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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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21.  血槍富士 《ネタバレ》 
メイン(?)の道中劇もかなりよかったのですが、最後の立ち回りも迫力があり引き込まれました。「法のもとの平等」を謳った戦後民主主義の思想がよく表れているのですが、それを時代劇でやってしまうところがすごい。敵討ちのむなしさを「海ゆかば」に象徴させるというのも、皮肉が効いています。なかなかの力作。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-02-08 20:20:57)
22.  新選組(1958) 《ネタバレ》 
一応近藤勇が主人公ですが、鞍馬天狗や月形半平太、会津の小鉄も登場して、なんでもありという感じ。しかも近藤が公武合体派で、「武力に訴えてばかりでは不毛だから、話し合うべき」とか言うのを聞くと、戦後の思想というものが反映されているようで興味深いです。ただしその近藤も、京の町に火をつけるとかいうテロ行為が計画されていると知ると、池田屋に討ち入ったりするわけですが。このあたり、どこかの国と似ていますね。  話としては、近藤と新選組を抜けて反乱の首謀者となる関兵庫の関係が主軸のようですが、有名人をそれなりの人が演じており、見せ場を作らなければいけないためかちょっと散漫に思いました。近藤と月形半平太との関係なども面白く、あくまでフィクションだと割り切ればそれなりに楽しめそうです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-01-18 18:29:41)
23.  はやぶさ奉行 《ネタバレ》 
片岡千恵蔵の金さんシリーズ。大川橋蔵の鼠小僧も出てキャストは豪華ですが、中身が伴っていない。とにかく悪人の計画が無茶すぎ。証人だらけだし、効率悪すぎるでしょう。もう少しなんとかならなかったのか……。ねずみを出したのも、2人に描写が分散してしまって結果的にはマイナス。啖呵を切るあたりは千恵蔵節になってファンは嬉しいんでしょうけど、なんだか笑えてしまいます。それにあそこまで来たら、わざわざお白州の場面を作らなくてもよいような気がしますし。そんなこんなで、なかなかトンデモな内容でした。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2017-01-10 23:04:38)
24.  源氏物語(1951) 《ネタバレ》 
そもそも『源氏物語』って嫌いだし、当時の宮廷女性たちが勝手に作り上げた理想の男性にきゃーきゃー言っていた、いわばライトノベルなんじゃないかという風にしか思っていません。文学としてありがたがるとか、よくわかりません。この映画でも、光源氏がとっかえひっかえ女性と関係を持つだけで、さして面白くない。エピソードの連続なのですが、話が平板でメリハリがありません。途中で源氏が右大臣の刺客に襲われ、返り討ちにするところがありますが、まったくそぐわなくて笑ってしまいます。脚本は与謝野晶子の現代語訳を参考にしているようで、セリフは全て現代語。当時の言葉をそのまま話されても困るのでこれでいいと思いますが、ほとんどファンタジーの世界の物語なので、これもちょっと違和感を感じました。吉村公三郎の演出は、特に光の使い方がよく印象的ですし、モノクロの撮影も美しいと思いますが、とりえはそれくらいでしょうか。大映創立十周年の豪華キャストがもったいないです。
[地上波(邦画)] 5点(2017-01-07 22:07:42)
25.  帰らざる河 《ネタバレ》 
とりあえず、話が面白くない。アメリカ人が見ればいろいろあるのでしょうが、どうもピンとこないし、本来先住民族のものだった土地を勝手に「所有」したうえ、襲撃者と殺し合いするっていうのはどうよ、と思ってしまう。見どころはモンローの歌ぐらい。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-01-03 16:37:03)
26.  桃太郎侍(1957) 《ネタバレ》 
『桃太郎侍』というのはもともと山手樹一郎の小説なのですが、有名な高橋英樹のテレビドラマはかなり内容が異なるようです。この映画は、比較的原作に忠実なようです。  お話としては、娯楽の王道。お家乗っ取りを防ぐ物語に、別れ別れになった双子の兄弟の人情噺がからみ、時代劇らしい時代劇になっています。敵と味方がはっきりしていて、敵役もいかにもそれらしい。特に河津清三郎の格好良さが魅力的で、悪役はこうでなくてはいけません。ショボい悪役なんて見ていられませんからね。木暮実千代の小鈴師匠のみ、悪役ながら桃太郎に思いを寄せるという役回りで、単純になりがちなお話のいいアクセントになっています。堺駿二はおちゃらけが少なくシリアスな部分が多いのですが、こういう役でもちゃんといい味を出しています。  冒頭、桃太郎の助けた女が実はスリで、善側の神島伊織の密書をスリ取っていたとなるあたり、話の展開もなかなかうまい。それほど長くはないのですが、敵味方入り乱れて波瀾万丈の物語が展開し、見ている方を飽きさせません。このあたりは原作に負っているのでしょうが、先にも書いたように正統派の娯楽作品となっており、かなり楽しめました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-01-01 22:37:58)
27.  ショウほど素敵な商売はない
ミュージカルというかショー映画で、そのあたりはたっぷり堪能させてもらいました。特に前半の「アレクサンダーズ・ラグタイム・バンド」は圧巻。これがラストに効いてくるのもよかったし、締めの主題歌につなぐところもいいです。問題はお話がありきたりすぎること。あまりにも魅力に乏しすぎる。キャスト・演出はとてもよかっただけに残念です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-12-31 17:33:21)
28.  モンパルナスの灯
美術にはまったく興味がないので、モディリアーニという名前は初めて聞きました。おそらく絵も見たことがないと思います。  で、内容的には破滅型の芸術家の話で、特に珍しいとも思えない。私のような俗物にとっては、こういう人の心情はまったく理解できないので、特に共感もできません。正直、こういう人がどう生きようが、関心ありません。リノ・ヴァンチュラの画商がちょっと面白かったくらい。映画としては特に悪いとは思いませんが、どうでもいいような内容なのでねぇ。
[映画館(字幕)] 5点(2016-12-01 11:35:30)
29.  革命児サパタ
メキシコ革命の映画なのですが、革命らしい争いはあまり描かれず、ほぼ人間ドラマに終始しています。しかし肝心のサパタにあまり魅力を感じなかったし、エピソードとしても興味深いところは少なかったです。兄のアンソニー・クインの方が面白い。エリア・カザンの演出はよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-11-08 08:42:06)
30.  戦争と平和(1956) 《ネタバレ》 
原作の思想性などはハナから無視して、戦争メロドラマに特化した作り。それはそれで潔いのですが、メロドラマとしてはつまらないし、話の進行にメリハリがなくエピソードがダラダラと続くだけ。人物関係もあまり説明がなく、以前原作を読んだ私でもいまいちわかりにくい。後半は戦闘場面があってそれなりに迫力がありますし、ハリウッド的物量作戦はたいしたものだと思いますが、やはり話が単調なんですよね。それと、ヒロインであるはずのナターシャがアホにしか思えないところも(特に前半)、大きなマイナスでした。それと、ヘンリー・フォンダはピエールというイメージではありません。完全なミスキャストだと思います。もっと恰幅がよくて、粘着質でないと……。ジェレミー・ブレットが出ていたのが意外というか、面白い。この映画で唯一の収穫でしょうか。そうそう、2時間くらいで休憩が入るのかと思ったら、まったく休みなしで最後まで行ったのにはおそれいりました。メロドラマ化の件といい、ある意味でたいしたものですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-10-09 21:18:22)
31.  生きる 《ネタバレ》 
東宝創立50周年の時に見て以来ですから、久しぶり。いやぁ、これはうまい。面白いとか感動的という以前に、うまさが目立つ。中でも「ハッピー・バースデー」にはやられましたなぁ。あえて言うなら、技巧に走ったところが欠点になっています。本作では役所の体質に対する風刺もありますが、それよりもやはり「生きているというのはどういうことなのか」という点がポイントであり、正直役所批判はおまけのように思えました。そういう意味では、とりあえず一度は見ておいた方がいい映画だと思います。現在では癌は必ずしも治療できないわけではないし、役所の体質も変わっているでしょうが、生きることに対する本質は生きていると思います。
[映画館(邦画)] 9点(2016-09-22 20:55:55)
32.  十戒(1956)
全般的に話に起伏がなく進行が単調。そのため特に前半は飽きてきます。モーゼとネフレテリの関係もメロドラマ風で、気宇壮大な本筋とは合っていないと思います。やはり見どころは特撮で、後半モーゼが奇跡を行うあたりから面白くなってきますが、話としてはやはり単調なので、それほど面白さは感じられません。聖書は何度か読もうとしてみましたが、いつも早々に挫折してしまいます。結局「お話として面白くない」のだということを、改めて実感します。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-26 11:40:16)
33.  巴里のアメリカ人
見るのはたぶん3回目くらいですが、なかなか楽しめました。パリが舞台なのに、かなりアメリカ的でご陽気なミュージカルに仕上がっています。全体的に明るく楽しく、沈んだ場面でもあまりウェットにならないところが特徴でしょう。下宿やカフェで歌っている場面も、まわりの人がニコニコしていて本当に楽しそう。ヒロインのレスリー・キャロンはそれほどカワイカワイコちゃんとは思えないのですが、ダンスはたしかにうまいです。それもバレエが基本にあるところが、ちょっと異色でよかったと思います。オスカー・レヴァント、ニナ・フォックもいい助演ぶり。ガーシュウィンの楽曲も適材適所で、これぞエンタメ! と言いたくなるような作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-01 23:02:38)
34.  第七の封印 《ネタバレ》 
よくわからないけどついつい見てしまう、イングマール・ベルイマンの作品。これも生と死をモチーフにした深遠な作のようですが、キリスト教的価値観に基づいて作られると、私のような不信心ものにはついて行けません。あの死神はペストの象徴であろうかとか、その程度類推できる程度で……。最後は希望を持たせる部分も残してありますが、それはあの夫婦が将来に希望を持った者であるからでしょうか。「神はみずから助くる者を助く」ということなら、なんとなくわかります。実は、神様まかせではいかんという、過剰な信仰心への戒めだったりして。  こういう映画を見るとあれやこれやと語りたくなりますが、したり顔で一見もっともらしいが的外れなことを書いて、ボロが出ないうちに終わっておきましょう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-08 19:57:49)
35.  マダムと泥棒 《ネタバレ》 
前半は『黄金の七人』のような完全犯罪もので、それはそれで十分面白いのですが、後半ウィルバフォース夫人に正体がばれてからはさらに面白い。おばあさんがゾロゾロ現れるあたりは抱腹絶倒。その後の疑心暗鬼もサスペンスがあってよいです。ちょっと人物の心理展開に「?」となる部分もありますが、大きな傷ではないでしょう。なんと言っても、五人組の末路と最後のオチが強烈。なかなか練られた脚本ですが、キャストもそれぞれうまくてバランスがとれています。『名探偵登場』はアメリカ的なミステリ・コメディでしたが、こちらはいかにもイギリスという気がします。邦題は原題にずいぶんと負けていますね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-02-05 23:32:18)
36.  濡れ髪三度笠 《ネタバレ》 
さる藩の跡継ぎとなった将軍のご落胤である若様と、それを守る羽目になったヤクザもののお話。この若様がまったくの世間知らずなのですが、序盤ではちょっとあざとく感じてイライラしました。それに巻き込まれた半次郎もいい迷惑。けっこうアクションが多く雷蔵の殺陣を楽しめるのですが、半次郎が面白いのは腕が立つだけでなく、頭も回るところ。敵に雇われた連中を丸め込むところとか、関所で一芝居打つあたりが楽しめました。女性陣は淡路恵子と中村玉緒の対比が生きていて、どちらも魅力的。ダイマル・ラケットやマヒナスターズの賑やかしもなかなかいい。最後は藩主にならなくていいのかと思いますが、妾の子がまだ30人以上いるようなので、またくじ引きで決めればいいんでしょう。全体として陽気に明るく、しかし締めるところはしっかり締めた、手堅い作です。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-01-04 21:16:52)
37.  ヘッドライト 《ネタバレ》 
文学的なメロドラマとでも申しましょうか、暗くて深い語り口調が印象的。しかし、妻や娘をあからさまに悪く描いているのは、いかがなものかと思います。そうでなければ、もっと悲哀が出ただろうに。ままならない世の中でなんとか生きようとしても、うまく行かない人生模様はよく描けていたと思います。しかし個人的には、もっと明るいお話が好みですねぇ。フランソワーズ・アルヌールはとってもきれいでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-12-28 20:05:33)
38.  殿方ご免遊ばせ 《ネタバレ》 
今まで見たバルドーのかわいこちゃん映画の中では、いまいちか。自分は浮気性なのに妻の浮気に嫉妬する男にお灸をすえるお話で、コメディとしてはなかなか笑えますが、相手役のシャルル・ボワイエがあんまりよくない。個人的にこの人あまり好きでないだけですが。このシャルル公がマフィアの大物(?)と間違えられてドタバタするのもよけいに思える。軽いタッチで気楽に楽しめますが、ちょっとそんなに面白いとも言えません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-12-07 19:59:45)
39.  青春群像 《ネタバレ》 
「青春」というにはそれほど若く感じられないし(昔だということを考慮しても)、「群像」というには3~4人にしかスポットが当たっていないので、物足りない。一番メインのファウストがなかなかちゃらんぽらんで、どうもあまり面白くない。世の中を舐めている若者って、見ていてかなり腹が立つんですが。最後はお仕置きって、いい大人にすることではないですが、精神的にはガキだからあれでいいのか? なんにせよ、呆れて見ていました。アルベルトと姉のエピソードはいいし、最後に出て行くモラルドの姿も印象的で、この監督の作としてはなかなか見やすかったですし、悪くはないでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-11-29 11:35:51)
40.  鍵(1959)
あまり好きなタイプの映画ではないのですが、腹に一物持った人たちのやりとりは、それなりに見ごたえがありました。しかし、こうした心理戦のような話は見ていて疲れます。主要人物に善人がいないので、そこのところも気が重い。適度に挟まれたユーモアが救いです。最後はブラックユーモアになりますが……。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-11-25 20:09:23)
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