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タコ太(ぺいぺい)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1395
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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481.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 
本家ジュラシックパークと関連付けての評価は意味がないと思い、単純に本作だけを観て思ったのは、巨額の予算を費やしながらも結局殆ど何も心に残らない作品という一言です。 確かに手間ヒマかかった最高の映像技術ということは理解出来るのですが、その映像を見せられたからと言って作品として何を言いたいのと思ってしまう。面白いと言えば面白いのだけれど、これを映画館で観るか、TV画面で観るか、と言うとTVで良いかもと思ってしまいます。 恐竜たちはビジュアル的に素晴らしい出来映えであることは間違いなく、特にストーリーを考えずBGV的に流している分には邪魔にならないどころか超贅沢。見入ってしまうカットも勿論多々あります。けれど、やっぱり集中して物語として観てはいられないかな? それと、不必要にコミカルな演出や台詞が頻出するので、おいおいこの作品の中で一体何人犠牲になってるの?恐竜の命と同じぐらい人間の命も考えて欲しいと思えてしまいました。 いろいろ悩むところですが、やっぱり甘めとしても4点献上が限界です。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-07-13 18:53:19)
482.  万引き家族 《ネタバレ》 
前半、あまりに一家の日常を自然に描き過ぎていて、セリフが半分以上聞き取れなかった。ラスト近くまで一家のひとり一人の関係が明らかにされず、ちょっと消化不良気味。そして、観終わって尚、不明の部分がかなりある。ネット上では非常に良く読み込んだブログがある反面、無責任な憶測めいた記事もあり、ネットのネタバレ情報に頼って全てを理解しようとしても無理。と言うか、ジャスト2時間の尺では何から何まで描き込めないし、描いたところで野暮なだけ。家族の関係性、社会・集団で生きることの大切さと煩わしさに焦点を当てて、細かなエピソードは省略して結構。監督のメッセージが何なのか、友と額を突き合わせて鑑賞後に語りたい。表題どおり、父子の万引きは作品のテーマにとって重要なファクターだけれど、それ以外にも、作品全体を通して様々なエピソードがこの作品の言わんとすることを雄弁に物語る。勿論それは、演技派を揃えたキャスティングの賜物でもあります。
[試写会(邦画)] 7点(2019-06-12 02:09:00)
483.  アブノーマル(2012) 《ネタバレ》 
父親に愛を求めるあまり、満たされぬ心を癒すため次々と相手を替え性に溺れる。そんな生き方には感情移入は出来ないけれど、歪んだ成育歴が人を愛する心まで歪めてしまうというあたりは、十分に理解は出来ます。彼女を受け入れることしかせずに育ててきた父親の未熟さ。未熟ゆえに壮年期を過ぎても未だ若い女性にばかり愛を求める。父親もまた、妻を失ってから(もしかしたらもっと以前から)歪み続けて来たのでしょう。この未熟な父娘は、実はお互いを男と女として愛したいのかも知れない。でも、二人ともそこには明確な拒絶感を持っている。同僚の夫婦が出てきますが、結局その奥さんの方が、父にとっても娘にとっても救いの主だった。父親にとっては妻が、娘にとっては母が、実は一番必要だったんでしょうね。気付かないのか、気付きたくないのか、父娘の人生のボタンの掛け違いは、すごく身近なところに答えがあった。そんな解釈をしました。 ちなみに、ヒロイン役の女優さんは、時に美しく時に幼く可愛らしく、表情豊かに演じていますね。惜しげもなく晒した華奢な裸体からは 大人の女性は感じられない。監督の表現のひとつなのかな。場面の転換の際に多用されている絵画のようなカットは、彼女のような容姿の女性ゆえに引きたっていると感じました。 もひとつちなみに、邦題はダメでしょ。ミスリードですよ。確かに異常だとは思うけれど。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-06 15:39:25)
484.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
遅ればせながら観ました。 ゴジラの造形がイマイチと思って見始めたら、途中一気に進化して定番のゴジラと化したので、なんで最初はあんななのか謎。 ただ、ストーリー展開はスピーディーなので飽きることなく一気に観れました。怪獣映画なんだけど、日本という国の危機管理についての作品みたい。けれども、大災害並みの被害なのに今ひとつ扱いが軽いような気がして、そのあたりが気になった。 ラストシーン、どう考えても続編あり。なんだろね、ゴジラ、卵生じゃないの?
[地上波(邦画)] 6点(2019-02-03 18:45:35)
485.  MAMA(2013) 《ネタバレ》 
mamaを化け物として表現して欲しくなかった。アジアンな雰囲気が色濃い哀しみに満ちたストーリーにはスゴく惹かれる。だから、ストーリーで勝負して欲しかったな。我が子を愛する執念が実体化しているのだから、もっと優しい光を感じさせても良かったんじゃないだろうか。あれじゃ伽椰子の焼き直し的じゃん。 ただ、ストーリーには惹かれます。アジアンだなぁ…てか、日本的な怪談話。日本人の感性に訴える何かがあります。そして、子役たちの素晴らしすぎる演技。恐怖を増幅させつつ画面に惹きつけられる。 突っ込みどころは多々あるけれど、観終わってみれば決して後味悪くなく、7点献上します。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-28 18:46:09)
486.  ZMフォース ゾンビ虐殺部隊 《ネタバレ》 
ストーリーの背景はゲームを原作にしたあの大ヒット作品に類似。ただし、こちらはかなり雑。何故ルーマニアの田舎町なのか?何故都合よくそこに原発があるのか?米軍は秘密裏に町全体の抹殺を図るべく精鋭部隊を送り込むのだが、精鋭たちはあっさり軍に騙されて利用されただけ。主人公を始めとして人物描写は結構頑張ってるけれど、百戦錬磨の精鋭の割にショボい。そのうち一人はどう見ても日本人じゃないお姉さんが日本人という謎の設定。挙句の果てに終盤に合流する民間人が大活躍。時間設定もかなり雑。タイムリミットが意味をなしていない。そして、ラスボス登場は予定調和か?とは言え、そこそこ見入ってしまったので3点献上。決して極端につまらないわけではないのだけれど、兎にも角にも雑な一本でした。あ、お子さんと一緒に視聴する際には、残虐シーン以外にもエンディングのサービスカットにご注意を!
[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-01-14 02:20:24)
487.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 
実在の偉大なバンドであり、コアなファンは世界中に溢れ、重要な一人を失っていながら今もなお他のメンバーは健在。この強烈な条件を背負いながら制作された作品。批判するのも簡単だろうし、称賛するのもまたしかり。されど、感動したことは隠せないし隠す必要もない。一編の音楽作品として、極めてハイレベルの完成度にあると言っていいのではないだろうか。 2時間余りに集約してしまえば、どんなに優れた人間の人生も結局はシンプルに落ち着いてしまう。死ぬほどつらい生き方であっても、第三者は実感しきれない。客観視してしまえば感情移入はままならない。しかし、そんな全ての疑念やら何やらを吹っ飛ばしてしまうほどの絶大な楽曲のパワー。次から次へと突きつけられる名曲たち。それらの持つ美しさや凄まじさをどこまで再現できたか。それがこの作品の一番の存在意義のような気がする。 とにかく早かった。2時間余りの比較的長尺ながら、時間を感じさせられなかった。そしてすっかり体力を奪われた。まるで本当にライブに参加した後のように。この作品、それでいいんだと思う。
[映画館(字幕)] 8点(2019-01-03 22:53:09)(良:1票)
488.  MEGALODON ザ・メガロドン 《ネタバレ》 
サメ映画の人気は絶えることがない。何故だろう?「JAWS」の大ヒットによって凶悪な脇役から恐怖の主役に躍り出た「サメ」。今も途切れることなくサメ映画は制作されてますね。しかし、最近はネタ切れからかトンデモ映画ばかりになってきているというか…。この作品はそんな中にあってかなりの正統派なのかもしれない。でも、冒頭のロシア潜水艦無理やりピンチ場面と、米海軍駆逐艦豪華に颯爽と登場(予定調和を大いに予感させる)まではまあまあ良しとして、サメのCGのチープさや使い回し加減、登場人物に全く感情移入不可能が続いていくうちにとうとう降参。こりゃいかん。時間を返せ!とまではいかないまでも、少しばかり後悔の念にかられた1本でした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-01-03 11:21:24)
489.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
冒頭30分ワンカットのゾンビ映画部分。一体何テイク撮ったのかは知らないのですが、見応えありますね。正直、短編作品として観たならば、ストーリー的にも演出的にも、さほどのクォリティとは思わないのですが、てか、むしろC級感バリバリで勘弁してくれよ(実はC級感大好きですが)という感じなんですが、そこから後の展開が非常に面白い。私の観た回では、ワンカット部分のエンドロールの時点で退場してしまった女性が居ました。事情は判りませんけれど、もし、ワンカット部分で気分を害して退場されたのだったら、残念過ぎます。 アイディア勝負。まさにそんな感じですね。こういう展開を初めて観たのかというと、類似はあるような気がします。でも、アイディアを具現化するエネルギーがスゴイ。作り手の熱の入れようが画面から伝わって来るように感じた訳で、やっぱりその辺が人気と高評価の秘密なんだろうなと思います。作り手が楽しんでいる作品は観ていても楽しいです。(悪ふざけ、悪ノリは除く) ラストシーン、監督の台本の最終ページの写真のところで、ちょっとホロっとさせられたのも意表を突かれたとこかな。 1粒で3度おいしい。ブチ切れた時の監督がいい感じにイカレてるし、ヒロイン役の子が可愛くて魅力的だし、監督の娘役の子もいい味出してるし、出演者もそれぞれにめいっぱい頑張ってて好感。2回目観たいかな?とひさびさに思えた作品でした。  ちなみに、メイキング編(コメディ部分)は笑いのツボだらけですが、個人的には撮影助手の子が腰を痛めて動けなくなった師匠のカメラを手にした途端、師匠にダサいと言われてダメ出しされた撮り方で激撮してる姿が良かったな。監督の娘にも通じますけど、プロデューサーに言われてシュンとなって言いなりになる監督(おとな)との対比なのかな?
[映画館(邦画)] 9点(2018-09-16 10:37:36)(良:1票)
490.  ライト/オフ 《ネタバレ》 
冒頭、なかなかに恐ろし気なスタートと(この部分が元ネタなのね)、死にそうもない役っぽく登場した父親があっさり死亡した意外性で、すっかり釘付けになりかけたけれど、だんだんとお約束度が増し、ご都合主義が横行し出して興覚め。特に母親とダイアナの馴れ初めのところでエンディングは見えてしまい。折角のオチが「やっぱりね。思ったとおり。」となってしまったのは残念。ショートムービー程度の尺で、このテーマは十分伝えられたんじゃないだろうか。この手の内容に理詰めの説明は不要と思うけれど、やっぱ矛盾をはらんではいけないと思う。ダイアナvs光の関係とか、そもそもダイアナは、母親の心が病んでいるときのみの存在なのか?既に精神に入り込んでいるから、病状がどうだとか意識を失っているからどうだとかは関係ないのか?物理的に作用できるのだけれど物理的な攻撃は受付けないのか?光が当たると見えなくなるばかりか存在さえも消失してしまうのか?他にもいろいろあるけれど、もう少し緻密に描いてほしかった。全体の色調、光のバランス、キャスティングなどなど、いいなと思うところが沢山あるだけに、迷いに迷って5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-09-02 14:52:12)
491.  SPY/スパイ 《ネタバレ》 
冒頭からジュード・ロウが返り討ちに合うあたりまでは、あまりにコテコテ過ぎて「もういいよ」と思ってしまいましたが、話が進むにつれテンポのいい展開に惹きつけれられ、エンディングの頃には、結構、いや大いに笑わせていただきました。ひとり一人の登場人物がいい味出してますね。ご都合主義の展開はコメディだからOKということで、予想以上に楽しい作品でした。強いて言うなら、太ってるからってセクハラOKはNGでしょ?ま、そこも演出の一部として、笑えちゃうポイントなんですけどね。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2018-08-18 18:16:51)
492.  ゾンビスクール! 《ネタバレ》 
微妙。ストーリー展開がベタ過ぎて意外性なし。アメリカって子ども題材にこういうのありでしたっけ?子ども相手の過激な暴力描写は大丈夫だったのかな?ベタなアメリカンブラックジョークもイマイチだし、お約束のヒューマンドラマ的エピソードもイマイチ。大人は感染しないし、子どもはゾンビにしちゃ思考がちゃんとしてそうだし、なんだか中途半端。なんかメッセージがあるとしたら、やっぱり大人たちが子供のことをちゃんと考えないでいい加減に育てるからこんなことになっちゃいましたって感じかな?まぁ割り切って観れば笑えなくもないから4点ぐらいなら献上してもいいかな?
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-02-04 19:19:03)(良:1票)
493.  シャークネード<TVM> 《ネタバレ》 
少し前に録画しといたのを時間があったので観てみたら相当に衝撃的な作品でした。基本的に、設定も展開も登場人物の感情や行動などなども、すべて出鱈目なので、割り切ってコメディ感覚で観るべき作品です。最初のなんだかよく解らない闇取引のシーンはまあまあ許せるのですが、やっぱ水の中でも動いてなきゃ死んでしまうとさえ言われているサメが、堂々とトルネードの中で元気いっぱい生きているとか、サメの大群に襲われて犠牲者続出なのに呑気に海辺のバーで飲んでいる人々だとか、サメに足を齧られても普通に歩いている準主人公とか、手製爆弾でトルネード(そもそもなんでハリケーンでトルネード?)の原因となっている空気の寒暖差を吹き飛ばして問題解決とか、あぁやっぱ出鱈目だ。こんな大騒ぎなのに軍隊も出て来ないし、警察もハマーに追いつけないし。で、解ったんです。そうか、やっぱこの作品はその辺を楽しむべきなんだと。ひまーな時に観てください。  (追記) CSでシリーズ6作を二日に分けて一挙放送していたので、初心に帰って第一弾から再観賞しました。結果、反省です。以前観た時はサメ映画についての認識が不十分でした。本作こそが所謂「サメ映画」の基本ですね。 サメが出る。人を喰う。サメをやっつける。犠牲も出る。ここまでは「ジョーズ」で既に完成形が示されたように思えるのですが(ちなみに「ジョーズ」は自分的には「サメ映画」ではなく「海洋パニック作品」とカテゴライズしています)、「サメ映画」を標榜するにあたっては更なる仕掛け(殆ど飛び道具)が必要だと思うのです。本作では「サメが空から降る」「街中をサメが泳ぐ」「室内に居てさえも喰われる」という常識外れのアイディアが盛り込まれ、更には「チェーンソーを構えて自らサメの体内に飛び込み中から退治して出て来る」という究極的退治法まで披露しています。更に更に「SHARKNADO」という造語タイトルも先駆的で、後の多くの作品のタイトルのヒントになっていることは間違いないと思います。 この作品は「サメ映画」の金字塔。改めて素晴らしい作品であることを思い知りました。以前に「良」評価をくださった方には申し訳ありませんが、評価内容と点数を訂正させていただきます。(3点→8点)
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-01-08 22:11:51)(良:2票)
494.  地球防衛未亡人 《ネタバレ》 
ひさびさの投稿でこの作品のレビューを書くとは、まさかまさかの夢にも思っていなかったけれど、偶然にも正月の夜更かし中に地上波で観てしまいました。いや~、強烈ですね。この監督さんならではの作品。笑いに繋がる場面(キャスティングも含めて)は随所にちりばめられているのですけど、どうにも笑えない。壇蜜さんのセクシーさもあの手この手で取り入れているのですけど、なんだか悲壮感さえ感じてしまう。クライマックスの謎の踊りとそれを見た怪獣の身もだえシーンはまさにトドメの一撃。このサイトでも最下位を争っているあの洋画の踊りを髣髴とさせるものがありました。というわけで、自分なりの最低点は1点なんですけど、実はキライじゃないので1点上乗せの2点献上です。
[地上波(邦画)] 2点(2018-01-03 01:14:06)
495.  カリフォルニア・ダウン 《ネタバレ》 
たまたまスカパーで観賞。3Dじゃないからイマイチかなと思いきや、かなりの大迫力でした。 ただ、お決まりのご都合主義的超予定調和のオンパレードには安心感さえ覚えたものの、近年様々な自然災害に多くの被災者が今なお苦難を強いられていることを思うと、娯楽大作として受け入れることには抵抗がありすぎます。 せめて主人公たちの行動が少しは現実的であったらと思わずにはいられない作品です。それだとリアルになりすぎて、テーマを支えきれなくなるのかなぁ…でも、中途半端な他人無視の家族愛より良いと思うんだけどなぁ…
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-27 12:38:49)
496.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
(地元自治体の平和事業での上映会にて観賞) 原作未読。皆さんのレビューからして結構アレンジされてるようですので、あくまで本作についての感想です。 戦争の悲惨さが随所に込められていながら、悲しみを前面に押し出すことを極力抑えた演出が、逆にリアリティーとなって伝わってくる作品ですね。誰が死のうと、自分の身に何が起きようと、そのことに捕らわれることなく生きていかねばならなかった時代。かといって決して死に対して無感覚ではなかった時代。現代よりもずっと、日本人が命を慈しんでいた時代。今の日本のあり方に警鐘を鳴らすようなメッセージ性のある作品ではなく、戦中戦後の日常性の対比から、平和の大切さを教えてくれる作品でした。 上映会には子どもたちの姿が多かったけれど、低学年以下には難しかったかな?
[映画館(邦画)] 8点(2017-08-13 10:03:49)(良:1票)
497.  君の膵臓をたべたい(2017) 《ネタバレ》 
泣ける。原作未読でも泣けると思う。私の場合は原作で泣き尽くしたけど、再び泣けた。恋愛なき極上のラブストーリー。主役二人の演技も画面に拡がる色彩も素晴らしい。原作を読んでいた時に脳内に展開していたイメージとぴったりでした。 こんなに称賛していて9点なのは、プロローグとエピローグなどの後日談部分が今一つしっくり来ないから。原作への思い入れかありすぎるからかも。
[映画館(邦画)] 9点(2017-08-12 13:30:14)
498.  エンジェル ウォーズ 《ネタバレ》 
この監督さんならではの映像美?ディテールまで凝りに凝った作りこみは流石と思います。ヒロインの脳内世界を現実と対比させながら進めていく展開は好きです。現実と妄想の区別がつかずに観客を最後まで惑わせる作品は数々ありますが(ちなみにそっちの方が好きですけれど)、脳内世界は想像の産物とばかりに思いっきり弾けてる作品は意外に少ないかも。作り手の自信ゆえか、はたまた観客無視の暴挙なのか…いずれにせよ惹きこまれました。ただ、どうにもならない悲劇のヒロインの末路をこんな感じに表現することは、ストーリー的にはどうなのか?包み隠してしまっていいものなのか?どうしてもファンタジー的なエンターテインメントに持って行かなくてはならない理由があるんだろか?やっぱ監督のわがままなのかなぁ… あ、邦題は表面的過ぎて最悪です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-01-29 01:03:43)
499.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
旧作は未見です。 微妙です。どちらに評価したら良いのやら。ストーリーは復讐劇(国のため民のためと言えども、これもある種のリベンジ)のオーソドックスなパターン。仲間を集めて多勢に無勢の戦いを仕掛けるというのもオーソドックス。勧善懲悪は多くの人は好きなのです。ド派手な殺陣も多くの人が好きなのです。いささか悪趣味な部分も含めて、これは優れたエンターテインメントなのだと思います。実際、正直なところ見応えは非常にあります。久々に見る松方弘樹の鬼気迫る殺陣。SMAP感をかなぐり捨てた稲垣吾郎の怪演。そして安定の役所広司を始めとする名優たちの好演。2時間超の長尺も飽きさせません。 でも、裏返せば「それだけ」なんです。スピーディにスリリングに意外性のないストーリーが進んでいく。突っ込みどころは満載。いいんです、エンターテインメントと割り切れば。山男が復活した件だって、首の傷は奇跡的に血管を外していて、胸の傷は甲冑でギリギリ守られたか、鬼頭半兵衛が侍でもないものを斬りたくなかったからわざと浅く斬ったとか、何とでも説明出来ますから。武士道アウトローの2人だけが生き残るのも社会派っぽくていいじゃないですか。だけど、稽古の最中に「足を掛けろ」「勝つためには何をしてもいい」みたいなことを言ったり、最後の決闘で盟友に泥水で目つぶし攻撃して首をはねたりするくせに、何で仕掛けだらけの宿場で徹底的に攻撃しないのか。爆薬と弓でもっともっと戦力を低下させられたのに、なんで中途半端に正々堂々なのか?そもそも、村人にちゃんと接待させて毒を盛るとか、全ての家屋を同時に爆破炎上させるとか、鉄砲隊を準備するとか。 あぁ、そんなことを言ったら野暮なんですね。やっぱエンターテインメントだからいいのかな?やっぱ微妙だな。なんだかんだ言っても、長尺作品を一気観させられたのだから、ここは素直に認めるべきなんだろうな。
[DVD(邦画)] 6点(2017-01-09 00:23:19)(良:2票)
500.  スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間 《ネタバレ》 
意欲作です。ゾンビ映画も随分といろいろなバリエーションが出来ましたが、これはまた新しい。 基本的には人間ドラマです。ひとりの淋しい女性(レズビアン)が、母親に理解されず、パートナーからも別れを持ち出され、どうにもならない閉塞感に苦しむ中、経口摂取させられたのか性行為によって感染させられたのか、何らかの病原体が体に入り込み、刻々と彼女の体を蝕んでいく。心は既に病んでいたのだけれど、ますます周囲に理解されなくなっていく(彼女も助けを求める様子はないけれど)中で、更に常軌を逸していく。次々に現れる症状がグロイので、そちらに注意が向いてしまいますが、実は精神崩壊の過程こそがこの作品のメインテーマなのかもしれません。 ただ、謎の男が途中から指名手配犯みたいになって、最後には直接的に絡んで来る。なんか無理やり感があるなぁ… それと、邦題では堂々とゾンビ映画だけれど、彼女はホントにゾンビになったのか?それとも謎の感染症??なんか詰めが甘いなぁ…背景省略し過ぎかも。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-05-18 01:21:48)
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