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rhforeverさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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21.  墓石と決闘 《ネタバレ》 
 OK牧場物の中では一番つまらないですね。 最初の方は裁判とかリアルな設定で、クラントン側の事情も少し垣間見ることができて、 これはと期待したんですが、その後の展開がどうもすっきりしない。 「法だ、法だ」と口にしながら復讐のみにはしるワイアットに魅力を感じにくいし、 彼が復讐に奔走してる間に、街の人々が金の力で事態を解決してしまったのも事実かもしれないけど、かなり面白みにかけるストーリー展開で。 ものすごく簡単に裏切られるクラントンのあまりの人望の無さにw  ただ、再見して見てこの当時のアメリカ国内の政治の仕組み、特に地方に置ける権力の所在なんてものは、じっくり本かなにかで調べて見たい気にはなりました。 そういう気持ちを与えてくれたということでプラス1点
[DVD(字幕)] 6点(2010-07-19 10:44:20)
22.  バルジ大作戦 《ネタバレ》 
 下の方にほぼ同意。「バルジ大作戦」というタイトルで、どうしても戦争映画好き(特にある程度知識を持った人間)は重厚な史実物を期待するんで。唖然としたりガッカリするわけですが、最初から、実際の戦闘の名前と、2、3の有名なエピソードを借りた戦争アクション映画と割り切って観れば、なかなか楽しめました。  特に最初駄目将校の典型だったウィーバー中尉が、自分を庇ってくれた軍曹の死を契機に成長しクライマックスで重要な役割を果たす流れは好きですね。  ただ、最初冷静だったドイツ人将校が突然、ヒステリックな戦争マニアに変化して、部下の下士官と哲学論争wを始めるのは少し興ざめでしたが。  平成24年5月25日再見 これが多分ラスト 冷静に見れば、ある意味最低な製作態度の映画。なんと言っても雪が積もってるシーンとそうでないシーンが唐突につながっていくのはひどい。大体北ベルギーで冬季に行われた作戦を、スペインでロケして撮影しちゃおうってのが無理無謀な話で。映画というもの、それから映画を見るものを根本的に馬鹿にした駄作。  ただ、最後の戦闘シーンを除いてはストーリーも悪くないし、戦闘シーンだってそこそこはリアルで楽しめるだけにかえって惜しまれる。  ※できたら特攻大作戦を先に見ない方がいいと思う。見ちゃうと、どうもロバート・ライアンが無能で嫌味な将軍に見えてしょうがなかったり、テリー・サラバスがどう見ても基地外でw
[DVD(邦画)] 6点(2010-07-05 12:56:43)
23.  燃えよ剣(1966) 《ネタバレ》 
 キャスティングだけは満点なんだけどな。いろんな俳優が土方を演じた中で、栗塚旭さんが、ベストだと思う。さすが司馬遼太郎さんが絶賛しただけのことはある。  ただ映画化するにあたっての原作の取捨選択がどうもね、しかも変な原作改変もあるし。  どうもバランスがおかしいなって終始感じました。 多摩編で全体の半分くらいの長さ、京都編になってからも原作にない、とってつけたようなエピソードで時間を取り、あげくが丹虎での待ち伏せとかあきれ返ってでんぐりがえました。で、むしろ新撰組結成までの流れとか、主導権争い、組織作りとか、面白そうなところは本当おざなりで。  ただ、この映画の制作されたころは、この手の「ちゃんばら映画」が求められていたとしたら、あまり今の感覚で無下に否定するのもまたどうかと思われますが。
[DVD(邦画)] 6点(2010-05-24 10:50:18)
24.  007/サンダーボール作戦 《ネタバレ》 
 スペクターのNO2ともあろうものが、陰謀に利用した軍人の妹とか愛人にしないで欲しかった。そういうぬるさにいちいちひっかかるのは、このシリーズむいてないんでしょうね。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2010-05-03 11:43:03)
25.  潮騒(1964) 《ネタバレ》 
まあ、筋的には言うほどのこともなく、原作を変えてるのもマイナスポイントなんだけれど、とにかくわずか数十年前の漁村の光景、人々の暮らしぶりが面白かった。 日本って本当にこの半世紀で変わったと思う。 吉永さゆり綺麗でした
[CS・衛星(邦画)] 6点(2010-04-21 22:47:35)
26.  女系家族 《ネタバレ》 
 こういう綺麗事を一切言わない、欲望を正直にむき出しにした映画好きです。 一番すごいのは父親ですね。戦後で民法が変わったとはいえ、先祖代々女系家族で続いてきた老舗を、全く無関係な自分とめかけの血筋で乗っ取ってしまうんだから。 ものすごいしたたかさだと思う。  ただ、爺さん、婆さんがやたら色気を振りまいて、性的なものを匂わせるシーンだけは勘弁して欲しかったなあ。昔は、ああいうものに需要があったんでしょうか?  平成23年6月10日再見 やはりダイジェスト感は否めないので6点に減点。
[DVD(邦画)] 6点(2010-04-05 11:30:13)
27.  徳川家康 《ネタバレ》 
 予想したよりは全然面白かった。織田、今川の両陣営の狭間の松平陣営からの視点が新鮮で。  特に強烈な印象があったのは三河武士団の忠誠心の厚さ。(子供が切腹するのは、ちょっと引いたけど)  戦国自体の常識から言えば、あそこまでの忠誠心というのは大変珍しかったのが、(織田、豊臣家臣団がどうなったか見れば、よくわかる)彼らが天下を取ることによって武士道の規範として全国に広まっていったのは、日本にって良かったか、悪かったか。 そこらあたりのことと、そもそもの忠誠心の厚さの原因と合わせていつか調べてみたいと思わせてくれました。  ただ、「徳川家康」で桶狭間をクライマックスにもってくるのはどうかと、思われ。 後半20分くらいの間、ほとんど「織田信長」になってましたし
[DVD(邦画)] 6点(2009-12-20 14:19:58)
28.  新選組始末記
 天知茂の土方は良かったですね、美化はほどほどに猜疑心の強いところとかも上手く演じていて。  いわゆる江戸の道場からの主流派ではなくて、京都から新たに入った隊員視線が新鮮で面白かった。
[DVD(邦画)] 6点(2009-12-20 14:11:52)
29.  反逆児(1961) 《ネタバレ》 
 無茶苦茶退屈するかと思ったら、そうでもありませんでした。 むしろ、いろんな感覚が50年も経つと随分変わって来るんだなと興味深かった。 ぶっちゃけ、今の感覚ではあんなに「母上、母上」っていう主人公じゃ、こいつマザコンかって感じで、その時点でドン引きですよね。  この映画が制作された時代には母と息子の情愛ってのがそんなに深い重さを持ってたかと面白かったです。  あと、よくさも得意げに「今の時代劇は嘘、昔の武士の妻は眉毛おとして鉄漿なんだよ」とか言う人がいますが、実際にやったらどれくらい違和感があるか、ものすごくよくわかりました。  たまには大昔の映画も悪くないですね
[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-12-18 18:07:06)
30.  特攻大作戦 《ネタバレ》 
 実は戦争アクション物というのは、戦争物とは名ばかりのものになりがちなのであまり期待してなかったが、いい意味で裏切られた。  最後の作戦の手順が狂ってからの戦闘シーンもすさまじかったが、演習での狡猾な勝ち方も面白かった。  登場人物もあまり真っ当な人間はいなくて、決して綺麗事とか言わないが、「いかれた」上層部の立てた戦略的な意味があまりない作戦を、あくまで仲間や少佐との絆を大切に戦い抜くのがよかった。 テリー・サヴァラスは精神に異常をきたした人間を演じさせたら世界一w (最終シーンでの民間人殺害だけど、あの場合、他に選択肢はないと思う。(失敗して帰ったら死刑がまってるわけで、少佐が必死になるのも理解できる) 連合軍も三国同盟側も戦略爆撃する時に、軍人と民間人をより分けて空襲してるわけじゃないんだから、空軍が自分の目に見えない形で民間人を殺すのは別に気にしないで、陸軍が直接殺した場合だけ罵倒するのはどうかと。いずれにしろ戦争になれば、なんらかの形で民間人も巻き込まれるわけで、何もこの映画がその点で特別非難に値するとは思わない) ところで、あの将軍ってポセイドン・アドベンチャーで文句ばっかり言ってた刑事ですね。なんか意外な人に意外なところで出会ったようなw  平成22年4月27日追記 う~ん、二度目の鑑賞はよしときゃよかった。一度目は気がつかなかった粗が随分目について。まず、最初からルールを踏みにじって得られる勝利には、さほど痛快感を感じられなかった。特に、演習シーンが酷かったなあ。もともと演習って同じ軍隊の中で、敵、味方の役割を演じて行うというのが、そもそもの最初の約束事なんだから、それ破って腕章取り替えて敵の振りをするって(苦笑)、基本的、根本的な約束事を破って勝った勝ったと威張られても、まるで将棋でいきなり相手の王将を掴んで俺の勝ちだと言われてるようなもので、少し冷静に考えれば、痛快感とか感じられません。 あと、メンバーの中に精神異常者を加えるのも無理やりな設定ですよね。どうしても彼を入れなければならない事情とかをストーリーに加えない限り、明らかに不自然です。なにか、作戦に齟齬をきたすためにいれたみたいで。 平成26年7月8日 点数のみ7→6 ※3 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-12-16 21:50:58)
31.  ナバロンの要塞 《ネタバレ》 
 戦争映画としてみた自分が間違ってたと思います。 どうも、いろんな面のゆるさにいちいち引っかかって。 機関銃の弾が当たらないことに目くじらを立てるほど心は狭くありませんし、 そういう映画でも好きな映画は何本もあるんですけど、 さすがに急降下爆撃機が落とした爆弾が破裂するすぐ脇を無傷で走り抜ける映像見せられてもねえ。  退屈はしなかったけど、一度見て話がわかれば十分です。  平成23年四月追記 少し驚いたことがあって。この映画の原作者って「女王陛下のユリシーズ号」を書いた人でした。あちらは、リアリズム、人間描写に優れた最高傑作なのに……(汗) 恐らく、狭い島を埋め尽くすドイツ軍の機甲部隊(1943年当時のドイツにどこにそんな余裕がある、あれだけの部隊があればロンメルは…(号泣)、そして全く遮蔽されない海岸線に整列するドイツ軍のこれまた機甲部隊(本当に上陸作戦があれば、艦砲射撃で壊滅だわな)、前記の急降下爆撃機、こういった無知丸出しの描写は恐らく、 映画製作者の責任なんでしょうね。
[DVD(字幕)] 6点(2009-11-23 11:21:47)
32.  荒馬と女 《ネタバレ》 
 マリリン・モンローがどんな女性だったかよくわかる映画だった。 ゲイはこれからどうやって生きてくんだろう?自分の生き方を否定されて、あっさり受け入れて。それこそ死ぬしかないんじゃないかな。 たぶん二度と観ることは無い映画だけど、後味はそんなに悪くなかった。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2009-10-01 07:31:24)
33.  陸軍中野学校 開戦前夜 《ネタバレ》 
 他の作品のキリスト教会に続いて、今回はキリスト教系の病院が敵スパイの本拠で、ついてに韓国人が女スパイですかw 外来だからという理由でキリスト教を排除しようとする姿勢、そして嫌韓 40年も前に現在のネトウヨの源流を見つけられて非常に興味深かったです。 で、こんな作品を通じてそういう潮流を生み出そうとしてた新聞社、随分と努力の効果があって良かったねと。wwwwwww  まあ、面白くないわけでもないんだけど、妨害電波の出し方とかちゃっちいなあという面も。あとこれは好みですが小山明子さん若い頃も、さほど美人じゃないなあっていうのはちょっと収穫です。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-15 10:52:35)
34.  陸軍中野学校 雲一号指令 《ネタバレ》 
 面白くなかったと言えば嘘になりますが、戦争中にキリスト教徒や教会がそれこそ「スパイ」扱いされた歴史的事実を知りながら、教会をスパイの巣窟にする設定の映画を戦後に作る無神経さにかなり呆れました。(それさえ、なければ海外にも十分通用するとおもうんですがね)  今、そこらへんにウヨウヨいるネトウヨの源流って案外早くからあったんですね。さすがに排外思想をあおる産経新聞が原作の映画だけのことはある
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-07-14 06:12:42)
35.  素晴らしきヒコーキ野郎
 ストーリーそのものはどうもないんですが、実際に飛んでるクラッシックな飛行機が面白くて。あと、アメリカ人の、いろんな国に対するイメージがわかって面白かったです。(ただ、ドイツはいくらなんでも馬鹿にされ杉)  ヒロインの女の子も目や口がやたら大きくてファニーフェイスっていうんですか、なかな可愛らしかったですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-01-21 10:15:09)
36.  卒業(1967)
 ミセス・ロビンソン役の女優さんがどうも苦手で。整った顔立ちなんだろうけど、自分的には「怖い」男顔で、ああいうタイプにはひたすら萎えます。  確かに、こういうことで映画に入っていけないのは、相当レベルの低いとい自覚はあるけれど、同じような年代でももう少し女性的なセクシーさを感じさせる女優さんを使っちゃいけない訳でもあったんだろうか? キャサリン・ロス、決して美人系でもないし、スタイルもなんかぱっとしないんだけれど、出てきた瞬間からすごく惹かれるのは不思議です。
[DVD(字幕)] 5点(2010-11-15 13:38:26)(良:1票)
37.  荒鷲の要塞 《ネタバレ》 
 今回改めて理解できたのは、「戦争」アクション物は、正当な戦争物とは全く別物だということ。そう割り切れば無理やりな設定も、ベルリンからアルプスまで飛んでくるヘリコプターwも、敵国の軍服を着込む明確な国際法違反に対する拘りの無さも少しも苦にならない。  ドイツとかイギリスとか第二戦線とか一切関係なく、単に敵の要塞、大部隊相手に少人数で乗り込む、007のような架空のスパイ物だと思えば、逆転、また逆転の話は結構楽しめました。  ただ、どなたかが指摘したように、敵側がキャラクター的には面白かったわりには、話のふくらみがなかった。  あと、こういう点に触れると自分でもかなり幼稚だと思うが、映画というのはあくまで映像表現なんだから、昔の撮影技術のために劣っている点は、劣ってると率直に指摘すべきで、「昔の映画なんだから」と言い訳する必要はないと思う。  正直、ロープーウェイの上の格闘シーンとか、あまりにも合成が稚拙で全然スリルを感じられなかった。車の中から外を映すのも、はめ込み画面ミエミエで、昔って本当に撮影っていろいろ制約があったのがわかった。  ちょっとけなしちゃったけど、まあ楽しめた。女性が二人とも美人でセクシーなのも好感度アップ。  平成23年6月20日追記 駄目ですね、2度見ちゃ。もうぬるい、ぬるい。例えば、銃を突きつけられて自動車で連行される主人公二人、靴の紐を直すといって屈みこむやいきなり暴れだし、ドイツ人はみな撃たれるか自動車から飛び出るかして死亡。主人公二人は全くの無傷。って馬鹿な。あるいは、隠れ家をドイツ軍に包囲される、やはり主人公二人。ところがドイツ軍は、真っ正直に表しか見ず、誰一人裏に回りこむことは考えない。(日本の警察だってもうちょっとは用意周到w) だいたい、作戦目的そのものが?戦時中なんだから怪しけりゃ即拘束して尋問するとか、映画中に出てくる自白剤もあることだし。もう、そこをぬるい、不自然と感じたら見続ける元気なく成りますね。  ということで、テレビドラマが普及してない時代だからこそ通用した一回で十分な映画化と
[DVD(吹替)] 5点(2010-10-18 10:42:23)
38.  名誉と栄光のためでなく
 アルジェ独立物はこれで二本目ですが、両方ともあまりにフランス軍の装備が貧弱なことに違和感が強すぎでまともに評価できません。(歩兵がトラックで移動とか、この映画の十数年前に同じ場所で戦ったドイツ軍に劣ります)  これが、フィクションか事実か?事実としたらどんな理由かわからないと、きちんとした評価ができないのでとりあえず評価は保留という意味で5点。  ただ、ヨーロッパの有名な戦いを扱った映画で、ドイツ人、フランス人が主人公で言葉英語というのは今更あきれもしませんが、わざわざ自分達と直接関係の無い、フランス人とアルジェリア人の戦いの映画を作って、全員に英語を話させるアメリカ人の感覚ってちょっと理解を超えてますw
[DVD(字幕)] 5点(2010-08-09 13:40:21)
39.  シベールの日曜日 《ネタバレ》 
 純真だから素晴らしい、常識的なのものは駄目駄目みたいな表現、指向の方がむしろ陳腐な気がします。  人を傷つける純真さもあれば、逆に人を守る常識もあるわけで。 だから、ファンタジーに対して無粋な突込みかも知れませんが、ピエールのことについて、全て理解してるような彫刻家の言動には、かなり苛立ちを感じました。  結局、何を表現したかったのか理解できませんでした。むしろ、戦争で精神を病んだ青年の悲劇みたいな展開にした方がわかりやすいし、訴えるものがあったかもしれません。  戦争の後遺症で明らかに常軌を逸して子供に返ってる青年と、孤独の中で生活してきたため、身近に現れたやさしい大人に恋愛感情を持ったやたらませた少女の恋愛を、純粋で素晴らしいと称えられても、あまりにも普遍性が無さ杉。       どっちかつうと、マドレーヌの方の愛情の純真さと、どうして彼女がピエールに対して 愛情を持つようになったかの方が関心がありますね。
[DVD(字幕)] 5点(2010-05-26 13:08:51)(良:1票)
40.  白い巨塔 《ネタバレ》 
 この映画を見て、正義というもののあり方をつくづく考えました。 確かに、この原作、映画が製作された段階では医療ミス、特に大学病院での医療ミスが隠蔽される傾向があり、それを糾弾するこの作品の立場は正義だったかと思われます。 しかし、この映画で訴えられるような、患者側優位の正義が主流になっていった結果としての現在の状況はどうでしょうか?  医者に対する訴訟が頻発に起こされ、あまつさえ刑事責任さえ問われて医者が留置される事態さえ起こっています。  その結果として産婦人科等の開業医は減少の一途をたどり、また訴訟されることを回避しようとする病院側の意志も相まって、救急車による患者のたらい回し等、深刻な事態が発生し、大勢の命が危険にさらされてるわけで。  もちろん山崎豊子さんや、この作品に、そういった現状の責任を問うほど単純じゃありませんけれど、そのような事態を招いた流れに加担した一人として、現状に対するご意見を是非伺いたいと思います。  非常に複雑な問題を一面的な「正義」で描くのってどうよ?  また、東教授親子が実に不愉快でした。 人間が他人を嫌うのは別に理屈じゃなく、どうしようもないことです。 しかし、自分の感情を正当化するために相手を悪と決めつけ、自分を正義として行動するその姿には、吐き気を感じさせるほどの醜さを感じました。さらに一番恐ろしいのは描いている山崎さん自身が、その醜さに気がついてないことですね。 (誤診以前には特に財前に巨悪とまで言われるほどの行動は無かったこと、東が通常どおり、財前を後継者に指名していれば、そもそも買収等の悪事も行う必要が無かったことに注目!。どうも山崎さんは、下層階級からの成りあがり者を嫌い醜く描く傾向がありますね)  ※ 最近、ヒロインを演じる女優に魅かれて見た医療ドラマに深く感じるところがあり、そのためにかなり偏った見かたになっているかもしれません。ご容赦を
[DVD(邦画)] 4点(2010-03-29 12:02:56)
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