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タケノコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 575
性別 男性
年齢 50歳
自己紹介 管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。

タケノコと申します。

みなさまのレビューをとても楽しみにしています。
( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )

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401.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 
コメディと思って観始めました。でもオープニング、スーパーポリスのヒーローものか、と思いきや。不穏な村の展開はサスペンス映画? いきなり首が二つごろん、実はスプラッター映画か! でも銃やカーチェイスありのアクション映画? ついには二丁拳銃のおばちゃん&袖から拳銃の神父さんがご登場、そうきたか~と(笑) やっぱり結局コメディかい! このように全く先の読めない、映画のジャンル自体が目まぐるしく二転三転する展開は面白い。映画パロディネタにもニヤリ。そして「チャイナタウン」のネタばれネタには苦笑。(この会話ブラックすぎるぞ!) で、結局のところ観たあとに残るものはあまりなかったです(笑)
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-10-17 22:18:23)
402.  劔岳 点の記 《ネタバレ》 
遥か高い山頂を目指して、測量という仕事を寡黙に全うする男たち。地図の歴史に隠された壮大なドラマは、心に残る男たちの物語でした。役者たちの顔(面構え)も圧倒的によかった。木村大作監督は名カメラマンとして名高い。四季折々の山々の風景。雄大な景観。岩肌の険しさ。野生動物。大雨、大雪。そのありとあらゆる大自然の映像は迫力があり、とても見応えがありました。ただし鳴らしすぎの音楽は大きくマイナス点。これは日本百名山の案内ビデオではないのだから、風の音や動物の鳴き声、人間の息遣いなど、音楽よりは映画らしい山の臨場感を十分に感じたいところ。クラシックについても、この男たちのテーマ曲としては相応しくない気がしました。陸軍陸地測量部と日本山岳会。山に挑む目的から初めは敵対し、長い曲折を経て認め合い、山頂で讃えあう姿はまさに「ノーサイド」。実に気持ちのいい男たちだ。なお今回は彼らを撮影したクルーたちに惜しみない感謝を。何日も悪天候と戦いながら、あの難所に重たい撮影機材を運ぶその苦労には頭が下がる思いです。
[DVD(邦画)] 6点(2017-10-16 22:33:27)
403.  不思議惑星キン・ザ・ザ
スターウォーズにダニエル・クレイグそっくりさんを出演させて、クーー~!!っと「ハ」の字でゆる~くブレンドした感じ?(なんのこっちゃ) はっきり言って意味不明な映画ですが、一度観たら絶対に忘れない強烈なインパクトがあることは確か。(個人的には旧ソ連云々はどうでもよい) もっと良質なのに記憶から消え去る映画が多い中で、映画の勝ち組と思う。改めて映画って"個性"が重要と感じました、はい。最後、観ている最中に足がつったことも備忘録として付け加えておく。
[DVD(字幕)] 6点(2017-09-23 16:06:27)
404.  新感染 ファイナル・エクスプレス 《ネタバレ》 
疾走する新幹線、疾走するゾンビの群れ、そして暴走する人間が約1名!スピード感抜群の新感染ならぬ新感覚ゾンビ映画!電車の窓ガラス一杯に所狭しと溢れるゾンビたちの姿、この圧巻だけでゾンビ党は大満足したのでは?走る新幹線といった状況を生かした設定の数々、特にトンネルや荷物用の網棚の使い方などは面白いと思った。少女の歌の伏線の張り方と回収など、脚本もよくできていたように思う。でも野球部員たちはちょっと気の毒。何しろゾンビ撃退用の武器が不自然なくあることが必要なので、要するに単なるバットやボールを用意するための役どころですから。結局、感染源は何?(媒体はあのシカなんでしょうが)といった不満もありそうですが、そこは難しいこと考えずに頭カラッポにしてどーぞ。
[映画館(字幕)] 6点(2017-09-04 21:30:31)
405.  M★A★S★H/マッシュ 《ネタバレ》 
オープニングは歌も含めて名作の雰囲気があり、とても気分が上がります。名優たちの若かりし日が観れたこともよかった。ゴルフ場に着物姿の人が散歩している日本の描写はいただけないが (笑) 大きくマイナス点なのは、フットボールの場面。これはさすがに意味なく長すぎで、映画全体のバランスを損ねている感じがします。 本作がシニカルなのは、戦争を題材にしてどこに焦点を当てるか? その着眼点だと思います。他の戦争映画で散々描いている部分、つまりドンパチや国同士の利権争い、人間たちの愛や友情といったドラマには目もくれずに、ただただ、軍人たちの「ハメ外し」に執着して描いている。敵国の地、その最前線のキャンプ地にいること、それは過酷で相当な恐怖であったろうと察します。だから彼らの悪ノリや乱痴気騒ぎはとてもコメディとは思えず、これは大袈裟ではなくて、彼らの精神安定剤として常態化していたように思う。もちろん、オンとオフにはスイッチがあるので、だからこそ彼らが真剣に手術をする場面がとても効いています。(これがなければただのB級コメディ) これはブラックコメディのふりをした、実は大真面目な戦争映画。これも戦争 (戦場) の一つの現実。思えば公開当時はまさにベトナム戦争の真っ只中、もう笑うしかない、という開き直りのような反戦メッセージにも思えます。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-07-07 21:32:38)(良:1票)
406.  恋人たち(2015) 《ネタバレ》 
しかしまあ、、主演の三人、これだけ幸うすそうな連中をよくそろえたもんだ。 思ったこと、結論から。三人の人生には同情するが、生き方にはあまり共感できない、そんなところ。 アツシさん。 犯罪被害者の遺族という立場は大変だろう、と同情する一方で、その不幸にあぐらをかいているような気がした。誰だって、僕に手を差し伸べて当たり前だろう? っていう。 瞳子さん。 ダンナさんは最後に優しさを見せた。でも、今まで彼に受けてきた扱いを許せますか? まるで家政婦同然の扱われ方だったし、殴られもするし、時には性欲処理のはけ口として、、私なら許せない。 四ノ宮さん。 弁護士 (エリート) であり、LGBT。う~~ん、コメント難しいな。人と違う生き方にはそれなりの覚悟がいる、ってことで。 わずかの出番ながら、リリーさんのテキトーさには笑えた。所詮、他人の悩みごと、なんだろう。たぶん、僕もそうだ。ここで、ちょっと気がついた。だから、初めから三人に感情移入するべきではなく、あなたならこの「三人」にどう接しますか? こう観るべきなんだ。(もちろん、観る人の人生によりけり、だけど) 個人的には、生きることの苦しさをより強調した本作よりは、ライトな雰囲気の「ハッシュ!」や「ぐるり」のほうが好みではありました。
[DVD(邦画)] 6点(2017-05-09 01:08:01)
407.  わたしは、ダニエル・ブレイク 《ネタバレ》 
ケン・ローチ監督の生真面目さや誠実さがよく伝わる映画です。とてもいい映画だとは思うのですが、この作品は娯楽性に乏しく余りにメッセージ性に偏り過ぎている印象を受けました。(あまり楽しめなかった、と言うよりは自分には合わなかったという感じ) それと本筋とは関係ない話になりますが、あの女の人。食べるのに困るほど貧乏にしては太りすぎではないかい?だから彼女が泣きながら配給食にかじりつく場面もあまり説得力がなくて、本作にはミスキャストに感じました。ダニエル・ブレイク。確かに彼は凡人であり一般庶民、群衆の中の一人であり、社会の歯車の一つ。でも間違いなく、真面目に生きてきて国のために税金を払ってきて、そして世界にたった一人しかいない"彼自身"でした。だからこそ、英国ではむしろ平凡な名前である"Daniel・Blake"という名が、最後には特別なOnly Oneとなって、彼の心の叫びのように僕らの心に響きます。大きなメッセージを持った映画とは思います。おそらく彼と近い立場の人間ほど本作をよく観るでしょう。でも悲しきかな、むしろ観るべきお役所側の人間たちが本作をわざわざ選んで観るか?と言われると疑問符がつきます。社会のシステムを変えるのはやはり並大抵ではありませんが、まずは何かできること一つから、この本作の思いには賛同します。
[映画館(字幕)] 6点(2017-05-03 22:56:01)(良:1票)
408.  日本で一番悪い奴ら
こち亀の両さんが模範警官に見えてきた。
[映画館(邦画)] 6点(2017-04-19 21:56:56)
409.  起終点駅 ターミナル 《ネタバレ》 
まず、佐藤浩市と尾野真千子が学生時代の恋人という設定に入っていけない。二人の実年齢差20歳だよ?(笑) よかった点としては、思いのほか、「食」の映画としてよかった。特に、ザンギのうまそうなこと。来る日も来る日もザンギを作り続けること、、彼にとってそれが罪の懺悔 (ザンゲ) なのかもしれない。(あ、言っちゃった)  北海道の「風景」も、よかったと思う。序盤のスナック通りの場末感とか、雪が降り積もる駅の情景とか、、たぶん実際に生活するには寂しいだろうけど、映画で見る分には北海道の片隅として旅情をそそるから不思議なものだ。 登場人物では、中村獅童の得体の知れないところ、敵か味方かもわからないその存在自体が、映画のよいアクセントになっていた。思うに、仕事の依頼は口実だろう。本当は、鷲田完治その人に会いたいだけ。仕事の利害関係抜きで出会っていたら、二人はよい友人になれたかもしれない、、そういう微笑ましい関係だった。
[DVD(邦画)] 6点(2017-04-10 20:07:44)
410.  ある天文学者の恋文 《ネタバレ》 
言うまでもなく、その存在を失っても彼女の元に届く彼の愛を、その存在を失っても我々の元に届く星の光に例えています。それは永遠には続かない、といった意味でも一致しています。天文学者らしく、とてもロマンにあふれた愛情表現でした。でも現実的にはかなり無理のある話で、たとえ入念に準備したとしてもこうはうまく運ばないと思いますね。(スミマセン、夢がなくて) それに"天文学者"だからこそ許される愛情表現であって、普通の人が同じことやったらちょっと怖いです。女性的にはどうなんでしょう?これは女性の方の感想を聞いてみたい映画でした。それはさておき、、しつこいクローズアップ、カットが変わる度に新しいお洋服、おまけにスタントアクションにお色気サービスショット。一体これはオルガ・キュリレンコのプロモーションビデオですか?でもよいか、景色も含めて、美しいものたくさん観れるのも映画の楽しみの一つだし。
[映画館(字幕)] 6点(2016-12-04 19:29:58)
411.  教授のおかしな妄想殺人 《ネタバレ》 
まずは聴いてすぐにウディアレン監督とわかる音楽が相変わらずよいです。 地位も学もある男が殺人妄想に駆られて、やがて妄想に飽き足らず実行することに、、といったお話し。J・フェニックスが無表情で暴走するかたわらで、E・ストーンが一人慌てふためく姿は不謹慎な笑いを誘います。 彼はいわゆる「サイコパス」と思いますが、こういった人間を題材にしてホラーやサスペンスタッチにならないのは、まさにアレン監督ならでは。 その悪党は、あの時のペンライト (だったかな?) で滑って自ら奈落の底へ。色恋沙汰には寛容だが殺人者は罰を受ける、といった内容はアレン作品では通例ですが、今回の末路はいつになく、罪と罰や因果応報といった言葉が頭をよぎります。 それとなんだろう、この酷い末路は教授という職業に何か個人的な恨みつらみでもあるのだろうか (笑)
[映画館(字幕)] 6点(2016-07-09 14:50:55)(良:1票)
412.  腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 《ネタバレ》 
これは一見家族の崩壊を描いているようでもあるが、まあシュールなブラックコメディと思って楽しみましょう。てんで歯車のかみ合っていない三兄妹よりは、道化を装っているが実はただ一人真っ当な待子さんがよろしい。この人、我慢強いし空気読めるし本心顔に出さないし、きっと女優目指したら澄伽より大成するだろうね。漫画家志望の妹さんにしてもしかり、二人は例えるなら"能ある鷹は爪を隠す"人たち。もちろん澄伽は"能なし犬の高吠え"、お兄さんは差し当たって"負け犬の遠吠え"か。それはさておき、この映画はキャスティングこそ監督の真のメッセージが込められているように思えます。グラドル出身の佐藤江梨子とアイドル出身の永作博美。彼女たちに共通しているのは、"外見"が最優先である職業の出身者ということ。でも映画の女優となればそれだけでは当然いきません。それは演技ができなければ生き残れない厳しい世界。劇中の小森監督と澄伽の関係。これはそのまま、映画に便乗して吉田監督が突きつけた"映画監督"たる権力誇示のようでもあり、同時に、映画の女優という世界の門戸を叩いた彼女たちに対する厳しい激励のようにも感じました。
[DVD(邦画)] 6点(2016-04-05 23:42:33)
413.  (500)日のサマー 《ネタバレ》 
いわゆる恋愛感性の違う二人が一時寄り添って別れた、ただそれだけのよくある男と女の話です。でもこの映画は、恋はしないよりもすること、そして結果よりはその過程、人を好きになって苦しみ悩むこと、それが人を大きく成長させることを語っている。彼女が"卒業"を観て泣いたのはなぜだろう。ただの思い入れではなく、心境ががっちりとリンクして感極まったように見えた。結婚することへの後悔か、トムへの罪悪感なのか。あるいはトムに略奪されることを望んでいたりして。その結婚した彼女を祝福した彼の姿は潔く男らしい。二人は、結婚と恋愛は全く別のものだとわかっています。だから二人は別れたのではなく、"恋人"で終わることを選んだ、あえてそう言わせてください。
[DVD(字幕)] 6点(2016-03-07 23:07:49)
414.  マラソン マン
レインマン、マラソンマン、ダスティン・ホフマン。
[DVD(字幕)] 6点(2015-11-23 22:57:30)(良:1票)
415.  孤高のメス
臓器移植とは人一人の臓器を、次の人に繋ぐこと。まさに命と命のリレーです。重たい題材ではありましたが、堤真一演じる当麻を筆頭に登場人物たちのキャラが面白くて、どこかコミカルなタッチの映画に仕上がっています。生瀬氏の悪漢ぶりなどは典型すぎて逆に笑ってしまうほど。 この物語で言う「孤高」とは、当麻の外科医師としての手腕ともう一つ、地位や金に惑わされず決して権力に屈しない、医師としての志の高さを言っていると思います。 でもこれにはちょっと物申したい。我々も大きな病気になれば、健康を取り戻すためには全てを賭けるし、執刀医にはまさに命を託すわけです。野本のような男が執刀医では大変です。(と言うか、彼は執刀医以前に人間としてクズすぎて論外でしょう) 患者の本音として言わせていただくなら、当麻の志の高さは決して孤高ではなく、これが医師たち全ての「標準」であってほしいと切に願うのだ。だから、私は彼の志の高さを孤高とは言いたくない。もちろん、彼の外科医師としての技術はまぎれもなく孤高でした、それは認めます。 そして、、その天然ボケもまぎれもなく孤高でした、それも認めます。
[DVD(邦画)] 6点(2015-10-21 00:45:05)(良:1票)
416.  ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー
監督名を伏せて鑑賞しても、マイケル・マンって一発でわかるよ、これ (笑) アウトロー、ハードボイルド、薬莢、金庫破り、犯罪者集団。このあたりのキーワードに敏感なあなたは必ず観るべし、かなぁ。全てにピンときたあなたは、即DVD購入して今すぐ観るべし! (真夜中に) ついでに、「社畜の俺は、世間を欺くための仮の姿なのさ・・」と心の奥底に秘めるサラリーマンなあなたにもおすすめ。どれにも当てはまらない方は人生の2時間を無駄にするだけなので観る必要ありません。
[DVD(字幕)] 6点(2015-07-27 22:57:07)
417.  デューン/砂の惑星(1984)
やはりリンチ映画はアメリカの片田舎でなければ。
[DVD(字幕)] 6点(2015-05-24 00:52:33)
418.  大阪ハムレット 《ネタバレ》 
人それぞれの、外見と内面の不一致、それを面白おかしく、切なく、時には人情的に描いた、大阪ハムレット。 テーマはズバリ、「人は見かけによらぬもの」と書いて、その心は、人と違って何が悪い!? (逆ギレぎみに) 三男の彼は性同一性障害で、これは最もわかりやすい。しかし、本作はLGBTの問題を議論する映画ではないので、あくまでテーマの一貫として。 二男くん。見た目はDQNだけど、愛読書はちょっと知的にシェイクスピアの「ハムレット」。 長男くん。パッとしないし、人一倍おとなしそうだけど、やる時はやるゼ、恋には情熱的なラテン系男子、でした。 次、大人たち。おじさん (岸部一徳) は何考えているのかわからんし、不気味。だけど、絶対にいい人だ。(と思う) 反対に要注意人物はお母さん (松坂慶子) かも。美人で人当たりよさそうだけど、突然妊娠したりして、男関係は絶対にハデだと思う (笑) あなたは、外見の印象だけで人を判断していませんか? 目の前にいる人のこと、本当に理解していますか? そういう映画なんだと思えます。 ん、肝心のハムレットのコメントがないな。ごめん、読んだことないからさ~。
[映画館(邦画)] 6点(2015-05-12 23:12:06)
419.  みんなのいえ 《ネタバレ》 
家を建てる。ただこれだけのことを仰々しく映画にする着想と、この題材を娯楽映画に仕上げた脚本はお見事。個人的には、伊丹十三監督の"お葬式"あたりがヒントになったのかな、と感じました。冠婚葬祭にまつわる云々など、知っているようで実はよく知らない日本のしきたりを、ほどよいさじ加減で茶化して人情喜劇にするのは日本映画のお家芸。このへんは米映画にはない味わいがあります。登場人物では、横文字連呼で何を言ってるのかさっぱりわからない唐沢寿明のデザイナーが秀逸。彼に代表されるように人物の風刺を楽しむべき映画ですが、実は一番喜劇的な役回りはある意味で田中直樹と八木亜希子夫婦なのかも。お客様であるべき二人が一番物腰が低くて周りには振り回されてばかり。これは人が好すぎて損をする我が日本人の愛すべき気質を、非常にユーモラスに描いていると思います。良くも悪くも日本らしい映画、正月に家族揃って気軽に鑑賞するのがおすすめです。
[DVD(邦画)] 6点(2015-04-30 21:31:52)(良:1票)
420.  マジック・イン・ムーンライト 《ネタバレ》 
「波動が、、波動がきてるわ、、」ってインチキ臭いセリフとともにご登場のエマ・ストーン。はい、どこからどう見ても詐欺師かペテン師かインチキ霊能者にしか見えません (笑) その登場からかなり笑えました。映画のモチーフとして使われているお月様の姿と物語の展開から「ギター弾きの恋」が一瞬頭をよぎったが、何とも幸せな結末で一安心。二人が演じたのは種も証もありません、恋という名のマジックでした。名作ミッドナイト・イン・パリ、切れ味抜群のブルージャスミン、この年齢にして今まさに絶好調アレン監督。近年はその出来栄えで、本気の作品か息抜きの作品かハッキリとわかりますが、本作は後者かな。今回はおそらく南仏観光気分、仕事もそこそこにワインでも飲むお姿が浮かびます。
[映画館(字幕)] 6点(2015-04-16 23:21:26)(良:1票)
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