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中山家さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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41.  スリーピー・ホロウ 《ネタバレ》 
「科学的な捜査」を標榜するデップ君、シャーロック・ホームズ系かと思いきや、一転おどろおどろしい金田一風に……名付けて「騎士が来たりて首を狩る」(ちょっとイッちゃってる気味の娘っ子付き)。それにしても、主人公には最後まで「あんたがいなかったら事件は解決しなかった!ありがとう!」という必然性がなかったなぁ……こんなヘタレでもヒーローに/主人公にになれる、という新手の教育的配慮なのかしらん。いやむしろ、真の主人公は首無し騎士かも。あれだけ出まくって、吼えまくって、殺しまくって、でも実はおばちゃんの手の平の上で転がされてただけだった、というオチは、おぞましい形相が数カットで晒されただけのクリストファー・ウォーケンの扱いと共に、なんだか切ない。
7点(2004-05-17 09:54:15)
42.  フォー・ウェディング
この映画は、様々な人生の機知を語りかけてくれます。イギリスで披露宴におけるゲストの席順を熟考することは、日本でメニューに「伊勢海老のテルミドール」を入れるくらい重要なんだ、とか。結婚式とお葬式に立て続けに出る場合には、ネクタイの使いまわしは勿論のこと、牧師(僧侶?)の使いまわしにも注意しておかなきゃいけないぞ、とか。世界的ヒットをいくつも持っている超人気美形男優でも、バミューダ・パンツ姿はあまりに(以下自粛)、とか。4つの結婚式と1つのお葬式があれば、そりゃ人間、色々モノを知るわけです。
7点(2004-02-16 06:40:23)
43.  ジャック・サマースビー
澄み切った強い視線で射抜くように人を見据えるジョディー・フォスター(プライドを示唆する尖ったアゴは心もち前に。)が、南部の女の「逞しさ」と「可愛らしさ」を見事に好演。特に地味ながら後者が光っている点で、この映画は他のジョディー主演ものとは区別できるのかも。主人公は、タイトルからも分かるように当然ギア様なのだが、昨今のダメ・モテ・ジゴロぶりが背後霊のように透けて見え、最初から「あ、あやしぃ・・・」。ま、ご愛嬌か。このギア様が、「なりたい自分」になるべくアイデンティティの構築とその追求に文字通り「命を懸けた」、という物語なのだが、時代と人間の変化をしなやかに取り込み、ほとばしる感情を尖ったアゴに代弁させながら自分の思うところを突き進む、妻役ジョディーの「静」と「動」から目が離せなかった。
7点(2004-02-04 06:29:50)
44.  オースティン・パワーズ ゴールドメンバー
クラス一の不人気&ブサイク断トツNo1の**ちゃん/○○くんの事が実は好き。でも、バカにされるから、人格疑われるから、みんなの前では絶対言わない。死んでも言えない!・・・でも好き(はぁと)。あーどーしよー←この映画を「DVD含めて3回見ちゃった」とカミングアウトした時の心理的葛藤。あ、玉子投げないで・・・
7点(2003-12-20 09:50:32)
45.  菊次郎の夏
豊橋ぃ?豊橋っ!!ウチのおばあちゃんちの畑が写ってるんじゃん!?ここは、小さい頃、一人で行った初めての「旅行先」。この地名が全国区でスクリーンデビューしたってだけで、んもうあの子のアタマ撫で撫でしたくなっちゃったよ。あ、映画のほうは至って普通に良い感じ。豊橋に点数献上。
7点(2003-12-05 07:04:39)
46.  2 days トゥー・デイズ
主役(兼・悪役)ジェームス・スペーダーの舞台挨拶のあと本編を見た。ファンの友人に「美しいジェームスをカメラに収めてきて~」と頼まれ必死で写真を撮った後に見たので、軽く疲れがキていたが、意外にも小ネタ満載で楽しめた。古典的だが笑えるヅラネタ、脱ぎっぷりの良いセロンなど、飽きさせない作りの勝利。ちなみに美しいはずのジェームズの写真は、顔の判明が不可能な米粒サイズ&暗闇の中に浮かぶ生首のごとく撮影されていて、全てダメ出しをくらった。彼に全く罪は無いが、悪役ぶったヘンテコな眼鏡と共に、以来彼は私の中では典型的なクセモノ俳優として認識されるようになった。ある意味、記念すべき作品。
7点(2003-11-30 10:30:46)
47.  ファーゴ
雪を生まれてから一度も見たことが無いという友人と見た。「雪は人を狂わせるんねー。おそろしー」と言っていた。……そういうテーマじゃないと思うんですけど。個人的には、地味ながら微妙に計算されつくされた、渋い味わいの焙煎コーヒーみたいな映画かと。
7点(2003-11-30 07:45:19)
48.  ロシア52人虐殺犯/チカチーロ
とりあえず邦題‥‥センスなし。もとネタの「シチズンX」でいいやん。邦題から想像されるのは、血みどろの殺人シーン、いかにもな名前?の性犯罪者の変態描写、叫び声とうめき声が交錯するホラーストーリー、といったところかも知れないが、実物はシリアスな人間ドラマで、一見の価値アリ(内容に関しては、以下の↓秀逸なコメントを参照のこと)。どこかの所轄の刑事さんが「事件は現場で起きているんだ」なーんて言葉を吐けるのは、まだずっと恵まれてる証拠。ここで描かれている、警察機構の徹底的した官僚化・硬直化は、ある意味近代国家の成れの果てなのか、と薄ら寒くなる。とはいえ、そうした政治体制の下での個人の価値観や尊厳を、単純なイズム批判に特化することなく、閉塞的な社会状況の中に淡々と描く脚本、そしてそれを少ないセリフ数ながら見事に体現している役者が、どちらも素晴らしい。強いて言えば、あれだけソ連ソ連した場面でみんなが英語喋ってるのがねぇ・・・しょうがないのだけど。がんばってロシア風アクセントを導入しているあたり、なお違和感。
7点(2003-11-13 06:43:21)
49.  ベッカムに恋して
この邦題、何とかしてくれ。純粋な恋愛ものでもベッカムものでも無いんだからさぁ。内容は、明るく前向きなサッカー少女と、彼女を取り巻く友情・家族愛をめぐるコメディー(そしてシリアス。ふり幅がちょっと中途半端か)。イギリスでは大ヒットしてDVDでも大人気。多文化社会理解の牽引役と見なされる向きも。何かをやり遂げようとしながらも、因習やら伝統やら周囲の環境にそれを阻まれている人に元気をくれる映画。
7点(2003-11-12 01:28:14)
50.  南極物語(2006)
感動したのは以下の二点。(1)ディズニーが、いまどきCGなしで動物モノ作っちゃったところ。(2)ハスキー犬が、寡黙に「演技」しているところ。 追記:ストーリーとか、あんまり覚えてません。
[DVD(字幕)] 6点(2006-11-14 17:24:57)
51.  リトル・ヴォイス 《ネタバレ》 
イギリスのソープオペラ(連ドラ)ですね、これ。みじめな人々が、サクセスストーリーを夢見ながらも、結局みじめなまま(?)で終わる。ま、ハリウッド並みのサクセス人生なんて、そうは転がってないんだよ、と。主人公に、自分の才能に過剰な自信を持ち、目をキラキラさせて「今は苦しくったって、夢は叶うわ!!」と叫ぶ可愛い子を据えるパターンが多いなか、正直、ルックスも性格もイマイチ・・・というか描き方が微妙すぎてどっちもよく分からん、というこの映画は新鮮ではありました。最後、幸せそうに笑う主人公に勝手な未来を描いてあげることが、見た者に許される最大の遊びかな。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-08-27 07:49:38)
52.  アルフィー(2004)
「この映画の一番の失敗は、よりによってあの名作『アルフィー』をリメイクしようなんて考えたこと」……という酷評を読んだ瞬間、なんだか悲しい運命を背負わされた映画だな、と同情。そりゃ、前作は名作で。今やサーの称号ももらった、名優マイケル・ケインの出世作なわけで。それと比べちゃ、一人で看板背負わされてるジュード・ロー、ちょっとカワイソー(でも、前髪の毛量はupしてた気がする。本人的にはオイシイ)。で、実際には、そんなに悪くなかった。ジュード、がんばってた。今や手垢がついた「60年代風」、その計算された「いまさら感」が秀逸。スタイリッシュな映像と、古さと新しさが絶妙に同居した音楽のコラボ。次々登場する女優陣に、「あ、この人、***の映画に出てた○○○だ……(でも名前なんだっけ)」と微妙に混乱させられる瞬間さえも、アルフィー・マジックか?
6点(2005-02-27 08:14:37)
53.  ターミナル 《ネタバレ》 
心温まる佳作。肩の力が抜けた感じのスピルバーグとトム・ハンクス、良いです。ただ、ある意味とってもアメリカ的。誰もかれもが皆「自由の国アメリカ」に辿り着きたいと思ってる、と感じさせるところとか。政変が起きるくらい不安定な国家クラコウジアが、さりげなく笑いと見下しの対象になっているところとか。入国管理とか人権とかの問題が絡んで、ずっしり重い政治的テーマにもなりうるはずなのに、敢えて人情話に終始するというのも、逆に「政治的」かな。まぁ本作の場合は成功しているのでアリなのかも知れませんが。ちょっとファンタジーが過ぎるんじゃいの?という方には、ネタ元が一緒の「パリ空港の人々」を観ていただきたいなと思います。
6点(2004-10-25 03:09:44)
54.  エグゼクティブ・デシジョン 《ネタバレ》 
灰色の脳細胞を持つベルギー人の名探偵が、アラビア語をしゃべるブチ切れテロリスト。世界を「沈黙」させるカンフーアクションの雄が、コント並み?にあっけなく死ぬ隊員一号。誇り高き消防士兄弟の兄・ラッセルが(以下略)。俳優の仕事って大変だなぁ。……じゃなくて。よく出来た映画でした。
6点(2004-05-18 07:59:13)
55.  オーバー・ザ・ムーン
なぜか、コレとGIジェーン(デミ・ムーア主演)を立て続けに見てしまい、ヴィゴ・モーテンセンの変わりっぷり(ちょっとヒッピー入ったロマンチックな「ブラウス屋」→デミ・ムーアをしごき倒す非道の鬼軍曹)に感服……いい俳優さんですね。今や「王」になって「帰還」している彼、さすがの活躍ぶりです。対するダイアン・レインも好演技――だけど、彼女演じる人妻の言動は、時代背景を抜きにしても、ちょっと理解しづらい。既婚女性の「自分見つめなおしストーリー」が珍しくなくなっている今、彼女の心の描写がもう少し丁寧だったら、更に良い映画になっただろうにという気がしています。
6点(2004-05-07 02:51:22)
56.  ビッグ・ダディ
サンドラー、かなり好き。でも同じ「ろくに働いていないいい加減な独身男が、子供とのふれあいを通して……」という設定なら、ヒュー・グラントのアバウト・ア・ボーイの方が良かった。だってこれ、皆さんが仰るように、最後が大団円すぎ。無理やり感動のハッピーエンドにせず、サンドラーらしいボケと毒針でトドメをさすような結末でも良かったんじゃないかなぁ。
6点(2004-04-02 01:17:50)
57.  ザ・メキシカン 《ネタバレ》 
見知らぬ言葉と慣れない風習に囲まれ、当初戸惑い気味だった主人公(男)が、様々な出会いの中で奮闘するうちに……あ、そうか。これ「世界ウル○ン滞在記」?――「情熱の国メキシコ、伝説の銃に……ブラピが出会った」――
6点(2004-03-31 11:49:20)(笑:4票)
58.  ラスト サムライ
良く出来た映画でした。が。この映画を、私のナショナル・アイデンティティーと結び付けたがる周囲にちょっと辟易。私が「日本人であること」は、一本のハリウッド映画によって高揚させられたり、打ちのめされたり、自信を持たされたり、影響を受けたりするものではない、と思うので……これを見た人々に「日本人でよかった、と思った?」と聞かれるたび、答えています。「たった一本の映画から、そんな大切な問いに対する答えは出てこない」。多くの人々から「日本人でいて幸せ」とか「サムライ魂を自分のものとして感じた」という感想が出てくるのは好ましいことなのでしょう。でも私の中では、(サムライの血をひく)「日本人である」というアイデンティティーは、「クルーズ版・武士道へのオマージュ」によって持ち上げられて浮かれちゃうほど軽いものじゃない、という気持が強く有ります。点数は娯楽大作としての評価として。 
6点(2004-03-29 10:18:05)(良:3票)
59.  デンジャラス・ビューティー
多分、明日までは心に残っていない――サスペンスとしてはストーリが弱すぎ。でも楽しめたのは、サンドラのホントにワクワクしてそうな笑顔と、マイケル・ケインのプロ根性と、女の子たちの仲良しぶり(ホントのミスコンであんなことは無い)のお蔭かな。
6点(2004-02-13 07:45:32)
60.  薔薇の名前
この作品をオースティンパワーズの下に置いてしまった……私が異端審問官に火あぶりにされそうです。神様、ごめんなさい。言い訳すると、私は原作の大ファンです。中・高時代エーコを読みまくって成績を下げました。これは最初に読んだ作品なので、思い入れもひとしお。野暮だと言われようが、原作に対して映画があまりに力不足!と敢えて訴えさせて下さい。もちろん「よく出来た映画」であることは認めます。でも、無駄に「説明」的なのです。ウーコのあの壮大かつ時空を越えた世界観は、いくら緻密な造りの僧院や重厚な雰囲気の迷宮をセットに持ってきたところで、映像によって「説明」される種類のものではないのです。我々が自ら迷宮に入り込んで、例の詩篇を読み解くごとく「解釈」しなくてはならないのです。セットが中世ヨーロッパを忠実に再現すればするほど、当時の閉塞感と怪しさが画面いっぱいに広がれば広がるほど、私たちの「解釈」の幅は狭められてしまいます。そして私たちは、良い奴VS悪い奴というサスペンスの定型と、少年の性の目覚めというありきたりなテーマに作品が乗っ取られるのを「ナンか知らないけど、雰囲気でてるぅ~」と思うしかなくなるのです。しかも私たちは、なぜかスコットランド訛り!の「バスカヴィルのウィリアム」に謎の解決の全てをゆだね、なぜか当時は存在しなかったはずの「アメリカ」発音全開のおかっぱ少年と共に、そのウィリアムの英雄化の共犯となるのです。ストーリー上、彼を名探偵と仰ぐしかなくなるのです。原作では、ウィリアム自身、自らの存在証明を必死に神に問い続けていた弱い存在なのに。神様、やはりこれはおかしいと思います。変です。……あ、変なのは私ですか。やっぱりね。でも最後に一言言わせて下さい。原作読むと、ぶっ飛びますよ。
6点(2004-02-10 12:03:13)
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