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mhiroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1009
性別 男性
自己紹介 世の中後ろ向きで退屈なことも多いですが、楽しく夢や希望を与えてくれる映画が好きです。
単純な話でも、見終わってから素直でやさしい気持ちになれるような作品には甘い点数を付けちゃいます。

逆に、多数の人間が出てきてストーリーがややこしい映画は苦手です。
ホラー映画・むやみに銃で人を殺す映画・暗い気持ちになる映画も、おおむね点数が低いです。

もし映画監督に注文をつけるとしたら、ドキュメンタリー映画等で演出を加えた部分をはっきりと示してほしいです。『〇〇のストーリーに基づいて』と観客にアピールしながら、どこまでが現実でなかったのかを書かないのなら、いっそすべてフィクション映画としたほうがすっきりします。

自分にとってこのサイトはとても有意義です。批判的なレビューも多く、きちんと映画を観ている人の割合が大きいので、より真実に近いと思っています。
自分が明日いなくなっても、レビューは半永久的に残るのだから、自分のレビューを見て、少しでもインスパイアされた人がいるなら嬉しいです。

当面やりたいことは、世界中を旅すること。レビュー数1000達成。

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41.  ハチ公物語(1987)
この映画で素晴らしいのは、ハチ公だけでなく、人間。仲代達也と八千草薫の二人だけではなく、他の主要な人物の台詞などが素晴らしい。一番心に残ったのは渋谷駅でのシーン。疲れ果て、食べ物をねだるハチに飲み屋の客が苦言を呈す「こういう不潔な犬は、早く処分したほうがいいんじゃないか」。そこで主人が言った言葉がよい。「不潔なのは、あんたの心じゃないんですかね」。 惜しむらくは3【ひかりごけ】さんのおっしゃるとおりハチ役の犬に愛想が足りなかった点か。ビデオでメーキング映像が付いていたのもこの点数に落ちついた勝因。 (2021年7月再見)いやあ良いなあ、この雰囲気。古き良き日本のユートピアというか、あったかい人情味あふれる人間模様がたまらない。この作品には何組もの夫婦が出てくるが、どれも魅力的なんだよなあ。 もちろん日本犬好きにはたまらないワンちゃんの魅力が詰まっていて、泣ける。葬式の際の号泣とかやりすぎの感は否めないが。
[ビデオ(字幕)] 8点(2004-08-22 12:43:21)
42.  君がいた夏
少年の日の思い出を綴るノスタルジー溢れるこの作品、なんといっても雰囲気が良い。思春期や青年期に一度見ておくべき作品。 ただ肝心のストーリーはなんてことはなく、残念ながらそれがこの平均点が7点台に留まっている原因かもしれない。 それでもこの映画が好きなのは、個々のエピソードにユーモアと愛を感じられるから。 「恋はデジャブ」の監督でもあるハロルド・ライミス演じる親友アレンの存在も大きい。 ビデオジャケットにもあるJ・フォスターの笑顔はたまらないし、途中の挿入歌や白い砂浜、ラストでのショットなどどれも素晴らしい。
[DVD(吹替)] 8点(2004-08-17 17:00:19)
43.  12人の優しい日本人
思ったより面白かった。日本が陪審制度を導入したらこんな風になるんだというのがよく分かる。最後までおどおどして自分の意見を言わない人とかありがち。やはり日本人には、陪審員制度より裁判員制度のほうが合っているのがよく分かる。 二転三転するストーリーもよく出来ていて面白い。 (2020年9月再鑑賞。7点→8点へアップ。) やはり面白い。改めてみると、ものすごくよく出来た脚本なのが分かる。それを演じる俳優さんたちの演技も、演技と感じられないほどの出来栄え。こういうのってすごく難しいことなんだけど、この作品では見事にこなしていて素晴らしい。 各キャラクターはいささか誇張されすぎているが、日本人の特徴をよくぞ描いており感心させられる。人の意見を聞く→自分の意見を言う→妥協点を見出して解決に導くという大事な、しかし当たり前の訓練を、学校や社会で学んでこなかったツケの象徴のような人々が出てくる。対話拒否やらメンツやらでぐちゃぐちゃになってしまうところを、奇跡的にうまくまとめている。しかも笑えるコメディー要素もふんだんに出てくる。傑作。
[地上波(邦画)] 8点(2004-07-29 22:56:43)
44.  ピンポン
独特の世界観が良い。それぞれのキャラクターの青春が描かれていて引き込まれる。スマイル役のARATAなど配役も素晴らしく、それを引き立てるテクノ系の音楽も心地よい。原作のセリフがそのまま使われていてニヤッとする。欲を言えば、 竹中直人のしつこさがちょっと鼻に付くかなぁ。
[ビデオ(邦画)] 8点(2004-07-21 21:55:26)
45.  マイ・フレンド・フォーエバー 《ネタバレ》 
この映画の良さは、デクスターの母親リンダの存在が大きい。愛情を持ち、勇気を忘れない彼女が良い。男性医者もいい。 正論を言うと、エリックたちの行動は無謀。「独善的で危なっかしい行動」って、このぐらいの歳の男の子の専売特権だけど、結果的に誰も得していない。まあこういうバカなことをいくつもして、初めて健全な大人になっていくもんですが。 「僕は急いで大人になろうとしていた」ってキャッチコピーはいい。 ビデオ版の人気ジャニーズの吹替え版はひどい出来、それだけに多くの人の思いが実ってDVD化されたのは感慨深い。 (2023.9再鑑賞)8点→7点 エイズ少年との友情を描いたストーリー。 淡々と進む雰囲気は悪くないが、ユーモアを感じさせるエピソードが少ない。 中盤のニューオリンズ旅篇はちょっと痛々しすぎて感心できない。 終盤病院での描き方は、なかなか魅力が詰まっている。
[ビデオ(吹替)] 8点(2004-07-20 22:08:54)
46.  転校生(1982) 《ネタバレ》 
楽しくて、最後に切なくなる名作。 男女の違いがかなり大袈裟すぎるくらいに展開されるのだが、これを見ると女の子(男の子)の気分になれちゃうのは、それだけ脚本や主人公二人の演技が違和感がないからであろう。 それにカブトガニを暴走族に見たてたシーンのように笑えてホッとする場面が随所にあるから深刻にならなくて良い。 主人公二人は、難しい役を好演。「さよなら、オレ。さよなら、ワタシ」最後に別れるシーンは、べタだけれどシンプルさが心地よい。  やや大袈裟な音楽は微妙だが、大林ファンでなくとも一度は見ておきたい。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2004-07-10 16:24:36)
47.  砂の器
これは、まず間違いなく、日本映画の名作といえる。人間ドラマとして、とても見ごたえのある作品だった。友人に「泣ける」と勧められたが、確かに号泣する人がいても不思議ではない。これが30年も前の映画とは。ただ、下の人が書いているように、「順風満帆」を「まんぽ」といっていたのには「えっ」と絶句してしまった。誰かチェック出来なかったのか。。。
8点(2004-06-27 14:30:52)
48.  酔拳2 《ネタバレ》 
いや、面白いよこれ。普通のアクションだったら7点の作品なんだけど、酒飲んでからの暴れっぷりがたまらないんだなあ。敵の背中の上で酒を飲んじゃうシーンなんか、可笑しくて涙が出る。人の背中をテーブル代わりにするなっての。最後の敵と戦うシーンで飲んでるのは、工業用アルコール?そりゃ火も出るわな。よい子は決して真似しないでね。途中で銃に打たれて絶命する老格闘家もよい。アニタ・ムイ演じる母親の変幻自在っぷりも印象に残る作品。泡吹いて終わり?玉璽は取り戻さなくていいのか、ジャッキー!?
8点(2004-06-22 13:31:31)
49.  勝利への旅立ち
確かに、これはスポ根モノの佳作。全体的に地味な作品なのだけれど、安心して最後まで楽しめる。これを観て熱くならない男はねえぞお、みたいな気持ちにさせてくれる作品。熱血監督を含めて登場人物の台詞が心地良い。シンプルだけど余韻をもたらすラストも秀逸。
8点(2004-06-19 08:44:48)
50.  深呼吸の必要 《ネタバレ》 
企画が岡田恵和だけに、見たあとに本当に深呼吸したくなるような映画。下手にラブストーリーを絡めず眈々と進むが、大きな癒しをくれる。それは自然との一体感であったり、汗水垂らして働くことの大切さであったりする。  極力きび狩りのシーンを多くし、余計な説明やセリフを省くことで、見ている人は自分もきび狩り隊の一員となって働いている気分になる。 「なんくるないさぁ」というおじぃとおばぁが良い。過去を含めてすべてを受け止めてくれる大きな存在があってこそ、この家のきび狩り隊は安心して働ける。最初は不協和音ばかりだったストーリーも、弾けるような笑顔あふれる大きな調和に向かってぐんぐん魅力を増していくのもこの作品の特徴。  これ映画ではなく、連続ドラマだったなら、それぞれの登場人物のキャラが立っているだけに、申し分のないドラマになったはず。5人とそれを取り囲む登場人物達の変わりようを背景からじっくり見たかった。 明るく見えるひなみも何か裏にありそうだし、池永ももう少し医者としての過去をじっくり掘り下げる。西村と田所の確執がどう溶けていくのか?悦子や加奈子もまだまだこれからどうなる?美鈴も産まれてくる子供とともに歩むドラマがあるはず。
[映画館(邦画)] 8点(2004-06-11 10:42:33)
51.  ホーム・アローン2
私はこっちのほうが1より好きですね。ホテルでのマシンガン等爆笑シーンあり、鳩のおばさんのほろりと温かくさせるシーンありで、よくできたコメディだと思います。今改めてみると、多少飽きてきていますが、何度みても面白いところは面白い!よくみると、今回はカルキン君がホテルにいて悪戯する時間のほうが長いんですね。皆さんおっしゃる通り「っていうか、やりすぎ。死ぬだろ、普通」という場面が多いですが、私は嫌いではないです(笑)。
8点(2004-06-04 14:07:16)
52.  世界の中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 
とても切ない気分になる。見ていてつらくなる映画は好きじゃないけど、この映画は別。 朔太郎たちの心情を思いやることによって切ない感情が沸きあがってくる、そんな作品。瀬戸内海沿岸の寂れた風景、孤島の白い砂浜と海水浴、雨の滴る学校の体育館。それらは私の心象風景の中の原体験を想起させ、心の深いところを揺さぶってくれる。 高校時代のシーンも良いが、現在のサクがウォークマンを聞きながら想い出の地を巡り、2人の過去へ想いをはせる場面が秀逸。哀しげな旋律のピアノが流れた後、「なんで忘れちまうんだろうな」と泣くシーン。ここでの大沢たかおの演技が良い。 空港での「助けてください!」という悲痛な叫びは、残酷な運命をもたらした神に対するものだろう。 最後のテープメッセージへのアンサーソングである平井堅の「瞳を閉じて」は、この映画にふさわしい出来。また、病床のシーンに流れる渡辺美里の「きみに会えて」も、思い入れがある曲だけに嬉しい。
[DVD(邦画)] 8点(2004-06-01 17:56:56)
53.  ラブストーリー 《ネタバレ》 
期待通りの、泣ける映画でした。しかも、激しい感情に揺さぶられて泣けるのではなく、静かに泣ける映画です。周りにいた観客も、すすり泣きしている人が多かったです。ラストのあたり、母の恋と娘の恋、ふたつの愛が時を越えてつながるというくだりは、もう涙が止まりませんでした。韓国の人って、日本人より感情の深さの度合いが大きいのに、素直に表現することができない人が多いんですよね。そこがまた、今の日本人の乾いた心に響くのでしょう。 クラシックを主体にした音楽も良いです。主題歌も台詞が見事にストーリーにシンクロしています。この作品のキーワードは、「蛍」と「雨」。母の恋では、街頭の灯りの点滅を蛍の光に絡めていますし、娘の恋でも傘が重要な役割を果たします。見る前はもう少し陰気な雰囲気の映画かと思っていましたが、ところどころで笑わせてくれる演出も、この監督ならではの味付けでしょう。途中で少しダレてしまったり、ギャクが下品なのはマイナス点ですが、全体としては素晴らしい映画です。 本作を見ていると、韓国と日本の、細かいけれどもたくさんの違いがあることを教えられます。それが何であるかは、この映画を見ると理解が深められるでしょう。
[映画館(字幕)] 8点(2004-03-19 00:20:31)(良:1票)
54.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 
戦闘シーン(特に巨大マンモスが絡むシーン)やその他の演出、風景、すべてにおいてこれほどの迫力を持った映画を見たことがない。1作目2作目と比較しても、遥かにパワーアップしており、この作品を包み込む雰囲気自体が違うのには驚いた。この3作目ではサムが主人公、という声には同感。フロドを助けるために、今回一番活躍していたのはサム。印象深いのは、サムが指輪を返す場面で一瞬フロドに渡すのを躊躇ってしまうところ。あれだけ少しの時間だけでも、人にそうさせてしまう指輪の魔力。そういった意味では、フロドが最後まで使命を忘れずにやってこられたのは素晴らしいというべきだろう。なぜサルマンが出てこないとか、最後でフロドは何のために行ってしまったのか、という率直な疑問は残りますし、イーグル使えるなら初めから使って滅びの山へ行かんのかガンダルフ、とかのツッコミはありますが、素晴らしい作品を見せてもらいました。たかが指輪、されど指輪。時間があれば、ぜひ原作も読んでみたい。
[映画館(字幕)] 8点(2004-02-24 17:58:19)
55.  Love Letter(1995) 《ネタバレ》 
冬の季節にこれだけ似合う映画はない。光と影を使った淡い画面と、静かな音楽、中山美穂の透明感。すべてがマッチしている。 ノスタルジックで、甘美な感傷を誘い、日本人好みの細かい感情の機微を感じ取れる作品。 次第に埋もれていた事実が浮き彫りにされていく、という奥ゆかさしさ。こんな日本映画がもっとあったらいいのに。 高熱を出して倒れて運ばれるくだりでやや冗長に感じるものの、酒井美紀が雪の上で滑るシーン、図書館でカーテンが風にはためくシーンなど、セリフがなくとも忘れがたい映像が多い。 小樽や神戸やお山の美しい風景も含め、長く手元においておきたい好作品。
[DVD(邦画)] 8点(2004-02-15 12:37:52)
56.  旅立ちの時 《ネタバレ》 
静かな雰囲気の中に、いろいろな想いを盛り込んだ良作。 父アーサーは頑固な面もあるが、母親アニーのキャラクターが良いのでバランスが取れている。 ローナも加わった誕生日での一家団欒、さりげないユーモアのシーンがお気に入り。 ニュージャージーの小さな町を舞台にした、自然あふれる環境も素晴らしい。途中の歌も雰囲気を壊していない。 母親アニーとその父親のレストランの再開シーンは、涙なくては見られない。ここでの抑えた演技はそうとう難しいと思われるが、ドキュメンタリーを見ているかのような自然な演技が光る。 全体的に重たいテーマを扱ってはいるが、ローナとの甘い恋やラストシーンの爽快さもあって、後味も悪くない。
[DVD(字幕)] 8点(2004-02-10 15:53:27)
57.  ロード・オブ・ザ・リング 《ネタバレ》 
最初に映画館で見たときは目が飛び出るほど面白いとは思えなかったし、最後の中途半端な終わり方には不満が残った。何より、登場人物が多く、原作を読んでいない私には背景を理解するまで相当てこずった記憶がある。今回、改めてTVで見て、この映画の凄さを実感した。この世のものとは思えない美しい風景映像、それぞれのキャラクターの個性豊かでしっかりとした人間(とは正確にはいえないけど^^;)劇、サウロン・サウマン等悪役の演技のうまさ、どれを取っても映画史上に残るファンタジーとして紛れもない作品。少し戦闘シーンにあくどさは残るものの、3時間という長さを感じさせないで続編をすぐ見たくなる魅力を秘めている。原作を読んでいない人にとっては、予備知識を仕入れてから見たほうがいいでしょう。惜しむらくは、まとまりの悪さ。ただ、続編を考えた場合に仕方がなかったのではないかと今は思う。
8点(2004-02-08 10:02:07)
58.  がんばっていきまっしょい 《ネタバレ》 
素晴らしい。これほどの映画が日本にもあったとは…。 個人的に松山の方言や、瀬戸内海の風景には思い出があり、感情移入できたせいもある。泣きそうになりながらオールを漕ぐ決勝の場面では、思わずいろいろな想いが溢れてきて不覚にも涙が出てしまった。最後まで安易にラブストーリーを展開させず、成功して万歳で終わる結末でなくて本当に良かった。これぞ青春映画。スポ根ものではあるが、決して押しつけがましくはなく、あくまで自然体。初めはまったくやる気がないコーチも、最後のほうには声を張り上げて応援する姿に感動させられるのだから、この作品はすごい。誰だったか、ボートで漕がずに声を張り上げる女の子の、レースが終わった後の叫びにも似た台詞やひたむきな姿勢は、すっかりその感覚を忘れてしまった大人にもぐっとくるものがあるはず。もちろん、現役高校生を中心に若い人もぜひ見てほしい映画。
[DVD(邦画)] 8点(2004-02-01 17:00:17)(良:3票)
59.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 
見終わってからもじわじわと心の奥底に問いかけてくる映画。「目が見えないのか」の問いに、「What is expected to see?(見るべきものがある?)」と答えた後、列車と線路で踊るミュージカルシーン以降からのめり込んだ。セルマはほとんど目が見えないがために、音楽などに対する感性も常人とは異なるのだろう。現実シーンは素人のように手ブレで撮影し、空想シーンでは逆に固定した映像で見せるという、なんともいえない切り替えのバランスが一言でいって素晴らしい。この作品には「Mercy(慈悲)」「forgiveness(許し)」などの宗教用語が絡んでおり、そういった西洋人のキリスト教的考え方を考慮に入れながら見るとますます評価は高くなるだろう。最後のシーンは残酷に過ぎるという意見が多いが、執行延長を却下した時点で分かっていたことであり驚きには値しなかった。自分自身、そういった場面について何度も噂に聞いていたせいかもしれない。ショーシャンクのように救いがある終わり方ではないので、ショーシャンクよりマイナス1点。非常に重い映画なので、「白夜を旅する人々(三浦哲郎著)」と同じく四年に一度ぐらいの間隔でみたい作品。ミュージカルの場面だけは毎日でも観たい。
8点(2004-01-08 18:41:14)
60.  猿の惑星
見たあと素直に面白いと思った。途中でネタは分かっていたが、ラストがどうなるのか興味深心だった。ドカンと来るけど、これだけ?って感じ。だから続編がいくつも作られたんだろうけど。脚本がしっかりしていて、見ていて飽きが来なかった。主人公が逃げ惑うシーンが多いのにはちょっと閉口したが、一緒にドキドキ感を味わうことが出来たのはプラスかな。いい映画だけど、頻繁に見たい映画ではないね。
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