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ひのとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 814
性別 女性

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381.  テヘラン悪ガキ日記 《ネタバレ》 
観ながら1つ思い出した。数年前、イランで「ポケミョン(仮名)」が放送された時、自分も空を飛べると思い込んで屋根から飛び降りて怪我をする子供が続出し、親たちが放送中止を求める騒ぎが起こったとか。それを聞いて、「夢見がちにも程があるだろ!」ととても驚いてしまった。イランといえば、ある意味ヴァーチャルな日本などと違い、とても現実的な国だと思っていたから。この作品は一応コメディタッチということだけれど、その実、何とも辛辣。幼少期の親の庇護下における絶対的保護を得られず、段階を踏んだ教育も与えられず、未分化な精神のまま厳しい現実の中に放り込まれた少年。その反動として、過剰な程に夢見がちな部分が呈出してしまった。少年の空想の重さは同時に、放り込まれた現実の重さでもある。そして、遅かれ早かれ来ることは分かっていた夢の終わりと、現実の続き。キレイ事も過剰な感傷もない、イラン映画らしいラストシーンが印象的。
6点(2004-09-22 19:59:22)(良:1票)
382.  ギャザリング
「愛の対極にあるのは憎しみではなく無関心だ」という言葉が好きです。愛と憎しみは根本として同じもので、無感情、無感動、無関心こそがそれらとは存在を異とする。キリスト教においては傍観は罪。“見る”ということは罪。つまりは、ことの一部始終を観ている私たちもまた、“ギャザリング”という訳です。監督の意図はそこにある。ただ、同じ“観る者を露骨に試す映画”としては、最近のもので思い当たる「ドッグヴィル」などに比べて、その提起力が弱かったと思う。宗教的な作品なのに、重厚さにも欠けた。テーマがテーマなだけに、もっとどうにか上手く処理出来ていたら、充分秀作になり得たような気もする。
6点(2004-09-18 00:25:16)(良:1票)
383.  サイレンス
少年にとっては、この世界には一切の間隙もなく、音と思念と観念が溢れている。事象全てが興味を引き、世界は限定されつつも、限りなく深い。エピソードでなく、観念的なもので見せる映画でした。映像詩ですね。中東の民族衣装の鮮やかな色彩、生彩のある伝統音楽。多用されるベートーベンの音楽も、まるで中東に根付く伝統音楽のように錯覚する。あのダダダダ~ンもそもそも、運命の扉を叩く音。大家が家のドアを叩くのもまた、母子の運命を左右する音。遊び心というか、ちょっと思い付かない独特の引用だと思う。個人的に主人公の少年(小ネタで既出ですが、実は少女)が、ショートカット時のモデルの今宿麻美に見えて仕方なかった。
6点(2004-09-05 23:36:06)
384.  スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする 《ネタバレ》 
私もよく記憶を改竄するので(自分のではなく他人に関する記憶を。実にタチが悪いです。よく怒られます)、他人事とは思えません。記憶という迷宮と、それに翻弄される人間。その姿を、柔らかく同時に冷徹な視線で否定も肯定もせずただ見守る、聖母的なその雰囲気が気に入りました。人の弱さを保護しどこか賛美するような、優しく美しい旋律のテーマ曲。救いはないのに、赦しがある。そんな不思議な余韻を残す作品。
6点(2004-09-04 22:24:57)
385.  頭山
軽妙で、何やら不条理で、微妙に残酷。こんな話だったのか…。それより何より、こんな日本的な物語をアメリカ人が評価したというその事実にびっくりしてしまう。本当にその意を汲めたのかが疑問。異国情緒が評価されたのか?
6点(2004-08-14 13:58:55)
386.  ハムレット(2000)
シェイクスピア劇を現代風にアレンジ。実験的ではあるけれど、何年も前に「ロミオ&ジュリエット」が公開されてるしなあ…。あれに便乗した感じが凄くする。イーサン・ホークって何だか野暮ったい俳優。残念ながら、主演が彼だという時点で、せいぜい二流の作品だという先入観が出来てしまう。困ったもんだ。でも本当だもんな。
6点(2004-08-06 17:33:08)
387.  フランケンウィニー(1984)
犬ちゃんが何てかわゆい。いやほんとかわゆいな~あのツギハギ感。うちの犬も生き返らせて欲しいよ。生き返っても骨だけど。近隣の住民はアホばっかですね。特にあのおっさん、子供がいるのに火ィ点けたぞ。どうにかしてるよ。警察に突き出しなさいって。
6点(2004-08-03 20:49:06)
388.  アメリカン・ヒストリーX
アメリカの人種差別の全体像の縮図を1組の兄弟に見出し、大胆に「アメリカの歴史」と題し描いたその試みは秀逸。彼らが黒人を蔑み殴り蹴る姿は、全てのカラードを蔑み殴り蹴る姿でもある。画面の中で蹴られるのは、つまりは私たち。白人至上主義という言葉、私は大嫌い。いかにもジャンクフードで構成されたというような、生活のだらしなさが体に出たような、自己管理能力の欠如を露呈したような白人の男が、他人種に対して無条件の優越意識を持っている姿には、不快感を禁じえない。それは本当に、気分のいいものではない。ラストシーンにしても実のところ、私は自業自得としか思えない。殴られるまで殴られる痛みの分からない人間に、私は同情など出来ない。そしてその私の冷酷な反応さえ、提起された“人種差別”から波及された感情の1つであり、問題の一環なのだと思う。たった1人の人間の半径数メートルでこれだけのドラマがある。そしてアメリカは、2億5千万人の人間がいる国だ。
6点(2004-08-03 20:48:09)
389.  ミセス・ダウト
育児好きのマイホームパパというより、子供と同じ目線で一緒になって楽しんでいただけの主人公。奥さんにとって彼は大きな子供だったんだろうな。同じ目線の高さで話が出来る対等の立場の存在がいないのは辛いこと。主人公の奮闘よりも奥さんの孤独に同情した。彼が子供の世話や家事を覚えて成長して行ったことは救いだったけれど、ファミリ-ムービーなのに何気に下品で不快な下ネタが多く、最後まで旦那の幼稚さが引っ掛かった。
6点(2004-08-03 20:46:10)
390.  八日目
残念ながら私もジョルジュに魅力を感じることが出来ず、ラストで分かるこのタイトルの由来も全然ピンと来なかった。1人の人間として見た場合、私はジョルジュをどうしても賛美出来ない。障害者ということを持ち出して過剰に賛美するのはやはりベクトルの違う差別だし偽善だし、失礼なことだと思うので、私なりに素直で正直な意見を言ってみた。悪い作品だとは決して思わないので、6点は下さないでおきます。
6点(2004-08-03 20:39:36)
391.  パリの恋人
この作品と「パリで一緒に」をいつも混同して、ええと、どっちがファニーフェイスだったっけ…?と悩む。やたらとパリって付け過ぎ。でも海外渡航が難しかった当時の日本人には、パリは憧れの異国だったんだろうな。そう考えたら仕方ないのかも。次々と変化する衣装がとても目に楽しい。映画でありながらまるでファッション雑誌を読んでいるよう。歌うファッション誌。撮影シーンなんて、スクラップブックにして保存したくなる。
6点(2004-08-03 20:34:27)
392.  クッキー・フォーチュン 《ネタバレ》 
随所にある毒味の効いたブラックジョークは相変わらずなものの、アクの強いアルトマン映画にしてはかなり観易い。ジュリアン・ムーア、ナイスな役!実に美味しい所を持って行っちゃった。笑っちゃいました。グレン・クローズはもう、“怪演”と言ってもいいかも知れない。下手な画策をすると思いも寄らない形でしっぺ返しを食らうものです。何とも人を食ったような結末は相変わらずの妙技。
6点(2004-07-29 19:21:06)
393.  ジーア/悲劇のスーパーモデル<TVM>
素晴らしいよ、アンジェリーナ・ジョリー。とにかく“アンジェリ-ナ・ジョリーが凄い”、それに尽きる作品。体当たりの演技にもナイスバディにも見惚れちゃうよ。トップに君臨した時の美しい彼女と、そこから陥落した彼女が同じ人物とは思えない。ほんとに体当たり。汚く見えることを恐れないんだよね。凄い。偉い。でもな…私だけかも知れないけれどさ…彼女…たまにさかなクンに見えるんだよなあ…。あと、COCCOとか…。
6点(2004-07-13 14:11:31)
394.  チャーリー(1992)
チャップリンのロリコンっぷりには、正直ドン引きです。確かにこの作品、チャップリンという人物の背景をある程度知ることが出来たという点では参考になったけれど、彼が世に生み出したメガトン級の傑作の数々を念頭に置くと、あんな巨匠の生涯をこの程度の作品で済ましていいのだろうか、なんて疑問が湧いて来る。確かにキャストは豪華だけれど、チャップリンを描くには覚悟が足りなかったような気がする。
6点(2004-07-03 11:06:12)
395.  オール・アバウト・マイ・マザー
作品をいくつか観れば分かるけれど、この監督も疑いようのない変態です。私はこの作品の根底に流れるものは、母親の愛云々以前に、変態性と性倒錯であるように見受ける。でも私は、生命や生命を生み出すことそのもの自体が、性欲や色欲や変態性の中から偶発的かつ必然的に蒸留された1つの奇跡的なエッセンスであると考えるので、そういう意味ではこの作品は、子供そして母親というものに関して真摯に捉えた作品ではあると思う。ペドロ・アルモドバルという監督は、“アブノーマルな世界においてこそキラリと光る何かしら高尚なもの”を描くことに関しては、やはり非常に巧みだ。
6点(2004-06-21 14:22:46)(良:1票)
396.  黙秘
心理サスペンス。地味な作品だけれど、華やかさやスター性を武器にせずに真剣勝負な演技力で魅せる俳優たちや、各々の丁寧な心理描写で最後まで楽しめる。著作の映画化はほとんど失敗するキングが、「スタンド・バイ・ミー」や「ショーシャンクの空に」などと並んで映画化が成功した、と自信満々に言い切る作品。原作は、キングが元々キャシー・ベイツの為に書いたという、「ドロレス・クレイボーン」。あ、既出。
6点(2004-06-21 14:20:06)
397.  ナインスゲート 《ネタバレ》 
ああ、これも変な作品ですね。ポランスキーっぽい生々し~い空気は健在です。これもまた、全員揃って一体どこに行きたかったのか訊ねたくなってしまうような作品。どこに漂着するのか読めない、妙なお話でした(結局どこにも辿り着かなかった)。でもこういう、グロくて生々しくて訳の分からない、翻弄されるような感じは嫌いではないです。この監督、本当に友達に悪魔とか普通にいそうです。そういう世界で生きてそう。この監督にはむしろ自身の半生を映画にして欲しいんですが。特に“カルト教団による奥さんの惨殺”から“アカデミー賞受賞”までの流れを詳しく知りたいです。間の濃いエピソードも詳細に。
6点(2004-06-20 20:39:44)
398.  青い夢の女
最悪の事態です(笑)。私が主人公の立場ならどんなにテンパることか。まさに「青い夢の女」。ブルーにしてくれます。夢と現を彷徨うような、何とも不思議な感覚。主人公と同じ目線になり、一体何が現実で何が夢なのか、その境界線を見失って翻弄される。青みの強さが印象的な、艶めかしくも幻惑的な作品。
6点(2004-06-20 20:21:24)
399.  ザ・プレイヤー
独特のスタンスを貫き、横道に逸れない独自路線を突っ走るアルトマン。ハリウッドの異端児と謗られた彼をハリウッドが掌を返したように絶賛したのは、皮肉にもハリウッドの内幕を強烈に皮肉ったこの作品だった、というのは何だか本当に滑稽で笑える。アルトマンはその馬鹿馬鹿しさに笑いが止まらなかったのではないだろうか。色々な意味で人間って馬鹿だなあ、と思える作品。皮肉と毒の利いた作品がたまらなく好きな通好みの方に。
6点(2004-06-20 20:15:52)
400.  リリイ・シュシュのすべて
評価が難しい…。素晴らしい傑作のようにも思えるし、最低の駄作のようにも思える。本当に評価の難しい、不思議で不可解な映画。賛否両論あるけれど、不思議にどちらの気持ちもよく分かるし、どの意見を読んでも「うん、そうだよね」と思えてしまう珍しい作品。私が14歳の頃は、あんなに殺伐とはしてなかったし、ある程度自己主張したしね。確かに腹に一物あって、無気力で、繊細で、ひどく観念的でしたけど。…うーん、この作品の「14歳」の描写は的を付いているのかいないのか…。判断しかねます。罪な作品です。
6点(2004-04-10 21:12:12)
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