41. アメリカン・ビューティー
《ネタバレ》 淡々とした流れの中に役者一人一人の個性が光っていて、終わってからもひとりで考えてしまうような映画です。アカデミー賞受賞らしいけど、カンヌっぽい気がする。この映画が近所のビデオショップで「コメディー」コーナーに置かれているのですが・・・。この悶々を解決するには私がビデオ屋定員になるしかないのか? 9点(2005-02-08 20:09:39)(笑:1票) |
42. ダンサー・イン・ザ・ダーク
友達の男子が「エンディングで思わず泣いてしまった」・・・お前わかってねえな。この映画。 10点(2005-02-02 00:21:07) |
43. 市民ケーン
富も名誉も女さえも望むまま、っていうのがどんな人生なのか分かった気がします。こんな孤独に自分は耐えられないや。 10点(2005-01-29 20:05:19) |
44. フォーン・ブース
《ネタバレ》 ①犯人を1時間以上、ほとんど映画前編にわたって「声だけ」にしておいて、それでオチで顔見せる意味がわかんない。見せたことで、1時間以上かけて創られた観客の想像力は台無し。私の勝手な想像ですが、これは監督がオチに困ったからじゃないかな。『新しくて観客をぎゃふんと言わせられるオチ何かないかー?』と考えて、それが見つからなかったから、犯人の顔を見せることでオチとしてごまかせられると思ったんじゃないかな。私はこのオチは映画を殺すことになったと思うけど。 6点(2005-01-29 00:14:36) |
45. 華氏911
私は前作よりこっちの方が評価高いです。生々しい映像で観客の心を無理矢理揺さぶるやり方はジャーナリストとして邪道なのかもしれないけど、でも実際、血まみれの子供の映像を見て「それとこれとは」なんて言えません。少なくとも私はこんな事実を知らなかった。米軍兵士が何人死んだと聞いても、イラクで民間人が何人犠牲になったと聞いても、それは数字で記録に過ぎないと思う。静かに暮らしている名もなき人の生活が一変する、その残酷さが画面から伝わってきました。そんなに悪い映画でしたか? 8点(2005-01-27 20:55:45) |
46. キャリー(1976)
《ネタバレ》 一緒に見たマイ母は「救いようのない結末」と評していたけれど、私はこの映画に唯一救いはあると思う。それはキャリーが超能力を持っていること。でも実際、世界中のいじめられている小~高校生の大半は超能力を持ってないだろう。世界中のいじめられっ子たちよ。負けるな。 7点(2005-01-23 20:50:17) |
47. オーシャンズ11
こういうヘボ映画を見ると、同じジャンルの映画と出来を比較してしまいます。「ミッション・インポッシブル」って凄い映画だったんだなぁ・・・。。今度アレまた借りてこよーっと。(しかしブラピは本当によく喰ってたなぁ)(女もね) 4点(2005-01-18 22:03:43) |
48. ラスト サムライ
《ネタバレ》 自国の美学をテーマにして外国に映画造られるという事実が既に嬉しくて、映画としての評価はどうでもよくなってる雰囲気が嫌いです。 6点(2005-01-07 21:20:57) |
49. チョコレート(2001)
結構男と女について考えさせられる映画かと思ってたら・・・薄味。でもこれくらいあっさりしてるとまた違った面白みがあると思う。 ハル・ベリー扮するお母さんの「アメリカの黒人は太ってはいけない」にはハッとしました。ちょっとしたことで自分が差別の対象になるかもしれない危機感が伝わってきた。 7点(2005-01-07 21:14:43) |
50. アメリカン・ヒストリーX
人種差別をテーマにしたアメリカ産映画はもうやめた方がいいと思う。この映画も他と同じで、どこにもたどりつけてない。それとノートンの目に凄い迫力があって、そんなギラギラのワル男が服役でアッサリと気持ちをスライドさせる展開はありえないと思った。この人上手すぎます。彼の演技力が裏目に出てる。 5点(2005-01-07 21:10:56) |
51. マレーナ
自分が高校生だった頃を思い出しました。あの頃私が周囲に対して持っていた嫌悪感を思い出しました。男の下品さと女の下品さは違うんだよね。マレーナが夫と一緒に村へ戻ってくる場面では号泣。中学生の頃「風と共に去りぬ」を読んで主人公の強さに感心したけど、マレーナはスカーレット・オハラよりも強いと思う。あんた凄いよ。 9点(2005-01-07 21:07:58) |
52. ゲッタウェイ(1972)
好きなのは主人公が奥さんを殴る場面。 8点(2005-01-07 21:07:12) |
53. スパイ・ゲーム(2001)
《ネタバレ》 レッドフォードの「前戯なしでセックスするようなもんだ」にこの点数。そりゃあキツイわ。 5点(2005-01-07 21:03:51) |
54. パルプ・フィクション
《ネタバレ》 高校生の頃FMのラジオドラマにはまった自分でありますが、この映画を見ていて「似てる」と思いました。ひとつの場面に登場人物は二人か多くて三人、固定された空間(部屋の中、車の中、レストランで向かい合った席)、意味のないような冗談混じりの会話、登場人物の説明をそっちのけで進んでいくストーリ-、等。それだけだと陳腐なライトノベル(という言葉があるのです)の映像化で終わりそうな気がするのが、キチンと映画化されているのは監督の力量なのかなと思いました。 8点(2005-01-07 20:56:00) |
55. エイリアン2
《ネタバレ》 小さい頃から何度見たことでしょう・・・。TSUTAYA半額レンタルの日に「エイリアン」「エイリアン2」「エイリアン3」を借りてきたら母に『変態』と言われた。 エイリアンが近づいてきたときの「ピコンピコン・・・」という機械音が超怖かった。私が見ている間隣の部屋にいた母は、その音が昔見た記憶を呼び起こすと言って他の部屋に逃げていった。血のつながった親子でなぜこうも違うのだろう。 8点(2005-01-06 21:00:18) |
56. TRICK トリック 劇場版
「別に映画化する必要はない」その通りだと思います。でも私はこれを映画館まで見に行きました。ストーリーは退屈だけどおなじみのギャグは変わらず。それが救い。しかし隣に見知らぬ人が座っているとシモネタでは笑いにくい。「亀の頭」も堪えたよ。映画を見たときの環境って大切ですよね。ビデオだったら5点あげるけど(思い切り笑えるから)映画なので。 3点(2005-01-04 23:46:49) |
57. レディ・ジョーカー
《ネタバレ》 試写会に当選。原作は未読。個人的に「おっ」と思ったのは長塚京三。大企業のトップなんだけどそれと同時に会社員、ってのを上手く出していた。渡哲也も「お館さま」のイメージを捨てて普通のおっさん(しかも貧乏くさい)を熱演していた。あとレディ役の女の子は凄かった。まばたきすらしなかった。吉川晃司もよかった。こんな刑事が現実にいたら一市民として困る気がするけれど。岸辺一徳のずる賢い役も良かった。「21世紀の裕次郎」は主役のくせに引き立て役。でもやはり原作が長いせいか、映画の時間にも限りがあるせいか、人間ドラマの方は中途半端。社会の底辺で生きる男達の無念・・・なんてのは伝わってきませんでした。そんなことよりあらすじを追って物語を説明するのに精一杯、って印象です。自分でお金を払って見るのはどうかなぁ・・・。 6点(2005-01-04 23:29:50) |
58. 東京物語
《ネタバレ》 「親孝行って何?」って考える♪でもそれを考えようとすることがもう♪親孝行なのかもしれない♪・・・この映画の子供たちは誰ひとり「親孝行って何をしたらいいんだろう?」って考えてない。「熱海なんてどーお?」「いいんじゃない?温泉あるし」って爺婆と話しろよ!めったに会えないんでしょうが!!そんな実の息子娘と対照的に爺婆に親切な亡くなった息子の嫁。そんな彼女も「私ずるいんです」と言う。いま日本国内では映画にしろ小説にしろ「泣ける」という要素がないと売れない空気ですけれど、私がこれらの作品に触れて感じたことは、「泣ける」映画は往々にして観客を泣かせることを最終目的にしているためにそこから先に進めないということです。泣いてスッキリしちゃう。日本の皆さん、小津安二郎を見なさい。これを同じ日本人が創ったんだよ。と言う私も「東京物語」しか見たことないですけど・・・。 9点(2005-01-03 23:15:40)(笑:1票) (良:1票) |
59. フルメタル・ジャケット
海兵隊シーンは松本人志によるコントのようだった。「ごっつ」を思い出した。シュール。 9点(2005-01-03 23:01:22) |
60. Kids Return キッズ・リターン
来春社会人である自分の心理状況にうまく重なりました。見て良かった。 明日も頑張ろう。まだ始まってもいないんだから。(涙目) 9点(2005-01-02 22:44:27)(良:2票) |