381. スパイ・ゲーム(2001)
《ネタバレ》 官僚的にうまく立ち回れない心の熱い工作員が、CIAの任務とは別に個人的な理由で女性を救出しようとして捕まってしまう。退職まであと一日となったその上司が、偽造した長官の命令書等により一人で軍を動かし、囚われていた男女を見事に救出する。中身の方は最後まで緊張感に満ちていて反官僚的な美談にも共感できるけど、CIAの管理体制の方が気になってしまう映画でした。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-03-04 20:03:00) |
382. ティファニーで朝食を
《ネタバレ》 周りの男どもがネズミならお前はメギツネかといいたくなるようヒロイン、こんな女に惹かれるライタ―崩れの男もストーリーに説得力がないのでただのヒモにしか見えない。最後にタクシーの中での彼の一言でペットにも冷たかったヒロインがハッと目覚めるっていうのもなんだなかなあ。やっぱりオードリー・ヘプバーンにはこの種の嫌な女はしっくりこない。当初の予定通りマリリン・モンローが演じていたらもうちょっとマシな映画になっていたかも。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-03-03 21:26:57) |
383. トレーニング デイ
最後まで緊張感の持続する映画だけど、アロンゾのキャラに自分の先入観を打ち消してくれるだけの説得力がなかったので、結局ラストまで悪人には見えなかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-03 15:32:33) |
384. ブルベイカー
実話小説がベースになっているようだけど、刑務所内の不条理なルールや新所長の無理っぽい孤軍奮闘ぶりは映画用脚色なのかな?それでもラストシーンだけはグッとくる。 [地上波(吹替)] 5点(2017-02-28 22:34:22) |
385. シシリアン(1969)
《ネタバレ》 旅客機を無理やり高速道路に着陸させる際に、ハイジャック犯たちがシートベルトもせずにピストルを構えて突っ立っていたのには驚いた。緩いサスペンスだけど軽いだけで心地よさがない。ギャバンやドロンに渋さとかクールさを求めたけど、重々しさを気取ったような演出が多くて期待外れだった。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2017-02-28 17:53:19) |
386. 海よりもまだ深く
機内にて鑑賞。リアルな描写が多いけど人間の本性はオブラートに包んでしまっているような優しい映画。身近にある日常だけど現実は醜くさも愛おしさももっと人間臭いかな。 [ビデオ(邦画)] 6点(2017-02-23 20:46:00) |
387. 嫌な女
機内にて鑑賞。徹子は嫌な女には見えない。夏子は作り物っぽいちぐはぐなキャラクターでバカな女に見えてしまう。嫌な女とはひょっとして監督のこと?黒木瞳なら素で演じられそうだけど、憎たらしくても憎めない女は無理かな? [ビデオ(邦画)] 6点(2017-02-23 20:45:01) |
388. インフェルノ(2016)
機内にて鑑賞。例によってミステリアスな出だしと緊張感あふれる展開に引き込まれるけど、謎解きのマンネリ感とガサツな脚本に全編を通して入り込むのが少々きつい。途中からもうどうでもよくなってくる。 [ビデオ(吹替)] 5点(2017-02-23 20:38:18) |
389. ザ・コンサルタント
機内にて鑑賞。ゴルゴ13ばりの冷徹な主人公も後半は冷たさに徹しきれない。そこが共感を得るのだろうがちょっと物足りなさを感じてしまう。 [ビデオ(吹替)] 6点(2017-02-23 20:35:03) |
390. シン・ゴジラ
機内にて鑑賞。リアルな描写との評判に期待値も高かったけど、政府のゴジラ対応の間抜けさがわざとらしくてちょっと残念。非常事態の切迫感がイマイチ伝わってこない。どっぷり浸かってしまった平時に戦時を想定するとこんな映画になるのかな? [ビデオ(邦画)] 6点(2017-02-23 20:32:43) |
391. 君の名は。(2016)
機内で飲みながら見たので途中で寝てしまい3回目でやっと完全観賞。大きなスクリーンで見るべき映画だとは思いますが、わざとらしい演出の割には結構心に響きます。 [ビデオ(邦画)] 7点(2017-02-23 20:26:26) |
392. アバター(2009)
数年前だけどこういう作品を座席の小さな画面で見てしまったことを反省。改めて見直すと3Dではなかったけど映像はお見事。中身の方はSFに名を借りた安っぽい「インディアン悪くない、悪いのは白人」みたいな映画に見えてしまうけど、興収No.1映画には敬意を表します。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-02-09 23:19:08) |
393. 復活の日
このストーリーにこのキャスト、もっといい映画になってもいいと思う。ギャラにつぎ込み過ぎたのかスペクタクルシーンがあまりにもしょぼい。もそっとナチュラルな演技とリアリティがあってもいいんじゃないの? [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-02-08 17:06:40) |
394. 大陸横断超特急
コメディのセンスとサスペンスのテンポが抜群の大陸横断超娯楽大作。BSでのカットを惜しんでも余りある面白さ。衝撃的なラストが印象に残る。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2017-02-03 23:15:35) |
395. ビバリーヒルズ・コップ
コメディなので悪党や警察が間抜けだけど、それでもドキドキするのはシナリオの妙?不死身の主人公に次々と感化されていく人たちがとてもコミカルで、程良い緊張感と爽快感に満たされる痛快映画。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-02 23:06:33) |
396. あん
《ネタバレ》 ヒロインの名前かと思っていたらあんことハンセン病、意外でした。何でどら焼き屋なのかピンとこないけど、徳江を思う店長の気持ちは痛いほど伝わってくる。女子中学生役の孫の演技が酷いけど、希林さんと永瀬氏に救われる。元患者さんたちの計り知れない絶望感を肌で感じて優しくなったり頑張って生きていこうとする、人間はなんて残酷なのだろう。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-02-01 22:06:06)(良:1票) |
397. ミッドナイト・ラン
個人情報ダダ漏れのおおらかな時代、保釈保証業者や賞金稼ぎの仕組みに馴染みが無いが、それなりに面白いコメディ。人間ドラマが少々野暮ったい。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-01-31 23:39:40) |
398. インファナル・アフェア
《ネタバレ》 2度目の鑑賞だけど初見より引きこまれたのが意外だった。「ディーパテッド」もなかなかだったけどこれは断然オリジナルの方がいい。警察とマフィア、お互いに情報漏れから潜り込んでいる裏切者を特定しようと焦るが、先にばれたら一巻の終わりという命がけの緊張感がたまらない。突っ込みどころは多々あるけれど切ないラストに余韻が残る。 [CS・衛星(吹替)] 9点(2017-01-27 21:28:33) |
399. 十戒(1956)
一神教の胡散臭いドラマですがファンタジーだと思えば我慢できます。壮大なスケールと相まって、語り継がれてきた神話の重みも伝わってきます。神の御加護には勝てっこないのに性懲りもなくモーゼに挑むラメシスが往生際悪過ぎでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-01-24 23:26:32) |
400. リトル・フォレスト 冬・春
冬場の厳しさがあまり伝わってこないけど、食糧の確保や雪で押し潰されそうな家に熊対策、越冬するには相当の覚悟が必要なんだろう。人間は居場所がないと生きていけないので帰るところがある人は救われる。夏・秋編から延々と続く自給自足レシピにも退屈することもなく、つきたての納豆もちやタラの芽のテンプラにそそられる。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-01-21 00:06:43) |