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コメント数 885
性別 女性

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41.  アイス・キャッスル
フィギュアスケート映画の草分け的な存在。 少女マンガチックな○○のスケーターの青春、タイトルも「氷の城」。 時代を反映してジャンプはダブルまでだけれど、マーヴィン・ハムリッシュのテーマ曲「この愛に生きる」にのって、清楚なブルーのコスチュームで滑りきるレクシーは美しい。 一度は奈落におちた彼女を支える人々にスケリットやベンソン、デューハースト(「赤毛のアン」のマリラ)といい役者がそろい、ラストも心にくい演出。 実績あるスケーターでもあったプラチナブロンドのリン=ホリー・ジョンソンは、これで注目されて「007/ユア・アイズ・オンリー」のボンドガールに。 2010年リメイク。
[地上波(吹替)] 7点(2011-01-01 00:00:01)
42.  ガントレット 《ネタバレ》 
「ミッドナイト・ラン」ほどじゃないけど、好きですよ。 イーストウッドが「ハリー」3本の後、彼とは違うタイプの刑事を演じ(+撮り)たくなったのは何か思うところあったのだと。 型にハメられたくない、カッコつけるのはアキた、SよりMがいい、とか。 彼だと「二流のあまされ刑事」には見えにくいですけど、ショックリーは耐える男。 クレバーなフッカー、マリーがグリーンのシャツ着てるのもよし、彼を救うためにそれを脱いでも胸がナイのもよし。 家やバスをメチャクチャ撃たれるのが「ボニ&クラ」的なアメリカのバカっぽさだけどハイライト、ヘリ撃墜もホンモノ使ったのは少ない。 (この頃からのソンドラ・ロックとのプライベートな関係は抜きにして)同じ7点でもHARD-BOILED HARRYにはない軽さがナイス、SFアートの巨匠フランク・フラゼッタによるポスターもクール。
[地上波(吹替)] 7点(2010-11-06 15:00:04)
43.  ダーティハリー
ハリーのデカいマグナムもデカいサングラスも苦味走った表情もキメ台詞も音楽も、そんなにカッコイイとは思わないんですけど、普通のポリスアクション物のみならず「俺がハマーだ!」みたいなギャグや「ロボコップ」にも影響を与えた元祖ガンマン刑事の心意気はね。 大迫力のスコルピオの俳優さんはこれで有名になっても役のイメージがつきまとったようで、ハマリ役とはいえ気の毒な気がします。 今でこそ強烈な悪役はモテはやされる(それもどうかと思いますが…)風潮にありますが当時は違ったのでしょう。 映画は誰かをスターに押しあげる一方で、誰かの人生をねじまげる怖い存在でもあると思うので。 スクールバスの子供たちも映画の撮影とはいえトラウマになったんじゃない? 「刑事ジョン・ブック/目撃者」の主犯ジェゼフ・サマーがここでも主人公を怒らせる当局の嫌な奴。
[地上波(吹替)] 7点(2010-11-05 00:00:06)
44.  白い家の少女
ほかにはない雰囲気のある作品、自分で自分を守る少女のピンと張りつめた美しさ。 この年はジョディ・フォスターの第1黄金期、輝くトライアングルの一角をなす。 ロングの金髪は多分カツラ? この時だけ長くて髪質も違うので。(後ろ向きで服を脱ぐシーンはお姉さんのダブルですが、同じカツラをつけているのでバレないのだと思いマス) マーティン・シーンもまだ若くて息子たちにソックリ、アーモンド食べると思い出される映画。
[地上波(吹替)] 7点(2010-09-05 00:00:08)
45.  ひまわり(1970) 《ネタバレ》 
誰も好きにはなれないが、状況はやるせない。 戦争がなければ流されることもなかったジョヴァンナの涙。 残された二人も消えることのない罪悪感を植えつけられること必至。 アメリカ映画では軽妙なスコアが多いマンシーニはイタリア映画にマッチした悲壮感に満ちた曲を書き、戦死者の骸(むくろ)の上には咲き誇る陽(ひ)の色のひまわり。 シネマは視覚・聴覚から強いイメージを刻むことができれば半分は成功したようなもの。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-07-26 01:11:39)
46.  フリック・ストーリー 《ネタバレ》 
カタギの仕事についてるアラン・ドロンは少なく、しかも刑事。 緑色のコートをまとうロジェ・ボルニッシュは刑事にしては穏やかな人、兄をゲシュタポの拷問で失ったため部下が容疑者を痛めつけるのを許さぬ寛容さをもつ。 だが連続強盗犯エミール・ビュイッソン(ジャン=ルイ・トランティニャン)逮捕には静かなる闘志を燃やす。 起伏の少ない作りだが、犯人逮捕の遅延に業を煮やし部下を焚きつける部長がアクサン。 無闇に人を殺しまくるビュイッソンにはとても同情できないけれども、彼にも音楽を愛する心があってそれが命取りとなるのが僅かばかり人間味を感じさせる。 取り押さえられた時、反射的にカトリーヌ(クローディーヌ・オージェ)を見やるビュイッソン。 「お前もか」という眼差しが痛い。 凶悪殺人犯の警戒心を解く役を自ら買って出るほど度胸のあるボルニッシュ夫人は眉一つ動かさないが、内心まではわからない。 弱みにつけこみ騙したとの良心の咎を微塵も感じなかったならば、彼女もまた冷血ではあるまいか。 逮捕後1年余に及ぶ聴取でも犯人を人間らしく扱う刑事に捕らえられたビュイッソンは幸運な男かもしれない。 パジャマにスリッパのドロン、美しきオージェ、そしてピアノに耳を傾けるトランティニャン。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-07-05 00:00:02)(良:1票)
47.  キャリー(1976) 《ネタバレ》 
キャリー(シシー・スペイセク)の最大の不運は、異常な母親に育てられたこと。 萎縮してしまい、本来の自分を出すことができずに学校でも「変な子」扱いの彼女がほんのちょっと自信が持てると、プロム用の素敵なドレスも自分で仕立ててしまうほどの才気が顔をのぞかせ、どんなに抑圧されていたか。 スー(エイミー・アーヴィング、スピルバーグの最初の奥さんです)が急にいい人になってしまうのは唐突にも感じられ、最後なんか悪気はなくともきっかけを作った彼女への報いじゃないかとも思えて。 トミー(ウィリアム・カット)は、名前といいへアスタイルといい、ロック好きのデ・パルマが「Tommy/トミー」にあやかったとしか。 最初は頼まれ仕事だったのが、だんだんと変身したキャリーに惹かれていく流れが自然なので、彼と先生は「除外」してほしかったな。(カット自身はTV「アメリカン・ヒーロー」で復活) トラボルタや10年後「ロボコップ」のルイス巡査となるナンシー・アレンが悪役。 監督の「ファントム・オブ・パラダイス」より映像的にも洗練(アレで導入された画面分割が、コレでは動くようになってるのが効果的)されており、スゴイ映画ではあるけど無差別殺戮なので、そのヘンちょっと気になります。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-07 06:05:25)(良:1票)
48.  ペーパー・ムーン
現実のオニール父娘よりイメージはずっとよく、ほどよく乾いた紙のお月さまはパリパリとした感触。ボグダノヴィッチの代表作2本ともモノクロなのはちょっとズルイぞって気もしますが。このマデリーン・カーンといい、ボグダノ監督はクセのある女優を好みますよね。オニール父娘がお好きな方は「ニッケルオデオン」もどうぞ。
[地上波(吹替)] 7点(2010-05-04 06:00:18)
49.  キタキツネ物語
はじめて見たキツネの映画。動物映画としても音楽映画としても魅力があったと思います。主役のキツネは犬くらいの大きさに見えますが、本物はとても小さい。そんな彼らを見つけるだけでも大変なことで、1本のドラマ仕立ての映画にするまでには何度も監督の交代があったとか。人間は自然や野生動物を脅かす存在であることを表現するためにキツネにストレスになることもなされていますが、長時間待つことを強いられる動物写真家や動物映画製作者の仕事は本当に動物が好きでないと出来ません。フレップやレイラやこどもたちの歌がそれぞれあり、サントラが今でも出されているのはいい曲が多いからでしょう。黄金色のキツネの住む国には彼らを愛する人がいます。
[映画館(邦画)] 7点(2010-02-04 06:58:35)
50.  ラスト・ショー
映画館があるテキサスの田舎町の弛緩した空気が後半張りつめる。小悪魔シビル・シェパードが男たちに火をつけてあるき、心もとなげなティモシー「ジョニー」ボトムズの常に前景・後景であった実弟サム・ボトムズが終盤で存在を突きつける。50年代の景色に浮かぶ70年代の粒ぞろいの役者の中でもダイナーのアイリーン・ブレナンが印象的。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-23 03:31:52)
51.  タイム・アフター・タイム 《ネタバレ》 
H・G・ウェルズを主人公にし、切り裂きジャックを絡ませた「ニューヨークの恋人」。「時計じかけのオレンジ」などクールな悪役のイメージのマルコム・マクダウェルが真面目でとぼけたウェルズ博士を演じ、11年後に「ドクの恋人」になるメアリー・スティーンバージェンがヒロイン、エイミー。クラシックなタイムマシンもデロリアンとはまた違った味わい。
[地上波(吹替)] 7点(2009-08-10 01:42:02)
52.  ラストコンサート
この小さな作品が今でも愛されているのは、やはり曲の力が大きいと思う。押しつけがましくなく泣きに入ることもなく、それでいて心をとらえて離さぬ曲。メロディラインでこれに近いものというと「雨にぬれても」くらいしかない。ステラの命が消える間際に身につけていたマーガレットをあしらったドレスとともに、いつまでも心に残る。
[映画館(字幕)] 7点(2009-06-23 02:09:35)
53.  アメリカン・グラフィティ
長年シカゴ・トリビューンのコラムニストだったボブ・グリーンも著作「17歳」で追想した60年代前半のアメリカ。サンフランシスコとコロンバスという違いはあれ、当時の米国田舎町での高校生の夜はどこでもこのようなものだったのだろうと思わせる。時代の変革が押しよせる前の、アメリカが穏やかで幸福だった時間をそれとも知らず生きる若者たち。これで万事休すかと思われた時、キャロルが立ち去る前にとった行動はあたたかい気持ちにさせてくれた。
[地上波(吹替)] 7点(2009-05-28 03:39:03)
54.  オーメン(1976)
↓うわぁ、6666!こんな子を持った親の人生は茨(ソーン)の道。「あの人は今」に出てた成長したダミアン君は悪魔ではなくサラリーマンなイイ男。あの三輪車はまだ所有しているとか。
[地上波(吹替)] 7点(2006-06-06 06:51:45)
55.  星の王子さま(1974)
新訳本も書店を賑わすプチ・プランス。小さくて大きな物語はいつの時代も人々を魅了してやまない。唯一の映画化作品はミュージカル仕立て。飛行士役のR・カイリーだけはもう少し繊細な感じの役者がよかった気がするが、王子、ヘビ、キツネはそれぞれ魅力をふりまく。ふわふわの金髪でちいさな自分の星のまわりをとことこと歩く王子さま。心こめて世話した薔薇の花との関係に倦み、星めぐりの旅にでた王子の瞳に映るものは不可解な大人の世界そのもの。B・フォッシーのワルの魅力たっぷりのダンディな黒ヘビや、「アリス」の贋海亀とおなじく賢者のような悲しげな眼差しで王子を見つめるキツネのG・ワイルダーも王子を新たな世界へとみちびく。そして同じように自分を見失っていたパイロット。地上に降り瞬く二つの星。
[映画館(字幕)] 7点(2006-04-15 19:18:58)
56.  グッバイガール
劇中にも「リチャード3世」が登場するが、このカップルもシェイクスピア喜劇のベアトリスとベネディクトのよう。打てば響くような当意即妙のダイアローグが心地よい。それが作り物っぽくもなりそうなところを、2人の人間味のあるキャラクターが和らげている。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-22 20:25:23)
57.  Mr.レディMr.マダム
アメリカ製の「鳥籠」より、この「狂人の檻」。けったいな中年のオカマとしか見えなかったザザことアルバンの愛情深さにほだされ、軽妙なやりとりを愉しみながらも人と人との結びつきとは何だろうかと考えさせられる。「マイ・フェア・レディ」等もそうだが訛りや言葉遣いが可笑しみを生む映画は、吹き替え版を先に見るのがいいのかも。
[地上波(吹替)] 7点(2006-03-01 21:06:43)
58.  木靴の樹
ゴッホやミレーの絵でしか見たことのない、過ぎ去りし時代の貧しき農民の生活。蝋燭の光だけで撮られた夜の小屋のうちに、素朴に日々の暮らしを営む人々の姿がほのかに浮かび上がる。二つのベッドを括り付け設えられた新婚の新床。贅沢なものは何ひとつなくても、土と寄り添う彼らが不幸せとは思えぬのである。履く靴のなかった少年ミネクがことのほか愛らしい。
[映画館(字幕)] 7点(2006-02-27 21:44:35)(良:1票)
59.  抱きしめたい(1978)
ビートルズの曲を使った映画って好きなのがナイけど、これは楽しかった。あと一息で、あともうちょっとで手を伸ばせば愛しいあの人に手が届く!っていう女の子のワクワク感、青春の刹那を切り取りコラージュしたキュートな作品。すっごく好きなミュージシャンのいた方なら共感できるのでは?ゼメキス&ゲイルはこの頃から何ともいえない高揚感を生みだすのが上手。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-15 22:23:03)
60.  アバ/ザ・ムービー
「レッド・ツェッペリン/狂熱のライヴ」リバイバル時に併映となり、ZEPを2度見るために鑑賞を余儀なくされた本作であるが、予想外の拾い物でキラ星のごとくの名曲パフォーマンスに圧倒。一人のジャーナリストが独占インタビューを求めてメンバーを追うストーリーや音楽紙編集長の「・・・world WIDE!」の掛け声と共に画面比率を変えるアイディアもなかなか。傑出した作曲能力・歌唱力を持つ彼らは90年代を席巻したスウェディッシュ・ポップの先鞭でもあり、スクリーンでただ一度目にしたステージは実際のコンサートに近い感慨をもって鮮烈な印象を残す。アバはこの後ZEPの第9作録音時にポーラースタジオを貸与することとなり、あながち無関係でもなかった?ラッセ・ハルストレム作品というのも驚き。
[映画館(字幕)] 7点(2005-12-03 08:13:45)(良:1票)
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