421. 親切なクムジャさん
《ネタバレ》 細かい所までこだわって作り込んでいるという所は非常に良いです。携帯のストラップに残された子ども達の品々、部屋に置いてある「クムジャさん」の持ち物、助けられた囚人たち、それぞれ作り込んでいます。でも、復習するために13年間計画を立てたにしては、あんまり手が込んでいないと言うかどうでも良い計画と言うか、そこのところが気になります。結局、ペク先生と結婚させた相手が一番重要であって他の事はどうにでもならないか?それからペク先生とクムジャさんとのつながりが余りにも唐突すぎていて(もしかして、韓国で教育実習生と高校生が・・という事件でもあったのだろうか)しっくりきませんでした。もっと囚人たちとの計画をクローズアップさせても良かったのではないだろうか。美しく、印象に残るシーンが多いがもっと短くしていった方がテンポが出て良かった。きっと思い入れが強すぎて短く出来なかったんだろうなあと思うシーンが幾つもあった。 [DVD(吹替)] 5点(2006-03-26 23:25:55) |
422. マネー・ゲーム
ヴィン・ディーゼルやベン・アフレックが出ていて吃驚したまま、最後まで見てしまいました。まあ、だいたい損するときってこんなもんなんでしょう。私の家にもよく「マンション経営しませんか」とか「先物取り引きでいいのがあるんですが」とかいろいろ電話がきますが、そんなに儲かるんだったら自分たちでやっとけばいいんじゃないかなあって思います。電話を手当り次第にかけて資金を調達する方法でしか、金を集められないという事はまともじゃないんだと思っています。電話の向こうの人たちを想像させてくれる意味ではなかなか良い映画ですが、ラストかなり消化不良です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-03-15 17:43:34) |
423. フィラデルフィア
《ネタバレ》 少し点数が辛いかもしれない。私はこの映画を「家族愛」の映画だととらえました。法廷ものとしてはぬるい感じがしないでも無いが、テーマはそこには無い。上訴された後、仮に裁判に負けたとしてもいいのではないか。主人公はあんなにも家族に愛され、陪審員にもいくらか理解してもらい、彼が社会の中で生きる事を認められたのだから。自分の子どもの出産にも「え?何だって100ドルもするのか、もったいない」と言って安いスパークリングワインにしたデンゼル演じる弁護士が、一審で勝訴した後見舞いに持って来たのは「ドンペリ」。自分の子どもが生まれた時でさえそうしなかった彼がドンペリを持って来たのは単に死んでいくだろうハンクス演じるベケットに同情したからだけではないだろう。様々な付き合いを経てベケットを家族と同じように愛したからではないだろうか。そこにはエイズだとかゲイだとかそんなものは関係ないのである。最初触れるのも恐れていたデンゼルが酸素マスクを掛けてやった描写でもそれが読み取れる。ラストで故人を偲ぶために幼い頃のビデオが流されていた。あの幼い子どもたちを愛さない人がどこにいるだろうか。親にしてみれば子どもはいつまでとっても子どもである。無邪気に遊ぶ子どもたちに何の罪があるだろうか。あの映像を見て小さな男の子を将来ゲイになるからと言って憎む事が出来ますか?そして、家族はお互いの一番の理解者なのである。自分勝手に生きても構わないが、苦しい時に自分を救ってくれるのは家族であり家族のような友人であり・・・。そんなことにも気づかせてくれる作品である。5点をつけたのは、この話やはり、そこに絞ってもっと描くべきだったのではないかと感じたからである。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-25 23:51:13)(良:1票) |
424. CASSHERN
この映画に「邦画」っていう括りが合っているのだろうか。子どもの頃見たアニメを自分なりに表現できる機会を持てたっていうのがうらやましい。あなたなら「タイムボカン」をどのように実写化するか。コメディにするのかSFものにするのかサスペンスにするのか・・・。私も映画を作ってみたい!(と、思わせる映画としてはなかなかいいと思う) [地上波(字幕)] 5点(2006-02-12 23:41:46) |
425. 2300年未来への旅
「2001年・・・」より昔の映画に、適当な邦題をつけているのだと思いきや1976年の作品だという事に驚く・・・。でも、この設定ってこの後の映画などにいろいろ使われているよね。そういう意味ではなかなか面白い。藤子・F・不二雄の「緑の守り神」(だったっけ?)なんかを思い出してしまった。きっと藤子先生もこの映画なんかを見て漫画を書いたんだろうなあと思った。登場人物の名前なんか、映画「アイランド」とおなじような付け方だし。(もっとも、元になった小説があるんだろうなあ) [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-12-31 01:20:50) |
426. 電脳警察 CYBER SPY
パソコン、銃撃戦、眼鏡君、カーアクション、銃撃戦、パソコン、銃撃戦、おしまい。てな感じで流れる作品。話のテンポは良く、ぐっと引きつけるものがあるが、気づくと「何じゃそりゃ?」と言う感じ。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2005-11-18 22:47:37) |
427. ザ・インタープリター
シドニー・ポラックもニコール・キッドマンもショーン・ペンも素晴らしい実力を持った人たちです。が、しかし、この映画はなぜか、ぎくしゃくしているように感じます。ショーン・ペンはミスキャストではないかなあと言う感じがするし、ニコールも美しすぎて国連職員という感じがしないし・・・話の内容や伝えたい事は何となく分かるものの上手く表現出来ていない(伝わっていない)感じがするし・・・・余計な部分がまだまだいっぱいあるんじゃないかな、と思う。本当に描きたかった事は何かをもう一度良く考えて編集し直したら良い映画になるんではないか。(と、シドニー・ポラックに直接言ってみたい) [DVD(字幕)] 5点(2005-11-07 18:13:01) |
428. 13F
これ、きっと一度見たと思ったけど、気になったから見てみました。断片的に記憶に残っているけど、詳しくは覚えていない、なぜなんだろう。もしかして私自身が仮想世界?だれかに記憶を消されたか? 髭が濃いなー。 [DVD(字幕)] 5点(2005-09-28 01:02:14) |
429. ワンス・アンド・フォーエバー
レビューを書く気は全くなかったのですが・・・。ベトナム戦争はアメリカにとって歓迎されない苦い思い出なんでしょう。始めは様々な兵士が「国や家族のため」(共産主義からの解放のため)と言われ戦地に赴き傷ついて帰ってくれば反戦ムードの中、冷たい仕打ちが帰って来た。では、戦場で死んでいった兵士たちはいったい何のために死に、何のために来たベトナムの人々を殺していったのか。戦場で一緒に戦っていた戦友のため以外、答えが無いのでは。仮に戦争自体を批判してしまえば自分たちがやった事は但の殺人行為である。その重荷を背負って一生過ごしていかなくては行けないほど彼らは重要な決定権を持ち得たのか。そして、それを経験していな私たちがとやかく言える事なのだろうか。前線の兵士たちと作戦本部にいる上司たちの描き方。ヘリコプターの操縦士が上司に拳銃を向けたエピソード。北ベトナム兵たちの描き方。アメリカ人が少しは何かを考え作ったものだろうと思える。決して「アメリカ万歳な映画」とは断言出来ないのではないだろうか。(とはいっても、かっこ良く死んでいくのは白人で炎に包まれたりするのは、黒人や黄色人種だったが・・・) [地上波(吹替)] 5点(2005-09-27 20:21:13) |
430. ラブ・アンド・ウォー
《ネタバレ》 「坊や」は坊やなんです。見ていていらいらきました。もちろん自分にも経験があるから気持ちは分かるけど私にとっては「なんであんな態度をとるのかなあ。。もちっと優しくしても」ってな感じがある。ラスト湖畔の小屋でアーネストと語るサンドラ・ブロックの表情は上手い!が、上手すぎてちょっと鼻につく感じもしました。そんなところで5点。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-08-07 08:17:48) |
431. 13日の金曜日(1980)
《ネタバレ》 今見ると殺され方がそれほどショッキングでない。「キャー」という悲鳴の後カットが変わって斧が刺さっている場面などはむしろ観客に優しい(?)殺される瞬間までしっかりと見せてくれるのはケビン・ベーコンの胸ぐりぐりと最初の調理係の女性の首筋カットぐらいではなかったか。特撮の進歩ってすごいもんだと思いました。それから、マスクをかぶってチェーンソーをもつジェイソンは出てきませんが、溺れそうなジェイソンと腐りかけているジェイソンはちゃんと登場しています・・・よね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-08-07 08:04:53) |
432. 大いなる遺産(1998)
Jeremy James Kissner(10歳のころのフィン)に惹かれて見入ってしまいました。なんともジェットコースタードラマで物語の展開が早い。展開は早いのだが長ーい感じがする。当時はこんな感じのドラマがアメリカで流行ってたんですかね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-03 01:40:24) |
433. トニー・レオンのミッドナイト・エクスプレス
トニー・レオンのファンにはおすすめかもしれません。雨にぬれた子犬のようなトニーを見ることが出来ます。見所はトニーのシャワーシーンかもしれません。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-08 23:20:02) |
434. ウェルカム!ヘヴン
《ネタバレ》 地獄の設定とか面白いですねえ。なかなか良い雰囲気出してます。ペネロペとビクトリアの絶妙なバランスがこの映画の肝です。ペネロペって案外上手い女優さんだと思ってしまいました。ガエル・ガルシア・ベルナルが「天国の口、終わりの楽園」と違う雰囲気で良かった。いい役者さんになるといいなあ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-05 13:40:26) |
435. ヴァン・ヘルシング
《ネタバレ》 ブレイド+リーグ・オブ・レジェンド+アンダー・ワールド+狼男アメリカン(その他α)÷8=???ってことで、後だしジャンケンしてんのに負けてる感じ。「こういう所あの作品のああいう所にもあったなあ」と思わせる所がいっぱいある。そりゃあしょうがないのだが、もうちょっと勝てるとこないかなあ。 [DVD(字幕)] 5点(2005-04-10 11:24:23) |
436. 恋におぼれて
人のカードを勝手に使ったら犯罪です。すぐに警察及びカード会社に届けましょう。また、アレルギー症状は時として生命を危機にさらす場合もあります。傷害事件となりますのですぐに警察に届けましょう。他人の会話を盗聴したり行動を盗み見たりすることはストーカー行為にあたります。すぐに警察に連絡を・・・飲食店にてゴキブリをばらまくことは営業妨害です民事訴訟を起こしましょう。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-04-03 18:01:30) |
437. ジャッカル
ジャック・ブラック本当にこういう役がにあうよなあ。なんかマニアな感じで機械とかパソコンとかいじらせる役はハリウッドで一番じゃなかろうか。。。リチャード・ギアの元恋人役の旦那さん偉いやつだな。ブルース・ウィリス髪があるね。ごめん、それだけの映画だった。 5点(2005-03-20 15:24:22) |
438. ザ・コア
《ネタバレ》 結構見続けられるので、時間があるときに見て下さい。レンタルしなくて良かった。人類滅亡が始まるといっておきながら、たいして滅亡的な感じに思えない作りだったのは残念。橋が溶けていくのより先に車や人間の方が溶けそうなもんだ。基地周辺は磁場の影響を遮断する特殊な作りになってたんでしょうねえ。後半、話を詳しく書くのがかったるくなっちゃったんでしょうねえ。 5点(2005-02-05 23:27:11) |
439. ジャック
《ネタバレ》 やりすぎです。つくりすぎです。ロビン・ウィリアムズのもう予想通りの演技で・・・・あまりにできすぎててちょっと遠くから見てしまった。自分に子どもが出来て親の視点で見ることが出来たのは久しぶり見ての新たな発見だったけど。ジャックの部屋のなかにあるものがあざとすぎる!(タンスから出てる手とか、ドアに掛けてある人体模型図だとかレゴブロックだとか) 5点(2005-01-08 23:03:58) |
440. 28日後...
《ネタバレ》 下に書かれている「富井サィヶ」さんのおっしゃる通り。本能的にオスは極限状態に陥ると子孫を残したいと思うんじゃないかなあ。よって、殺しあう感染者と人間としての理性を失った者と同じように感じられる。その時点でジムは感染者に対する恐怖は無くなったんだと思う。セリーナとハンナを助けんがためにジム自身も理性を失いつつあり、ハンナも薬で理性がなくなりつつあり、というところが最大の見せ場なんだろうと感じた。DVDのラスト飛行機が爆弾を落として周囲を焼き尽くして終わるものだとばかり思っていたので拍子抜けしました。 5点(2005-01-05 00:28:05) |