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no oneさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 487
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/23806/
年齢 41歳
自己紹介 多少の恥は承知の上で素直に書きます。

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381.  ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
登場人物は個性的で魅力的だが、どっぷり感情移入できる人物は少なく、おまけに目まぐるしく展開するので物語が散漫。キャラは奇抜な割りに話は平坦で、大きなドラマはない。細部にこだわる前に、素直に楽しめる脚本を考えるべきだったのでは? 『ガープの世界』『ホテル・ニューハンプシャー』のようなアーヴィング作品を思い出したが、何か違う。最後に車が突っ込んできて犬が死ぬエピソードはいかにもアーヴィング的だが、アーヴィングは犬が死んだ直後に新しい犬を連れてくるなんていう無神経な話は絶対に書かない。たとえ寓話的な雰囲気でも、登場人物の心情をしっかりと描いて、血の通った存在にしなければ心を動かされることなどありえないだろう。自殺未遂のエピソードにすら痛々しさを滲ませることができないというのは致命的な欠点だ。この映画で人間として厚みを持って感じられたのはせいぜいロイヤル・テネンバウムス一人か。 長男親子の魅力に免じて、6点。
[DVD(字幕)] 6点(2005-10-29 11:51:05)
382.  ベルヴィル・ランデブー
あまりにデフォルメが効いて、もはや人間以外の領域に……! 自転車選手の孫のふくらはぎがあまりにもむきむきで笑った。触ってみたいな~と思っていたらおばあちゃんがいろいろな道具で揉む揉む。笑った。 でもストーリーは地味で子供向け。絵柄はともかく、脚本は退屈だった。おばあちゃんと男しか出てこず、若い女性が出てきても可愛さのかけらもないので、色気ゼロ。地味な印象。 高い塔が並んだ都市の映像も面白かったが、「美しい」映像とはちょっと違っていて、あんまり好みでもなかった。悪くはないが、いま一歩満足がいかない。
[DVD(字幕)] 6点(2005-10-06 00:53:45)
383.  駅馬車(1939)
登場人物全員のキャラクターがたっているのは確かだけど、どうにもドラマのバランスが悪い。医者の活躍と博打うちの死は胸にじんと来るものがあったのに、肝心のジョン・ウェインがよくわからない。「家族を殺された」とありがちな説明をさらっとされただけで、復讐にいたる心の動きは省略。結局リンゴがどんなやつで何を考えて生きているのかよくわからなかった。娼婦のダラスとの恋も、あまりにも急な展開で強引すぎる(そんな衝動的にプロポーズしたら、絶対離婚するって!)。脇役の存在感はいいのに、肝心の主役二人の掘り下げがおざなりに過ぎる。  インディアンの襲撃シーンは、弱すぎる敵がぱたぱたと死んでいく様子がシューティングゲームのよう。馬から馬へ飛び移るところ以外はたいしたことない。せめてご婦人方は窓から顔を出さずに床に伏せるべきでは? インディアンはなぜ馬を狙わないのかな?  歴史的な価値は知らないが、娯楽としても人間ドラマとしてもたいしたレベルとは思えなかった。 ただ、西部荒野の雄大な光景には感動したが。
[DVD(字幕)] 6点(2005-10-02 01:59:36)(良:1票)
384.  ネバーランド 《ネタバレ》 
好きなシーンは長男が家庭の問題についてバリに相談するところ。思慮に満ちたことを言う長男に対して、バリが「素晴らしい。たったいま君は30秒で大人になった」と褒める。バリはただただ少年の心を忘れるなというだけじゃなくて、ちゃんと現実に向き合えることの素晴らしさがわかっている。「下らないお芝居じゃないか」とピーターは言った。でも本当に価値のある劇とは観る者に現実逃避させるのではなく、現実と闘うエネルギーを与えてくれるものだ(もちろん、映画も)。『ピーター・パン』がピーターにそれを教えたのだろう。ネバーランドを求めるということは、夢に逃げ込むことではなく、常に光を追いかけることなのだと思う。  ただし、全体としてよかったかというと正直微妙。ジェイムズについていけなかったので。ラストの「お母さんが死んでも心の中でいつでも会えるよ」的な理屈には完全に冷めた。ああいう言葉ってよく映画にもドラマにもあるけど、実際どれだけ助けになるんだろうか?
[DVD(字幕)] 6点(2005-09-18 22:50:19)(良:1票)
385.  パッチギ!
好きになれない。  まず、主人公とヒロイン、アンソンと桃子といった物語の中心人物に厚みがなく、ラストシーンを含む肝心な場面で心を動かされなかった(少なくとも恋愛物としては最低レベル)。脇役たちもいちおう特徴的でわかりやすい個性があるものの、人間としての深みがあるとは感じない。マンガの世界にはとりあえず変な口癖と特徴的な外見、性格をつけておけばとりあえずキャラが成立すると思っている作家がたまにいるが、人間を描くということとキャラを立たせるということはまた別だろう。  物語はギャグと派手なケンカシーンのために退屈はしない。しかしあまりに予定調和が過ぎ、説教臭さが鼻につく。「出産」というイベントの凡庸さ、あざとさには呆れた。イデオロギーが消化しきれておらず、論文のようなごつごつした骨格を持つ不自然な脚本となっている。  そもそも、いまさらこのような形で問題提起をされても、教育現場やマスコミでさんざん説教されてきた者にはとくに感じ入る部分はない。むしろこういった感情的に押し付けるような社会批判が多すぎたからこそ却って現在の日本人の反発を招き、嫌韓流ブームが生まれたのだと思う。本当に問題提起したいのなら、こんなやり方は逆効果。日本人・韓国人の両方を相対的に描いた上で衝突を描くような冷静さがあればまだ好きになれたかもしれない。  にしても、この作品えらい評判がいいですよね。自分は何か取り違えたのかな? でもわざわざ観返す気にはなれないんだよな。
[DVD(字幕)] 6点(2005-08-29 23:44:43)(良:1票)
386.  モーターサイクル・ダイアリーズ
あえて淡々と描いたというのはわかるんですが……ちょっと地味すぎて、ピンと来ませんでした。前半はとくに目新しいところがなくて退屈だったし、後半ではゲバラの思想が萌芽期を迎えるわけですが、その思想にも納得が行きませんでした。南米はひとつにまとまるべき、という言葉にはきな臭さを感じてしまいます。撮影される場所は雄大ですが画としてさほど面白いとは思わなかったし、南米の人々の生活の過酷さ、政治的な事情はもっと丹念に説明して欲しかった。チェ・ゲバラという人物について前知識があれば違ったんでしょうか? 私の理解力が乏しいせいかもしれませんが、どうも掘り下げが浅いように思えました。
[DVD(字幕)] 6点(2005-08-06 05:44:02)
387.  宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式
宇宙では地球人は「ファック星人」と呼ばれているらしい……あんまりである。けっこう地味(宇宙人視点なのに宇宙人は声だけ)なのに、すごく笑えたのはセンスがいいからだろう。精子の擬人化ネタには驚愕した。ばかばかしいのも限度を超えるとリスペクトに転じてしまう。ていうか、監督と友達になりたいな。
[DVD(字幕)] 6点(2005-07-31 01:36:24)(笑:1票)
388.  フリーダ
う~ん、面白くなくはないんですが、いまいち入り込めませんでした。フリーダにあまり感情移入できなくて…。常に苦痛と隣り合わせの人生というのが想像できないせいかもしれません。自分なら痛みに耐え切れなくてすぐに自殺してしまいそうな気がするので、どんなに辛いことがあっても這いつくばるように生きたフリーダの精神力というのが、もう想像もつきません。偏見かもしれませんが、男性にはこういう人生を耐えて、しかも作品を残すなんてことはできないような気がします。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-27 23:36:12)
389.  アンデッド
なんというか……異色作。後半のSF展開は、ついていけないというか、どう反応したらいいのか困る。「バカだなー」ですませたいんだけど、夜空に大勢の人間が浮遊している映像が無駄にかっこいい。前半かなり楽しめたし、いっそ全編コメディチックにしてもよかったんじゃないかな。それに、登場人物の半数以上がヒステリックなのはさすがに神経に障ると思った。  ただし、なんだかんだいって低予算でここまでのものを作った努力には素直に拍手したい。メイキング映像での、有毒ガスで寿命を縮めてまでの奮闘振りにはもはや尊敬の念すら湧いてくる。少なくとも製作者の情熱は本物。スピエリッグ兄弟のこれからに期待します。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-20 00:31:53)(良:1票)
390.  ホーカス ポーカス
ハリポタとかと比べるとまったく地味な話なんですが、三姉妹の魔女のキャラクターが強烈で楽しめました。妹二人のバカぶりが○。歌唱力には驚きです。ハロウィンで魔王の仮装をした男性を勘ちがいして崇めたり。口臭のきついゾンビや、とことんださい田舎の不良も好き。この映画の悪役は憎たらしいはずなのにとぼけていて憎めないんです。その代わり、主人公二人のキャラクターはとても薄っぺらいんですが(とくにヒロインの存在感のなさ!)。 ストーリーが町を駆けずり回るだけで終わるので、もっと派手なクライマックスがあればよかったと思います。 それにしても、子供向けの割には台詞で「童貞」を連発しすぎですよね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-20 17:31:04)(良:1票)
391.  ガール・ネクスト・ドア
エリシャ・カスバートの可愛さだけでも満足だけど、脚本も丁寧に作られています。何気ないシーンが伏線になっていたり。 それにしても青春ものって恥ずかしいですね。観ていて登場人物に忠告したくなります。とくに主人公が若気の至りで明らかな失敗に向かって突き進んでるときは「やめろ!」と叫びたい。(『アメリカン・パイ』とかもそう。)もちろん最後には上手くいくってわかってるんですが……
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-20 16:48:00)
392.  恐怖の報酬(1953) 《ネタバレ》 
個人的には評判ほど面白いとは思わなかった。 ジョーが高いところから落ちる場面では笑った。どれだけバカなのか。しかも石油溜まりを越えるときは、事前に調べたはずの道に枝があり、加えてジョーはまたもやわざわざ車の軌道上を歩いていたために轢かれてしまう。前もそれで崖から落ちたのに、学習能力がないのか? 自分から危険に飛び込んで。ルイジがニトロを仕掛けた岩の場所へ戻ろうとする場面もそうだが、無理やり登場人物を危険に追い込むところで興ざめする。大体「爆発で石が飛ぶ!」って導火線に火をつける前に気づけよ。 いきなり二人が原因もわからないまま吹き飛ばされた部分も納得いかない(そこがいいのだろうか?)。 冗長さも弱点だと思う。明らかに150分も必要ない。またストーリーはともかく、台詞や映像にはあまりこだわりが感じられず、味気ない。手に汗握る場面もあったけど、やはり地味過ぎる。そこそこ面白いが、時代を感じずにはいられなかった。
6点(2005-03-20 01:07:31)
393.  ドッグヴィル
ある小説の一説を思い出しました。「おれは正義など求めていない。何が正義なのかすらわかっていない。ほかの人間と同じように、こうしたいと思うことを、したいだけなのだ。」その小説の題名は『ドッグ・イート・ドッグ』(E・バンカー)。 人間のモラルに期待しちゃダメなのかもしれない。所詮は人間も動物。犬と同じで、どんなに高尚な道徳も、その根底には骨を盗られそうになると噛み付くのと同じ、本能的な怒りがある。 ドッグヴィルの村人たちにはもちろん怒りを覚えたが、かといってグレイスの言葉もすっきりしない。環境が悪いから仕方がない、なんて言い方で許そうとしたかと思えば、子供もろとも皆殺しにしろと命令する。何もかも理解して許そうとする偽善的な態度にもぞっとするが、無差別殺人を命令する冷酷さもおぞましい。  結局は誰一人まちがいなく正しいと言える行動を選択していないし、文句なく正しい選択があったとも思えない。やりたいことをやってるだけ。そして後からどうとでも理屈をつけて正当化する。気色悪いなあ。でもその気色の悪いものが、人間の本性なんだと思う。  そこから目を逸らさず、自分たちが犬同然だってことを自覚して、自分たちを首輪で繋いでおくべきなのかもしれない。そうしないと我慢できずに噛み付いてしまう――首輪をはずされたグレイスがそうだったように。少なくともあのラストにカタルシスを感じてしまう自分には、首輪が必要だと感じる。
6点(2005-03-19 07:56:35)
394.  ブラウン・バニー 《ネタバレ》 
痛い。あまりにも痛い。やはりちょっと退屈だったけれど、ラストの真実で打ちのめされた。『バッファロー66'』では孤独で傷ついた青年が理想的な恋人によって癒されていくまでを描いていたが、今回は逆に理想的な恋人をこれ以上にないほど残酷なやり方で失ってしまった青年の傷跡を延々とみせられる。癒しの物語だった前作に対し、これは喪失の物語だ。いや、もしかしたらこれでも癒えていくようすを描いたつもりなのかもしれないが、あまりにも傷が大きすぎて、ある程度回復はしても完全に癒えるとはとても思えないのだ。  幸せな毎日を送っていたのに、ある日突然悪夢のような出来事が起こり、自分が上手く対処できなかったために最悪の結果を招いてしまう。結果的に恋人を見殺しにしてしまったことで、一生自分を責めていくはめになる。ありふれた日常が、いとも簡単に底なしの暗闇の中に落ちていく。これは恐ろしいことで、まぎれもない現実でもあると僕は思う。過酷な映画でした。
6点(2005-03-07 17:34:26)
395.  ルナ・パパ
絵本を開いたような可愛らしい映像ばかり。タジキスタンって不思議な場所だな、と思いながら鑑賞していたが、実はこの映画を撮るために巨大なセットを作ったそうで、いろいろな場所のいろいろな時代の建物を集めて創造された村らしい。 描き方はファンタジックでユーモラスだが、実はとても過酷で現実的な物語。アーヴィングやボリス・ヴィアンの小説を思い出した。ときどきファンタジーを厳しい現実に向き合うための一つの方法論として使用する作品があるが、この映画はそのもっとも成功した例だろう。楽しく可愛らしく描かれる、哀しく醜い物語。監督は人生が過酷で悲惨なものだと知っていて、それでもなお人生を愛したいと思っているんじゃないだろうか。ラストシーンでは奇跡が起きて主人公が閉鎖的な村から脱出することができるが、そこには作り手の願いが込められているようで、なんだかとても切なかった。
6点(2005-02-19 00:02:58)(良:1票)
396.  ガメラ2  レギオン襲来
確かに面白いんですが、こんなに平均点が高いとは驚きです。丁寧なつくりには感心しても(ジャスコが!たぬき小路が!)、ガメラの必殺技とか、地球の守護神という説明では引いてしまいました。怪獣映画に慣れてないからでしょうか…
6点(2005-01-29 01:48:32)
397.  深呼吸の必要
自分は単純作業が大嫌いなので、心理療法として単純作業が行われると聞いたときは理解できなかった。でも、これを見ると理解できた。あと、昔たまにテレビでやっていたむちゃくちゃ長いドミノ倒しを観て、「なんでこんなことであんなに一生懸命になれるんだ? 涙を流すほど感動することか?」と思っていた。それも、これを見るとわかるような気がした。だが、この映画の良さのほうはあまりわからなかった。悪くはないけど、ここでの評価の高さは過剰に感じる。なんくるない(どうってことない)映画に思えるんですが……単純作業が嫌いだからかな?
6点(2005-01-11 20:08:02)
398.  マッハ!!!!!!!!
K-1でも禁止される肘や膝の技を平然と使う。「今の、死んでないか?」と思ったシーンが何度も。スピードではカンフーほどじゃない気がしたけど、破壊力では圧倒的に勝っているような気がした。かなりの迫力で大満足。あと、この手の映画では細かいあら探しとかは放棄して観るんだけど、決め技直前に瞳の中に炎が燃えあがるシーンはさすがにどうかと思った。クライマックスなのに失笑。しかも敵、また起き上がってくるのかよ! そこはやられとけよ!
6点(2004-12-18 07:26:16)(笑:1票)
399.  レクイエム・フォー・ドリーム
麻薬で破滅していくストーリーの大きな流れ自体はほとんど陳腐なのに、映画は陳腐では片付けられない出来。孤独なサラのエピソードはとくに胸に迫って、忘れられそうにない。
6点(2004-08-25 00:52:02)
400.  アメリカン・ヒストリーX
話自体はたいしたことない。でもとにかくノートンがすごすぎてそれだけで点数が倍増。頭がよく、それでいて狂った人間が放つ独特のカリスマ性は、演技とは思えないくらい怖かった。
[映画館(字幕)] 6点(2004-02-25 04:03:00)(良:1票)
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