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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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401.  サブウェイ・パニック
まず言えるのは、見事な落ち、あっぱれ! サスペンスであり、パニック映画でありながら、全編を通じてのコミック感、映画の作りがすばらしい。緊張感を欠くことなく、ウォルター・マッソーの公安局警部補と犯人たちとの知恵比べもおもしろい。人物描写もすばらしく、最大興味は、あの地下鉄のトンネルからどのように犯人たちが逃走するかだったが、それも見事。いろいろな分野をすべて兼ねそろえた映画、お勧めの1本! 
[映画館(字幕)] 8点(2012-04-18 23:23:37)
402.  ギルバート・グレイプ
ディカプリオの神かがり的な演技と母親の重量感あふれる演技に敬意。子どもの釈放を求め警察へ向かう母親の姿に感動。車が傾こうが周りに見物人が集まろうが関係なし。
[DVD(字幕)] 8点(2012-04-15 22:56:37)
403.  シャーロット・グレイ
ナチスドイツ侵攻によって二分された第2次世界大戦下のフランス。南部ヴィシー政府はドイツ傀儡政権、ナチス寄り政策を進めると共にユダヤ人検挙も積極的に行った。それに反発する市民や左翼はレジスタンスとして政府に立ち向かった時代である。 シャーロットはそんな政治的関心があるわけではなく、ごく普通の看護婦であったのだが、フランス語が堪能だったことと愛する男を追って、レジスタンスの一員となる。映画はそういう激動の時代の中で、強く生きるシャーロットの生き様とロマンスを見事に描いている。 主役を演じたケイト・ブランシェットは実にすばらしい。エリザベス女王に限らず彼女が演じたどの役柄にも存在感を示してくれる。一方でまた、ジュリアンの父を演じたマイケル・ガンボンもまた良い味を出している。
[DVD(字幕)] 8点(2012-04-12 18:03:04)
404.  砂と霧の家 《ネタバレ》 
強烈な印象に残る映画であり、あまりにも悲しかった。どうしてこのような悲劇が起きてしまったのだろう。元は言えば行政を司る郡のミス、いやミスではすまされないことなのだが、それを攻めてもどうにもならないだろう。 失って初めてわかるもの、あまりにも犠牲は大きかった。予告編で求めていたのはHouseでなくHomeだった(予告編でネタバレ)と言えばそれまでだが・・・。 人を脅し従わせる銃、自殺をするための銃、大切な人を守る銃、そして危険を除去するため射殺する銃、米国の銃社会、それはいつか大きな不幸を呼ぶと声を上げて叫びたい。
[DVD(字幕)] 8点(2012-04-11 20:45:51)
405.  愛と追憶の日々
シャーリー・マクレーンとデブラ・ウィンガーの母と娘、それを取り巻く男たち(子どもたちや親友パッツィも含めて)の人物描写がとても良い。ありふれたことを大げさにならず、さりげなく丁寧に描いていく。そしてその積み重ねが徐々に高まっていって最後に大きな感動になる、そういう映画に思える。 主役の二人は甲乙つけがたくそれでダブルノミネートとなったのだろう。ダブル受賞にならなかったのは大変惜しまれるが・・・。 この映画の音楽は控えめながら実によく雰囲気作りをしている。テーマ曲を聴きながら、ひとつひとつのシーン(静止映像)を見ていると、まさにアルバムをめくっているような気持ちになる。憎み合ったり、ののしり合ったことも、すべてがなつかしい思い出のように・・・。
[映画館(字幕)] 8点(2012-04-08 11:12:56)
406.  
一瞬、モームの小説とラストが違うのかと思ったが、そうではなかった。出発の前の晩とその当日の対比がすばらしい。短編らしく多くは語られていないが、何がどうなったのかを見事に表現していると思う。 雨の描写、主役の二人の演技、これが映画だ。淀川さんの名解説も心に残る。
[地上波(字幕)] 8点(2012-04-07 06:47:56)
407.  ヴェラ・ドレイク 《ネタバレ》 
1950年の英国では堕胎は非合法だった。人工妊娠中絶は、医師が判断した特別な場合に限られ、それも相当な高額費用を要していた。(映画の中でも親に内緒で100ポンド用意した女性が医師に泣きついていた)従って貧乏で医師の所へ行けない女性は、ヴェラのようなもぐりの堕胎に頼るほかなかったのだろう。 ヴェラは金儲けで堕胎をやっていたわけではない。年老いた母をいたわり、孤独な住人は訪問したり、家に招いて夕食を共にする。困った人をそっとしておけない善意の人でだった。だからと言って許されるはずはなく禁固刑になってしまう。 映画はこういう実態を暴いた社会派映画ともとれるが、私は人間愛に着目したい。彼女が行ったこと、彼女の行為を知った者の接し方などなど・・・。考えさせられる映画でもある。
[DVD(字幕)] 8点(2012-04-06 18:36:01)(良:1票)
408.  ふるえて眠れ 《ネタバレ》 
DVDを買い求めて何十年ぶりかに再鑑賞。昔よくわからなかった(見過ごしていた)箇所が解明できた。 映画はぞっとするほどの残酷な殺人と主題歌「Hush...Hush, Sweet Charlotte」の郷愁を呼ぶメロディーの対比が秀逸。デ・ハヴィランドは「風と共に去りぬ」のイメージが強かったので見事だまされてしまった。 ところで父親ビッグ・サム・ホリスを演じたヴィクター・ブオノだが、演じたときは20代の若さだったというのには驚き、堂々とした貫禄だ。なお映画の最初の方で少年が出てくるが、どこかで見た顔だと必死で思い出したら「アラバマ物語」だった。
[映画館(字幕)] 8点(2012-04-03 16:34:13)
409.  何がジェーンに起ったか? 《ネタバレ》 
子役で名をあげた妹と成人して認められた姉、本当は仲の良い姉妹でいたかったろうにと思うとつらい。ベティ・デイヴィスの演技はまさに怪演というべき。ラストが大昔のアイスクリームになるとは・・・。絶句
[映画館(字幕)] 8点(2012-04-02 17:04:55)
410.  ローズマリーの赤ちゃん 《ネタバレ》 
この映画を見るまでは、ホラーらしいホラー映画を見たことがなかったので、映画館で大変な衝撃を受けたことを覚えている。何でもないストーリーに見えて、ぐいぐい引き込むすばらしい力を持っている。それまでは私は何でも物事を常識的に考え、悪魔が存在するなどとは夢にも思っていなかった。
[映画館(字幕)] 8点(2012-03-29 21:02:29)
411.  うなぎ 《ネタバレ》 
なるほど「うなぎ」なのですね。わかったようで、わからないようで、妙に納得。幸福の黄色いハンカチや遙かなる山の呼び声のように、わたし待っていますとか待っていていいですか言われると弱い。お子様にはちょっとというシーンもあるが、良い映画というか好きな映画だ。
[DVD(邦画)] 8点(2012-03-27 17:20:16)
412.  ヴェロニカ・ゲリン 《ネタバレ》 
「犯罪者に屈してしまえば誰かが犠牲になる」、人々が麻薬犯罪に関わりたくないと目を背けているとき、彼女は無鉄砲なまでの勇気を持って立ち向かった。実在女性記者の命をかけた物語(実話)だけに、相当な重みのある映画だ。 しかしまたその記者が凶弾に倒れなければ世の中が変わらないというのも悲しい現実。しかもその後も世界各地で同様の犠牲が続いていることに驚くばかりだ。 主役のケイト・ブランシェットの映画にかける意気込みもまたすごい。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-25 19:50:39)
413.  ブラックブック 《ネタバレ》 
主人公エリスは架空の人物でも、映画の中には結構史実が取り入れられているらしい。だから単なるスパイもの、レジスタンス映画ではなく、中身が相当濃いし強烈。 たとえばその一つ、身分を隠すのに髪を金髪に染めることは往々にあっても、敵将校に取り入るためアンダーヘアまで染める、しかもそれを映画で堂々と見せるのには驚きである。その他、残酷な拷問や頭が砕ける、糞尿を浴びせるなど見るに堪えないシーンも数多くあり、強烈というか容赦ない。これらはナチスが悪でレジスタンスが正義という構造ではなく、戦争自体が醜く汚いものであることを訴えているようにも思う。 ナチスドイツに潜入したエリスの使命は体当たりそのものであるが、映画のカリス・ファン・ハウテンもまた主演女優賞ものの演技と言わざるを得ない。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-24 07:07:58)(良:1票)
414.  天城越え(1983)
原作は読んだことがあり、この映画が公開された時はすでにストーリーは知っていた。しかしそれでもなお、強烈に惹きつけられた映画だった。なかでも田中祐子のなまめかしさと演技は、多くの人が賞賛通りなので敢えて付け加える必要はないと思う。 原作は短編小説であったが、映画は人間の心理の綾を巧みに表現して、大変すばらしい。この映画製作前の大谷直子主演のTVドラマ版は見ていないが、評判は良かったらしい。それもぜひ見てみたいのだが、なかなか巡り会うことができない。 しかし1998年の元旦に放映された田中美佐子主演のTVドラマはDVDでも再鑑賞したので、さらに作品への理解が深まったと思う。「天城越え」は「砂の器」と共に原作を上回る映画だと思う。
[映画館(邦画)] 8点(2012-03-23 06:58:49)
415.  陽のあたる場所 《ネタバレ》 
これとよく似た映画はいくらも見たが、そのどれとも違う。これは原作の小説の題が示すように「アメリカの悲劇」なのだ。上流階級と労働者階級の身分の違い、考え方の違いなど相容れない社会の矛盾を感じるし、こういう階級が存在しなかったら、このような悲劇も起こらなかっただろうと思う。 犯罪者が上流社会の人間であれば、金の力で事件をもみ消したり、いろいろ圧力を加えたに違いない。事実この映画でも、親戚関係であるはずなのに、自分たちとは関係ない手だてをしている。 それに対し罪を犯した主人公は、手を下したかどうかではなく、殺意を持ったことが罪なのだということに気づき極刑を受け入れているし、アンジェラは階級や事件を乗り越え真実の愛を貫こうとしている。 役者の表情や心理描写も巧みだし映画はよくできている。いろいろ考えさせられる面もあり、このような映画の中では最も優れた映画のように思う。  
[地上波(字幕)] 8点(2012-03-22 23:55:31)(良:1票)
416.  自転車泥棒
切ない、いたたまれない、そういう映画をあげるならば、多くの人がこの映画をあげるに違いない。戦争が悪い、貧困が悪い、政府が悪い、社会が悪いなどと言ってもどうにもならない。あの親子に救いはあるのだろうか。悲しい、二度と見たくないと思っても、心を打つ良い映画だったことには変わりはない。
[映画館(字幕)] 8点(2012-03-22 09:30:31)
417.  シャイン 《ネタバレ》 
くわえたばこで背中を丸めたまま、突然「熊ん蜂の飛行」を弾き出す。その男が酔っぱらったように見えるおかしな男だから、拍手喝采は当然だろう。それが現存する豪州のピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴットをモデルとする映画「シャイン」だ。 この映画は何といってもデイヴィッドに対する父親の愛情がすさまじい。盲目的というか狂気にさえ思える。 そのすさまじい訓練は、父親から離れロンドンに渡ってからも続き、ラフマニノフを弾いた後は精神病院行きになってしまうほどだ。これをジェフリー・ラッシュが見事なまでに演じてくれる。アカデミー賞主演男優賞を初めとする数々の賞は当然のことだろう。 ピアノ曲もすばらしく言うことないが、フィナーレのヴィヴァルディのモテット「Nulla in mundo pax(まことの安らぎはこの世にはなく)」は天使の響きを感じさせる。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-20 00:53:46)
418.  サラの鍵 《ネタバレ》 
昨年「黄色い星の子供たち」を見て「サラの鍵」を知ったとき、絶対見逃すまいと心に決めた映画で、念願かなって今日見ることができた。共通点は「ヴェル・ディヴ事件」で、1942年7月16日にフランス警察がユダヤ人13000人を一斉検挙した事件である。子どものいない5000人は収容所へ、家族のいる8000人は冬季競輪場(ヴェル・ディヴ)を送りまれたのだ。 映画は期待が大きすぎたせいか、やや物足りなくも感じた。冬季競輪場の過酷なシーンも先の映画「黄色い星の子供たち」ほどはなかった。(前回の映画の印象があまりにも強かったのと今回の映画はあらかたのストーリーを知っていたからだろう) しかし、この映画は少女サラとその弟の運命、またその真実を追い求める米国の夫人ジャーナリストを描くのが主題であり、原作にない成長したサラを登場させたことで、より映画の良さが出たのではと思う。
[映画館(字幕)] 8点(2012-03-19 19:11:54)
419.  宮廷画家ゴヤは見た 《ネタバレ》 
ゴヤの絵が善も悪も美も醜もすべてあからさまに描いたものとするならば、この映画はゴヤが生きていた時代のスペインをあからさまに描いた映画だと言える。スペイン教会の腐敗ぶり、拷問という名の尋問、スペイン王室の虚飾、ナポレオンによる侵略と解放などどれをとっても見てもすごい。中でも神父を閉じこめてサインさせるシーンには、びっくりたまげるし、拷問を受けたナタリーポートマンの変わり果てた姿にも驚いた。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-18 23:58:39)
420.  ゴヤ 《ネタバレ》 
まず冒頭がすごい。「2001年宇宙の旅」に倣ってのゴヤの顔が現れるシーン。そして何よりも情熱的で印象的な曲、私の大好きなボッケリーニの「ファンダンゴ」だ。この曲はゴヤがアルバ公爵夫人との出会いで、カスタネットと弦楽五重奏に合わせてダンサーが踊るシーンでも流れる。 ベラスケスと並ぶスペイン最大の画家ゴヤ、その最晩年のフランスボルドーでの亡命生活。愛娘ロサリートに思い出を語っていくが、カルロス・サウラならではの幻想的なシーンだ。 この映画はベラスケスの「女官たち」やゴヤの多くの絵を見せてくれるだけでも見応えがあるし、18世紀から19世紀にかけてのスペインの歴史をも教えてくれる。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-18 12:23:08)
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