飾ってあった自由の女神を眺めていた青年が、 ラスト、本物の自由の女神を船上から眺めるとこが印象的だ。 閉塞感たっぷりの2時間のあとに、アメリカのイメージがまぶしい。 この後、この青年にどんな人生が待ち受けているのだろう・・
[ビデオ(字幕)] 7点(2020-08-15 21:42:59)
38.  トキワ荘の青春 《ネタバレ》 
NHKの「わが青春のトキワ荘」を見ていると、誰が誰か分かりやすく、 この作品のテーマも読みやすい。 というか、市川準は、漫画にそれほど愛情を持っていると思えず、 いつもの市川節ならば、もう前述のNHK特集を見ればいいわけで、あまり制作の意図が読めない。  本木くんの映画と思えば、すっきりはするが・・ 長回しというか、淡々と情景を撮るというか、長いCM(昭和に流行った感じの)のようである、 市川節では、この素材はもったいなさすぎである。  でも自分を殺さず、時流に取り残されていく作家の話としては、 見応えがありました。
[ビデオ(邦画)] 7点(2020-07-22 01:35:37)
39.  セブン・イヤーズ・イン・チベット 《ネタバレ》 
有名な登山家とダライラマの友情の話である。 この友情は事実らしい。  この登山家との出会いがなければ、中国のチベット事件のときに ダライラマは亡命しただろうか? そして、チベット文化は残り続けたろうか?  中国は恐ろしい。 戦後すぐで気が立っていたからだろうか? でも今の香港を見ても、中国のホントのところは分からない。 中国映画を観ても、人情もあり、魅力ある人たちの国だとは思う。 でも政治が国を動かしているからなぁ・・  スコセッシの「クンドゥン」も似た話である。 こちらはダライラマを主人公にして、チベット事件を描いてる。
[DVD(字幕)] 7点(2020-06-06 22:54:12)
40.  フォー・ウェディング 《ネタバレ》 
結婚式が映画の冒頭にてくる映画は多い。 「ディアハンター」「ゴッドファーザー」「悪い奴ほどよく眠る」等々 しかし全編、結婚式のシーンという面白い着眼点。  皆さん、お盛んなんですね~~ 結局、モテ過ぎの男女が結婚という選択肢をとらず、 「結婚」するという話。  エンディングの皆のその後が描かれてるときの マクダゥエルの素直な表情が良かった。
[ビデオ(字幕)] 6点(2020-06-01 10:12:31)
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