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ひのとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 814
性別 女性

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41.  花と蛇 (2003)
歩きで買い物に行って大量に買い込むと、帰り道、ビニール袋が手に食い込んで相当痛い。それを考えると杉本彩、凄過ぎます。ありゃ痛い。痛いなんてもんじゃない。素晴らし過ぎます、杉本彩。杉本彩の凄さは分かった。でも杉本彩以外の凄さが分からない。鬼才と言われているらしい監督の凄さが分からない。映画自体に凄さや濃さ、理念を感じない。ただ杉本彩が凄いと思うだけ。何というかこの作品、杉本彩の魅力だけに依存し過ぎかな、と。
5点(2004-09-22 20:11:02)
42.  マングラー
キングにハマっていた頃に原作の短編小説も読んだけれど、まさかそれが映画化されているとは思わず、その節操のなさに何だか笑ってしまった。あの短編をどう伸ばして2時間の映画にするのかと思っていたけれど、出来るんですね、一応は。かなりの無理矢理感はありますが。それにしても汚い作業所。そもそも、あんな非衛生的な設備で、本当に綺麗なシーツを納品出来るのか…?
5点(2004-09-22 20:07:52)
43.  ウーマン・オン・トップ 《ネタバレ》 
ハリウッド映画主演第1作目ということで、アメリカに搾取されて魅力を絞り取られる前の、初々しいペネロペ・クルスが見られます。ペネロペ演じる主人公も可愛かったけれど、彼女の親友のおカマちゃんは素敵過ぎる。ストーリーは何かもう、アレでした。雨降って、地固まって、ハイ良かったね、みたいな。雰囲気は可愛らしくて良かったです。
6点(2004-09-22 20:03:35)
44.  テヘラン悪ガキ日記 《ネタバレ》 
観ながら1つ思い出した。数年前、イランで「ポケミョン(仮名)」が放送された時、自分も空を飛べると思い込んで屋根から飛び降りて怪我をする子供が続出し、親たちが放送中止を求める騒ぎが起こったとか。それを聞いて、「夢見がちにも程があるだろ!」ととても驚いてしまった。イランといえば、ある意味ヴァーチャルな日本などと違い、とても現実的な国だと思っていたから。この作品は一応コメディタッチということだけれど、その実、何とも辛辣。幼少期の親の庇護下における絶対的保護を得られず、段階を踏んだ教育も与えられず、未分化な精神のまま厳しい現実の中に放り込まれた少年。その反動として、過剰な程に夢見がちな部分が呈出してしまった。少年の空想の重さは同時に、放り込まれた現実の重さでもある。そして、遅かれ早かれ来ることは分かっていた夢の終わりと、現実の続き。キレイ事も過剰な感傷もない、イラン映画らしいラストシーンが印象的。
6点(2004-09-22 19:59:22)(良:1票)
45.  白い風船
泣きそうな子供からお金を取る芸人、それを無表情もしくは半笑いを浮かべて助け舟も出さず眺めているだけのギャラリー。お金を落としても手を貸してくれない大人たち、困っている子供に物欲しそうな顔で話しかける若者。全てが私の価値観・良識と符合せず、いつしか自分の価値観が、この世界ではてんで的外れなことに気付く。“価値観を試される映画”だと思った。この世界では、これがあるべきあり方なのだ。誰も文句は言わないし、文句などそもそも発生しない。悪意もない。罪もない。あるべきあり方として、世界が構築されている。私がこうやって指摘するのも野暮な位に。そして、助けてもらってもお礼1つ言わない兄妹たち。うーむ、自分の価値観をとことん試された。私も随分頭が固い。
7点(2004-09-22 19:57:52)(良:1票)
46.  グロテスク(1995)
グロテスクという言葉を堂々と提示するのなら、もっと内的に迫って欲しい。視覚的にグロテスクなものを見せてお茶を濁すのはあまりにも即物的だし、安易だと思う(それがまた、大したものでもないし)。観念としてのグロテスクを全く描き出せていないし、何とも散漫で安い出来の駄作。何でスティングはこの映画に出たのか…。脚本の時点で駄目だろ、コレ。
2点(2004-09-22 19:56:22)
47.  ソサエティー
ぐちょぐちょのどろどろのでろでろ特殊メイクは良かった。そもそもそれが見たかったので。でもテンポ悪ぅ。グロパーティーまでが長い。ヒエラルキーの不条理を描きたかったその意は汲める。でもそれを流れの上で観客に伝えることに自信が持てなかったのか、「金持ちは貧乏人を食うのよ」みたいに実も蓋もない露骨な台詞を入れるところが何だか切ない。狙いは嫌いじゃないし、人体裏返しも良かったよ。でもやっぱりどう転んでも駄作。
3点(2004-09-22 19:53:26)
48.  ギャザリング
「愛の対極にあるのは憎しみではなく無関心だ」という言葉が好きです。愛と憎しみは根本として同じもので、無感情、無感動、無関心こそがそれらとは存在を異とする。キリスト教においては傍観は罪。“見る”ということは罪。つまりは、ことの一部始終を観ている私たちもまた、“ギャザリング”という訳です。監督の意図はそこにある。ただ、同じ“観る者を露骨に試す映画”としては、最近のもので思い当たる「ドッグヴィル」などに比べて、その提起力が弱かったと思う。宗教的な作品なのに、重厚さにも欠けた。テーマがテーマなだけに、もっとどうにか上手く処理出来ていたら、充分秀作になり得たような気もする。
6点(2004-09-18 00:25:16)(良:1票)
49.  ホテル・ニューハンプシャー
窓には、存在学的に互換性がある。窓は家の中に光を招き、同時に家から人を去らせる。これは現代神話だと思った。最初に父親は窓を開けた。窓からは時には祝福された光が差し込んだ。だけれど強い光は、それを浴びた者の後ろに強い影を作った。そして気付くと、入って来た以上に、何かが出て行っていた。失っていた。赤字と磨耗は止まらなかった。惨禍の中を行進する家族。馬鹿げた位に悲惨。待ち受ける未来にも保証も確証もない。なのに馬鹿げた位に悲壮感がない。続く行進。それはどこか、崇高ささえ感じさせた。この家族は、何かを飛び越えた所にいるのだと思った。それは達観かも知れないし、諦観かも知れない。きっと、私の知らない何かなのだと思う。哀しい形で絶対的に結束したその姿は神話的だった。神話は往々にして、自らに滑稽な悲劇を課すから。開いた窓がないと、人は生きて行けない。でも同時に、それは時に人を生かさない。この世界に生きることは、開いた窓の羅列する廊下を歩くことだ。窓には、存在学的に互換性がある。そのバランスの中を、人は生きて行かなければならない。
9点(2004-09-18 00:20:03)(良:1票)
50.  着信アリ 《ネタバレ》 
柴咲コウが好きだし、吹石一恵が妙にアクロバティックな死に方をするという噂も耳にしていたので、ちょっと気になって鑑賞。それらはともかくとして、ラストの曖昧さ、お茶濁し感は何?DVD特典の秋元康の語りを見て唖然、「知りたければ小説を読んで続編を観ろ」とな。w(゚Д゚)w ハァ? 秋元康よ、体の贅肉はもちろんだが、心の贅肉も落とせよ。
5点(2004-09-13 17:45:08)(笑:2票)
51.  英国式庭園殺人事件
つまらないよ。ほんとつまらない。意味も相変わらず全然分からない。だからお勧めはしない。グリーナウェイ作品は正直、毎回頭に来る位訳が分からない。でも同時に、その訳の分からなさに上手く懐柔されている自分もいる。ただひたすら感じるのは、圧倒的な様式美と、腐りかけた臓物を無理矢理食わされるような不快感。そしてそれを行う相手はあくまで無感情。何でもないシーンの羅列、有り触れた日課、それでもそこに流れる空気全てに腐敗の臭いがする。何がどうというシーンもないのに、全体的に凄く気持ち悪い。多分、上流社会の腐敗を凄く的確に描いてるのではないかと思う。罪悪感のない悪意や、煌びやかな腐敗。綺麗なのに、胸が焼ける位に醜い。何だろうな~、恐ろしく退屈なくせに心中を穏やかにさせない罪作りな作品だった。私はこういう観客不在で進行する作品を観ると、器用に無視することも出来ずに、真面目に勝手な解釈を始めちゃう痛くて不器用な人間なので、こういう映画ほど、何かを考えてしまう。多分ずいぶんあさってなことを。グリーナウェイ作品は毎回対応に困る。何というか、ほんと、イヤな監督。
8点(2004-09-06 20:50:26)
52.  エル・ニド
冒頭、煙った大気の中を立つ馬。神話的で、まるで何かを暗示するよう。“子悪魔的な少女と彼女に翻弄される初老の男の物語”という陳腐で安っぽい話ながら、全編が一貫して不思議な保護膜に包まれて守られていて、何とも神話的なその雰囲気、空気感には魅了された。「シベールの日曜日」のパクリっぽいことは否めないけれど、私はこっちの方が好き。
9点(2004-09-06 00:09:06)
53.  エクソシスト ディレクターズカット版
そんな階段の降り方したら、ヘルニアになる。
9点(2004-09-05 23:47:27)
54.  サイレンス
少年にとっては、この世界には一切の間隙もなく、音と思念と観念が溢れている。事象全てが興味を引き、世界は限定されつつも、限りなく深い。エピソードでなく、観念的なもので見せる映画でした。映像詩ですね。中東の民族衣装の鮮やかな色彩、生彩のある伝統音楽。多用されるベートーベンの音楽も、まるで中東に根付く伝統音楽のように錯覚する。あのダダダダ~ンもそもそも、運命の扉を叩く音。大家が家のドアを叩くのもまた、母子の運命を左右する音。遊び心というか、ちょっと思い付かない独特の引用だと思う。個人的に主人公の少年(小ネタで既出ですが、実は少女)が、ショートカット時のモデルの今宿麻美に見えて仕方なかった。
6点(2004-09-05 23:36:06)
55.  スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする 《ネタバレ》 
私もよく記憶を改竄するので(自分のではなく他人に関する記憶を。実にタチが悪いです。よく怒られます)、他人事とは思えません。記憶という迷宮と、それに翻弄される人間。その姿を、柔らかく同時に冷徹な視線で否定も肯定もせずただ見守る、聖母的なその雰囲気が気に入りました。人の弱さを保護しどこか賛美するような、優しく美しい旋律のテーマ曲。救いはないのに、赦しがある。そんな不思議な余韻を残す作品。
6点(2004-09-04 22:24:57)
56.  ミシシッピー・バーニング
この映画がアメリカでどう物議を醸したのかは知らないけれど、“人間が閉鎖的な環境とそこから形成される凝り固まった価値観の下でいかに残虐になり得るか”ということを描いたということでは、的確な作品だとは思いますよ。悪意や負を2時間やそこらに無理に凝縮しているからアレっちゃアレなんですけど、おそらく扇情はあっても欺瞞はないと思う。人間はあんなもんだと思いますもん。ミシシッピーという土地には、時には曲解されつつも、多面的な真実が沢山あるんだと思う。そして良くも悪くも、それを語るに、あの土地は説得力を持っている。色々な業が土の奥深くにまで染み渡っていて、それを全くの部外者にさえ感じさせることが出来る。何とも因果を背負っている土地です。
7点(2004-09-04 18:50:26)
57.  パリ、テキサス
昔、15分だけ観て、ああ、これはとんでもない作品だな、と、何だか怖くなって観るのをやめてしまった。数年越しで最後まで観切った時、あの時の予感は当たっていたのだと分かった。ネガティブで逆説的に言うならば、人間は生まれた時から緩慢に死に向かっている。あえて下手な希望や欺瞞などなしに言えば、人間はある意味においては、磨耗し、亡失しながら生きているんだと思う。色々な場所に、触れた所に、触れた人に、触れる度に、自分の欠片をちょっとずつ置いて来ながら生きているんだと思う。天文学的な程の数の微小な欠片をちょっとずつ失いながら。磨耗しながら。亡失しながら。大人になり生きて行くということは、ある意味においてはそういうことなのだ。そしてきっとある分水嶺を超えてしまったら、人間はもうどこにも戻れなくなるんだと思う。亡失と、磨耗と、夢の残滓と、まだ見ない対象への希望の転嫁。“ここではないどこか”=“パリ、テキサス”。求めた地に着いてなお、その地を知らず。そんな物語だと思った。身勝手で汚く、どうしようもなく不毛な物語。でもだからこそ、悔しいくらいに綺麗だ。
10点(2004-08-30 22:47:22)(良:5票)
58.  ルナティック・ラブ/禁断の姉弟
この激安な邦題と“近親相姦”を前面に出したビデオパッケージに、映画会社の下卑た策略が見える。完全にエロ目当ての観客のみをターゲットにしている感があるけれど、実のところ、そんな売り方をするべき映画ではないです。どっちかというと、アート色が強い。原題の直訳は「セメントの庭」。私なら断然こっちのタイトルに食い付きます。「セメント」はその無機性から無感情と無慈悲と死を暗示し、「庭」はその有機性から家族や共同体を連想させる。砂上の楼閣ならぬ、セメントの上の共同体。絶対的なようで、どうしようもなく危なげな。歪曲した感情、腐肉、堆積した垢、無感情な絶望。漂って来るそんな臭気。とにかくその空気感は出色の出来ではないかと思う。ちなみにこの作品、アート色が比較的強めの某映画祭でもちゃっかり賞を取ってます。まあ私が云々言わなくても、【fero】さんがもう充分言って下さってます。もっと評価されるべきなのに、残念ながらタイトルで随分損している映画の1つです。
9点(2004-08-30 22:42:18)(良:1票)
59.  パペット・マスター(1989)
かわゆい。ドリルの子がかわゆい。ドリルの子が。
5点(2004-08-22 16:24:14)
60.  深海からの物体X
アルバトロスめえええ。アルバトロスめええええ。「遊星からの物体X」と間違えて借りた馬鹿野郎がここにいるよ。そして私の敬愛するカネコアツシ氏がDVDのジャケ画を書いている…。ああ…確かに彼テイストだよね…。もう何か、アルバトロスの映画に突っ込みを入れるのは野暮で、一律低い点を付けるのが礼儀のような気がする。インタビュー映像で、普通にシリアスな監督…ああ、「案山子男」の悪夢的な特典を思い出す…。もういいよ。別にいいよ。でも最後に1つだけ言わせてもらいたい。これは日本人の沽券に関わる問題だ。「ふざけんな!あんな盆栽あってたまるか!」
3点(2004-08-22 16:22:52)(笑:1票)
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