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hatomixさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  イントゥ・ザ・ワイルド 《ネタバレ》 
原作を読んでいたので、映画化できるのか危惧してました。普通に描いたら「若者にはよくありがちな話」になってしまい、「こういう無鉄砲な若者っているよね~」で終わってしまうのでは?と。実際、「ああ、親が仲悪かったからグレちゃったのね...」としか思いようがないような、まとまった話になってました。そんなまとめで人生何事も済むなら、あのニーチェだって、奥さんと仲悪かったからああなった...みたいな、スケールの小さい話になりうる。。。もっとストーリーの余地が欲しい。題材をこなしきれてないという感じ。言葉や説明シーンを首尾よく配置して、全て解き明かす形で描くのでなく、観客の素直な「なぜ、どうして?」を大切にして描くことが、クリスの言わなかったことを描くことに繋がったはず。原作本は、作者のジョン・クラカワーが、この一件に「ありきたりでないもの」を感じ、総力取材をして生前のクリスと接触があった人たちの発言を集めたものが中心で、今となっては亡き人クリスが、実際どうしてそんなことをしたのか、本当のところは誰にもわからない。そのもやもやしたところが、クリスにまつわる話のもつ力であり、人間が誰でも持っている大きな衝動に通じているのに、ペン監督は何事も「白黒つけたいタイプ」の監督なんだなあきっと。ガス・ヴァン・サント監督が撮ったらもっと素材が活きたのかも。「ライ麦畑でつかまえて」の作者サリンジャーも、作品の映画化を断固拒否してるけど、こうなるのが目に見えてるんでしょう。 最大に残念だった点=主演のキャスティング。実際のクリスは、若い頃のディカプリオみたいな、ひょろっとした手足の長い青年で、いかにも夢想家の感じ。だからエミールみたいな、ちょっと野卑な感じのするゴツい体つきの人を持ってきてしまうと違う表現になると思う。なぜ彼がキャスティングされたのか...って、ハリウッド映画にそんなこと言ってもしょうがないか。いずれにしても、原作本が抱えている、なんとも言えないあの感じ、をうまく映画化することは、かなり難しそうです。(クリスの家族だって実在するのだろうから、その点もハードルでは?) ストーリーにはあまり関係ないけど、劇中トレイシーが歌うシーンがとても良かった!映画の中で歌って映えてることって、めったにないけど、ナチュラルで素敵だった。ああいう魅力あるシーンが主人公になかったのも、残念。
[DVD(字幕)] 4点(2009-04-30 19:27:36)
22.  7つの贈り物 《ネタバレ》 
論議を呼ぶ映画と言ってた人もいるそうですが、こんなのを見て論議してるのは時間のムダかなぁと。 こういう役、ストーリーを好んで選んだ主役の俳優さんは、とにかく、何かシリアスな役をやりたかったのか...あるいは、おカネを儲けすぎて価値観が狂っているのか? 映像はなかなかきれいだったけど、すごく迷惑な話。おしつけがましい宗教みたいな感じでした。主人公は精神的治療が必要です。 常識をはずれたことをやって大成功するという、みんなが大事にしている映画のマジックにツバをはいている映画に結果的になっていると思いました。 でも、黒柳徹子さんは絶賛してました。2回みると良いそうです。
[映画館(字幕)] 3点(2009-03-10 00:57:13)
23.  オーストラリア(2008) 《ネタバレ》 
予定調和な映画なんだろうな~と思いつつ、予告編を見てニコマンさんの活躍や、壮大そうなロケに期待を寄せ、見に行きました。 レディースディだったので映画館は女性でいっぱい。最後は、あちこちで泣いてる人も。私の感想は... 「ハーレクインロマンス」が好きな人にはとっても楽しめる映画かなぁ~。 都合よすぎるストーリーと、流れに従って都合よく動く人物たち。 前後の思考や、感情は??? スクリーン映えする絵をたくさん撮っていて、それをちりばめた予告編を見るとつい期待してしまうんですが、絵と絵をつなぐ物語があまりにも大味すぎて...それもまたオーストラリア風なんですかね。 本編より予告編の方が断然よかったという印象です。 ヒュー・ジャックマン、いい俳優なのに単なるセクシー俳優の役どころでとても残念。あとちょっと、体鍛えすぎじゃない?劇中、「カメになって~」っていうシーンがあるんですが、ホントにミュータントタートルズみたいな感じでした。 ニコマンさんは、とってもカワイイけど、やっぱり線が細い、声が細い...人形のようなかよわい貴婦人が、堂々たるオーストラリアの農場の女主人になったという変化をあまり感じられなかったです。95年の「誘う女」が彼女の出色じゃないかなぁ。 なぜか微妙に&常にニコマンさんの目が充血してたのも気になりました。 アボリジニの二人は最高!でした。最近、映画見ててこんなに存在感のある俳優っていただろうかと思います。それぞれ、壮大なオーストラリアの自然とマッチしたシーンや、ファンタジックなシーンが素晴らしかった!目ヂカラも凄かったです。 でも、それも同じようなシーンを繰り返しやるのには閉口しました。。。  日本軍のダーウィン攻撃は史実に基づくのでしょうが、ご都合主義的な物語を動かすコマとして気軽に描くことなのか、あまり良い感じではありませんでした。
[映画館(字幕)] 2点(2009-03-05 02:26:06)
24.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 
それなりにまとまっていて楽しめた、というのが当初の感想。 それで6点にしていたんですが、映画の舞台は実際のイラクなのに、リアルな諸問題とは一切関係なく撮ってるってどうなの?と後になって考えさせられ、結果この評価に。考えれば考えるほど、やっぱりこの映画、根本的におかしい...現在進行形の問題を置き去りにしての映画作りは、監督の感性や人間性を疑われてもしょうがないかも。 世界中の劇場で上映される作品を作る、映画人としての良心どーのこーのなんて関係ない。アタシはこういうのが好き!みたいな感じがするところは、女性の怖さかも。 地味な内容ながら、映画としてはうまくまとまっていて、私は8点とか9点の映画並みにおおむねテンションを保って見ることができました。 ?なシーンや、妙に長く感じるシーンもあったと思うけど、あまり気にならない。映画製作のテクニックは、高いレベルに達しているからなんだと思います。 ビグロー監督の昔の映画、ハートブルーの時もそうだったと思うけど、映像がこぎれい。人物や色彩など、戦争映画にも関わらず心地よい絵作りで見ていて安心感がある気がします。女性監督ならでは? 監督が描きたかったのは命を危険にさらしてまでプロに徹する男、それにつきるのだと思います。プロフェッショナルXとか、そういう視野、視点を感じました。描く世界が極端に小さいのはそのせいでしょう。 アカデミー賞をざくざく取るような映画ではない筈ですが、アメリカ軍の登場する映画で、ひさびさに軍や米国が正面から悪として描かれてないから取れたのではないでしょうか。競合作品もなく、タナボタ。 しかし今、現在進行中のアメリカ軍の今を描いといて、反省とか批判精神を色濃くしないで作品を完成させられるって、やっぱり男性監督ではできないのでは。戦争という最大のインパクトをもたらすシチュエーションを単なる小道具として使う大胆さ…映画によってはそれがOKな場合もあるかもだけど、この場合はやはりNGでしょう。イラク側が米軍に感謝して撮った映画とかならまだしも。女性ならではの感性が悪い方向に出てしまったようでなんだか悲しい。 ジェームズ役のジェレミー・レナーがよかったけど、この映画の場合は冒頭に書いた理由で後味がどんどん悪くなってきてしまいました。 ザンネンです!
[映画館(字幕)] 0点(2010-04-14 17:16:18)(良:1票)
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