21. 異人たちとの夏
《ネタバレ》 ケイこわっ! でも亡くなったはずの両親とのノスタルジックな物語ってだけじゃ、決してここまでココロに残らなかったかもしれません。 だいたいタイトルからして『異人たちとの夏』ですからね。いくら亡くなったはずの両親だとしても『異人』とは言わないですよね。やっぱり名取さん演じるケイが与えた影響も大きかったですから。 風間杜夫さん、片岡鶴太郎さん、秋吉久美子さんもみんな良かったですね。永島敏行さんはちょっぴりへんてこな役でしたが物語の最初と最後をきっちりサポートしてくれました。 ホントになんだかココロにじんわりくるイイお話でした。 家族愛がテーマの映画のなかではわりとサッパリしてて凄く好感が持てました。 それにしても浅草の町ってのはいいですねー。たしかに今でも『どこか繋がってる』雰囲気ありますもんね。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-11-09 20:45:17) |
22. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
《ネタバレ》 今作は、長年聖杯を追い求めてきた父ショーン・コネリーとの冒険。 インディにはいつも通りの修羅場も、その場に父ヘンリーがいることでその凄みをウマイこと引き立ててます。これはシリーズ3作目ともなると起りがちなマンネリ感を防ぐのに凄くいい手法でしたね。その分コメディ的なニュアンスが強くなりすぎたのは否めませんが。 若き日のインディを演じたリバー・フェニックスのエピソードも素晴らしかったですね! シリーズファンへのサービス精神にあふれた展開で、やっぱりスピルバーグ監督はお客さんを楽しませる術を熟知してるなぁと感心しました。 [DVD(字幕)] 8点(2012-11-06 00:15:51) |
23. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
《ネタバレ》 キー・ホイ・クァンが助手になって、前作よりお子様向けな仕上がりに。 数々のエグイ料理、虫だらけの洞窟、心臓掴みのカルト、トロッコチェイス、橋アクションともう全編ジェットコースターのよう。 これだけあると大人はシツコイと思うところだけど、子供にはたまらないですよね! 徹底的に楽しませる!って気概を感じます。そして当時はこの温度を嫌味なく受け入れられる環境というか時代だったような気がします。 いまの人が観ると印象が違うかもしれませんが、当時はキラキラして観たもんです。 [DVD(字幕)] 8点(2012-11-05 11:12:50) |
24. 転校生(1982)
《ネタバレ》 これは面白い! フツーの中学生の男の子と転校してきた女の子が入れ替わっちゃう、たったそれだけの(っていっちゃあ大ごとですけど)事で、これだけ面白く、切なく、悲しくなっちゃうなんて。男と女はやっぱり全く違う生き物なんですよね。 それでもこのふたり、入れ替わったことをきっかけに、お互いを理解し友情というか恋心というか何とも言えない絆が出来上がります。それはココロとカラダが入れ替わったからだけじゃなく、お互いを思うやさしさがあったからこそで、そこが実にいいんですよね。 なにしろ多感な時期ですし、性的な描写もままあるのですが、それも爽やかに軽やかに取り扱われており、ここらへんのサジ加減はお見事でした。 小林聡美さん、尾身としのりさんの尽力は言わずもがな、尾道の魅力もあいまって素晴らしい作品でした。 ところでこれが100歳のおじいちゃんとおばあちゃんが入れ替わっちゃうハナシだったら、何も起らないんだろうなぁ、若いって素敵です。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-10-31 14:07:16) |
25. 13日の金曜日(1980)
《ネタバレ》 初見はビデオ…だったよなぁ、確か。 当時クラスメイトがこのオカンのマネ(吹き替え版)をやってクラス中を走り回ってたのを思い出しました。。。 みんなで超逃げ回りましたよ。 さて今回久々にCSで観たんですが、上映前のダイジェストで結構見せちゃってましたね…。 さすがに真犯人までは見せてませんでしたけど、ボートに佇んでたら湖面から…!!ってのが出ちゃってました。あまりにも有名なシーンですけど、これから上映ってのにそりゃないんじゃ。。。 最低限作品や視聴者への配慮がなければ、昔の作品だからってあまりに作品がかわいそうです。 [ビデオ(字幕)] 8点(2012-07-03 07:04:02) |
26. 麻雀放浪記
《ネタバレ》 時代背景と博徒の生きざまがうまい具合に描かれてて、良かったですねー。 どいつもこいつもろくでなし! でもなんだか捨て置けない魅力があるんですよね。 こんなヤツラ同士で凌ぎを削ったところでいわゆる『誰得?』っぽいかもしれませんが、公営ギャンブルと違って『その場の人間で獲り合う』ってのがここでいうギャンブルの醍醐味なんですよね。 なもんで、賭けの対象の大竹さんや権利書があっちいったりこっちいったり(笑) タイトルからして男の闘いに目がいきがちですが、大竹さんの役のいじらしいことといったら!! ドサ健にその身を獲り返してもらったときの笑顔にキュンキュンきました! [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-05-21 21:39:34) |
27. プレデター
《ネタバレ》 見えなくて怖くて見えたらもっと怖いんだからタチが悪い!! [DVD(字幕)] 8点(2012-05-21 05:53:39) |
28. スパルタンX
《ネタバレ》 このテーマ曲を聞くと心が踊りますね!もちろん映画が面白いから! [ビデオ(字幕)] 8点(2012-02-20 03:09:24) |
29. グーニーズ
《ネタバレ》 魅力的なキャラクターだらけ!危なっかしい子供たちだけの宝探しにホントにドキドキしました。子供向けの映画とはいえ、悪役はキチッと怖さを持っていたのがとても良かったと思います。 テーマ曲も最高、当時ゲームも買ったなぁ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2012-02-20 02:59:42)(良:1票) |
30. ランボー
《ネタバレ》 戦争はいけませんね。ただのアクション娯楽ムービーと思ったら結構メッセージ性がありました。悲哀のヒーローとしてスタローンの当たり役となりましたね!こんなに続くとは思わなかったでしょうけど。 [ビデオ(字幕)] 8点(2012-02-16 20:36:30) |
31. 刑事物語 くろしおの詩
《ネタバレ》 砂に書いた893(笑) そりゃ植木等さんと三波春夫さんに送り込まれたんじゃ仕方ないw いやはや人間カッコつけてもしゃーねーな。 妊婦にも優しい片山君。 親の心子知らずの石橋蓮司さん、孤狼の血でもヤーさんやってましたが、この頃から既に完成されとったんやいのぉ。 それにしてもチャカの乱れ撃ちクライマックスにゴルフクラブで乗り込むたぁ、やはり片山君、どこかでネジがブッ飛んでますw 警察署長との絆、山梨組の組長の絆は結べても、どーもヒロインとの絆は生まれないところは、いつものこと。 とはいえ、今回は事件との絡みはなく、事件解決後にぶっきらぼうに振られるのはさすがにかわいそう。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-05-10 04:03:14) |
32. 刑事物語2 りんごの詩
《ネタバレ》 さて新天地での大騒動もダブルヒロイン、子役との絆など、なかなかしたたかなできあがり。 続編ものにしては面白いし、観てられますわね。 ちっがーう!木のやつぅ は、名台詞だと思いますw [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-05-07 17:37:10) |
33. 刑事物語
《ネタバレ》 懐かしい面々、武田鉄矢さんのプロモーション作品的な先入観がありましたが、脇を支える方々が豪華でもうそれだけでも満足でした。 トルコ風呂だなんて、そういえばそんな言葉もあったものよと思い返したり、沼津のまちはこんな雰囲気だったのかと思いを馳せたり。 高倉健さんの登場には思わずニヤリとさせられました。 もちろん製作当時は懐古的なものであろうはずもなく、エンタテインメント作品としてつくられたことは当然で、実際おもしろかったです。 風俗や障害者についても考えさせられましたしね。 久子役の女優さんも美しかったし、田中邦衛さんのネタバレも演技力がもたらす説得力で作品を大いに盛り上げてくれました。 なんだかうれしくなりました。 やはり自分が生きた40年前の映画とそうでない作品とでは、思い入れみたいなものが違いますね。 映画関係者のお仕事って、うらやましいなと思いました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-05-07 08:02:05) |
34. ロボコップ(1987)
《ネタバレ》 昔はさぁ、なんつーか、こーアクション映画なのか、SF映画なのか、ヒーローモノなのか、判然としない感じでしたけど、これが見直してみるとなかなかハードな作品でしたわ。 殉職した警官に、まさかの『なんの因果かマッポの手先』的な改造手術を施し、気にくわなければ銃でメッタ撃ち。 犯罪なんか屁とも思わない町のゴロツキと同レベルの出世欲に目が眩んだエリート社員たち。 そんな人でなしの板挟みでロボコップの人間性をあぶり際立たせるのかと思えば、さほどでも無し。 ロボ村西と○るなど、バラエティーでパロられるほどの話題作でも、当時はこのハードな作りに気がつかなかったな。 だからなんとなく色褪せない作品でいられるのかもしれません。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-03 23:00:20) |
35. 死霊のはらわた(1981)
《ネタバレ》 当時まだ小学生かぁ。 そら怖いわなぁ。 レンタルビデオ屋さんでこのパッケージをみるのも怖かった記憶が。 インターネットもない時代に口伝で語り継がれたスプラッタホラーの金字塔。 今みるとチープな印象も否めませんが、当時はホントに怖かったんだよねー。 『はらわた』だなんてネーミングセンスも相まって、震え上がったものです。 そんな作品でレビュー1000作目になったのもなにかの縁かなとしみじみ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-29 08:39:59)(良:1票) |
36. ゼイリブ
《ネタバレ》 メガネかけろ!かけない!をめぐって6分間のプロレス。 この一点だけでもたまらない個性を感じる作品。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-11-03 04:45:41) |
37. バトルランナー
《ネタバレ》 BSでなつかしく観たら、なんと未レビュー。 あの頃のシュワちゃんには楽しませてもらいました! ただ、英語全然わかりませんが、なかなかの大根なんでしょうね。それでもいま観ても面白いんだからたいしたもんだ! 無理のある展開でもキャラでなんとかしてしまうあたり、サイコーです。 何気に観衆がいいアクセントになってましたね。 ヤイノヤイノ囃し立てるあいつらも片っ端からブッ飛ばしてほしかった(笑) [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-30 10:57:35) |
38. ドラえもん のび太と竜の騎士
《ネタバレ》 どんな世界の人とも仲良くなれる。 突拍子もない設定もすんなり見せるのはドラえもん映画の凄みですねぇ。 一挙放送で立て続けに劇場版ドラえもんを見ていますが、どれも面白い。 この竜の騎士辺りから、当時見なくなった頃合いだと思いますが、変わらぬクオリティに安心しました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-03-25 08:53:48) |
39. ドラえもん のび太と鉄人兵団
《ネタバレ》 名作に次ぐ名作で、ついにここまで来たか!といった内容。 ロボットのアイデンティティーやら使命、立場に依った正義感など、およそ子供向けには理解しづらい内容を、無理なく展開していく。 ジュドのカラーリングはガンダムチックで、人間の敵とは思えない。この辺りも先入観をうまく使った演出だなぁと感心。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-03-25 05:09:09) |
40. ドラえもん のび太の宇宙小戦争
《ネタバレ》 今作ではやはりスネ夫の勇気が見処でしょう。 男の子は女の子を守るもんだ!ってゆーのに感動したものですが、たかだか30年で、女の子のなんと強くなったことか。 またコンプライアンス的な観点からも、命を張ることや正義の大義名分的なものも変わりつつあるような気がします。 久しぶりの観賞でなんだか不思議な気分になりました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-03-24 22:39:50) |