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リーム555さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1700
性別 男性
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41.  ジョーカー
男は「ゴッドファーザー」を観ると皆マイケルの目になると言うが、この映画を観てジョーカーの目になって出てくる奴がいたら大変だ。事件とか起きませんように…。内容は「バットマン」(1989)や「ダークナイト」(2008)より「タクシードライバー」(1976)との比較が多くなされている通りである(「キング・オブ・コメディ」は未見なので分からない)。時代も1980年代初頭に設定されているとのことで、まるで往年の名画を観ているような気分だった。この上質な雰囲気にやられてしまった面は確実にあるな。さらにホアキン・フェニックスの名演が映画をさらなる高みに引き上げる。人が笑っていると面白くなくてもつられて笑っちゃう事がよくあるけど、これは殆どそうならない。哀しみが痛いほど伝わってくるから…。悪のカリスマ、ジョーカーが誕生するまでを説得力を失わず描ききり、無駄、失速といった部分が一切なく、最初から最後までずっと面白い圧巻の映画。ラストは… 人それぞれの解釈に委ねたんだろうね。遅ればせながらアメコミ映画史上初の金獅子賞受賞、おめでとうございます。
[映画館(字幕)] 9点(2019-10-05 12:15:37)
42.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
<原作未読>前半はやや飛び飛びにも思えたが、空襲が始まってからというもの、正座して見ちゃうくらいのクオリティだった。日本人であれば8月6日に何が起きるかはよーく分かってるんで、そこに向けてだんだん緊張感が高まっていくんだけど、すずさんは運命のいたずらというのか、呉に留まっていたため助かる。そして終戦。あれだけ疲弊していたにもかかわらず玉音放送を聞いて「あー良かった~」と単純に喜べた人なんて殆どいない。日本が負けた悔しさもあるが、失ったものが大きい人ほど「じゃあこの戦争はなんだったの?」と怒りの度合いも大きくなるんだな。ほんわかしてたすずさんが見せた大粒の涙にはびっくりした。ただ、やっぱり人間の適応力って凄いもので、戦中、戦後と大変な時代にあっても全く笑顔が無かったわけでもないということ。占領軍の残飯雑炊を食べて「うま~」っていうシーンは最高だね。もう前を向いて歩き始めてる。毎年、この季節になるとあの戦争を振り返るのがもはやこの国の習わしだ。「火垂るの墓」を見て育った世代だが、あちらはちょっとつらすぎるんで、この映画が夏に流されるアニメ映画の定番になればいいな~と思う。最後になるが、主人公の声を務めたのん(能年玲奈)の貢献度は計り知れない。普通のトーンから喜怒哀楽に至るまで、すべてが素晴らしかった。
[地上波(邦画)] 9点(2019-08-04 13:45:04)
43.  ナイトクローラー 《ネタバレ》 
いや~ 尻上がりに面白くなっていく。主人公は道徳的にはもちろん、黒人の刑事さんが追及してた通り、法的にもアウトなことしてる正真正銘のクズなのに、「この撮影が上手くいってほしい」と願う自分がいて、不思議な感覚を味わった。第一には金になるということだが、「凄いものを撮った」と称賛され、名誉まで伴ってくる快感もあったんだろうな。ユーチューバーでもなんでもないが、気持ちは分かる。クライマックスとなる最後の現場は圧巻で、しかも完璧に撮りきったという点が、そのままこの映画の満足度に繋がっていくのが見事だ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2016-09-30 20:17:21)(良:1票)
44.  百円の恋 《ネタバレ》 
いや~面白かった。ぶよぶよとした体が引き締まり、パンチ、フットワークにキレが備わっていく。この高揚感は、かの名作「ロッキー」にも負けてないんじゃないか。怒りを拳に込めて打ちまくるのだ。演技派として既に名が知られている安藤サクラだが、この映画見て、センスだけじゃなく努力を惜しまない人なんだなと思った。ボクシングに限らず、何かに打ち込んでる人はかっこいい。イチコと、それを演じた女優に対しての感想でもあります。脱帽。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2016-03-03 18:02:28)
45.  マッドマックス 怒りのデス・ロード
この時期になってアカデミー賞候補なんていう声も聞かれ始めたので年内に見ておこうかなと思った次第。ま、アクションのみと言ってもいい内容だから、さすがに作品賞ってことはないだろうけど、凄い映画なのは確か。きっと、このジャンルの金字塔として残るんだろう。途中から「これ、制作費いくらかかってるんだ?…」と心配になったくらいのボリュームで、とにかく濃い。いや、お金をいくら渡されたって凡人にはこんなもの作れやしない。ジョージ・ミラー監督をはじめ、製作に携わった人に拍手。本当に圧巻でした。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-12-19 13:08:39)
46.  機動戦士ガンダムUC/episode 4 重力の井戸の底で 《ネタバレ》 
ブライト艦長の登場だけでなく、バラエティ豊富なモビルスーツ&アーマーの活躍が楽しいEP4。しかも今回は地球に降りているため、質素な宇宙空間に比べ見栄えが良いように思えた。地球に降りたということは、地球に住み続ける者との出会いもある。ダイナーの老主人の言葉に「あんたたちに何もしてやれんことを悔いながら生きている。ワシにはそのコーヒーを淹れてやるのが精一杯だ…」というのがあった。隕石落としをやったシャアへの恨み節こそ出ても、スペースノイド全体を敵視しているわけではない。むしろ彼らのことを想い、己の無力さを悔いている。ザビ家の血を引く者として、この世界に対し少なかれ影響力を持つ者として、やれることをやると心に誓ったミネバの姿が印象的だ。一方、バナージは同世代の女性パイロット、ロニ・ガーベイを血の呪いから解放し、負の連鎖、憎しみの連鎖を止めようとする。説得できれば一番良い、しかし失敗すれば多くの一般市民が犠牲になる。(赤ちゃんを抱いた母親が吹き飛ばされる場面も出てきている)「何を言っても無駄だ」と決断を迫るリディ少尉。このギリギリの戦い… 最後のたたみかけは圧巻。結末は書かないが「それでも!」と抗い続けることに希望はあると感じたラスト10分、本当に凄かった。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2015-03-08 21:18:21)
47.  きっと、うまくいく 《ネタバレ》 
直球。ド直球。あんなことも、こんなことも照れずに力いっぱい投げ込んでくる。そんな映画。今やアメリカ、日本等でこの直球は投げづらい。冷やかされるのを恐れてしまうから…。本国インド人がどう思ってるかは分からないが、我々外国人にとっては懐かしくも新鮮だった。そんな物語は主軸を現代パートに移し、いよいよファイナルを迎える。ネタバレしちゃうともちろん再会できる訳だが、その舞台に用意されたパンゴン湖の美しさたるや、思わず息を呑む。そして自分の気持ちがこの風景に重なっていることに気づく。この湖のように澄み渡り、この青空のように晴れ渡っているんだ。こんな気持ちに導いてくれた彼らの青春に「ありがとう」、そしてこれからの人生に幸あれ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2014-10-07 18:01:54)
48.  雁の寺 《ネタバレ》 
<原作未読>あ~ 安心した。やはりこの映画の感想としては「訳がわからない」でいいんだ。特にわからないのは慈念にとって里子がどんな存在であったかということ。仮にも若尾文子主演でありながら、慈念の行動に彼女がどんな影響をもたらしたのか不明瞭。結局、慈念としてはどうなるのが最良だったんだろう? なかなか難しい映画なんだけど、だからつまらないかと言ったらそうじゃない。むしろ慈念という人間が分からない故の面白さがあった、という言い方もできるかな。突然里子が嫌がるような話をしてみたり、鼻息荒く先生に思いをぶつけてみたり、これをどう解釈すべきかという楽しさ。里子さんの「雁が鳴いてる」や、最後の絵にしてもそうだけど、分かるようで分からない感じが絶妙。たまにはこういう映画も良いなー。もう一つ言うなら、これはモノクロで撮って大正解。またカメラワークも素晴らしかった。 
[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-09-24 23:03:58)
49.  愛のむきだし
下品だな~。でも面白いからいいや。過激だな~。でも面白いからいいや。強引だな~。でも面白いからいいや。と思ってるうちにあれよあれよと時間が過ぎていく。何回かトイレに行ったから「ぶっ通し」とは言えないかもしれないが、面白ければ4時間でも一気に観てしまえることを「愛のむきだし」は証明した。30分見ただけでグッタリしてしまうような映画もある中で4時間が苦にならないっていうんだからいかに凄い映画なのかと…。園子温監督のエネルギーが爆発したような作品で、熱をバンバン感じる。またそれを表現する役者もよく健闘。特に満島ひかりは何なんだろう…。日本にも稀にこういう女優が出てくるからな~ 邦画もやめられない。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-08-05 19:38:10)
50.  忠臣蔵(1958)
ひゃあああ… なんという豪華な俳優陣。オールスターキャストとはこの事だ。さすがに全員に満足な見せ場があった訳ではないけど、代わる代わる大物俳優が出てくる画面を見ているだけで楽しかった。物語については今さら言うこともないが、忠誠、忍耐、人情、名誉といった日本人が好きなポイントを贅沢に盛り込んでる訳だから感動は必至。目頭が熱くなる。逆に不満らしい不満はないけど、強いて言うなら討ち入りをもう少し派手に撮ってほしかったかなと…。それでも大満足の166分間。日本映画黄金時代の底力を感じる傑作。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2013-12-22 23:31:27)
51.  海の上のピアニスト 《ネタバレ》 
本音を言えば生きてほしかった。勇気をもって一歩踏み出してほしかった訳だけど、あまりに特殊な生き方をしてきたナインティーン・ハンドレッドの恐怖を私たちが完全に理解することはできないだろう。ここのレビューを読んでいて再会のシーンにいろいろな見方があることを知った。全然頭に無かったことだけど「もう既に死んでいた」とすれば、そちらの方がより感動的にも思える。気品ある映像と素晴らしい音楽、ティム・ロスを初めとした味わい深い役者たち、そして描かれた男の友情。私はこの映画が大好きだ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-08-06 18:40:22)(良:1票)
52.  ユナイテッド93 《ネタバレ》 
あの日、ユナイテッド航空93便で何が起きたのか。ドキュメンタリータッチ、ほぼリアルタイム、有名俳優が出演しておらず、主人公も設けていない、といった特徴があり、これには少々不安もあったが、ちゃんと映画らしい映画になっていた。ハイジャック後の機内にはドラマがあり、乗客の蜂起には胸が熱くなる。黙って死を待つよりは当然戦うだろうから特別な事とは思わないが、逆に言えば他人事とも思えなくて…。もちろんフィクションとは違う重さや残酷さはある。最後どうなるかは知っていたものの、ラストシーンの後はしばし動けなかったほどだ。あれから10年以上経って細かいことは忘れかけていたから、これは観て良かった。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-07-17 22:32:47)
53.  サンセット大通り 《ネタバレ》 
50を過ぎているというのに25歳気分で映画復帰を目論む往年の大女優ノーマ・デズモンド。そのノーマを実際にサイレント時代のスターだったグロリア・スワンソンが演じている。そしてマックス役のエリッヒ・フォン・シュトロハイムと、本人役のセシル・B・デミルはグロリア・スワンソン主演で映画を撮ったことがある監督だという…。ある特定の時期でなければ撮れない映画があることをこの作品で知った気がする。そういう事を抜きにしても面白い物語だったけど、サイレント時代を生きた女優と、そうでない女優ではまるで説得力が違う。トーキー映画に不満たらたらのノーマは「顔だけで語れる」と豪語していたが、それをグロリア・スワンソンが証明してみせる。この役と演者の関係が素晴らしい。さらに不気味さ、怪しさを醸し出す上でモノクロ映像が実にいい仕事をしているが、時代が違えばカラーになっていた可能性が高いわけで…。そのほかチョイ役でバスター・キートンら大物が出演するなど、勘案してみるとこれは「奇跡の一本」と言えるかもしれない。最後になったけど、もう一人の主役ウィリアム・ホールデンは32歳にしてこの渋さ。かっこいい。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-07-11 18:14:37)
54.  鬼の棲む館
<原作未読>76分の短い映画だけど、面白さが凝縮されていて大満足。登場人物は主に4人。演じるは勝新太郎、高峰秀子、新珠三千代、佐藤慶。4者それぞれにハマリ役だし、見せ場もあるんだけど、やはり役柄上、新珠三千代が最も目立つ。清楚なイメージが強い人だったけど、悪女もお手の物か。「おぬし、まだあの法力を信じているのかえ? ハハハハ 今度はこの愛染の法力を見せてあげましょう」 仕返しとして始めた誘惑を上人の立場になって見ていたけど、男としては大変だ。ネタバレは控えるけど、それほど後味が悪いとは思わない。「鬼の棲む館」のタイトルに負けない壮絶な夜だったな~と。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2013-03-23 15:08:24)
55.  スリーデイズ 《ネタバレ》 
<オリジナル版未見>ラッセル・クロウが愛する妻を脱獄させるお話。リーアム・ニーソンからアドバイスを受け、こつこつ、入念に準備をしていくが、この準備段階もなかなか面白く出来ている。「あんたは必死すぎる」と言われるくらいのジョン。妻を一切疑うことなく突き進んでいく。そして、いよいよ決行となってからは圧巻だが、ここでも息子をめぐって決断を迫られるなど、夫婦愛、家族愛もテーマになっているようだ。当然だが、計画通りに進めば爽快だし、不測の事態が起こればハラハラドキドキできる。本作はこのバランスがちょうど良く、どちらの面でも大満足という結果に。どんな決断をし、どう窮地を乗り越えたのか? 充実の内容だ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-12-11 22:36:28)(良:1票)
56.  フレイルティー/妄執 《ネタバレ》 
回想形式で明らかになる衝撃の過去。父親がある日突然おかしくなって、悪魔狩りと称した殺人を始める。無垢な弟は父の言葉を信じ込んだが、兄は必死にもがく…。保安官の態度にイライラするくらい感情移入したし、面白い映画を観た!という満足感もある。どんでん返し系映画でもあり、ひっくり返されたところが2つある。1つ目はそれ系作品だと事前に知っていれば、最初の段階からかなり有力なオチの候補として浮かぶはず。それくらいありふれたものだと思う。そして2つ目。これはブラッド宅で頭をよぎったことで、勘の鋭い人はもっと早い段階で読めていたかもしれないが、大昔からの定番であるヒーローが悪を懲らしめるという図式の異常性を指摘された気がした。驚かせることが目的のどんでん返しとは異なり、単なる異常者の物語をもう少し深い話へ昇華させる意味合いがあった。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-10-11 20:09:29)(良:1票)
57.  ロレンツォのオイル/命の詩 《ネタバレ》 
これほど重たい映画はそうあるものじゃないな…。ロレンツォ役の子役が凄すぎて本当につらかった。もう楽にさせてあげるべきではないかとの声も聞かれる中で、諦めず闘い続けた夫婦の壮絶な物語。数値が正常になったとき、吸引器を外せたとき、意思の伝達が出来たとき、そして小指を動かせたときの感動たるや…。一歩一歩前進していく様子が丁寧に描かれていて、感情移入できる。ただし、この映画は1992年のもので、その後のことを知ってしまうとちょっと複雑。本作が多くの失望を招いた面もあるようで、見終えた直後は満点のつもりでいたけど、1点だけ引かせてもらって9点ということに。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-07-25 14:00:58)
58.  猿の惑星 《ネタバレ》 
面白いだけじゃなく、皮肉たっぷりなのが良い。そして、あまりにも有名なラストシーンに今さらびっくりしちゃうという…。相対性理論の解説でよく使われる映像だけど、肝心な点はネタバレ配慮されてたんだなー(?)ありがとうございます(??)。猿が英語を話してる時点で… はごもっともな意見だけど、ティム・バートン版とごっちゃになっていたのが幸いしたようだ。
[DVD(字幕)] 9点(2012-07-21 12:38:08)(良:1票)
59.  「女の小箱」より 夫が見た 《ネタバレ》 
映画やドラマでよく聞くセリフ「私と仕事、どっちが大事なの?」を究極の形にして夫に突きつけた。みたいな…。よく考えればやり手の実業家と平凡なサラリーマンを同じ土俵で戦わせるのは酷ではあるが、那美子はそれほど強く愛を求めていた。エミ殺しの犯人が明らかになった後の夫婦の会話「私があなたを捨てたら?」「殺すもんか、愛してるからな」「愛していないからよ」これがどういうものか見せてくれた洋子の執念が恐ろしい。岸田今日子はハマるね~。ギラギラした田宮二郎のかっこよさに魅入っていたつもりが、終わってみれば二人の女の壮絶な愛に咽せ返る思いがした。制作から半世紀も経っているが、今見てもスタイリッシュ。スタイリッシュにドロドロさせているという…。本当に面白い映画だった。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2012-07-10 18:04:01)
60.  白夜行-白い闇の中を歩く- 《ネタバレ》 
皆つらかったんだな…。大人に人生を狂わされ、未だ闇の中を歩き続ける。コインロッカーに入っていたヨンウンの写真を見て「彼女はダメだ」と怒りをあらわにしながらも、実行せざるを得ないヨハンが切ない。「太陽が高く昇れば影は消えるんだ」 消えゆく影、太陽に問う刑事。「生涯お前だけを見てきた男だ。知らないと言えるのか?」 冷たい表情を作っても隠し切れない動揺と悲しみ。「知らない人です」と答えるのはこの場合当然とはいえ、それが簡単ではないのは人間だから。いろいろな感情が押し寄せてくる凄いシーンだった。ソン・イェジンの演技も秀逸。原作未読、ドラマ版も未見だが、日本の映画版と合わせ技で10点…は反則かな。しかし、単体でもかなり良い出来だと思う。9点ということにさせていただこう。
[DVD(字幕)] 9点(2012-05-11 19:01:38)
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