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椎名みかんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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41.  ゴーン・ガール 《ネタバレ》 
後味が悪い映画だなあ(笑) とにかく、女がろくでもないやつで見ていて鬱憤が貯まるので、最後は女をとっちめて終わってくれることを期待した。 しかし、全くそうはならない。 完全に女の勝ちで終わる。溜飲が下がらないどころか、逆流して口からあふれそうである。 この気分の悪さもこの映画の魅力であろう。  展開もよかった。 物語の半分くらいで、嫁のもくろみ、夫婦間の真実など、すべての謎の答えは出る。 そこで一回、そういうことかーと思わせておいて、おいおいまだ続くのかって構成は変わっていて、面白い。  話としてはさすがにできすぎで、あんなやり方で殺人現場を偽装しても、さすがに警察が一通り調べたらすぐバレるだろうなあ、とはちょっと思うけれど、それは言いっこなしですかね。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-04-10 07:41:22)(笑:1票)
42.  パラサイト 半地下の家族
コメディでドタバタやりながら、貧富の差を描くということらしいのだが、別に面白くない。 ただただ面白くない。 単純にコメディ部分が面白くないし、貧富の差がテーマと言われてもはいそうですか、という感想しか出てこない。 解説サイトを読むと、貧富の差を描くために、カメラワークまでこだわりの工夫があるそうだが、それに誰がきづくのか、そもそも、それがあったらそんなに映画は面白くなるのか?という代物  貧乏一家側の兄弟は見てられないほどブッサイクなのもウンザリ。  この映画が評価される理由がさっぱり分からんなあ…
[地上波(吹替)] 3点(2021-01-15 07:09:17)
43.  ブルー・リベンジ (2013)
最後まで人間関係も、主人公が復讐に至る背後関係がさっぱりわからんまま終わる。 とにかく意味不明。 特筆すべき面白さが何も見いだせない駄作。
[インターネット(字幕)] 2点(2020-11-17 21:33:22)
44.  ある戦争
何かを得ようとすると、同時に、何かを失うことになる。我々の人生にはそういうジレンマが常につきまとう。そして常に正しい判断ができるわけでもないし、そもそも正しい判断などというもの自体ないのかもしれない。 戦争映画と思いきや、後半は法廷劇に様変わりするのだが、平和な自国に戻っても、そのジレンマが終始つきまとうというのが面白い。 ところで、「傷ついた足」が象徴的に使われているのだが、加えて煙草を小道具として多用してくる。この煙草にはどういった意味があったのか?
[インターネット(字幕)] 8点(2020-11-17 21:17:17)
45.  ラスト・ターゲット(2010) 《ネタバレ》 
お話がただただつまらない。 序盤は、非常に期待をそそられる。 雪山で狙われる、一緒にいた女を無情に殺す、その後イタリアの美しい街で隠れてすごす、主人公が何者なのか謎だがどうも闇の世界の人間っぽい。 いいね!すごくいい。これは面白くなりそうだ、と最初は思った。  しかし、その後は地味な展開が延々と続き、そのまま大して盛り上がりもないまま終了。 作ったやつ、このストーリーで見るものをどう楽しませたかったのかね?  あと、風俗嬢に入れ込んじゃうってのはどうなの。 渋いオッサンと思ってたら、いきなり風俗に行って、オキニの子に入れ込んで通い続けるんだから、びっくりした。 ゴルゴ13もよく女を買ってたけど、欧米の感覚じゃ、買春するのはそんなにダサくないわけ?  でも、ゴルゴはあくまで向こうから誘ってきた売春婦を買って、しかも、ガンガン気持ちよくさせてメロメロにさせてから去っていくんだが、この主人公、せっせと風俗店に通い詰めて、お気に入りの子を毎回指名してるんだよなあ。風俗にハマったサラリーマンかよ。 ところで、売春婦が殺される事件があったようだが、あれは一体何だったの?オキニの風俗嬢がピストルを持ってることの理由付けにしたかっただけか?  ちなみに、最後で主人公を狙撃しようとした女が撃つ直前頭から血を吹いて倒れるシーン。あれを「女が誰かに狙撃された」と誤解している人もいるみたいだけれど、あれは、女が自分を狙ってくることを予見していた主人公が銃に細工をして撃ったら暴発するようにしていたということ。  さて、内容はいまいちではあったものの、 主人公が過ごした町は、一週間くらい滞在したい!と思わせるようなステキなところで、旅番組としてなら面白かったのかもしれない・・・
[インターネット(字幕)] 3点(2020-11-16 00:25:41)(良:1票)
46.  帰ってきたヒトラー
こういう題材だから、ウィットに富んだ風刺がいっぱいあるのかと思ったがほとんどない。ヒットラー最期の12日間の有名シーンを、まさか自社でもパロディしてきたあたりくらいはクスリとしたけど、それ以外何一つ笑いどころはない。 政治的なメッセージもいまいち感じ取れない。 ストーリーはあってないようなもの。 いやほんと、何がしたいのか、どの部分を面白いと思わせたいのかってのが全然分からないまま終わってしまった。
[インターネット(吹替)] 2点(2020-11-16 00:18:33)(良:1票)
47.  ライト/オフ
ひどい映画。映画の宣伝に使われている「電気を消したら何か影が見えて、電気を消したら何もいない」というシーンは面白い演出だと思う。 でもそれだけ。 ストーリーはもうひとつ。 ホラー映画ながら、人間同士(特に家族の)の絆がテーマになっている。しかし、描き方が薄っぺらい。主人公とその母との間の確執が特に話の中心であり、最後に母が自らの命を断ってまで娘を守ろうとする、というのがこの映画の感動のクライマックスということになるのだろうが、そこまでにお膳立てができていないため、感動できない。というのは、主人公と母との確執の部分、要は過去にどういう経緯があって娘が家を出たか、がきっちり描かれていないためだ。そのへんがあやふやなまま、お母さんが銃で頭をふっとばしても、心が揺さぶられない。 じゃあ、ホラー映画として楽しめたかと言うと…うーん、怖くないよね、これ。 あと、暗くなったらオバケが出るというのに、どうしてアイツらはいちいちご丁寧に夜に寝るんだ?昼に寝て、夜は人の多い明るいところで過ごしてたら?なーんてしなくてもいいようなツッコミがずっと頭から離れなかったのも、映画がつまらなかったからであろう。
[インターネット(字幕)] 4点(2020-11-15 23:34:32)(良:1票)
48.  ゾンビ・サファリパーク 《ネタバレ》 
安っぽいB級ゾンビ映画だと思ったら意外にしっかり作られていた。でも、その程度。お世辞にも褒められた出来ではない作品。 ハイテク&商業主義な巨大企業が裏で非人道的なことをやっていた!…なんて結末はゲップが出るほどよく見るネタで、意外性などあるわけもなく、ただただげんなり。彼氏の裏切りも予定調和。もうちょっとひねろうよ。 ヒロインはヘドが出るような人道主義者で、もはや助かる見込みのない感染した仲間を撃ち殺した彼氏を批判する。その後も各所で綺麗事といい子ちゃんぶりを発揮し、とにかくイライラさせてくれる。 展開はスピーティで、少なくとも見ていて飽きさせなかったのだけは評価したい。
[インターネット(吹替)] 5点(2020-03-21 07:15:36)(良:1票)
49.  クラウン
褒めるべきところが全くない映画。 ストーリーは最初から最後まで、これでもかと言うほどよくある展開で退屈の極み。 呪いの道具を身に着けて、悪霊つきになって、なんやかんやでドタバタあって、主人公も子供も無事で、悪いやつは死んだけど、呪いの道具は残ったまま…… これって、ほんと一部のスキもない超ありがちストーリー。 ピエロでホラーってのも今更すぎるしなあ。あと作中で語られる「ピエロというのは元々は悪魔で・・云々」の話は全部ウソ。そんな事実はどこにもない。そんなウソかますのもどうなの? 映像的な面白さも皆無で、肝心のピエロ化した男の姿がどんなふうになってるのかよくわからない。いつも暗かったり動いてたりでごまかしごまかし。子供を殺す、食べるシーンも同様。 低予算映画だから仕方ないんだろうけど、だったらせめて脚本の方をもう少しひねってくれよ。
[インターネット(字幕)] 2点(2019-07-04 22:10:24)
50.  スケア・キャンペーン 《ネタバレ》 
悪くはない映画だが、不満も残る。 何度かどんでん返しのあるストーリーなのだけれど、自分はそこから更にもう一度、ラストに仰天のどんでん返しがあるんだろうなー、と思ってた。 というのも、マスク集団が、一体何者なのか、何が目的なのか、ずっと謎として残っていたから。全員顔が見えないわけだから、実はマスクを取ったら知ってる人物が…?という展開が来そうなものではないか。 ところが、そこは何もなし。すべて謎のまま終わった。 かなりの肩透かしだった。 あのマスク集団に関してさらなるどんでん返しと、決着を用意していてくれれば、この映画の評価もだいぶ変わったであろう。残念。 だいたいあのマスク集団は結局何だったんだ?主人公を逃がした意味もよく分からない。そのあたりはきっちり解決して終わってくれないと、喉に小骨が突っかかったままのようでスッキリしない。 面白かったが、惜しい。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-07-04 21:58:37)
51.  タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら 《ネタバレ》 
くだらなさすぎる。善良な二人の主人公がどんどん殺人鬼に仕立て上げられしまうところまでは、まだコミカル映画として楽しめた。そころが、後半、徐々に話がシリアスになってしまって一気に冷めた。相手の殺人鬼との格闘、彼の知られざる過去、主人公の勇気、主人公二人の友情、ヒロインとの愛…そういう言ってみれば「物語の王道的エンターテイメント要素」を真面目にやっちゃう。 あれだけ、前半ギャグでドタバタやってたのに、後半突然、そんなのを真面目にやったって面白いわけない。 話の大筋としても、ご都合主義な点が目立つ。大学生側も主人公側もなぜ警察に連絡しないの?なぜ逃げないの?いくらギャグ映画でも不合理不自然極まりない。 最後のどんでん返しは実は父親が犯人だったんだよ!ってだから何だ?って感じ。自分に自信を持てない冴えない男が、事件を通して成長するというというドラマもあまりに古臭いし、その描き方も、そもそも彼の「冴えない日常」が事前にきちんと描かれてないので心動かされない。 あと、あの殺人鬼大学生は結局生き残ってたわけだけど、ラスト、主人公のところには来ないのか。くだらなかっただけに、せめてバッドエンドにして最後のインパクトあればまだ面白かったかもしれない。
[インターネット(字幕)] 3点(2019-05-08 05:14:12)
52.  ローン・サバイバー
ちょうどアフガニスタンからアメリカが撤退し、長く続いたアメリカとの戦争が終わろうとしている時にたまたま観た。2回めの鑑賞。 時期が時期だけに、この映画に描かれたものを含め多くの犠牲を出しながらも、結局米によるアフガン民主化は叶わなかったんだなあ、なんていろいろ考えたが、基本、戦争映画はあまり戦争の目的とか世界情勢とか気にしないで見ない方が楽しめる。 こんなところでアメリカが出張ってきてドンパチやる大義はあるんか?なんて考えだしたら主人公に感情移入できないもんね。 ストーリー自体はどうということもないのだが、事実ベースの映画というだけで、そういうのは割と許されてしまうのはお約束。こんなことが本当にあったんだなあ、と楽しく見れる。 そして追い込まれてボロボロになりながら逃げ惑うときの悲惨さ、痛々しさが、とにかくすごい映画。 崖から2回も転げ落ちるシーンは壮絶で、演じてるスタントマンの身を案じてしまうレベル。 最後に登場人物の一人ひとりの、本人写真が出るのだが、それが、あまりに軍称賛、アメリカ万歳が過ぎる感じで、最後の最後でに少し興ざめする。 あと、これは別に作品にケチをつけるつもりで言うわけではないのだが、羊飼いの3人の扱いをどうするかで揉めるシーン。ここで、4つ目の「プランD」は考えられなかったのだろうか。それは、「一番脚力がなさそうな年寄一人だけを解放し、他の二人は縛ったまま放置する」である。年寄りならふもとまで降りるのに時間がかかるのでその間に逃げる時間を確保できるし、ふもとについた老人は町で二人の救助を求めるだろうから二人は助かる。その救出までの間に二人が狼に襲われる心配はあるが、救出までの時間は短いし、狼は夜行性なので可能性はそこまで高くない。 これでは駄目なのだろうか。 ま、とりあえず、面白い映画だった。
[インターネット(吹替)] 7点(2019-05-07 18:54:17)
53.  インターステラー
主人公、性格悪いなー。もうその時点でこの映画の評価はマイナス30%  映画の主題は時間も空間も超えた愛の力、といったところなのだろうが登場人物に魅力がなさすぎて全然感動しない。 ロボットやアン・ハサウェイのキャラは良かったんだけどねえ。とりあえず、主人公、重ね重ねお前は駄目だ。  やってることは「アルマゲドン」と全く同じ。愛する家族と反目し、地球を守るためと出て行く。最後は地球を守るため自己犠牲で俺はここで死ぬ!とお涙頂戴しておいて、結局五体満足で帰ってきて、家族と和解、地球も無事でハッピーエンド。アルマゲドンだね。主人公が素人の癖に専門家のやり方に偉そうに文句を言って、それでいて主人公の判断はなぜか全てにおいて正しいという「なんでやねん!」な展開も、アルマゲドンと一緒。  あと、なんかもうね、登場人物が全部、出た瞬間だいたいどういう役割か分かるって言うのがね。要はベタ。 黒人→悪い人ではない、途中死ぬ もう一人の学者 →雑魚 主人公に言い負かされる 当然死ぬ 先に行ってた学者 →裏切る、当然死ぬ 女 →芯が強いが、もろいところもある 生き残る 以上、全部読めた。   「あの時起こったことは実は自分たちが起こしていたんだ」というタイムマシンものでよくある「どんでん返し」がこの映画にもあるわけで、ベタと言えばベタなのだが、驚きはあった。  科学的考証には耐えられないSFであろう。ブラックホールに落ちたら、事象の地平面に近づくにつれ時間は無限に近く遅れるから、地球に帰ってきても、娘どころか太陽系すら存在するか。 その他もろもろおかしい所だらけ。それはいいっこナシかもしれないが。  アン・ハサウェイはきれいだが、娘役の女優がブサイクすぎる。さすがに女優で顎が割れてるのはいかがなものか。
[インターネット(吹替)] 5点(2019-02-27 07:06:40)(笑:2票)
54.  ザ・ボーイ ~人形少年の館~ 《ネタバレ》 
一体どういうからくりなのか?どういう結末なのか?が予想できず、見入ってしまう。 謎の怪奇現象は、オカルトなのか、現実的仕掛けがあるのか、どっちなんだろうと思いつつ見ていて、さすがにこれは前者、オカルトな話で終わるんだろうなと思ってたら、後者だった。ここまで予想を裏切ってくれたのなら高く評価したい。 数々の伏線を張ってしっかり回収しているのも素晴らしい。 結末であるブラームスの正体は、悪魔のいけにえのレザーフェイスとあまりに似ていて、ちょっと新鮮味にはかけてたのは残念。 あの人形が耳にした内容を、本物のブラームスがすべて聞いていたということになるわけだが、だったら、あの人形を壊した時に中からマイクとかカメラが出て来たほうがよかったのではないだろうか。そうじゃないと、一体ブラームスはどうやって情報を得ていたのか分からずじまいになってしまう。
[インターネット(吹替)] 8点(2018-12-23 16:34:43)(良:1票)
55.  ジェーン・ドウの解剖 《ネタバレ》 
映画のタイトル通り、解剖に焦点を当てたホラー。 人体を解剖するシーンは非常によくできていて、気持ち悪くて楽しめる。 解剖していくごとに次々出てくる謎、といった展開も引き込まれる。 超常的な存在、モンスターの肉体を解剖するなんて今までになかった映画。 ただ、遺体が魔女なんだ、って分かってから後は、平凡でひねりもなく、盛り上がりに欠ける展開であったのが残念。 死体役の人が綺麗でよかったけれど、すきっ歯なのだけは、萎えたなあ。
[地上波(字幕)] 7点(2018-11-07 09:23:58)
56.  イット・フォローズ 《ネタバレ》 
ダラダラと間延びした展開にはうんざり。ヒロインも準主人公的な男もありえないほど冴えない役者で見ていて萎える。話も意味不明な点、矛盾する点が多すぎる、など散々な作品。 ただ、映画はホラーとは一線を画すちょっと変わった趣。登場人物はみな、思春期まっさかり、かつ軽い反抗期のティーンエイジャー。大人が全くと言っていい程出てこないのが何とも不気味で味わい深い。 セックスをしたらまるで性病のように「死に至る何か」に感染し、その「何か」はじっくりゆっくり襲ってくる。 そのあたり、作品として何かを暗示している感じはするし、それを何か分かったかのようにドヤ顔で語れば通ぶれるタイプの映画だと思う。 ただそれだけで、正直面白い映画ではない。 さて、敵となる「何か」は、感染者以外には見えないものの、確実に存在していて、物理的な干渉が可能。しかも、ワープするとか、異常に力があるとか、超常的な能力はあまり持っていない。だったら、対処法はいくらでも思いつく。なのに主人公達と来たら、馬鹿みたいにブルブル震えてるだけ。やっと行動に移したと思ったら、プールで電化製品並べだす。お前ら、何がしたいんだ?感電作戦?リスクだけ高くて、効果の低そうな作戦をとるんだな…。 で、襲ってくる方は襲ってくる方で、プールサイドからドライヤーとかテレビとか投げて攻撃しだす。ん?ドリフのコントかな?  あと、この映画「何か」を誰かに感染させるというのが重要な要素なんだけど、その「感染させること」に意味ってあるのか? ヒロインに感染させてきた彼によれば、他人にうつせば自分は助かるとのことだけど、誰かにうつしても、結局自分にも彼のところにも「何か」は来てるじゃないか。うつす意味って何?根幹の部分のルールを曖昧にしてどうするんだ? もうちょっとシナリオ練り直して出直してきてほしい。
[インターネット(吹替)] 4点(2018-10-12 03:38:45)
57.  ゲット・アウト 《ネタバレ》 
黒人差別を逆手に取った社会派サスペンスかと思ったが、何だかどんどん違う方向へ。さらにラストは、全く意外な展開に。 前半はとにかく不気味で、何だか謎めいた出来事だらけ。一体これはどういうことなのかと、話に非常に引き込まれる。なのでそこまでは面白かった。 しかし、そこからの種明かしは少々ガッカリするものがあった。 確かに意外性はあった。だが、それは悪い意味での意外性であった。 脳移植で永遠の命を・・ということなわけだけど、そんな脳移植の技術があるはずもない現代社会の、それも片田舎で、そんな脳移植が行われていましたよ!って唐突に言われても、意外というより、何じゃそりゃ!とあっけにとられるだけである。意外性があったというより、現代サスペンスの話が突然SFになってしまって驚いた、という方が正確である。 また、その脳移植もあまりに手垢が付きすぎたネタであった。「脳移植によって永遠の命を手に入れる」「その脳移植用の健康な体を手に入れる為に、人権を無視した人体獲得システムが構築されている」というのはSFではあまりに古い。 催眠術で人を操るってのも非現実的だなあ。 まあ、それでも細かい点でラストのどんでん返しで楽しめる点は多かったけども。 多少は怪しいと思いつつも少しは信じていた彼女の裏切りと豹変っぷりとかね。あと、一家がとにかくろくでもなく不快な奴ばかりだっただけに、最後に全員ぶっ殺していったのもカタルシスがあった。 まずまず楽しめる。
[インターネット(吹替)] 8点(2018-10-12 03:27:12)(良:1票)
58.  遊星からの物体X ファーストコンタクト
うーん、いまいち。 20年ぶりくらいに元祖の方を見てみたら、そっちもいまいち面白くなかったのだが、リメイクのコレも褒められた出来ではない。 ヒトのフリをしているエイリアン、それが誰なのか分からず、そして、それがいつエイリアン化するか分からずハラハラするというのがこの映画のキモであると思うのだが、元祖もリメイクもいまいちそのハラハラ感が弱い。いやリメイクのほうが更に弱くなっている。元祖にあったシャーレに血を入れたら反応するというテストは今回はあえてなくしたようだが、じゃあそれに変わる判別方法は何かと言えば、歯の治療跡があるかどうか。あんぐり口を開けたおっさんの口を覗いていって治療跡あるね~って、それじゃ、緊張感も何もあったもんじゃない(笑) しかし、今更ながら気づいたが、どうして南極観測所に火炎放射器なんて置いてるんだろう(笑) ましてや今回はなぜか大量の手榴弾まである。君たちは南極で戦争でもするつもりだったのかい? 怖くない、ハラハラもない、人間ドラマもない、駄作。
[インターネット(吹替)] 6点(2018-10-12 03:20:38)
59.  リメンバー・ミー(2017) 《ネタバレ》 
感動した。面白い。 最後に、キーとなる歌を歌って、ひいおばあちゃんに父親を思い出させるシーンは涙が溢れた。  ストーリーは、非常に王道的な作りである。悪いやつを倒し、愛や友情でクライマックスを作る。悪く言えばありがちであるのだが、完成度が高いので評価できる。 きっちり伏線をはり、いくつかのどんでん返しを用意し、綿密にストーリーが練られている。 メキシコ独特の宗教、文化を活かした設定も面白い。現世で写真を飾っていれば現世に一日だけ戻ることができて、そのための入国管理局みたいなのがあったり、などなど。 大人でも感動できるというふれこみの通りで、自分もいたく感動したが、逆に小さな子どもはこのストーリーを十分に理解できるのだろうか?とも思う。アナ雪などと比べると、かなり複雑な内容になっている。
[映画館(吹替)] 9点(2018-05-04 16:40:21)(良:1票)
60.  セッション 《ネタバレ》 
暴言は吐くわ、物は投げるわ、こんな教師が実際いたら、今ならアカハラに体罰にと、問題だらけで即刻クビもののクソ教師ということになろう。 こんな無茶苦茶な指導が許されるのか?許されるわけがない。 ……などとこの映画をことの善悪で見ていたら面白くも何ともない。 天才を育てるべく狂気のレベルにまで激しい指導をする教師、天才になりたくて狂気のレベルにまで修練を積む生徒。そのふたりの姿が凄まじい迫力を持つ。 そうしたお互いの努力も虚しく天才は生まれなかったのだが、最後の最後でそれが結実することになる。 あの教師が本当に、生徒を密告者と勘違いし復讐をしかけたのか、それとも才能を開花させるためにあえて課した試練だったのか判断に迷うところではあるが、最後はお互いの意識がぴったりと合いボルテージが上がっていくシーンは圧巻である。 2時間、見るものを圧倒し続ける壮絶な映画である。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-03-27 08:14:57)
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