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ゆたKINGさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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41.  ライトスタッフ
高揚感と感動を与えてくれる作品だ。ただ、劇的に作りすぎるハリウッド映画を好まない者としてはこの点数。全編通して引き込まれるといった感じではないが良作といえる。
6点(2003-04-27 09:55:48)
42.  日の名残り
レクター・シリーズが強烈なアンソニー・ホプキンスだけに計算高い異常者と勝手な俳優像を描いていたが、高潔で気難しい役どころを男の渋さを漂わせながら見事演じきっている、まさに名演技だ。切ない恋仲を演じるエマ・トンプソンもまた素晴らしい。熟年の俳優陣が今作を格調高い作品に仕上げている。お互いを意識し始める過程、一筋縄に行かない男女関係を雇われの身分をふまえ、感情を押し殺し、表情としぐさで心の内を見事に表現している。なんと言ってもホプキンス演じる執事スティーヴンスに好感を持てる。気難しいが主人に対する忠誠心が強く、時には、父親を度重なる失態を理由に雑用にまわしたり、主人の命令でユダヤ人だからという理由でメイドを解雇したりと主義主張は一切口にしない。弱いところを見せたがらないスティーヴンス、そんな彼がたった一度だけ自分の主義主張で女中頭に会いに行く。いい年なのにそわそわしたり、照れた様子のスティーヴンスが見られる食事のシーンは何とも微笑ましい。久しぶりにいい映画を見たなと思える傑作だ。
10点(2003-04-26 19:14:05)(良:1票)
43.  セントラル・ステーション
あまりにもドーラに感情移入出来る要素が少ないため、作りとしてはお涙頂戴でも感動するに至らない。万引きした少年をあっさり銃殺したりと文化の違いも感じるし、殺伐とした雰囲気はどうもなじめない。どうも、ブラジル映画は肌に合わないみたい。
4点(2003-04-25 23:49:27)
44.  やかまし村の春・夏・秋・冬
今回は夏休み後のやかまし村が舞台。待ち遠しいクリスマス、エイプリルフールでの騙し合い、お泊まり旅行など楽しいエピソード満載。それにしても、前作と同じ終わり方だと続編期待しちゃうよなあ。
7点(2003-04-25 17:51:24)
45.  やかまし村の子どもたち
やかまし村は現代における清涼剤、郷愁に浸るも良し、子供の笑顔に癒されるのもまた良し。大きな事件ひとつ起きず、のどかな時間だけが過ぎていく。終始子供の視点で描かれている点も好感を持てる。たわいもないことで一喜一憂する子供、好奇心旺盛な子供達は自然に存在する生き物、植物なんでも遊びに変えてしまう。こう見てると、遊びは提供されものではなく、自ら探すものであることがわかる。ラッセ・ハルストレムが本当に撮りたいのは、こういった映画なのだろう。もう一度、母国が舞台の作品も見たいものだ。最後に続きが見たいと思った方、続編「やかまし村の春・夏・秋・冬 」を見ましょう、その後のやかまし村が見られますよ。
7点(2003-04-25 17:34:44)
46.  遠い夜明け
実話であり、警察の陰湿な嫌がらせには、人種差別の根深さを感じてしまう。さらに南アフリカでは、ほんの10数年前まで人種差別が平然と行われ、法で守られていたと知りさらに驚く。伝えるべき事が多くて、早足な展開は否めないが、ラストの小型飛行機による亡命のシーンでのウッズの回想シーン、ソウェト事件とビコの法廷においての証言を絡めた演出は見事だった。理想と現実のギャップが映像を通して伝わる、とても印象深いシーンだ。個人的には前半にもこの手法を使って欲しかったなあ。
7点(2003-04-24 18:35:16)
47.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
風刺劇とか語る前に絶妙ともいえる狂気と笑いのバランスが素晴らしい。さらに目を見張るのは、その細部に至るまでのこだわりだ。「平和こそ我らが」の看板の前で味方同士の兵士が打ち合うシーン、公衆電話で大統領に電話かけるシーン、さらに「コレクトコールで頼む」と訴えるところなんかはおおいに笑える。それと3役を演じきったピーター・セラーズ、言われなければ気付かないほどの変貌ぶり、中でも博士役は私的ベスト3に入る怪演だ。そして最後の女性ボーカルによる愛の歌に相反するキノコ雲のあめあられ、陳腐な感想だが、いちばん的を得てるからあえて言う、面白い!
8点(2003-04-23 19:17:51)
48.  禁じられた遊び(1952)
子供二人が拾い集めたり、盗んだ十字架を水車小屋にたてるシーンがただ繰り返される、いたってシンプルな話なんだけど、それが余計子供の純粋さが強調され泣けてくる。そして最後の少年の名前を連呼するシーン、印象的な音楽とともに深く心に染みる。
7点(2003-04-21 22:56:28)
49.  シャイニング(1980)
仕組まれた恐怖より、恐怖におののくジャックの妻演じるシェリー・デュバル の表情の方がはるかに怖い。キッチンナイフを片手に泣きながら、走るシーンの恐怖の演出など彼女の表情にかなりの部分助けられている。それに加え、誰もが認めるジャック・ニコルソンの怪演、狂気に駆られた顔と恐怖におののく顔、冷静に考えると恐怖の演出は実にシンプルなんだが、それが一番怖い。さすがは奇才キューブリック、古き良き映画演出を熟知している。それにしても、息子と同じ能力を持つ黒人があんなにあっさりと殺されるとは思わなかったなあ。物語の重要な要素のようで、実はたいしたことがない。雪上車運ばせるだけの設定なら、可哀想すぎる。
7点(2003-04-17 17:31:12)
50.  小説家を見つけたら
天才少年と大人の友情物語・・あれあれ「グット・ウィル・ハンティング」似すぎてやしないか?どう考えても、前作を見た者はこういった感想を抱くはず、ということは監督は計算のうちとも言える。あえて同じ路線で勝負みたいな、そう考えると似すぎている点を除けば良作だし、ショーン・コネリーが自転車をこぐシーンはさわやかの感動を呼ぶ見事な演出だ。そうはいっても個人的には、同世代の友情も描いてみせた前作の方が好みかな。
7点(2003-04-17 09:34:18)
51.  マルホランド・ドライブ
視聴者に無理難題を突きつける相変わらずのスタンスを守った作品だが、どういう訳か今作に限っては解きたい気持ちが持続された。それでも、ラストが近づいても絡み合った糸は解けず、相も変わらず?マークで見終わったが。すでに手は再生ボタンを押していた(一応DVD)・・。デビッド・リンチの狙いはこれか!
8点(2003-04-16 18:34:07)
52.  暗い日曜日
美貌により誰からも好かれるイロナ、そんな彼女に魅了された男二人、だが憎しみ合うことはない、一時の感情の起伏はあるが、それぞれが自分にとってかけがえのない人と認識している。イロナ演じるエリカ・マロジャーンは本当に美しく、観客さえも魅了する。それと実際に存在する楽曲「暗い日曜日」の旋律の素晴らしいこと。それを作曲し楽曲にまつわる「死」の噂に翻弄され、自ら命を絶ったピアニスト。死の歌として有名だが、この映画を見ると愛の歌のように感じられるから不思議だ。最後はいささか綺麗にまとまり過ぎてはいるが、自然と笑みがこぼれる見事な終わり方だ。
9点(2003-04-16 17:22:30)
53.  家族の肖像
家族の肖像の絵画に囲まれ、家族に対する憧れを抱く教授。そこに現れた口うるさい貴婦人を中心とした崩壊寸前の家族と美男子。孤独を願う教授と世間を知らなさすぎると罵る若者達。電話のシーンの多用がそれとなく、教授と若者達との価値観の違いを浮きぼらせる見事な演出だ。そして次第に美男子コンラッドだけに惹かれていく。「ベニスに死す」ほどの同性愛的な描写は感じないが、教授がコンラッドを意識し始める過程が見事に描かれている点も素晴らしい。それと、貴婦人達がテラスに出るシーン、なんと絶景のことか。あまりに綺麗すぎて巻き戻して何度も見てしまったほど。「地獄に堕ちた勇者ども」の家族の崩壊から一転、家族に対する憧れが描かれている今作。ルキノ・ビスコンティの思いが詰まった作品だ。
7点(2003-04-15 19:41:30)
54.  まわり道
ロード・ムービー3部作の中でも異色な作品。必要性が感じられない放浪旅、目的地は風任せといえば聞こえはいいがそんな格好いいモノではない。優柔不断で嫌なことを避けて通る保守的な旅。でも、このまわり道こそが実に人間らしく、得られるたものが後の人生を左右することだってある。万人受けする題材ではないが、個人的には明確なテーマをもったロード・ムービーより身近に感じられ共感が持てる。それと忘れてはならないのが、これがデビュー作にあたるナスターシャ・キンスキー。「テス」「パリ・テキサス」でその美貌と個性をみせてくれたが、今作は12,3歳と幼さの残る顔が印象的だ。すでに、魔性の魅力が感じられ、小悪魔的といったところ。台詞が少ないのに、この強烈な個性、特に寂れた洋館で主人公を誘惑するシーンにはおもわず見入ってしまう。語られることの少ない作品だが、いやいやどうして傑作の部類に入る作品だ。
9点(2003-04-15 10:03:16)(良:1票)
55.  ニュールンベルグ裁判
ヒトラーの大量虐殺により犠牲になった何百万もの命、いったい誰が責任をとるべきなのか。この映画のテーマは実に深く、難しい。司法に携わった者を罰するのは、もっともかもしれない、だがヤニングの言うように、それにより私欲を肥やした者(武器を供給したアメリカの企業など)は同罪というのも理解できる。そもそも戦勝国が戦敗国を裁く矛盾さが自体を複雑化している。本来、人間の尊厳に重点を置き、議論すべきなのにアメリカはドイツとの友好関係が必要と政治的見解を法廷に持ち出し、ドイツは、真実を隠し自国の誇りのために戦う。言葉少ないヤニングだけが法廷のあるべき姿を指し示した。最後のヘイウッド判事がヤニングに言った言葉「始まりは、無実の人へのあなたの最初の死刑宣告です」が重く胸に突き刺さる。
9点(2003-04-14 09:06:44)(良:1票)
56.  ベニスに死す
努力のみでは手に入れる事が出来ない「美」。それを否定する男の目の前に現れた美の象徴のような、美少年タジオ。それを2時間にわたり描ききったルキノ・ビスコンティ には恐れ入る。共感しづらい展開のため、客観的に芸術を楽しむといった趣だが、美しい音楽と見事なラスト、名作の名に恥じない作品だ。ただ、ルキノ・ビスコンティの最高傑作とまでは至っていない。
8点(2003-04-13 16:42:29)
57.  シーズンチケット
音楽の次はスポーツ映画?ブラス!の監督だけに期待大で鑑賞したが、彼お得意の夢に満ちあふれた溢れた秀作だ。夢を追いかける展開にあら探しはナンセンス、普通のチケットじゃ意味ないのだよ、上流階級に憧れるからこそのシーズンチケット。それにしても、マーク・ハーマンの映画はホント終わり方が見事だ、心地よい余韻に浸れる。
8点(2003-04-12 16:43:35)
58.  バリー・リンドン
鏡のごとき水面にうつる城、ろうそくの揺らめき、その絶妙な光加減、色鮮やかな景観・・・まさに息を呑む映像美。ベルナルド・ベルトルッチの「暗殺の森」以来の衝撃だ。芸術に満ちた世界を冒険したような錯覚に陥る。スタンリー・キューブリックにしては珍しくストレートに一人の男の半生を描いた作品だが、深く考えず映像の美しさを堪能せよってことなんだろうね。
9点(2003-04-12 08:46:48)
59.  トト・ザ・ヒーロー
復讐心に燃える老人を描いた現代、姉に似た女性に恋をする成年期、いじめられた幼少期、さらに妄想シーンとかなり複雑に話は展開するが、ごちゃごちゃした感じは受けない。それに使い分けが巧みで、終始好奇心をくすぐられる。成年期での姉によく似た女性を追いかけるシーンと幼少期へのリンクのように繋がり部分を、しっかり描かれているため混乱せずに見られる。監督の演出の素晴らしさが光る作品だ。そしてラストの上空からの見下ろすシーン、高らかな笑い声、父親が歌ってくれた陽気な音楽、彼の一生は陽気に終わることで意義が生まれる。
8点(2003-04-07 17:22:48)
60.  ロゼッタ
ここまでリアリティを追求するなら、ドキュメントでも良さそうだが、前知識なしで見たもんだからかなり衝撃的。まあ、ロゼッタに共感できなかったら、クソも面白くないでしょう。酔いを誘う手持ちカメラ、ロゼッタのどアップ、共感していなければかなりしんどい。それでも、彼女のねたみ、執着心が極限までリアルに描かれていることに驚く。訴えかけるような映像に映画の本質を見た。
8点(2003-04-04 19:25:36)
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