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よし坊さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 230
性別 男性
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41.  ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
いつか奏でられた楽器の音がリズムを刻み、人が発した美しい声がメロディーを綴る。時に素晴らしい光のような、そして部屋に飾りたいポートレイトとのような映像。僕はキューバ音楽にも、ここに出てくるアーティスト達にも明るくはない。むしろライ・クーダー目当てで鑑賞したクチだ。でもこの作品に漲る老人達の尋常でないエネルギーを感じるにつれ、この鮮やかな音楽と人の生活についての洞察を駆り立てられる。すべての音楽を愛する人への贈りもののような作品。
[DVD(字幕)] 7点(2008-06-07 12:06:36)
42.  素晴らしき日曜日 《ネタバレ》 
敗戦後間もないあの時代に、希望を持つということが、どういったことであるかという心情が切々と描かれているように感じます。当時の写真や映像、文章や流行歌などでは分からない息づかいまでもが、伝わってくるような気持になってきます。移動撮影の躍動感もそうですが、終盤の静かな場面が続くあたりも、何かブスブスと立ち込める熱気を感じて目が離せませんでした。個人的に映画として興奮するような傑作とは言えませんが、何とも言えない感慨があり、観てよかった。本当に観てよかったと思えます。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-05-25 18:31:14)
43.  時計じかけのオレンジ 《ネタバレ》 
かつてブルーハーツ(ヒロト)が、ドブネズミを美しいと歌ったり、パンクロックを優しいと歌ったのを聴いた感覚に近い、価値観や感性を揺さぶられ普遍でありながらも新しいモノを突きつけられたような圧倒的な映画。 直接的暴力描写よりも、アレックスの序盤の自宅に来た学校の先生と話す下りや、釈放後に帰宅したときの浮ついた感じや、作家宅でスパゲッティを頬張る奔放さに内省的な暴力性を感じる。そして気分が乗ってるとき、気持ちいいとき口ずさむ"雨に唄えば" このリアリティ。 まともな人間など一人も出てこない。まともと思っている自分自身さえ揺らがしてしまうような映画。最高にかっこいい。 
[DVD(字幕)] 9点(2008-01-16 07:11:42)
44.  酒とバラの日々 《ネタバレ》 
リー・レミック演じる社長秘書に冷たくあしらわれる、エレベーターを降りたり昇ったりするシーンのあたりで、ジャック・レモンはこういう役柄が本当に巧いよな~なんてほのぼの観てたら、どんどん右肩上がりでシリアスになっていきますねー。彼女の部屋で玄関での最初のキスシーンなんか良かったんですけど、後の転落ぶりを思えば効果的だったと思います。結婚や出産や暴れまわった温室の後とか、どんどん端折っていくし、シリアスでもテンポ良く観れました。主役二人の演技に圧倒されますが、終盤の展開からラストまでは深く考えさせられます。同じ過ちを繰り返し、まだ完璧にアル中から脱却できたと確信が持てない夫が、心では愛する妻をそれでも受け入れられないラストシーン。アル中って病気の恐ろしさを身を持って体験してるからこその決断。アル中を認めなかった妻、先ず認め自覚しないことには先に進めない、いろいろ考えさせられる物語。 
[DVD(字幕)] 6点(2008-01-13 10:33:11)
45.  雲流るるはてに(1946) 《ネタバレ》 
いきなり歌歌歌の『ショウ・ボート』に吃驚。ミュージカル映画ファン以外をここで突き放してしまうような構成ですからね。しかも最後だって歌歌歌。途中にもレビューシーンがふんだんに盛り込まれており、小型『ザッツ・エンタテインメント』って感じがします。有名スターが1シーンのみで惜しげもなく出てくるので余計にそう思います。ジューン・アリスンかわいいな、あの低い声の不思議な魅力。そしてジュディ・ガーランドのオーラ、とにかく腕まくりひとつとっても、最高にカッコイイんですから。そんでラスト"オールマン・リバー"のシナトラ。ジーン・ケリーなんかと歌って踊るミュージカル映画では、何か中途半端なやらされ感を抱いてしまうのですが、本作での熱唱は完全に歌手の顔をしており、さすがにこっちの方はサマになりますね。 
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-12-23 23:16:15)
46.  僕の彼女を紹介します 《ネタバレ》 
主役が魅力的で、しかもその魅力を充分に引き出すことに成功すれば、ただそれだけでも映画がこんなにも面白くなってしまうんやなーってスゴイ感じました。 細かいことあげ出したらきりが無いのは確かやけど、それでもあの前作につながっていくラストには何ともたまらない感慨があるんです。 そんでチョン・ビション。いやヨ・ギョンジン。つーか、いやその、実在するんです。 いや妄想とちゃうんです、ほんまにいるんです。『猟奇的~』と本作はとても客観的にはコメント出来ない。それだけ「彼女」が輝いてるんです。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-12-16 23:39:56)
47.  巴里のアメリカ人
ジーン・ケリーとレスリー・キャロンはまさに大熱演、やはりあの河のほとりでのダンス・シーンが特に素晴らしい。中盤までの展開も結構好き。でも、あの終盤の延々と続く意味不明のダンスシーンでちょっと引いてしまった。 野心作であることは充分伝わるのだけど、なんか作り手側の凄いでしょ!?って感じがあまりにも出すぎてるように思う。 僕の好きなミュージカル映画は、もっと下世話な感じのものからポンと芸術的な名場面が生まれたりする。本作では逆に芸術に寄りかかってるなと感じた時点で冷めてしまった。やはりミュージカル映画は気分ノリノリで観れたら多少のアラなど気にならない程に満足できるのに、一番重要なシーンで冷めてしまったことが僕にとっては致命的だった。 
[DVD(字幕)] 5点(2007-11-03 23:40:48)
48.  アニーよ銃をとれ
ベティ・ハットンが主演することによって、いい意味で全開子供向けに作られていると感じる楽しいミュージカル。やっぱり好きです、この手作り感。 曲名知りませんが、ザッツでも出てきたメチャ楽しい子供の喧嘩を歌にしたかのようなハワード・キールとの大熱演は見モノ。 ただスターのオーラとかシーンのオーラに期待は出来ないことと、必要以上に歌のシーンが多く、しかも曲の出来がイマイチと感じるものが多かったのがマイナス。 それでも "気ままな暮らし"と、これでもかって繰り返される "ショウほど素敵な商売はない"の、この感慨。 個人的にはジュディ・ガーランドへの思い入れ、そして本作に限ってはそれ以上にエセル・マーマンへの憧れがグルグルと頭の中を駆け回って、そういう思い巡らせてしまうことでも非常に感慨深い作品です。 
[DVD(字幕)] 6点(2007-10-28 12:14:47)
49.  オズの魔法使
この映像の全てから伝わってくるエネルギーがハンパじゃない。 あのマンチキンの国の一種サイケデリックなまでの色彩と"オズの魔法使いに会いに行こう"のコーラス、そして黄色いレンガ路を右に左にステップを踏むジュディ・ガーランド、 この全てが溶け合った瞬間の恍惚。映像から伝わるものが、ことごとく映像から見えるものを、飛び越えていく、まさに魔法のような作品。ジュディを聴くとき、個人的には"虹の彼方に"は無くってもいいくらいに思っていた。だけど、映画のところどころで、この曲のインストがさりげなく流れる瞬間のパワーはやはり凄い。ジュディ・ガーランドがこの曲と、この映画に出会えたことが本当に嬉しい。 
[DVD(字幕)] 9点(2007-10-13 12:31:36)
50.  上流社会
配役が贅沢、楽曲が贅沢、パフォーマンスが贅沢、グレース・ケリーが贅沢、 もうそれだけで何度でも観返したくなる、まさにハイ・ソサエティーな一品。 サッチモとのデュエットでただ両腕を横に伸ばしたくらいのビング・クロスビー のステージが何でこんなにも様になるのか?なんでグレース・ケリーはこんなに も品があるのに、そこに妖艶な色気を並び立たせてしまえるのか? 軽い感じで観られるのに、めちゃくちゃ手応えのある作品です。 それにしても、1950年代って何という時代なんだろうか。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-10-07 22:59:03)
51.  真実のマレーネ・ディートリッヒ
20世紀を代表する女性、マレーネ・ディートリッヒ。世紀を代表するくらいになると、 こんなにも濃厚な人生を歩むものなのか、と呆然としてしまう。 しかも、訪れた運命を受け入れるのではなく、自らの意思、信念で歩んでいくこの生き様、愛の強さに言葉も出ません。映画に出会えたことによって、こうやってデーィトリッヒを少しでも知ることが出来て本当によかった。この人を全く知らないなんて、寂しすぎる。 えーと、点数?申し訳ないですけど、この作品に限っては本当につけられないので、記号としてのこの点数で。 
[DVD(字幕)] 7点(2007-09-30 19:20:03)
52.  暴力脱獄 《ネタバレ》 
このポール・ニューマンは本当にカッコイイ。つきつめると、カッコイイ男はアホなのだ。 二度目の脱獄の後、改心した(と見せかけた)このパシリっぷりの演技。自分を通す為、絶対に諦めない為であったら、犬にだってなってやる。綿密な計画なんていらないんだ。 例えどんな境遇にいたって屈託なくあんな風に笑いたい。ラストでサングラスがタイヤに踏まれてパリッと割れる音に、少なからず溜飲が下がった。
[DVD(字幕)] 7点(2007-08-26 02:44:08)(良:1票)
53.  サマー・ストック
オープニングのジューディ・ガーランドを見て、フ、太すぎる、大丈夫か・・・?と不安でいっぱいになったけど、途中から気にならなくなった(おそらく、オープニング映像がマックスだったと思う)この単純明快なストーリーと、素晴らしい芸に彩られたアイデェアいっぱいのダンスと気分ウキウキの楽しい楽曲の数々。 理屈ぬきで大好き、大満足、ミュージカル映画はやっぱりこうでなくっちゃ!(な・・・なくっちゃだって!赤面) あの"ゲット・ハッピー"は音楽と映像の化学反応という意味で最高峰、この貫禄、まさにザッツ・エンターティンメント。 
[ビデオ(吹替)] 7点(2007-07-23 00:38:18)
54.  リリー
おぼこ娘のレスリー・キャロンが本当にカワイイですねー。 まさに彼女の魅力を存分に伝える映画であると同時に、メル・ファーラーの、 あそこまで自分を人形に投影しているギリギリ感があってこそ、このミュージカル映画 は楽しいだけじゃない、心の中の微妙な揺れや想いを映し出した類稀な作品になってい るんでしょうね。 
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-07-23 00:36:50)
55.  カリフォルニア・ドールス 《ネタバレ》 
純粋であり、大人であり、崖っぷちの本当に魅力的な二人の女子プロレスラーが貧乏、苦労の中でも健気やったもんやからタイトルマッチの入場シーン、あのたっぷり時間をかけた演出と超ド派手な衣装、やはり女性だからこそ、あの入場シーンこそがクライマックスに思えた。 何という感慨、'50年代のMGMミュージカルを観ているかのような陶酔、ぐちゃぐちゃとした色んなモンが一気に浄化されていくかのような素晴らいあの入場シーン。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-07-21 22:53:46)
56.  アパッチ砦 《ネタバレ》 
この景観のロングショットと音楽と連なりあって滑走する馬、このお膳立て、オープニングロールのあのロゴまでが、これぞジョン・フォード、この味わい、それだけで満足。 そんで絵的には満足度がめちゃ高いが、映画としての満足度は低い。ヘンリー・フォンダは確かに名演だったが、ラストの額縁を見てガックリ。現場を知らない上司が多数の部下を巻き添えにして、それでも英雄は作られるのか?
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-07-09 00:07:55)
57.  影なき男(1934) 《ネタバレ》 
なんかカクテルをやたらと飲みたくなる映画です。 ウイリアム・パウエルとマーナ・ロイの夫婦にベストカップル賞。ただでさえ多い登場人物に警察や新聞記者まで加わって、入り組んだストーリーを余計にややおしくしてるので最初ついていくのに必死でした。しかしベストカップルの甘くオシャレな会話に酔わされている内に、捜索やトリックが加わって、結局犯人は誰なんだ?って結末が予想不可でした。 ラストの容疑者を全員集めたパーティーは強引だけど、この作品の面白さをグンと引き上げましたね。 
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-07-08 11:33:48)
58.  片目のジャック 《ネタバレ》 
何度でも鑑賞したくなる異色の西部劇、圧倒的なオリジナリティ。マーロン・ブランドのタメ、バナナ食ってると思ったら銀行強盗やわ、人を殺して保安官を待ってる間にゆっくり酒を飲むわ、大物の余裕ぶっこき。冷やかされたことに切れてテーブルひっくり返して、後ろ足で椅子を蹴り飛ばすシーンの凄み、泣きそうなベン・ジョンソンの顔。酒場のウルサイ男も、保安官助手も、執拗に観る者に不快感を与えまくった後にボコボコにする、この爽快感。 女房や連れ娘に怒りブチ切れるカール・マルデンのタコ面と、抑え切れない苛立ちがただ性急に吐き捨てさせた言葉と声の異常ぶり。そしてこの娘のキャスティングもちょっと凄い。中盤の裏切った旧友との再会を果たす海辺の家のシーンはタッド視点に切り替えられ、上っ面の会話と嘘で塗りたくられた友好なやりとりの緊張感。 途中、町の風景として度々映される噴水が、ラストの決闘の重要な舞台となる。撃たれた筈のブランドにゆっくり近づくカール・マルデン。背後からタタタ・・と走りくる音の後に人影が飛び出し銃声一発。万人受けするとは決して思えないが、異様なほど魅力的なシーンが全編に渡ってあちこちに散りばめられている。  
[ビデオ(字幕)] 9点(2007-07-07 12:02:52)
59.  結婚の夜
サミュエル・ゴールドウィンものってやっぱりいいよなー。この作品も程よいコメディ・テイストがあって、ゲイリー・クーパーも一番カッコよかった時代じゃないかなー、アンナ・ステンも綺麗やし、ロマンチックやし、ほのぼの感漂う安心して楽しめるいい作品やなー(いや、もう勝手な思いこみなんすけど)とニコニコ観てたら・・・なんじゃこの急転直下のシリアスなラストは!? 予想外とか、どんでん返しとかの次元じゃない。こ、こんなんアリっすか? 
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-07-01 21:38:44)
60.  アデルの恋の物語 《ネタバレ》 
イザベル・アジャーニの、イカれた鬼気迫る演技は確かに凄い。 でも映画の最初っからアデルはおかしかった。おかしい女の挙動を痛々しく見せられて、ボロボロになったラストまで見せられて、確かにそこが美しかったと言えなくもないけど、鑑賞後にふと思ったことは、アデルは最初っからおかしかったってこと。それ以前があればまた違った印象だったんだろうけど。 
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-07-01 21:37:26)
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