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カツルギさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  サンセット大通り 《ネタバレ》 
サイコ・スリラーの先駆けかと思わせるような心理サスペンス劇。どこまで演技なんだと思わせるような(全部演技に決まっているけど)女優の迫力に押される。結果論だが、モノクロであるがゆえの怖さも相乗的に効いている。日本でドラマ化するとしたら黒柳徹子氏かなと一瞬思ってしまったのは内緒だ。 個人的には、冒頭でラストシーンを出しそれに向かって進んでいく手法はとらなかった方がよかったのではないかと思う。そのせいで中盤の緊張感が減衰しているような。帰結を明かさず静かに始まってのラスト・イン・ザ・プールにした方が物語としてのインパクトは強かったのではないか。
[DVD(字幕)] 6点(2014-05-04 20:37:41)
22.  冒険者たち(1967) 《ネタバレ》 
初めて見たのは20年ほど前のこと。タイトルの印象からサスペンスフルな物語かと思っていたらそうでもなく、自分のエネルギーを持て余す三人の微妙な三角関係を主軸とした儚い青春もの…という印象であった。驚いたのは、感動的なレティシア水葬ののち、これでエピローグだなと思ってたらその後もテンション下がったまま30分くらい話が続いたことであった。 最近映画館で再見して、むしろレティシアの死後に、心に空洞を抱えたままに走る男二人を描くのが主題だったのかな?と感じた。初見時、ラストのドンパチは正直唐突な感が拭えなかったが、愛を無くした男たちの魂の叫びが銃声に乗り移ったのだと思えば印象的ともとれるわけであった。…よく分からないかもしれないが、書いている本人が分かっていないのだから仕方がない。 展開が間延びするようなところもあるので大傑作とは言わないが、海ではしゃぐシーンをはじめ印象的な場面も多く、継がれていくべき作品だと思う。事実上この一作で舞台を去ったシムカスについては、「惜しまれるぜ補正」が強烈にかかっていることは否定できない、が、心を持って行かれそうになる。危ない。 
[ビデオ(字幕)] 7点(2014-05-04 20:24:21)
23.  ナイル殺人事件(1978) 《ネタバレ》 
前半、ピラミッドの上に颯爽と現れるミア・ファローを見て、お前は戦隊ヒーローかと突っ込んでしまうのであった。 それは置いておいて、やけに長い前ふりを終えてようやく豪華客船での不可思議な連続殺人になだれこむ。豪華客船といっても、頑張れば私にも乗れそうなレベルの客船だったが、容疑者が多すぎては作りにくいのでまあこんなもんだろうと思った。 肝であるそこからの展開と謎解きは、良くも悪くも皮肉にも、古き良きミステリ映画というところか。見たのが比較的最近なので、こうした時代の作品を参考にした後発作品をすでに見ている以上、話の無理と古さが目につくのは仕方のないことかも知れない。上映時に見ていれば、エジプトの風景に圧倒され、それに引きずられて内容も楽しめたかもと感じた。俳優陣も豪華だし。 それにしても、早くから事件の渦中ど真ん中に居ながら連続殺人を全く防げず、何ら有効な手も打てず、犯人に翻弄された揚句その自殺も許すポワロのどこが名探偵なんだろうかと罰当たりな印象を抱いたのも否定できない。「名探偵が最初から居れば連続殺人にはならない」というのはミステリでよく言われることだが、ここは映画の盛り上がりと興行のことをポワロが計算して、わざと泳がせたのだと(それで死者が増えることの倫理的是非は棚に上げて)思いたい。
[DVD(字幕)] 5点(2014-04-07 23:59:43)
24.  きっと忘れない 《ネタバレ》 
見たのが20代前半だったので、夢も希望もまだあった頃。十分に感動し、いい作品だと思った。若者たちはやや没個性ながら、ペシの演技は流石に見せる。ラスト肩を抱き合って泣く輪に私も入りたかった。 若い頃に見ておいてよかったと思う。今見ると、若干のあざとさが目について仕方なかっただろうから。何と言うか、出来のいい加工食品を食べているような感じがする作品というべきか。こういうの作れば受けるんだよという製作側の意志が透けて見えるというか。 夢も希望も忘れ去り、すっかりひねくれてしまったようだ。私もこんなホームレスに諭されたい、が、多分真面目に話を聞こうとはしないだろう。 いずれにしろ、若い頃に見るべき作品で、それを逃したらもう見なくてもいいような気がする。
[ビデオ(字幕)] 6点(2014-04-06 22:10:16)
25.  ゴジラ(1984) 《ネタバレ》 
恐らく人生において、映画館で見た二作目の映画。ちなみに一作目は「ロッキー3」だったような気がする…小学校低学年だったように思うが… それはともかくとして、当時すでにゴジラは一種のヒーローものだという刷り込みがなされている小学生にとって、この内容は酷であった。なかなかゴジラは出てこないし、どう見てもヒーロー扱いじゃないし、お兄さんとお姉さんが色々と小難しい話をしているし。というわけで当時は面白くなかった。 これではいかんということで、大人になってからきちんとビデオで見直した。が、当時とは違う意味であまり面白くなかったと言わざるを得ない。ストーリーに無理があるのはある程度仕方ないとしても、その展開が遅すぎてゴジラ以外の見せ場が乏しく、全然緊迫感がなかったように感じた。 そして肝心のゴジラだが、そのものの造形は悪くないと思うが、都市破壊シーンの活気の無さは致命的である。私には撮影の専門的知識はないが、角度なのか特殊効果なのかシーン切り替えなのか音楽なのか、とにかく寂しい都市をゴジラが控え目にうろついているようにしか見えなかった。 ただ、内容的には厳しい評価になってしまうが、それまでのゴジラ歴史をリセットし、軌道修正を図ろうとした意義は小さくない。アンギラスと会話していたゴジラよりはよほど魅力的である。
[映画館(邦画)] 6点(2014-04-06 21:49:46)
26.  サイドウェイ 《ネタバレ》 
人生に疲れ始めた中年男二人が旅に出て…そこで不意に素敵な異性に出会って…再び前を向くきっかけとなって…などと想定しつつ見始めて、だいたいそういう風に進んでいくのだが、思ったよりも友人がかっとんでいて、素敵な異性とは今ひとつうまくいかないし、友人の方は異性にボコボコにされるし(自業自得だが)、全裸の男に追いかけ回されるし、と、予定調和から少し外れた展開が良かった。 ただ、こうした作品を好んで見ること自体、自分が疲れ始めているのだろうかと思ってしまった。それでも、余韻の残るラストにより、マイルスの今後の人生に幸あれと願い、ついでに私の今後の人生にも幸あれと祈る、そんな印象が残る一作。
[DVD(字幕)] 7点(2014-04-06 18:57:15)
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